2012-8 国進様 アメリカ8大都市巡回講演
アメリカーわずか200年の間に神様の祝福を受けて世界最強となった国。
しかし自由に火がつき病にかかり、危機の絶壁にたった国。
真の父母様は1970年からこの国を救うために血と汗と涙を流してこられました。このような基盤の上にこれからは天一国基元節を目前に控え、アメリカが摂理の長子国家として正しい方向へ進むべく教え諭す希望の風が吹いています。
2012年ピースカップ水原!
受賞式が終わって3日後の天暦6月27日。
文国進財団理事長は仁川空港で財団の役員たちと簡単な会議をした後、アメリカの巡回講演に旅立たれました。
ロサンゼルスに到着するや否やACLCの指導者たちを午餐会に招きました。
自由社会。神様の理想世界のビジョン!
彼等はアメリカ社会を引っ張っていくキリスト教の指導者たちで
原理に対する基本的な教育の基盤があるため、理事長が語る原理原本に立脚したみ言に大きく共感を示しました。
集会は平日だったので夕方7時に始まりました。
アメリカの文仁進総会長の就任以後、教会ごとに設立されたラビンライフバンドのにぎやかな講演で大会の雰囲気が一層盛り上がりました。そして理事長が食口の歓声と拍手の中、入場しました。
この日は権進様家庭のチョンファヨンさまも参加されてその場が輝き、LAとラスベガス、そしてアリゾナから来た400人余りの食口たちが会場をびっしりうめました。
全世界2億5千万の視聴者を持つアラブの代表的なニュースチャンネルであるアルジャジーラ放送に報道された統一運動のドキュメンタリーの上映―。
続いて韓国の統一財団の経営改善の実績と日本教会の成長過程についての報告をし、アメリカの食口たちは統一教会の発展を実感しました。
アメリカに鳴り響く天一国のビジョン!
国進様は初日のアメリカ講演では‘自由社会、神様の創造理想世界のビジョン’というテーマで天一国の未来像を力説しました。
食口たちは力強く拍手して答え、天一国を必ず我々の手で創建することを決意しました。
2番目の講演場所はサンフランシスコ!
大会が開かれる教会の2階には模型で作ったレゴタウンがあります。
レゴタウン!教会の近くのコミュニティを中心にレゴ同好会があるのですが、そのサークルの会長である食口がレゴで理想世界を組み立てて作りました。ここは一般の人たちに公開されていますが、去年は6000人が訪問して地域の放送と新聞などマスコミに紹介されるほど有名な場所になり、私たちの教会を自然に紹介できる媒介体になっているといいます。
ラビンライフバンドの歌で大会が始まり同じ式次第で大会が進められました。
食口たちの心のこもった花束を受けた国進様の表情は限りなく明るいものでした。
お父様の原理原本にあるみ言。
そして原理を根拠として天使長の立場から見る政府の役割!
新しい視点からの新しい解釈に
食口たちは真剣な表情で講演を聞きました。
アメリカ西部での最後の講演をするために訪れたシアトル!
食口たちの心情的な祈祷―。
そして続くバンドのにぎやかな伴奏に合わせ、食口たちは拍手をしながら賛美歌を歌いました。
大学の講堂で開催されたシアトル大会、アイオワ、モンタナ、アラスカ等シアトル周辺の食口たち、そしてカナダにいる食口まで参加し、熱気の中盛り上がりました。
理事長は真の父母様のみ言をどのように具体化して、実体化できるかについて食口たちに問いかけながら講演をされました。
講演後にはいつも質疑応答の時間があり、その中で祝福2世に対する質問もありました。
この日の集会も3時間以上進められましたが、参加した食口たちの表情は希望で満ち溢れ、恵み深い一日でした。
アメリカ西部地域の3日間の日程を終え、中部で最初の大会が開かれたのはシカゴ!
海のような湖で有名なここでもたくさんの食口が席を埋め、賛美歌が天に響きました。
アルジャジーラ放送のドキュメンタリーを視聴した後、熱い歓声と拍手の中で国進様が入場し、今回の行事は始まりました。シカゴは2010年日本統一教会員の拉致監禁問題がアメリカでも話題になった当時、多くのACLCの指導者たちが同参しました。
今回日本の統一教会員に対する宗教弾圧と人権侵害を問題にし、日本領事に強力な処置を要請し、対外的な活動をした社会指導者と食口たち。国進様は感謝の気持ちでより情熱と精誠をこめてみ言を伝えました。
大会の会場は天一国のビジョンと希望を確実につかんだ食口たちの歓声と拍手で溢れていました。
一日に一都市ずつの強行軍な日程!
国進様の一日一国を訪問し講演された真の父母様のご苦労と心情を切実に実感しました。
遠く険しい復帰の道を血と汗と涙で磨かれた真の父母様!
摂理は天一国創建に向い飛躍しているという事実が言葉にならない程の感謝です。
5箇所目の大会が開かれたアメリカ中部の代表的な都市、ダラス!
理事長はどの都市を訪問しても、まず最初にホテルに移動して、真の父母様のお写真に敬拝をした後、スケジュールをスタートされました。
教会の状況報告を受け、日程をスタッフたちと検討し、
平均42度の蒸し暑さの中を体中汗でびっしょりと濡れながら、宿所周辺を散歩しました。
大会成功のための精誠が、猛暑の気勢を吹き飛ばしました。
統一家の未来の2世たち!
ダラス教会は牧会者を中心に若い2世たちが実務を担当し、行事を準備する姿は、統一教会の明るい未来を約束するようでした。
夕方7時に5ヶ所目のダラスの食口集会が教会の聖殿で始まりました。真の父母様に代わりアメリカの教会を訪問している文国進理事長に会うためにオクラホマ、オースティン、ヒューストン、アーカンソー、サンアントニオなどの周辺都市の食口たちが参加して聖殿は満員になり、2階にある部屋まで含め約300名が参加し、食口たちの情熱が感じられました。
6ヶ所目の大会はアメリカ南部のアトランタ教会で行われました。市内から少し離れた郊外にありますが、規模も大きく森の中にあり安らぎが感じられる教会です。
2世の女性4名で構成されるラビンライフシンガーズチームのアカペラの歌とダンス。ウクレレとタンバリンの演奏に合わせて参加したすべての食口が皆席から立ち上がり共に歌を歌いました。
アルジャジーラのドキュメンタリー番組を視聴中に韓国から嬉しいニュースが伝えられました。
真の父母様が訓読会の場で 、文国進理事長のアメリカ巡回の報告を受けてとても喜ばれ、訓読会に参加したすべての人たちが多くの恵みを受けたという知らせでした。
真の父母様の愛を受けたからか、この日のみ言は食口たちの心により恵み深く届きました。
国進様の自由社会の講演は食口たちに新しい力を与えました。
講演後、質疑応答の際にアメリカの南部地域にふさわしく、人種差別をどのように克服していくのかについての質問が出ました。
アメリカ政治の中心であるワシントンD.C.
今から40年ほど前、ワシントンモニュメント広場に集まった約30万人の前で‘アメリカの建国精神を回復せよ‘というお父様の獅子の雄叫びが聞こえてくるようです。
天暦6月14日。陽暦で8月1日。
国進様は平和大使とACLCの牧師たちを午餐懇談会に招待し意見を聞いて、主題講演についてのみ言を伝え、好評を得ました。
今回の大会の特徴の一つはどの大会でもラビンライフの賑やかなバンドで講演の雰囲気が盛り上がったということです。ワシントンDCも同様でした。
食口たちのスタンディングオベーションを受けながら国進様が入場した後、天の前に深刻なる報告祈祷が捧げられました。
アルジャジーラ放送のドキュメンタリー上映と韓日統一グループの状況報告の後、国進様のみ言がありました。
参加した食口たちが一つのみ言も聞き逃さないように身動き一つせずに講義に没頭していました。
質疑応答の時間に国進様は自由の大切さを原理的な観点から力説しました。
天暦6月14日、陽暦8月1日、この日は国進様43歳の誕生日でした。
不思議なことに真の父母様は“この息子が国を建てる”と予言され名づけられたように、天一国のビジョンを語る巡回講演が大きな意味を持っているように感じられます。
アメリカ巡回講演、8ヶ所目はニューヨーク大会。この日はアメリカ巡回のフィナーレとなる日。愛する家族が共にいるため更に力が出ます。
天暦6月16日、金曜日夕方7時にニューヨーク・イーストガーデン、ベルべディア修練所の近くに位置するダブルツリーホテルで開催されました。
この日はアメリカの文仁進総会長を初め、多くの真の家庭が参加し、大会の場が輝きました。
ニューヨークの他にもマサチューセッツ、フィラデルフィア、ニュージャージー等、周辺都市の食口1500名余りが参加してアメリカの8か都市巡回のフィナーレを飾りました。
スターリングス大司教が報告祈祷をし、今日の大会を天の前に告げました。
他の大会のように式次第に従って進められましたが、どの大会よりも大きな恵みが溢れる大会となりました。食口から受け取った花束を父母様に捧げて講演を始めた国進様。
最後の講演だからか、声はもっと決然とし、更に大きな拍手が湧き起こりました。
起立した参加者たちは‘フリーダム’と叫びながら歓声をあげ、真の父母様が願われる自由の国、アメリカを、必ず我々の手で創建する事を決意しました。
8日間の長い路程を終えてその場で開かれた祝勝会の場で、すべての食口が自由の番人、天一国創建の主役として立ち上がる平和軍・平和警察として生まれ変わりました。
神様の恨みを解き、創造理想の願いをこの地上に実現するために一生涯走ってこられた真の父母様!
自由理想世界、天一国のビジョンを韓国を越えアメリカまでも一緒に共有したこの時間―。
基元節を前にして語られた国進様のみ言は、真の父母様の恨みを解き、死生決断、全力投球をしていく大きな原動力になることを期待します。
(翻訳:原美恵子)