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今日、堕落した人間たちに父母はいますが、その父母は真の父母ではありません。その父母は、神様に認められた父母ではないというのです。それでは、終わりの日に私たちがしなければならないこととは何でしょうか。私たちが生きているこの時に、宇宙的な父母をお迎えしなければならず、教団的な父母をお迎えしなければならず、その次には家庭的な父母までをお迎えしなければなりません。すなわち三代の父母に侍らなければなりません。家庭は、民族を代表することができる型であり、教団は、子女の代わりをすることができる型であり、宇宙的な父母は、真の父母の代わりをすることができる型です。
今日、地上に人間たちが生きていますが、神様が許諾された真なる父母の愛の圏から外れています。父母と血と肉が相通じる因縁が、私から永遠の世界まで連結していないことが寂しいことなのです。それゆえに、家庭的な父母から教団的な父母と、宇宙的な父母と、神様の愛が絡み合って、初めて六千年全体の愛の圏に入っていき、神様に顔を上げて立つことができるということを皆さんは知らなければなりません。これが、私たち人間が必ず行くべき路程です。
もし人間が堕落せずに生まれていれば、神様の愛と生命がすべて連結された種から生まれていたのです。それでは、その生命はどこに行くのかというと、ほかに行く所はないというのです。その生命は、自動的に神様に帰ります。磁石があれば、N極は、S極に向かって自動的に行くのと同じです。そのようになっていれば、神様がいるのかいないのかを尋ねる必要はないというのです。空気があるのかないのかは分かりませんが、なければ息が苦しいのです。同じように、神様もいるのかいないのか分かりませんが、その愛とその生命力によって生きなければ、すべてのものが窒息してしまうのです。
真の父母を通して生まれ変わってこそ、天国の民になることができます。それでは、どのようにして再び生むのですか。生むことができる条件を掲げるのです。完全に一つにならなければなりません。それゆえに、女性は、真の母の命令に絶対服従しなければなりません。エデンの園で戒めを守ることができなかった恨を解かなければなりません。絶対服従しなければならないのです! また、その母の言葉に息子、娘が絶対服従しなければなりません。それを誰が教えてあげるのでしょうか。父、完成したアダムが教えてあげるのです。
蒔いたとおりに刈り取るということは真理です。エデンの園のアダムとエバは、何の種を蒔きましたか。フリー・セックスの種です。それで下部を隠すのです。幼い子供も、父母が買っておいた菓子か、おいしいものがあるとき、それを隠れて食べていて、父母が来れば隠します。犯罪の部分を隠すのが本性の作用です。神様の前に現れることができないのです。
堕落した人間が地獄に落ちたので、天国に行こうとすれば、一八〇度反対の道を行かなければなりません。ここで間違った血筋をもって生まれ、地獄に落ちるようになりました。血統が変わったのです。それゆえに、メシヤが来なければなりません。神様が創造されたエデンの園で、堕落しないで堕落前の位置に行き、家庭を築くことができる主人として送るのがメシヤです。これが理論的に合わなければなりません。神様に侍る家庭を通してそれを連結し、国家を中心として家庭的に切って接ぎ木した位置で、一度にひっくり返そうというのです。
フリー・パスをもつためには、真の父母の名前を通じなければなりません。そのようにしなければ、それをもつことができないのです。父がもっているものは子女に相続してあげるのが道理です。それゆえに、皆さんの家庭教会活動は、真の父母の身代わりであり、神様の前に真の父母の息子、娘として行うのです。
神様を中心として真の父母のみ旨に一致することができないときには、他人の息子、娘です。彼らが真の父母の息子、娘として心情一体になるとき、自分の息子として伝授されるのです。
堕落した人間は、他人の息子を生んで育て、その息子を通して自分が高い位置に行かなければなりません。このような観点がきちんと設定されることにより、ここには否定があり得ないのです。
神様の息子、娘になろうとすれば、神様のようにしなければなりません。皆さんが真の父母のようにしなければ、真の父母の息子、娘になることができないのです。同じ原理です。先生も「蕩減」という言葉は嫌いです。しかし、なぜいつも蕩減を中心として話さなければいけないのでしょうか。これが公式だからです。公式を解くことができなければ、落第するのです。十年ではなく、千年たっても落第するのです。
神様を宇宙の父母として侍れば、神様の愛がこの地上に君臨するというのです。そのようになる日には、神様の愛を受けて兄弟を愛するようになり、「闘いなさい」と言っても闘わなくなります。エデンの園で堕落したことは、どれほどひどいことでしょうか。エデンの園で争い、今まで血を流してきた路程がどれほどひどいことでしょうか。個人が天国に行こうとすれば、一人では行くことができません。二つが一つになり、兄と一つになって父母に侍っていかなければなりません。
エデンの園でアダムとエバは、自分勝手に堕落して、その堕落圏内で生きたので、直接的な侍義の生活をしてみることができませんでした。このような侍義の生活ができない人間たちは、天上の天国に入っていく資格がありません。しかし、皆さんは、堕落の血統を受けて生活したとしても、一つの復帰路程を蕩減し、アダムとエバが地上で実体をもって侍ることができなかった真の父母に侍り、神様に侍って暮らしたという条件により、天国に入っていくことができる資格を得るというのです。そのようにしてこそ、天国の市民権を得るようになります。
「天一国平和統一平定」を宣布するのです。「天一国平和統一平定」です。どこも同じだということです。分かりますか。同じでないところはないということです。「平定世界時代」を発表するのです。天一国平和統一平定時代到来発表宣言! ですから、この言葉は何かというと、天国も地上も同じだということです。平定です。
皆さんがある宗教を信仰したとすれば、その宗教の責任者を呼んだときに答えなければなりません。また、先祖を呼べば、子孫たちは真正に天一国平和統一の祝福を受けた家庭なので、答えてあげなければなりません。ですから、霊界が自由自在に地上に再臨することができ、地上の人の願いが先祖と神様の前に自由自在に伝えられ得る時代を意味するのです。天一国平和統一平定時代到来発表を宣言します。「アーメン」と言ってください。
きょうを記憶しなさい。きょうの早朝、このような内容を祈祷する中で、このような時が来たのだなあということを感じ、このような内容を発表するのです。ですからそのような時代が来たので、きょうは、どのように生きなければならないのかということを、しばらくの間話そうと思います。
私たちの願いは何かというと、神様と同じ位置に立ちたいということです。同位権です。同居権は共に生きるのです。それから同参権です。同参権も同行権も同じです。共に参席し、共に行動するのです。そのようにして、その次には同愛権です。共に愛の目的のために生きるのです。
イエス様も、「わたしは道であり、真理であり、命である。だれでもわたしによらないでは、父のみもとに行くことはできない」と言いました。しかし、「わたしは道であり、真理であり、命である」と言いましたが、愛の言葉を抜きました。のちの統一教会は、天一国は愛を中心として進むのです。
ですから、皆さんの願いは何かというと、真の御父母様と同じ位置にとどまりたいということです。それが願いでしょう? 真の御父母様と共に生きたい。真の御父母様と共にすべてのことに同参し、行いたい。そのようにして何をしようというのでしょうか。愛を中心として、幸福に、自由に、解放された位置で永遠に共に生きるのです。アーメン。そのような意味において、天一国平和統一、何ですか。平定時代が来たのです。
それゆえに、皆さんが活動する時は、一人で活動するのではなく、皆さんの国が従って回ります。霊界全体が、天の国全体が回り、地上世界と万民が擁護する中で主人の資格をもって生きているのです。ですから、神様の愛の伝統を私の一族を通して、一国の伝統のその骨のような思想に自分が仕えるべき主人にならなければなりません。アーメン。
六 天宙天地真の御父母様の勝利圏相続
一) 名前
先生の説教集を調べてみてください。四十年前に語った話や、今語っている話がそのとおりになってきているのです。すべて読んでみましたか。説教集を読んでいますか。(はい)。私は、イエス様をこの上なくよく知っている人です。「真の父母」という名前は、六〇年から生じたのです。歴史時代に「真の父母」という名前が登場したということは、驚くべき事実です。
統一教会が世界主義になることによってどのようなことが起きるのかというと、霊界の霊人たちがすべて霊界にとどまっていません。地上で完成して入っていくのが目的なので、すべて再臨するようになります。すべて再臨するようになるのです。すべて活動するのです。世界に散在している統一教会の教会員たちが尖端に立ち、「動け! 動け! 動け! 動け!」と言うのを願っているのが、数千億になる霊界の霊人です。それが霊界の霊人たちの願いです。ですから、ここで合わせ、霊界にもっていって一つにすれば、神様が主管なさる世界になるのです、真の父母の前に一つに統一された世界が永遠に継続するのです。
今、全世界の統一教会の人々は、「先生が韓国に行った」と言えば、既に韓国を中心として全員が一つになっているのです。あやしげでしょう? そのような意味において、ここの全(斗煥)大統領がアフリカに行くからといって、人々がみなそこに行ったりしますか。しないでしょう。ところが、統一教会は奇妙でしょう? 白人、黒人、誰彼を問わず、私のあとをついて回るのです。なぜでしょうか。どうしてですか。愛ゆえにです。
名前は何ですか。先生の名前は何ですか。名前が二重にあるではないですか。愛を代表して何と言うのですか。(真の父母です)。この名前があるのです。ただの名前は文鮮明であり、愛を代表しては何と言うのですか。(真の父母です)。(笑い)真の父母です。愛を代表する真の父母です。ただの真の父母ではありません。それを知らなければなりません。愛を代表して、神様の統一的な愛を中心として、宇宙的な統一理念を広げるのに愛を中心として、それが一つの鍵、キーになっているので、真の父母です。
私たち統一教会の教会員は、西洋の人々も、東洋の人々も、あるいは黒人たちもすべて同じです。統一教会の教会員はそこが違います。統一教会の人々は、西洋の人ともよく結婚するでしょう。皆さんを西洋人と結婚させれば、しますか、しませんか。(します)。しますか、しませんか。(します)。なぜですか。どうしてですか。世界を一つにしようとするからであり、アダムとエバの夫婦同士が間違って愛することによって滅ぼしたからであり、今日、神様の名と真の父母の名により、男性と女性が、世界を越えて神様の愛で完全に一つになって生きることにより、世界は一つになり得ることを知ったからです。それゆえに、私たちはそのようなことをするのです。韓国人同士で結婚するよりも、できるならば、韓国に対して怨讐の国の人と結婚するのです。
皆さんは、神様がそのように待ち焦がれ、願いのみ旨をもってこの地上に送ってくださった人に対して、どれくらい歓迎しましたか。男性だけではありません。真の父という名前をもってこの地に根を下ろし、そこに真の母を中心として、真の父母という名前をもったという事実、この地上の白衣民族がそのような栄誉ある立場に選出されたということは、驚くべき事実です。それを八八年のオリンピックに比べることができますか。
今日、文総裁が真の父母という名前を誇ることができるのは何ゆえでしょうか。愛を中心として、塀で遮られていたものを崩し、歴史時代における縦横のすべての段階的分野を解決し、門を開放させることのできる内的心情圏を備えたからです。そのような勝利的基盤は、私の喜びだけではなく、天地が喜び、歴史が喜び、時代が喜ぶことのできるものでなければなりません。そのような段階において喜ばなければならないのであって、歴史を否定し、過去を否定して喜んではいけません。過去と現在と未来において共に喜ぶことができる内容として残らなければならないのです。
これをお立てになって第四次アダム圏を準備するために、イエス様の名によって祈祷し、真の父母の名によって祈祷していたすべてのことを越え、祝福された家庭の名前をもって祈祷することのできる時代を迎えました。それゆえに、今や祝福された家庭が、アダムから堕落せずに夫婦の名前をもって自らの息子、娘たちを祝福してあげることのできる、このような時代を迎えることによって、本然の第四次アダム、地上・天上天国の解放圏をもたせることのできる、このような頂上を越えるこの日を「二・十節」として定め、ここに訪ねてきてお父様の前に申し上げます。
この日を分別し、この日を立てるために、「二・十節」を期してここに訪ねてきて、この日を第四次アダム圏の頂上を越える日として定めることを願い、この日を立てて宣布いたしますので、天がこれと共に天上地上が共に一つになった場、祝福家庭が一つになった場において、天地父母の名前に従ってこのような日を制定することを、すべての万象と万宇宙、サタン圈全体が喜んで従うことを願い、真の父母の名によって「二・十節」第四次アダム解放圏を宣布いたします。アーメン!
神様とサタンが闘ってくるときに、誰がその闘いをやめさせるのですか。神様も止めることができません。サタンも止めることができません。なぜでしょうか。偽りの父母がこの闘いを起こしたので、偽りの父母以上の資格をもった人が現れて神様の前に立つようになった時に、(神様が、)「あなたは私の願う者なので、私はやめる」とおっしゃり、サタンも、「あなたが勝利したので、私は退きます」、このようになってこそ止まるのです。神様も、どうすることもできないので、長い歴史時代を経てこられたことを知らなければなりません。分かりますか。
それゆえに、モーセがイスラエル民族と共に故郷に訪ねていく荒野路程を経てきたように、真の御父母様の八十歳を中心として、このすべての事実を蕩減し、四十年を中心として、家庭的荒野路程において天国入城を果たさなければなりません。そのことをなしているのです。家庭的カナン福地に入っていくので、イスラエル民族は割礼をしてあげましたが、統一教会は接ぎ木するために祝福をしてあげるのです。祝福を中心として、今まで反対され、ありとあらゆる迫害を受けてきましたが、すべての民族が歓迎する、その峠を越えなければなりません。
父母は、子供が銃弾を受けて死ぬ場、刑場に出ていくようになれば、その子供の代わりに銃弾を受けて死のうとしますか、それとも避けていきますか。(代わりに受けます)。父母の中の父母であられる神様はどのような心情をもって歩んでこられたのかを考えてみてください。それを本当に知るようになれば、不孝という言葉は、自らの生涯の中から永遠にその痕跡も見ることができないようになります。そのような神様を解放するために、真の父母が来て苦労しましたか、それとも、よく食べてよい暮らしをしましたか。(苦労しました)。今もこのようにしているのです。
先生のふくらはぎを見てください。教主のふくらはぎをです。これは何ですか。完全に黒人になっているのです。黒人の父にもならなければなりません。漁夫の父にもならなければなりません。農夫の父にもならなければなりません。牧夫の父にもならなければなりません。心情的面においてそれ以上の立場に立てば、彼らを天国に連れていくのです。私が皆さんを愛する情に従って「来なさい」と言えば、天下の地上世界が真の父母のあとに従っていくことができるのです。それゆえに、真の父母という名前を定着させるのです。ですから、真の父母は、個人的にも絶対的に必要なのです。必要です。父子関係、夫婦関係、家庭的に絶対的に必要なのです。氏族的にも絶対的に必要です。そうでなくては、国を救うことはできません。
二) み言
原理には三大裁きがあります。真理、人格、心情において裁きます。堕落は三大要件を犯したからです。先生は成して、あなた方に教えているのです。復帰の道は成して教えるべきであって、成さないで教えるのであれば、聖書において六千年前にもう既にやってきています。なぜでしょうか。原則があるからです。父母の信仰が立たないから、父母が先に知らなかったから、知るのも父母が先に知らなければなりません。父母が先に実行できなかったから、実行するのも父母が先に実行してこそ、知るようになるのが原則です。ですから、原理は先生から、もう成した基準に立っていないと教えられないのです。
あなた方は、原理をパスしなければなりません。原理をパスして、原理基準に引っ掛からないような自らとならなければなりません。そうして原理の実体者にならなければなりません。蕩減原則から外れた人には実体復帰は成されません。そのような条件が残っている場合には、サタンがいつも私のものだといって、引っ張っていきます。ですから、実体基準を立てようとすれば、サタンと正面で対抗し、勝利しなければなりません。
聖書には、善悪の実を「取って食べてはならない」という内容が出てきます。そこには、人間と神様との関係を破綻させ得る内容が込めてあったからです。それで問題になるのです。原理ではこの事実を明確に解明しています。原理は、堕落に対する事実がはっきり分からない人には、偉大な福音です。苦痛を受けながら生きているすべての人々を救援することのできる、偉大な福音です。
善悪の実は、文字どおり木と見ることはできません。木の実ではありません。億千万代(にわたって)人類がこのように破綻の立場と闘争の路程で呻吟する状況をつくるような果実を、神様がなぜつくられるでしょうか。先生が語る、愛の内容を中心として現れた結果だというのが、何よりも理論的だと考えられます。
復帰の法度が原理です。この原理は、大学で教える科学の原理のようなものではありません。人間が堕落し、父母を失ったので、その父母を捜し出すための公式を教えるのが原理です。それなのに原理を知らないでいいのかというのです。また、知ったならば、どうしなければならないでしょうか。ただ知るだけで、見物だけしていればいいのでしょうか。実践しなければなりません。自ら学んで、実践しなければなりません。「原理」のみ言どおりに実践しようとすれば、原理に対する確信がなければならないのです。
では、「原理」のみ言を聞いて何をしますか。父母が自ら、原理を中心にして実践したから法度になったのです。ですから、子女たちも「原理」のみ言を中心にして実践しなければなりません。
統一教会には「原理」という言葉があります。原理というのは、宗教を信じる人も、宗教を信じない人も、千年前も万年前もこの道を経なければならない、その原則的な道をいうのです。
ですから、統一教会で今、教えている真理というのは、神様と人間世界における曲折のすべての事情、恨が残ったものを解くことのできる原則的な内容を教えているのです。教理ではありません。教理は、天使長圏復帰解放時代までです。それでは家庭を築くことができないのです。家庭を取り戻すことができません。
私という純粋な者をどこで探るか、という問題を結論づけなければなりません。まずもって、この統一教会の真理が、唯一の真理であるというその自信をもたなければなりません。それから、変わらない、天然、霊界も、他界も、あるいは歴史を通しても、永遠に変わらない真理です。誰も、国も変えることができなければ、世界も変えることができません。神様も変えることができないのです。先生自体もそうです。過去、現在、未来において変わらないという真理であるとするならば、この真理は、人間本来が願う、理想的な価値をもっているに違いありません。
原理を学んだと言いながら、原理を全部奥にしまい込んで、自分がしたいままに、自分は自分なりに、原理は原理なりに一つになっていないのです。それで伝道してうまくいかないのです。神様が共にいらっしゃらないので、そのようなものは偽物です。原理どおりにしなければなりません。皆さん、原理の本を見れば、そこには神様の六千年の心情があるのです。先牛の一生の血を流した闘争の歴史が、そこにあります。皆さんの知らない内容がいくらでもあるのです。そのような原理の本を一ページ一ページ見るたびに、夜を徹して祈祷しながら、ここに神様の心情を探すことのできる鍵があるのではないかと思いながら覚えましたか。線を引きながら、この一言の背後にどのような歴史があるのか考えてみましたか。それで何、「神様が協助してくださらない」と言うのですか。ですから新しい制度をつくらないわけにはいかないのです。今からみな体質を改善しなければなりません。神様の仕事をする聖職者の業が、どれほど神聖なものであるかを知らないでいるのではないかというのです。
原理は、生命のみ言が入っている倉庫です。原理を聞けば、大きな倉庫にゴムホースをつけて生命の水を供給されるのと同じです。この生命の水の味を一度知ると、夢中になって、口を離そうとしても離せられなくなるのです。口を離そうとすれば口だけが取れてしまって、行くなら行くでしょうが、離せなくなるというのです。これはちょうど蜂が蜜を吸うとき、ピンセットのようなものでおしりをつかんで引っ張れば、おしりがとれてしまいますが、蜜から口を離そうとしないのと同じです。このように、原理には蜜よりももっと甘い何かがあります。
私たち「統一教会の原理の内容」といえば、身震いするほど話してみなさいというのです。身震いするほど、一度やってみようというと、それはどんなにおもしろく、どんなに興味深いか分かりません。み言は創造の能力をもっているという事実を、確実に分からなければなりません。私がどこに行こうとも、天が共にいらっしゃることを知っているので、その心情が直接大衆に影響を与えることができるのです。
み言と伝道、皆さん、統一教会の人たちがみな原理を知らないでいるのです。み言で武装するのと同時に伝道しなければならないのです。心情の体恤というものは、自分一人では駄目です。伝道しなければなりません。伝道です。どうやって? 何で伝道をするのですか。『原理講論』の本をみな覚えるほどに朗読しなければならないのです。どのページには何があると、全部分からなければならないのです。
三) 実績
過去にはこのような蕩減路程が……。過去には、祈祷し精誠を尽くしても、この時以外は宗教の教主と会うことができませんでした。会ったのちには分かれるのです。ですから、また上がっていかなければなりませんでした。しかし、今は、宗教圏を中心としてすべて地上に再臨することができる時代が来ました。そのような時代が来たので、皆さんは、過去の時代、現在の時代、未来の時代を動かすことのできる実績をもたなければ、天国に行くことができません。それを知らなければなりません。過去の時代は、今霊界に行っている善霊人たちや天使たちの時代だったのであり、現在の時代は、父母の時代です。
そして、未来の時代は、神様の時代です。それゆえに、霊界を動員し、真の御父母様を動員し、神様を動員することのできる、そのような実績をもたなかった人は、天国に入っていくことができないというのです。アダムとエバに対して天使が協助し、神様が動いたのと同じです。そのようにしたのちに、宇宙はアダムとエバが動かさなければならないのです。
実績のない人は、神様には必要ありません。愛を中心とした実績がなければなりません。それゆえに皆さんも、三十六家庭、七十二家庭、百二十家庭の一族を従えてこそ、天国に入っていくことができるのです。それをなすことができなければ、入籍することができません。原理がそのようになっているのでしょう?。 そうですか、そうではありませんか。「三十六家庭だ」と言って威信を誇りますが、先生が三十六家庭を立てたのは、ただ立てたのだと思いますか。恐ろしい位置なのです。サタンも、誰かをもってこの前で攻撃させるかもしれません。
今、完成した真の父母が多くの宣布式を行っています。それは、あの訓読会の内容の中にあります。何々の式、天地父母天宙安息圏などです。世界平和統一家庭連合定着と蕩減解消宣布式など、多くの式をしてきました。それは、解放していく道をつくり、峠を崩して平坦にしていきながら、本来の世界の基準にしようとすれば仕方のないことです。そのような過去の実績をもった人でなければ、真の父母になることはできません。メシヤになることはできません。再臨主になることはできません。それをはっきりと理解しなければなりません。
原理の道がそのようになっているので、真の父母は、このような蕩減条件を払い、障壁を崩していきながら、成し遂げた勝利的権限を譲ってあげたいと思っているのです。しかし、このような実績を宣布するいかなる基盤もないのです。
先祖が過ちを犯したならば、それを解かなければなりません。それゆえに、このような証の時間は貴い時間だということを知って、これを流してしまってはいけません。必ず皆さんの心に参考にして、そこに対比していきながら自らを育てていかなければなりません。
劉正玉氏も、多くの経験をしました。霊界も多くの指導をし、霊界の教えに従ってきたあらゆる実績があるので、霊界ではそのような人を捨てないのです。また、先生自身も、そのような人を知っています。説明しなくても、心を知っています。そのような人を従えて仕事をしなければならないのであって、この世的な外的面を見て仕事をすれば、必ず害を被ります。ですから、内的な人格を浄化してきなさいという、このような経験を通じた証を通して得られるものは多いので、多くの参考にしてくれるようにお願いします。
(お父様は、「いつかは自分の名前で祈祷する時が来る」と教えてくださいました。そのようなみ言を語ってくださいました)。それは、自分の名前で祈祷するというよりも、自分のことを報告しなければならないということです。「何々をします」と言って、実践してから報告しなければなりません。報告するものがなければ、ひざまずいて悔い改めなければなりません。悔い改めです! 不浄なものまでを悔い改めなければなりません。「どれくらい成しました」と言って報告し、約束しなければなりません。
皆さんは、あのサタン世界のハーレム街、サタン世界の中心街に行ったとしても、それをすべてのみ込むことができますか。ですから、統一教会員は、すべて世界の最も悪い所に送るのです。
先生は、韓国で生まれ、日本を経て、アメリカを経て、ソ連を経て、世界を復帰するための道を歩んでいるので、皆さんにも、この道を歩まなければならない責任が残されているのです。ですから、皆さんは、少なくとも四カ国を経ながら奉仕した歴史的実績を残さなければなりません。
ですから、皆さんは、真の御父母様が歩んだように、反対する四つの国を訪ねていき越えることのできる訓練がなされていなければなりません。行って父と母の責任を果たそうとすれば、その国の言葉を学ばなければならず、そのようにして、彼らを子女として養育した実績を残さなければ、天国に行くことはできません。先生は、百二十カ国に宣教師を送り、先生の代わりにすべての国の言葉を学ばせ、心情による父母の種を植える運動をさせました。そのようなことをすべてなしました。ですから、皆さんは、先生を代表した条件でも立てなければなりません。それゆえに、条件を立てることのできる四カ国を経ていかなければなりません。
先生は素晴らしいですか。(はい、素晴らしいです)。素晴らしいと言いますが、何が素晴らしいのですか。言葉をよく理解させるから素晴らしいのですか。仕事をしなければなりません。実績が必要なのです。実力だけでは、天下は動きません。実績をもたなければなりません。人間として生まれて世界に対してすべきことをすべてなした、いかに偉大な人であっても、そのなしたことは、先生のなしたことの十分の一にもなりません。今は、アメリカ自体も、すべての西欧の人物たちが集まって「レバレンド・ムーンは、名実共に再臨主だと言わざるを得ない」と言う、このような肯定的版図圏内に入ってきています。
共産党を解放し、呻吟する人類とこの世界を解放する方が主人だというのです。それが世界のメシヤであって、ほかにあるのかというのです。それゆえに、今は、「レバレンド・ムーンはメシヤだ」と言っても、それを肯定する段階に来ているのです。
ワシントンD・Cの政治街でもそうではありませんか。集まると、「昔、レバレンド・ムーンは何々と言った」と、ワシントンD・Cの政治街の最高の話題です。その段階にすべて入ってきました。ですから、実績をもたなければなりません。
七 天地父母様天一国開門祝福聖婚式と
天宙天地真の父母様平和統一祝福家庭王即位式
一) 天地父母様天一国開門祝福聖婚式の祈祷
天宙を抱いて真の御父母様の天一国開門祝福聖婚式が始まり、夫婦の因縁を備え、天上世界と地上世界に恥ずかしくない、真の御父母様の伝統、本然の創造理想の願いであった心情的要求の希望を完成することができる天地解放のうえに、天一国、祝福家庭が入っていく国の基礎を出発することができる、真の御父母様の聖婚式を中心として、真の愛、真の生命、真の血統の因縁によって伝授された、すべての祝福家庭、地上にいるアベル的祝福家庭と天上にいるカイン的祝福家庭、私たちの先祖たちが地上にいる祝福完成した家庭を協助するために、天上世界の神様と聖人、聖子、すべてが地上の祝福を受けた家庭を協助し、弟の立場で兄に侍る、一体的な地上完全勝利の覇権の前に一体となり、万世の解放と善意の覇権を、愛の主権をもって、ごく小さなものから大宇宙全体を抱いて愛することのできる、御父母様の血肉的因縁を全体の被造万物が相続し、本然の生命の喜びと本然の幸福の充足をもって、小さなものは大きなもの、大きなものはより大きなもの、最後には、神様から生命が出発した真の父母の体にまで、吸収、統一、完成し、真の父母の愛を中心とした家庭、祝福家庭と万宇宙の存在を一体化させ、再びお父様の前に祝福の解放圏の天一国に入っていくことができる被造万物として、奉献することができる、出発の時を迎えるようにしてくださったことを感謝いたします。
この日の祝福は、天上世界の喜びであり、地上世界の喜びであり、天地父母の解放的喜びであると同時に、天地父母の勝利的、解放的喜び、二人の父母が喜ぶことのできる天一国の地上・天上の祝福家庭が一体となり、一心、一体、一念、一和のみ旨を抱いて、故郷を出発し、あなたの願われる、相対的で理想的な祖国に向かって、神様の創造理想の本性的基準で祝福を受けた、天宙を相続するのに不足のない、完成解放、勝利、完結することのできる、天一国の民となることを、この時間に、特権をもって、天地父母と天宙父母の名によって宣布いたしますので、祝福の日の、この記念を、共に伝授、相続してくださることを、真の父母の名によって、懇切にお願い申し上げながら、報告いたします。アーメン! アーメン! アーメン!
二) 天地父母様天一国開門祝福聖婚式の祝祷
愛するお父様! きょうは、天一国三年二月六日、この時間を期して、天上世界の祝福を受けた家庭と地上世界の祝福を受けた家庭が、天一国に入国するためには、入国することのできる天理の道理に従い、天上・地上世界の家庭が兄弟の因縁を立て、カイン的兄であるすべての先祖も祝福を受け、弟の立場にいる地上の家庭も祝福を受け、兄弟の因縁を御父母様の血筋を通して代置してくださる功労によって、兄の立場の先祖が弟になり、弟の立場が兄になって、天地開闢の役事を起こすことのできる、希望の出発である、「天一国開天日」をもつようにしてくださったことを感謝申し上げます。
今、御父母様がこの地上でなした実績、天上において天宙父母様がなした実績、天上・地上の御父母様が標本となり、復帰路程で苦労したすべての子女たちを再創造し、天一国の国民として入籍することができる祝福の家庭が、本然の基準において失ってしまったものを蕩減復帰し、本然の位置で天地父母をお迎えして、子女の名分を備え、本然の地上・天上の宮殿を中心とした先祖の故郷に向かって直行し、入っていくことができ、祝福された天上・地上の兄弟の友愛を哀れんでくださり、真の父母がこの地上で功を立てて、蕩減、解放し、血統的な立場で伝授して、与えられたすべてのものを、今、ここにいる直系の子女から、御父母様の名と、そのみ言と、み言の実績と、み言の実績を中心とした天宙解放の全体解放の標準を、そっくりそのまま相続し、地上にいる弟の立場が兄の立場に代わり、天上にいる兄が弟の立場で教導し、ひっくり返ったものを元に戻して、本然の天上世界、天に直行することができる大道に向かって前進するようになります。
それゆえ、きょう、この時間から、一心、一体、一念、一和の心をもって、創造理想の対象である子女創造、相対創造、父母創造したすべてが一体となり、定着し、地上家庭が天倫に完全に定着することができる時代を迎え、天をお迎えして直接地上で暮らすことができる、そのような生活をすることができる栄光を誇りと思う真の御父母様が伝授してくださった祝福を、すべての万福の根源を、その家庭に、永遠に、永遠に、絶対、唯一、不変の愛の理想を中心として、その伝統を受け継ぎ、後世の万民の前に、ここに立っている子女たちと共に、ここに共に立っている祝福家庭と、兄弟の友愛を中心として、カインとアベルの兄弟の友愛を結び、縦横に一体となり、未来において私たちの先祖と子孫たちがすべて横的な基準で、これを完成し、天の前に四位基台完成、家庭理想の安着解放圏に前進することを許諾いたしますので、天一国の門を開け放ち、三六〇度に門をすべて開き、どこでも御父母様の伝統に従い、その名と、そのみ言と、その実績と、その成就した勝利のすべてのものを相続するために、忠誠、忠孝の道理を果たし、忠臣の道理を果たし、聖人、聖子の道理を果たし、自由地上圏内でそれを相続することを、天宙父母様と天地父母様の願われるとおりに成就してくださることを、懇切にお願い申し上げます。
このすべてのことが、あなたの創造理想の一念を解放させる、地上・天上天国の統一国入国、全体解放によって、未来において、本然の王権、祝福圏を相続することができる、後継者たちと子孫たちとなるよう、祝福してくださることを、懇切にお願い申し上げながら、真の父母の名によって心から御報告申し上げます。アーメン! アーメン! アーメン!
三) 天宙天地真の父母様平和統一祝福家庭王即位式の祈祷
お父様、「天宙・天地真の父母様平和統一祝福家庭王即位式」を奉献いたしますので、天上の天一国の民と地上の天一国の民が、一心、一体、一念で、相対的世界の統一の家庭を根源とした全体祝福の恩賜の式典として受け入れてくださり、天宙解放圏の勝利の覇権をもって、本然の堕落のなかったアダム家庭完成のみ旨を、堕落以降のサタンの愛と生命と血統による数千億の人が、すべて同じ位置で、解放の同等な祝福の恩賜によって、あなたの懐に抱かれることができる、祝福中心王即位式を挙行いたしますので、一体理想として、愛の主権王となり、全体を統治することができる日として、受け入れてくださることを願いながら、真の御父母様の名によって申し上げながら、御報告いたします。アーメン! アーメン! アーメン!
四) 天宙天地真の父母様平和統一祝福家庭王即位式の祝祷
愛するお父様! きょうは、天一国三年二月六日、この日は、真の御父母様の、八十三回と六十回を迎える聖誕の日であると同時に、「天宙・天地真の父母様平和統一祝福家庭王即位式」を挙行する、歴史的な転換の日でもございます。
「天一国」という名は、神様が、堕落していない本然の創造理想を中心として完成したアダムとエバを中心として、祝福することによって、霊的父母と実体父母が一体となり、新しい真の愛を中心として真の生命と真の血統を連結させ、家庭定着を願った希望の一日でありました。
人類始祖が実体圏を中心として、アダムは男性的代表格、エバは女性的代表格として、高い無形の神様の位置から、上弦に代わる相対の位置である下弦の低い子女の立場に立ち、東西南北に広がっていくことができる四方を備え、男性と女性が東側と西側から、無形の天地父母様と中央で一つになって完成基準となり、子女時代を成熟させ、その次には、約婚時代と結婚時代を備えることによって、地上の一つの下弦的完成基準と上弦的完成基準が、東と西、男性と女性の完成基準が、合徳することができる、中心位置における祝福結婚によって、無形の天宙父母と有形の天地父母が愛の理想を中心として、創造理想の最高の頂上の位置で合徳することによって、神様的中心の愛を中心として、上弦を中心としてはアダムとエバと神様、下弦を中心としてはアダムとエバと子女、右弦を中心としては神様とアダムと息子、左弦を中心としては神様の女性性相とエバと娘を中心として、四位基台をなすのでございます。
その四方、前後、左右、上下が、一体理想の定着をすることができる、四位基台の中心である神様の真の愛を中心として、上弦、下弦、右弦、左弦、前弦、後弦が一体理想を備え、神様が一代ならばアダムとエバは二代であり、三代となるアダムとエバの息子、娘を中心とした、相対的一体理想である四位基台の安着が、祖父、祖母、父、母、夫婦を中心とする、六数一体とともに、子女を中心として八数圏を、種として決着し、全天地において完成的愛の理想家庭の出発をなそうとしたすべてのことが、堕落によって、このようになってしまいました。
そのようにして、上弦、下弦、右弦、左弦、前弦、後弦が一体的理想をなすことができず、父子である神様と子女が、男性と女性が、兄と弟が、闘う怨讐関係の立場となり、神様を頂点として、真の愛で連結した真の生命と真の血統を中心として、安着の家庭理想を願われたのが神様の希望でありましたが、神様が臨在なさることができる中間の位置に、逆に、天使長が入り込んできて、アダムとエバと一体になることによって、天地父母の位置を悪なる父母が占領するようになり、その結果、心と体が怨讐となり、男性と女性が怨讐となり、天とこの地が怨讐となり、兄と弟が怨讐となり、その闘争の結果、神様は、孤独な立場、囹圄に閉じ込められた立場となり、サタン全権時代になるという、悲しく、恨めしい歴史が展開したという事実を、統一教会の教会員はみな知っております。
お父様! その怨恨にとらわれた天の父母、理想的位置で、一心、一体、合徳し、勝利の覇権的家庭の出発をなし、万世に愛を中心として、太平聖代圏に、たった一つの国、たった一つの血族、たった一つの民族、たった一つの文化世界を、永遠に創建するということが、すべての面で反対となる闘争の歴史によって、この地、今日の人間の歴史、先祖たちの歴史が、血に染まってきたという、無念で悔しい事実を、統一教会の教会員たちはよく知っております。
そのような環境を見つめながら耐えてこられた天の父母の前に、誤った罪状を悔い改めることができない子女の立場を、神様が哀れみで包まれ、赦され、代わりに蕩減してくださることによって、天が先に、個人的な蕩減の峠を越えるうえでも苦労され、家庭的峠、氏族的峠、民族的峠、国家的峠、世界的峠、天宙的峠を越えるうえで、この地上の人間たちが無知であるがゆえに、行く所が分からず、代わりに犠牲となりながら、これを開拓するための代表的な機関として宗教を立ててこられました。
その宗教の中に選民イスラエルを立て、ユダヤ教とイスラエルの国を中心として、内的・外的、カイン・アベルを基準とする統一圏を中心として、そのうえに来られるメシヤを中心とした、父母の位置を策定し、家庭的勝利の覇権のうえに勝利的基盤を築き、国家的勝利の覇権を願い、国家的勝利の覇権のうえに勝利的基盤を築き、それによって世界と天宙史的な勝利圏を願った希望の一念を、すべて失ってしまわれたという、天の悲痛な事実を知っております。
不忠で不孝な私たち子女の罪によって、そのような立場に天宙父母を立たせるようにしてしまい、宗教を中心として、超宗教、超政治、超国家、超NGO、超世界、一つの国を成し遂げようとされたみ旨、メシヤを送るとイスラエル民族に約束され、そのメシヤが男性完成者として来て、失ってしまったエバを取り戻すために、国家的基準においてアダム家庭が失敗して失ってしまったエバの基準を立てることによって、家庭基盤を築き、そのうえに民族を超え、国家的基盤のうえに勝利の覇権を立て、エデンで理想としていた神様の愛の主権を復帰しようとされたすべてのみ旨が、このように悲しみに包まれて、黒く汚れ、転がり落ちてしまいました。
それを暗中模索しながら、真っ暗闇の中で、お一人、僕の僕の立場から僕の立場、養子、庶子の立場、そのようにして直系の子女まで、そして、母を捜し立て、父母の立場にまで立ち、カイン・アベルの共産圏と民主世界を収拾し、これを抱いて、本然の父である真の父母に奉献してさしあげなければならない、地上の母、エバの使命を中心として、すべての民主世界、自由環境を破綻させるサタン圏の主権と闘いながら、個人克服、家庭、氏族、民族、国家、世界、今日の国と世界の限界線を越えて克服することによって、お母様が再び出産の苦労をされ、真の父母のあとに続いて従うことによって、初めて、この天地間に、勝利した母、霊肉完成した実体をもつようになりました。
今から、天の国の王権を受け継ぐことのできる天一国を開門することによって、地上世界の天国の基盤と天上世界の天国を準備し、一心、一体、一念が動ずる、愛の理想的、真の愛、真の生命、真の血統、真の家庭定着という、解放された名を取り戻して復帰することによって、怨恨の多かった惰性の世界を除去してしまい、希望に満ちた未来の勝利的愛の主権を再び建国し、天の前に奉献することができる、この式典をもつようになったことを、感謝、感謝、感謝申し上げます。
天にいるすべての霊人たち、祝福を受けた長子圏、天使長圏の祝福家庭たち、そして、地上のアベル圏、堕落していない本然の家庭のアダム的アベルの立場で祝福を受けた兄弟たち、天使世界にいる先祖である兄たちが地上に来て、アベル的弟の立場を兄として侍ることができ、一体となることによって、天上・地上一体圏のうえに、縦横に天地父母をお迎えし、地上における個人時代祝福、氏族、民族、国家、世界、天宙の祝福の平面途上における解放的基準、立体途上の個人祝福、氏族、民族、国家、天宙的祝福家庭が、縦的な位置にいるのですが、この兄と弟の祝福の位置が交差することによって、天上にいる兄の祝福家庭が地上に来て、弟の立場にいるすべての祝福家庭を縦的な位置に代置することによって、天地開闢的大転換、反対に復帰、転換することができる時代を迎えたのでございます。
そのようになることによって、天宙父母、天地父母、真の愛を中心とする平和統一家庭王即位式を拡大した平面的世界水準と縦的な世界水準が、本来のアダム家庭で一体となり、一つのところから出発することができなかったことを、元返して、それを成し遂げ、地上・天上天国天一国理想圏の出発をなすことができるように、宣布し、祝福の王即位式をもつようにしてくださることによって、天宙父母、天地父母が真の愛を中心として、一心、一体、一念、和合し、真の愛を中心とする、真の父母から真の子女の真の血統を中心として、完成した真の家庭定着をアダムとエバが失敗することによって、偽りの父母が汚した血筋をすべて征服し、きれいに復帰された立場において、一つのアダム家庭を解放させた祝福の位置を、天地父母を通して……。
真の父母は、汚れたサタンの血筋を清める時まで、数千億の霊界と地上の人たちを、一心、一体、一念で祝福することによって、天宙父母と天地父母の腹中に一つになって宿った息子、娘の姿となり、出発的基準において、天上、天の国を中心として地獄と楽園を解放し、三六〇度、どの方向にも天の玉座に向かって直行することができる、自由解放圏をもつようにしてくださった「天宙・天地真の父母様平和統一祝福家庭王即位式」をもつようになることによって、本然の形態の姿勢を整えた場において、新たに神様と真の父母が一心同体となり、全体、全般、全権、全能の行事を万宇宙に出発し得る、家庭的天国理想世界に出発することができることを、宣言、命令するようになったことを感謝申し上げます。
きょうを期して、悪の権勢は後ろに退かなければならず、善の権勢は、前に立って全体を指揮、指導し、新しい天国文化世界の創建に向かって前進し、天の国の栄華と栄光を全天宙に充満させ、万世の祝福された家庭が相続し、天上・地上における解放の主権的愛の主権を受け継いで相続するうえで、天上世界と地上世界の前に不足のない、天国に入籍した祝福家庭の国となるように許諾してくださることを、懇切にお願い申し上げます。
この日、天宙父母と天地父母が、一心、一体となった場において、天国開放を中心とする天一国の統一の世界に、一体理想の主権の世界に前進することを、真の父母の名によって、命令、宣布しながら、懇切にお願い申し上げますので、願うとおりに成就するようにしてください。真の御父母様のみ名によって御報告いたします。アーメン! アーメン! アーメン!