第十二篇 「世界平和統一家庭連合」の創立と女性時代の摂.... 1

第十二篇     「世界平和統一家庭連合」の創立と女性時代の摂.... 1

第一章    「世界平和統一家庭連合」の創立  目次     2

第一節    「世界平和統一家庭連合」の創立とその背... 2

第二節    真の父母様のみ言と訓読会制... 8

第三節    「家庭盟誓」の制... 17

第二章    八定式と「七・一節」宣布    目次     20

第一節    八定式と「天父主義」宣... 20

第二節    「七・一節」宣布と還故郷摂... 32

第三章    成約時代の開幕と成約摂理の展開  目次     41

第一節    成約時代の宣布と氏族メシヤ活動の強... 41

第二節    主要な宣布式と成約摂理の展... 50

第四章    「世界平和女性連合」の創設と真のお母様の世界巡回    目次     64

第一節    「世界平和女性連合」の創設と女性時代の宣... 64

第二節    真のお母様の世界巡... 73

第三節   真のお母様の責任完遂と勝... 80

第四節    日本女性十六万人特別修練会と姉妹結... 84

 

第十二篇 「世界平和統一家庭連合」の創立と女性時代の摂

第十二篇     「世界平和統一家庭連合」の創立と女性時代の摂

真の父母様は、「世界基督教統一神霊協会」を創立されてから四十年目となる一九九四 年五月一日に、世界平和統一家庭連合時代を宣言され、すべての家庭が守るべき指針である「家庭盟誓」を制定し、宣布された。真の父母様は個人救援時代を過 ぎ、家庭を通した天国実現の時になったと考えられ、「世界平和統一家庭連合」を発表されたのである。そして、一九九六年七月三十日には、アメリカのワシン トンDCにおける「世界平和統一家庭連合」創立世界大会を通して、満天下にこれを宣布された。また、一九九七年十月十三日には、訓読会を制定され、訓読会 を通してみ言の伝統を相続し、生活化することを願われた

真の父母様は、一九四五年、公式路程を出発されて以降、蕩減復帰を通じた救援摂理を 導いてこられた。しかし、一九八九年、愛援摂理時代と八定式を宣布されることにより、世界人類は蕩減の必要がない時代に進入したと語られた。これによっ て、長子権を復帰した八定式の基台の上で、「天父主義」時代が開かれた。このように、恨に満ちた歴史的蕩減路程を歩まれ、一九九一年七月一日、「神様祝福 永遠宣布式(七・一節)」を挙行することで、全人類に永遠の祝福を宣布されたのである。さらに、新千年紀を前にして、一九九三年一月三日、新約時代の完成 と成約時代の出発を宣布され、成約時代の出発とともに、還故郷を通した氏族()メシヤ活動を本格化し、祝福家庭が摂理の先頭に立って導いていく時代を迎 えたことを明らかにされた

また、真のお父様は、一九九〇年三月二十七日、アメリカで挙行された第三十一回「父母の日」の記念礼拝で、「女性全体解放圏」を宣布され、真のお母様を第二教主として発表された

その上で真の父母様は、一九九二年四月十日、「世界平和女性連合」創設大会を開催 し、「世界女性時代の到来」を宣布された。このときから、初めて全人類の前に公に登場された真のお母様は、韓国と日本、アメリカなど、世界の至る所を巡回 しながら「世界平和女性連合」創設大会を主宰し、女性解放を宣言されたのである。また、一九九九年六月十四日、世界八十ヵ都市で真の家庭世界化前進大会を 終えたのちに、真のお父様は、真のお母様に表彰牌を授与された。これは、真のお母様が真のお父様と共に、すべての摂理を共同で導き、復帰摂理を締めくくっ ていくに当たって大きく寄与し、勝利したことを公表されたものである

第一章    「世界平和統一家庭連合」の創立  目次

第一節    「世界平和統一家庭連合」の創立とその背

創立の背景と意

真の父母様は、一九九四年五月一日、韓国の「世界基督教統一神霊協会」の創立四十周 年を迎えて「家庭盟誓」を宣布され、続いて十月九日、「世界平和統一家庭連合」を結成すると発表された。一九九六年七月三十日には、アメリカのワシントン DCで「世界平和統一家庭連合」創立大会を開催された。そして、一九九七年四月十日から、「世界基督教統一神霊協会」を「世界平和統一家庭連合」へと名称 変更することを指示された。創造本然の理想世界は、宗教を基盤とするのではなく、理想家庭を通して成し遂げられることを闡明(せんめい)されたのである

    「世界平和統一家庭連合」の創立は、アダム家庭で失敗した母と息子、娘を糾合し、祝福の位置に導くためのものです。祝福の家庭的時代を中心として、これか ら氏族的時代、親族時代に越えていくのです。「世界基督教統一神霊協会」の時代は、アダム家庭を復帰してくるための時代でした。そうして、アダム家庭を一 元化して、宗親連合を求めていくのであり、宗親連合が連結されれば、国家連合を求めていくのであり、国家連合は世界連合を求めていくのです。そのような大 転換期に入ったので、統一教会はなくなり、「世界平和統一家庭連合」に転換するのです

2     今の時代は、統一教会が個人を収拾し、家庭、氏族、民族、国家を収拾する時です。一つの国を収拾すればよいのです。それが国連国です。私たちが国連機関を 収拾すれば、すべて終わるのです。韓国の南北統一も重要であり、アダム・エバ国家が一つになることも重要ですが、そのような時代はすべて過ぎ去ります

「真の父母と成約時代安着」という言葉を語るのは、世界のどこに行っても反対できない本然のアダム家庭が、世界的代表家庭として登場したからです。 それによって、父母様の家庭を主体として横的に一つになる運動を起こすことができるからです。一時に地上で個人、家庭、氏族、民族、国家を編成することに よって、堕落していない本然の天国が実現されるのです

アダム家庭が失敗したことを、イエス様が国家的基準で成し遂げようとして失敗することによって、世界的に延長されました。ですから、再臨時代に真の 父母様が来て、偽りの父母から拡大した世界を、真の父母の門を通るようにするのです。今まで蕩減条件を通してサタンを除去したので、この門を通して、反対 に家庭を編成できる段階に入っていくのです。家庭さえ編成すれば、氏族、民族、国家、世界の編成は、一時に自動的に成し遂げられるようになります。そのよ うな時だというのです。協会創立四十周年を越えたので、「世界平和統一家庭連合」を創立するのです

3     「世界基督教統一神霊協会」がなくなったことを寂しいと思うのではなく、「世界平和統一家庭連合」ができたことをたたえなければなりません。今までは個人 救援でしたが、これからは、家庭救援から親族救援と国家救援が成就するようになります。これは必然的な結果であると言わざるを得ません。私たちは、家庭教 会時代である成約時代に入ってきました。旧約時代と新約時代は、家庭がありませんでした。ですから、家庭連合が必要なのです。高次元の宗教です

家庭基盤が全世界人類に連結され、自動的に氏族的家庭教会、国家的家庭教会、世界的家庭教会へと大きくなりました。天国、理想家庭がここにありま す。理想氏族、理想国家、理想世界、理想天宙、神様の創造理想が地上と天上で完成したのです。すべて終わりました。ついに神様まで解放されたのです

4     小さなことから始めたとしても、天的に締めくくらなければなりません。そのようになれば、過ぎ去っていっても、損害になることはないのです。これまで「世 界平和連合」と「世界平和宗教連合」、そして、「世界平和女性連合」を立てたのですが、これらの組織を編成して「世界平和統一家庭連合」に進むのです。そ のようになれば、その家庭の息子、娘まで付いてきます。家庭をモデルとして、愛を中心として全体を着陸させるのです。そうして、創造理想的な定着地とし て、男性が定着でき、女性が定着できる定着地をつくらなければなりません

子女たちが経ていくことのできる基盤を築いておくことによって、あらゆる闘争歴史の原理的な道を経ていきました。今まで、万民が渡るべき数多くの橋を前にして道を築いてくることによって、家庭が自然に顕現できる目的地に行って、帰着せざるを得なくなったのです

5     「世界基督教統一神霊協会」から「基督教」を抜いてしまい、「世界平和統一家庭連合」をつくりました。旧約と新約を中心としてこそ、成約が成立します。イ エス時代に完成できなかったことを、再臨主がこの地に来て、再び型をすべて整え、旧約時代と新約時代を中心にサタンが讒訴できない条件をつくっておき、そ の上で成約時代が出発しなければならないからです。キリスト教が反対する中で、それでも仕方なく、キリスト教を背負って歩んでこざるを得ませんでした

6     アダムとエバが堕落する前は、その体も神様のものであり、愛も神様のものであり、所有も神様のものでした。心情圏も、今後、天を中心としてもつようになっ ています。したがって皆さんは、結婚する前に、血統復帰、所有権復帰、心情圏復帰をしなければなりません。そのようにしたあとに、結婚するのが原則です

それを今から四十年前に話したとすれば、「文総裁は洗いざらい、丸ごとのみ込もうとする」などのうわさが立つので、今まで保留にしていたのです。そ れで、家庭連合をつくることができませんでした。今では世界が信じることができ、何を話しても理解できるようになったので、家庭連合を通してこれをすべて 譲り渡そうと思うのです。ですから、「世界平和統一家庭連合」をつくらなければならないということを知らなければなりません

祝福家庭のすべての人は、家庭連合要員にならなければならないのです。「家庭盟誓」に引っ掛からないよう、もう一度姿勢を正さなければなりません。 それは、父母様もできず、神様もできません。皆さん夫婦、それぞれの責任です。アダムとエバの家庭自体を収拾して復帰の勝利圏を形成し、天の国の血族圏に 加入しなければなりません。これは、堕落した人間として復帰していくべき原理的な結論です

7     家庭は根です。根がすべての原則にならなければなりません。家庭を平面的に見れば、サタン側の(天使長)家庭と天の側の天使長家庭があります。(このまま なら)地獄に行く天使長家庭と天の側に戻ることができる天使長家庭の形態があるのですが、これがアダム家庭に伝授されなければなりません。ですから、これ からは家庭連合に加入することが、堕落した人間としての希望です。また、真の血統を伝授される祝福の基盤をもつことが、堕落した人たちの最高の希望なので す。何代目にその位置に立つかということは、皆さんの公義の基盤を通して決定されるでしょう

8     人類は、歴史時代を経てきながら平和時代を探し求めてきましたが、「統一」を知りませんでした。「平和」だけができてもいけません。中心がないのです。で すから、「平和統一」にならなければなりません。それで、「世界平和統一家庭連合」が出てきたのです

その家庭は、世界を代表し、天地を代表します。平和という水平だけができても、中心をつかむことができないのです。中心というものは、九〇度に合わなければなりません。そのような全体の内容の複合的な結論が「世界平和統一家庭連合」です

平和だけでは何の評価も出てきません。主体がなければなりません。ですから、愛する孝子の道、忠臣の道、聖人の道、聖子の道を行かなければならない のです。これを成し遂げなければ、父母が解放されず、国が解放されず、世界が解放されず、天地が解放されません。その上に水平が形成されてこそ、そこから 解放が始まるのです

9     今、争いをしているすべての国、先進国と発展途上国の間には、とても大きな国境線が存在します。東洋と西洋には、文化の違い、精神文明と物質文明という違 いがあります。南北間には、貧富の差があります。この違いによって谷間ができました。谷間ができたので、こちらと向こうに分かれたというのです。谷間と言 えば、この山であるとかあの山であるとか、必ず二つの山を中心として谷間ができます。ですから、その谷間をどのように水平線にするのかというのです。ま た、山は大概、国境線になっているのですが、これをどのように平地にするのかというのです。統一教会では、「世界平和統一家庭連合」を語っています。世界 を一つにしようとすれば、まず平和が成し遂げられなければなりません。「平和」は、平たくなって和することを意味します。北方に暮らす人、南方に暮らす 人、東方に暮らす人、西方に暮らす人はもちろん、先進国であれ発展途上国であれ、優れていようといまいと、老若男女を問わず、すべて水平にならなければな りません。水平から始まるのです

そして、水平になるだけではいけません。平和世界になるだけではいけないというのです。必ず相対がいなければなりません。平和の世界と統一の世界に ならなければならないのです。世界は、平和を願い、統一を願います。世界平和統一をして、行くべきところは「家庭連合」、すなわち、家庭に定着しなければ ならないというのです

真の家庭運動と家庭連合の活動方

「世界平和統一家庭連合」は、真の家庭を基盤として、人類の救いと世界平和を実現す るために創設された。それゆえ、真の父母様は、創造本然の理想世界である地上天国と天上天国を実現するために、祝福結婚を通した真の家庭運動を、世界的に 展開されたのである。さらには、宗教間の葛藤と紛争が世界平和の実現において最も大きな障害物になると考えられ、宗教間の和解と連合運動を継続的に展開さ れた

10    祝福を受ければ、「世界平和統一家庭連合」に加入しなければなりません。それが氏族メシヤの責任です。それで、「世界基督教統一神霊協会」はなくなり、 「世界平和統一家庭連合」になるのです。それは、堕落する時に(本然の)家庭を失ってしまったからです。家庭がサタン側の地獄に回りました。今のこの時 に、真の家庭を中心として直接主管圏に連結されます。真の父母を中心として完成するのです。ですから、祝福家庭と真の父母の家庭が一つになるのです。何に よって統一されるのでしょうか。それが氏族メシヤです

国家と連結されて、神様と真の父母と一つになることによって、間接主管圏から直接主管圏に連結されるのです。一つの路程です。そのようになることで 統一が起きるのです。祝福を受ける前までは、堕落した世界の血統です。しかし、統一教会の名で祝福を受けるようになれば、「世界平和統一家庭連合」に移行 するのです。間接主管圏と直接主管圏は異なります。心情的変化と生活的変化を起こして、地獄世界をすべて清算して越えていかなければなりません

11    祝福結婚式は、三十六、七十二、百二十四、四百三十、七百七十七、千八百、六千、六千五百双に拡大し、三万双まで行いました。これによって、横的に全世界 を祝福できる時が来たのです。それで、三万双を祝福したのちに三十六万双を祝福し、今は三百六十万双を越えて三億六千万双まで祝福するのです。これが、家 庭を取り戻してくるための十二の真珠門、十二の峠です。今や、失った家庭を取り戻してくるための十二の峠を越えて、世界の家庭の平準化が成し遂げられ、堕 落のない自由祝福圏の時代に入ってきました

今は世界次元の時代です。世界家庭時代が開かれたというのです。家庭と家庭が、すべて平面的に同じ価値をもつのです。ここには境界線もなく、国境も なく、すべて水平です。ここには、(天のものではない)何かの習慣や、異なる文化や、異なる伝統はありません。サタンの反対がないのです。今までは、父母 様が世界的な家庭を祝福してあげれば、すべてが反対しました

家庭を収拾することは、政治、経済、文化、教育をもってしても不可能です。軍事力でも不可能です。それを解決できる人は、父母様しかいません。今 や、いくら私たちに反対したくても、できないのです。ですから、誰でも超階級的に歓迎できる環境ができたので、歓迎するのです。「世界基督教統一神霊協 会」は、サタンを除去する時まで必要です。今ではもうサタンがいなくなるので、「世界平和統一家庭連合」は、世界の青少年と家庭を再び糾合し、本然の世界 に向きを変えておこうというのです

12    父母様が立てておいた全体の組織は、真の家庭を中心として、家庭祝福をするための活動に、すべての力を注がなければなりません。私たちの総目標は、家庭祝 福です。全体の方向性、全体の団体の一つの標準は、家庭連合拡張運動、挙国的な拡張運動です

私たちがここで氏族的基盤さえ解決すれば、挙国的編成が自動的に成し遂げられるようになります。そうすれば、民族が生きることができる道が存在するのです。国が滅び、思想の伝統が崩れても、(本然の)家庭さえ生きれば問題ありません。今は、そのような時です

13    最近は「地球村」という言葉を語ります。地球家庭時代に向かっていくのです。地球村ではなく地球家庭です。今日、「家庭連合」が出てきたことに対して、相 対的な世界を形成しているのです。神様のみ旨を中心として「家庭連合」が出てきたので、世界の環境が相対的に形成されなければなりません。これが対等な時 代に入ってきたので、始めさえすれば一時に世界化されるのです。夢のような話ではありません。この死亡の世界は、行く道がありません。しかし、統一教会 は、中心がきちんと組まれているので、栄えていくのです

それでは、栄えていく世界を受け継ぐことができる家庭的姿勢を備えるためには、どのようにしなければならないのでしょうか。神様の愛の対象圏を備え なければ、その世界と関係を結ぶことができません。ですから、これを追求するに当たって、一つ一つ分析して、至らないものは除去し、ここに家庭と国家的な 内容を備えて、進んでいかなければなりません。これが家庭生活の信条です

14    皆さんの家庭は、天地の王に侍る標準的な伝統を立てなければなりません。これは、家庭連合から始めなければなりません。言葉だけではないのです。ですか ら、入籍した家庭は、天地父母が苦労した創造理想をそのまま丸ごと受け継ぎ、自分の家庭に定着させなければなりません。ここから、千代、万代、国と天宙に 連結される愛の泉が始まるのです。そのような意識をもって生きなければならないというのです

原理のみ言と父母様の生涯のあらゆる記録を天理の根本と考え、そこに符合する生活をしなければなりません。自分の日常生活、家庭生活から、世界のど こに行っても、その本源的事情やその姿が乱れてはいけません。家庭の王になったので、家庭の王に侍り、氏族の王から国の王、世界の王、天地の王の位置に王 権を解放することによって、その上に君臨してこそ、天地父母の王権が全体解放されるのです。個人・家庭・氏族・民族・国家・世界・天宙・神様時代の解放圏 が広がるのです。それで、(韓国では)統一教会の看板を下ろしました。これからは「世界平和統一家庭連合」です

15    もはや宗教圏時代ではありません。それで、「世界基督教統一神霊協会」を解消しました。これからは「世界平和統一家庭連合」の時代です

宗教ではなく、神様の家庭を探し求めようというのです。これに対して否定する人はいません

お父様は、一対一で整備して蕩減路程を行ったのです。何百倍、何千倍になる蕩減の道を開拓してきました。そうして、神様を解放することができました。愛の鎖を結びつけて、断ち切ることのできない連帯関係にしたのが「世界平和統一家庭連合」です

16    宗教が定着する所は、神様の家庭です。エデンの園で失った家庭を取り戻すために、宗教が出発しました。それで、統一教会で、神様と連結させる真の愛、真の 生命、真の血統を中心として、祝福式を行ってきたのです。そのあとからは、宗教圏を越えていくのです。ですから、「世界基督教統一神霊協会」はなくなり、 「世界平和統一家庭連合」を中心として進むようになります。真の愛、真の生命、真の血統を中心として、家庭が定着するようになれば、宗教の責任は完結する のです

17    「世界基督教統一神霊協会」の看板をなくし、「世界平和統一家庭連合」を創立しました。平和は、統一がなされなければなりません。それで、「世界平和統一 家庭連合」です。神様の核心的な思想が定着するのです。そして、統一しようとすれば、和合しなければなりません。平和は、水平になって和合しなければなら ないというのです

キリスト教の教派の和合ではなく教団の和合です。キリスト教は一つの群れではなく、互いに争い、そして、仏教と儒教が争っています。教団の和合、国家の和合の基準は、統一教会が安着を願っている家庭です。その世界の平和統一家庭だというのです

国と国、教派や教団の争いに火を付けにいくのではなく、いくら苦労をしても、一つにしようとしています。教派と教派が一つになるようにするのです。そのように一つになれば、世界が一つになるというのです

18    「世界平和統一家庭連合」が宗親連合と国家連合へと大きくなっていかなければなりません。家庭連合と宗親連合さえ終われば、その中には国もあり、世界もあります。ですから、宗親連合が重要です

これから宗教も必要なくなります。神様に侍って暮らす家庭なので、宗教は必要ないというのです。ですから、神様の創造理想的な家庭が定着しなければなりません

19    お父様は、谷間の道、険しい道、困難な道を崩し、神様を安らかにお迎えできる平地と高速道路を築いてきました。ですから、これから宗教がなくなるのです。 真の家庭で終わります。真の家庭が生じ、真の父母がいて、真の夫婦がいて、真の子女がいればよいというのです。神様が訪ねてきて、「あなたたちと一緒にこ の家で、永遠に暮らそう!」と約束してくださり、玉璽を押してくださることのできる家庭になれば、宗教は必要ありません。いかなる宗教も必要ないというの です

20    霊界と肉界が今まで分かれていたので、これを埋めて、息子、娘から三代を中心として霊界と地上を動員し、祝福恵沢圏内に立ててあげるのです。それにより、 霊界と肉界の一体圏をつくるのがイエス様の願いなので、それを代わりに実体として立ててあげる業をしているという事実を知らなければなりません。宗教は、 家庭が安着することを最高の目標にしなければなりません。家庭が安着すれば、宗教という名前自体も外してしまわなければならないのです。それで、一九九七 年四月八日に、「世界基督教統一神霊協会」の看板を外し、「世界平和統一家庭連合」の名称を四月十日から使用しなさいと言ったのです。家庭の定着です

父母様が教えた内容で、心情的一体圏を中心として地上で安着する家庭は、天上に直接行くことができます。堕落のなかった世界、解放の世界、天国に 入っていけるというのです。それは蕩減復帰の原則によってできるのであって、そのままではできません。その伝統的な縁、父母様が引き継いでくれた伝統思想 を、自分の一族と子孫に残さなければならないというのです

第一章    「世界平和統一家庭連合」の創立  目次

第二節    真の父母様のみ言と訓読会制

真の父母様が残されたみ

真の父母様は、生涯にわたって多くのみ言を残された。み言は、人類に残された貴い教 えである。そのみ言には、神様の人間創造と救いの秘密をはじめとする偉大な原理が収められている。真の父母様は、一九九七年十月十三日に訓読会を制定さ れ、み言を読んで生活化することを願われた

1     お父様は歴史時代を経てきながら、たくさんの話をしました。個人についての事情、家庭についての事情、国についての事情、あるいは世界についての事情、天 の国についての事情をすべて語りました。その語ったことがどこに行ってとどまっているかが問題です。神様の言葉は、必ず創造的な実体をつくっておかなけれ ばならないのですが、その語ったことの実体的対象がどこにあるのかが問題です

それでは、語った人は、その言葉を自分の言葉として語ったのでしょうか、世界の言葉として語ったのでしょうか。その言葉は、自分のために語ったもの ではなく、世界のために語ったものです。その世界のための言葉が世界的な実体をもってこそ、世界のための言葉として、語った人も関係をもつことができま す。それが成し遂げられなければ、関係をもつことができません。言葉は必ず主体的な根源となって、相対的実体と共に一つになってこそ、言葉の目的が成し遂 げられるのです。ですから、語ったことが実体として成し遂げられなければなりません

2     お父様のみ言は、一人で語ったものではありません。神様の代わりに語ったのです。ですから、教本と教材には個人の言葉は一つも入っていません。私が霊界と 共鳴した立場で、天が語ったのです。その話を聞いて、私も悟るのです。私がみ言を語るとき、神様と霊界が協助し、天使世界が協助します

3     解放後、最も多事多端だった政治、経済、文化の変化時代に、四十年間闘って、倒れることなく生きてきたあらゆる内容が、み言集に入っています。将来だけで なく、歴史時代のそのいかなる問題も、父母様が経てきたその道と比較すれば、何でもありません

「ここには、百科事典のように、あらゆる勝利の方法が入っているので、この本を学べば、社会科学を学んだ王者になれる」と言うとき、学ぶでしょう か、学ばないでしょうか。科学技術から政治、経済、宗教、文化等々、語らなかったことがありません。今まで語ったことは、すべて意味があって語ったので す。このように見るとき、政治世界、経済世界、知識世界など、すべてのものが将来と通じなければならず、世界と通じなければならず、一つの理想世界と通じ なければならず、権力構造もそこに通じるシステムを備えなければなりません。そのようにすることができなければ、いくらうまくやっても、滅びてしまうので す。水も、とどまっていれば腐るというのです

4     真の父母を知らなければなりません。真の父母とは誰でしょうか。真の父母をみな知らないというのです。皆さんは真の父母を知らないので、み言集を読まなけ ればなりません。そこには、途方もない内容があります。その内容を、どのようにしてすべて自分のものにできるのでしょうか。既にあらゆることを教えてあげ ました。み言集を読まなければなりません。皆さんの生命以上に、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙以上に必要だと考えなければならないのです

ハーバード大学の図書館の本にもありません。いくら探し求めてみても、そこには統一教会で教えてくれる内容のようなものはありません。そのような価値はないということです。そのようなものは、消えなければなりません

しかし、み言集が残っていれば、いつでもその内容を反復して読むことができます。ですから、一生懸命に学ばなければなりません。そうすれば、高い次元に連結されるのです

5     お父様のみ言を見れば、五十年前に語ったみ言も、今語ったみ言も、同じです。それが驚くべきことなのです。青春時代から老年時代まで、波瀾万丈な受難の道 を経てきましたが、その時の、そのみ言を成し遂げていくのです。お父様の言葉は流れていきません。永遠に問題になります。文人世界でも問題になり、芸術世 界でも問題になります

お父様は、多角的な面で素質をもった人です。文学的な面では、長編小説を毎日一編ずつ書くことができる能力をもっている人です。監獄に入っていって、そのようなことをしました。詩的感情が豊かなのです

また、革命的な言葉を使うことができます。み言集を読んでみると、想像できない言葉がぽんと飛び出して連結されていきます。革命的です。理論的なだけではありません。いくつかの峠を飛び越えていって、連結させておいたのです。そのようなことをすべて知っている人です

6     五十年前に語ったことも、今語ったことも、すべて同じです。同じ内容で話しました。神様は永遠です。ですから、何億万年が過ぎても、語ったその内容は同じ です。同じ基準を中心として語ってこそ、歴史的な神様、過程的な神様の悲しみを解怨できる息子の相続権をもって、神様を解放できるのです。自分勝手に語っ た言葉ではありません

私の思いどおりに語ったのではありません。み言を語るときは、絶対に私一人では語りませんでした。神様が先に語るまでは、口を開かなかったのです。ですから、このみ言が偉大なのです。このみ言を語れば、本心が湧き出てきます

お父様自身が昔、話していたその境地に入っていくようになれば、その時の心情とその時に霊界から協助していた霊力が縮小されて入ってきます。その縮 小されたものを全世界の家庭がそのような思いをもって霊界に送ることによって、縮小された心情が世界をカバーできる拡大心情圏、核心圏が連結されるので す。そこには、再創造の能力が介在した力があるという事実を知らなければなりません。訓読会を嫌だと思う人々は、その心霊状態が欠如しているのであり、病 弊が生じて堕落し得る根源が不用なところに出てくるというのです

御飯よりもおいしく、何よりもおいしくなければなりません。時間がないので、そこまでやりませんが、たとえ二十四時間、何年続けるとしても、「これ を一気に、一さじの御飯のようにのみ込んでしまわなければならない」という思いをもって、訓読会に臨む姿勢を整えなければなりません

7     お父様は、どこに行ってみ言を語ろうと、その環境に合ったみ言を語ります。ですから、あらかじめ説教の準備をしてみ言を語るのではありません。その場で、 霊感によって語るのです。それが違うというのです。今までの記録を読んでみれば分かるはずです。み言は、すべて同じ内容のようですが、前後が違うのです。 行く道が違います。ですから、ある面から考えてみれば、難しいと言えば難しいのです

今後、み言を勉強しようと思えば、精誠を尽くしながら勉強してこそ、よく解けるのです。そのようにしても、ある題目に来ると解くことができず、ある 題目では理解できないほど飛躍したり、ストップしたりします。皆さんがそのようなものを理解しようとすれば、祈らなければなりません

8     私は、原稿を書いて語る人ではありません。原稿なしで上手に語る人です。神様がそのように訓練させました。どこに行っても新しい創造をするのです。創造で きる原本が神様なので、神様と共に一つになって発表したのです。ある時は、語っていて間違うと、舌が回らなくなります。間違えば分かるのです。挙動が不自 然になります。そのようにして発表したみ言です。誰もそれを占領できません

ですから、聖日に説教をしても、五分前まで題目を決めさせてくれません。それは、どれほど苦しい境地か分かりません。死刑場に出ていくのと同じで す。ですから、深刻なのです。何も準備せずに出ていき、口を開き始めると、天下のあらゆるものが夢中になるのです。そのような役事をした原本の記録がみ言 です

9     お父様自身は、いい加減にみ言を語りませんでした。聖日のような時に話をすれば、五分前まで題目が見つかりません。本を見て参考にしたり、歴史的な人物た ちが語っていたことを題目にもってきてつけたりしてはいけないというのです。純粋に天のものとして残さなければなりません

ですから、訓読のみ言は生きています。そこに一致さえすれば、復興するのです。夜であれ早朝であれ、時間と季節を克服し、時代と世紀を克服して、み言が生きているというのです。活火山と同じです。きっかけさえあれば、炎が噴出するのです

10    皆さんがみ言を聞けば、そのみ言に同化しなければなりません。悲壮な話を聞けば、心で痛哭しなければなりません。春になれば、芽が再び出てくるのと同じで す。み言には、そのような能力があります。普通の言葉とは異なります。お父様がそのような心情的圏内に、周波をつくっておきました。そこに入っていけば、 その何かが存在します。普通の人の言葉とは違うというのです。心に響いてきます。心に響けば、私自身がそこに占領されます

お父様自身も、自分が語ったみ言を訓読すれば、数十年が過ぎているのですが、その境地にすぐ入っていきます。真っ暗な夜中に朝の太陽の光を願うのと 同様に、四十年前、明るい太陽の光を探し求めていたのですが、今や正午に至り、影もない世の中になったのです。明るい天下になったというのです。世界を必 ず天の国に変えることのできる力を、み言はもっています

そのような時代が世界に広がれば、世界にはサタンがいなくなります。暗い世界はなくなるのです。地上・天上世界が光明の世界となり、神様の光を中心 として愛することができる、愛の天地が連結されるというのです。そのような再創造の造化の能力をもっているみ言を発表したことが偉大なのです

11    統一教会を創立したのが三十五歳の時です。み言集が六百巻を超えますが、統一教会を立てたその時のみ言も、数十年を経た今のみ言も、すべて同じ内容であっ て、そのみ言が上下したり、変化したりしたものがありません。それが偉大なのです。神様を中心として宣布したそのみ言の内容が、変わる世の中の曲折の中 で、正面から衝突しようとしたのであって、逃げ出したり回避したりはしなかったので、お父様が有名になったのです

12    皆さんがみ言集を読まなければ、霊界に行っても、お父様に会いにくることができないでしょう。地上で私がしてきたこと、関心をもって見渡して調査してみた 内容が、み言集にすべて入っています。それを読まなければ、私が歩んできた蕩減復帰路程を発見することは不可能です

イエス様について深いみ言を語りました。それをキリスト教の牧師が読んだとすれば、口を開いてお父様を「異端だ」と言うことはできません。そのよう な内容が入っています。一九六〇年代にそのようなみ言をすべて語ったのですが、今でも反対しています。お父様に対して反対する罪を犯すことは、二千年の歴 史の勝利圏を形成したあらゆることに対して妨害するような、恐ろしいことなのです

絶対視すべき訓読会の伝

訓読会は、絶対視すべき生活の伝統の中の一つである。真の父母様のみ言を読み、生活 の中でそのまま実践する決意と動機づけの機会だからである。特に、真の父母様が提示された家庭教会は、訓読会が中心となるため、訓読会を通してみ言を絶対 視し、生活化する伝統を立てなければならないことを強調された

13    霊界も肉界も、すべての家庭が祝福を受けたその時になれば、万国は、真の父母様のみ言の訓読会を通して、一つの地上・天上天国になるでしょう。神様が最も 好み、神様が最も立てたいと思うみ言が、真の父母様のみ言です。国をつくり、あらゆる人に教育したいみ言が、真の父母様のみ言だというのです

そうだとすれば、誰が訓読会を一番喜んだでしょうか。神様が喜び、お父様が喜ぶ訓読会なので、神様が訓読会のチャンピオンの中のチャンピオンであり、長子王の中の長子王であり、家庭王の中の家庭王であり、国王の中の国王だというのです

ですから、そのみ旨に従うお父様は、神様に続いて二番目として、地上世界で訓読会の長子権、父母権、王権まで神様に代わって備えるのです。また、あ らゆる人たちは、お父様に代わって家庭の長子権、父母権、王権を継承することができ、平面的に対等で公平な地上天国が形成されることを願っているので、誰 もが喜ぶというのです

14    統一教会で訓読会を一番熱心にする方が神様です。次がお父様であり、その次がお母様です。お父様が語ったみ言なので、すべて知っているのに熱心にするの は、皆さんと和合するためです。完全な主体の前に対象をつくってあげ、父母様がしていたことを皆さんもできるようにしてあげるために、訓読会をするので

いつも神様と共に訓読会をするのです。ですから、皆さんの父母たちと共に訓読会をし、兄弟たちと共に訓読会をすることが、どれほどの福か分かりません。それが、神様に侍って暮らすことなのです

15    お父様が、み言を中心として審判されています。神様が裁判長になり、検事の論告を通じた、その論告に相違があるのかないのかという立場で、私が審判を受け ていると考えるのです。あのみ言を実践したのかという問題をめぐって、そのようにしているのです。そこに引っ掛かる内容かあれば悔い改めなければなりませ

今は、六千年を総決算して越えていかなければならない時です。ですから、霊界に関するみ言を今、訓読するのです。これを中心として、お父様がそのよ うな位置を越えていこうとしている以上、絶対信仰、絶対愛、絶対服従で一つになって越えていく時間にならなければならないので、再びこれを読んでいます。 地上については私がすべて語りました。私が語ったことは、すべて行って語ったのです。実践して語ったので、その言葉がいつでも審判するのです。霊界に記録 として残ります

16    私は最近、み言を訓読しながら、感動するときがたくさんあります。誰かの話を聞くよりも感動するときが多くあります。私が語った内容をすべて知っているの に、涙を流すまいとしても涙が出てくるというのです。鼻を塞ぎ、涙をこらえようとすれば、目が泣き、目を塞げば心が泣き、心を塞げば全身が泣きます。口を 塞げば心に血が流れ、心を塞げば四肢が感動するというのです

その時は、私が泣きながら話をしましたが、今は笑顔で話をすることができます。そのような悲壮な峠を往来したのです。その幅がどれほど広いかと、感動したというのです

17    私が語ったみ言を、私は知っています。どれほど深刻な歴史を経てきたか分かりません。血が沸き立つというのです。そのみ言は死んでいません。そのみ言を 語った当時のことを思えば、今も痛哭するしかない神様です。そして、霊界にいるすべての指導者たちが涙を流す環境なのに、そのみ言の前に来て感動を受けな い人がどこにいるかというのです

18    統一教会の教会員たちは、訓読会の時間が慕わしくなければなりません。お父様自身がそうしています。訓読会の時間を慕わしく思っているというのです。すべ て私が話したことであり、すべて知っていることなのですが、慕わしく思うのです。それは、千年、万年の生命の要素です。ですから、み言を抱き締めて夜を明 かさなければなりません。一生の間、抱きかかえて読んだとしても味があり、そこに入り込んでそれを手離せないので、背負って歩かなければならないというの です

19    霊界と肉界を統一したものがお父様のみ言です。訓読会のみ言です。これからは、霊界も肉界も、毎日のように訓読会のみ言を中心として、討論会をしなければ なりません。訓読会は、毎日やらなければなりません。天地がそれを中心として、すべてがみ言の相対、み言の実体圏をどのように完成するのかが問題です

それで、そのみ言に照らして、父親が誤れば息子が忠告しなければならず、妻が誤れば夫が忠告しなければなりません。上と下がありません。父母様の前 に兄弟なので、兄弟圏で忠告できる時です。どの場においても、一人が出てきて、統一させるために訓読会をしなさいというのです。お父様が五十年前に語った 話がそれです。毎日のように平準化教育です。み言を中心として、一生をそのように生きなければなりません

その次に、自分が霊的体験をして、霊界を見て先祖たちに会って、霊界と交流できる環境をつくらなければなりません。ですから、み言を知らなければ通じません。み言をもって問い合わせてこそ、直接的に霊界や肉界が連結されるのであって、自分の考えが入れば通じないのです

20    皆さんは、一生を生きていくとき、心情的にどのような家宝を残そうと思いますか。家宝を残さなければなりません。皆さんは、家宝を霊界に残さなければなり ません。深刻です。秤に掛けているというのです。ですから、安心して生きることができる生涯ではありません。つらく、唖然とするようなことがあるのです

お父様が霊界に行って、(地上に)いなくなれば、どうなるでしょうか。み言しかありません。皆さんは、私と出会うことによって、情緒的な面が激動し て絡み合い、主体的な立場と相対的な立場がきちんとできていますが、み言は、そのようになっていません。み言を、実体として成し遂げておかなければならな いのです。実体がありません。主人が死ねば、すべて分かれます。それで、このように訓読会を世界的にするのです

なぜ訓読会を強調するのでしょうか。み言の本当の味を感じるようにするためです。お父様と向き合うときよりも、もっと感じなければなりません。私に 会うのは一、二時間ですが、このみ言には永遠に会うことができます。その深さを感じてこそ、これから統一教会が天下を一瞬のうちに染めてしまうことができ るのです

21    お父様は、どれほど深刻に訓読会をしているか分かりません。何人もいない中で、み言を語ったこともありました。どれほどもどかしい思いで、何人かの人に対 してそのようにみ言を語ったでしょうか。数千人ではなく、数十人を前にして雄大な話をしたのです。そのつらい心情が、どのようなものであったかを考えてみ てください。訓読会をすれば、その心情の世界に通じるので、自然と涙が流れ、自然と喉が詰まるのです。訓読会には、そのような力があります。電気で言え ば、蓄電されているというのです。誰の言葉でも、そのようになるのではありません

お父様は死ぬか生きるかという生死の境で語りました。み言が出てくれば、そのみ言は世の中にないみ言であり、天のみ言なので、霊界はそのみ言を中心 として、どこに行っても復活の役事を起こすようになります。どれほど深刻な事実かを知らなければなりません。流れていく言葉ではありません。後代の子孫た ちに残さなければならない遺言なのです

22    皆さんが地上で行っている訓読会は、絶対に必要です。ここに合わせて着地をしなければなりません。霊界は、既にそれを行っています。霊界は、一週間以内で すべてのものが定着できるというのです。ですから地上ですべきことがとれほど急がれているか分かりません。訓読会を通して、家庭が定着できる時代に入って きました。それで、訓読会が重要だというのです

これは、霊界にいる自分の先祖を解放し、今後の自分の子孫を解放するためのプログラムです。過去、現在、未来は一つだというのです。また、これから 皆さんの父母が祖父母の立場に立てば、皆さんと皆さんの二世たちを中心として、三代になります。三代を中心として、地上に橋を架けて越えていくのです

23    なぜ訓読会をするのですか。訓読会をするのは、み言を語っていたその時が、今よりもっと深刻だったからです。生死の境で、死ぬか生きるかという境地で語っ たのです。どれほど深刻で、どれほど精誠を尽くして語った言葉か分かりません。今は、その心情的基準に到達できないのです。その時の心情を回想できる言葉 として(み言を)聞くのです。その時に語っていた心情を回想するので、どこかの助詞が一言違っても分かります。そのように深刻です

それでは、語ったとおりに成し遂げられたのでしょうか、成し遂げられなかったのでしょうか。私自身が成し遂げることができていなければ、成し遂げら れなかった責任を負って、延長してでも死ぬ前にそれをやらなければならないと考え、その道を求めているのです。整備しなければなりません。み言だけを残し て逝きたいとは思いません。み言以上の実体を残さなければならないのです

24    訓読会は、涙なしにはできません。父母様のあらゆる心情世界を、皆さんの家庭に安着させるためにも、訓読会は絶対に必要です。これから、家庭的訓読会、教 会的訓読会、社会的訓読会、国家的訓読会、世界的訓読会が広がらなければなりません。父母様が闘ってきた過程で霊界が協助しましたが、皆さんも条件さえ立 てれば、霊界の協助を受けてサタンが讒訴できる環境を越えていけるので、訓読会は絶対に必要なのです

25    訓読会は驚くべきものです。み言は生死の境の絶頂で語ったものです。天下に向かって炸裂する心情で語ったものなので、天の心情が湧き出て、霊界が協助するのはもちろん、(その内容が)すべて生きています

時間圏を超越した永遠のものです。きのうと同時にきょう生きているみ言なので、お父様も、訓読会でみ言を聞けば、それはお父様の言葉ではないことを感じます。その境地に引き込まれていくのです。それが必要です

26    朝に太陽が昇れば、無限に変化しても、常にその光であり、その世界であり、その力があるので、宇宙が太陽の光の恵沢を受けることに対して、永遠に有り難い と思うのです。それと同じように、訓読会を中心として、天が生きていて、永遠の世界の縁が時間と空間を超越して継続できる、感動的な縁を結ぶことができま す。それをどこで結ぶかと言えば、生死の境で結ぶのです

死なんとする人は生きるのです。死ぬことは「私」がすることであり、生かすことは神様がすることです。そのような深刻な立場に入ってみたことがない人は、流れていくのです通り過ぎてしまいます。根がなければなりません

27    訓読会を重要視しなければなりません。御飯を食べることよりも重要視しなさいというのです。そして、訓読会に喜びや趣を感じなければなりません。「私は 今、どこに向かっているのか、どのように生きているのか」と考えるとき、何点になるかというのです。すべて点数をつけなければなりません。自分自身のこと は自分がよく知っているというのです

その次には、百六十家庭、百八十家庭を祝福して、一つの氏族が入籍するようになるときには、皆さんの姿勢を重要視しなければなりません

御飯を食べることよりもっとおいしく、今生きることよりも現実的でなければなりません。御飯を食べることは忘れても、訓読会をすることを忘れてはい けません。朝にもやり、昼にもやり、夜にもやらなければなりません。夜に御鈑を食べて時間があれば、またしなければなりません。一日に四回はしなければな らないのです。朝起きてやり、昼食の時に御飯を食べてやり、夕食を食べてやり、寝る前にもう一回やりなさいというのです

そのようにすれば、霊的な生命が成長します。やらなければ、真っ暗で雨の降る日のようであり、霧がかかったように重苦しいというのです。祈る時間よ りも、訓読会の時間をより一層重要視しなければなりません。これは、自分を完成させる道です。父母様が完成させる時間だというのです

28    どのように訓読会をしなければならないのでしょうか。世界的に先に訓読した人たちは、世界の訓読歴史創建時代において、代表的な一つの地域なら地域、国な ら国の中心指標、中心支柱になるというのです。世界平和理想家庭教育本部に来て教育を受けた人は、全世界に広がって教育する責任があります

皆さんは、生活の心配をしてはいけないというのです。たとえ家をすべて売り、土地をすべて売ってしまい避難民のように放浪したとしても、皆さんは、 世界の主導的な訓読会の先祖の位置に定着するのです。このようにすることによって、世界化が可能です。祝福世界化が可能だというのです。そのような驚くべ き未来があります。谷間ごとに統・班組織のような組織をつくり、それに責任をもった人たちが教育しなさいというのです。自分の部署が霊界の一つの部署のよ うになり、霊界と差がない一体的基準に合うように教育しなければなりません

29    訓読会ができる人がいれば、誰でも来てしなさいというのです。み言を聞いて心に感動を受け、自分の行路を正すことができる教えがあるとすれば、訓読会をし なければなりません。できなければ後退するのです。口をいい加減に開いてはいけません。今や、せざるを得ないのです

面から統、班まで動かせる運動を始めました。世界的です。世界の国々が、韓国を信仰の祖国と思っているのですが、その祖国の領土にいる本国の人たちが、誰よりも訓読会のチャンピオンにならなければなりません。それゆえ、この挙国的なことをするのです。

第一章    「世界平和統一家庭連合」の創立  目次

第三節    「家庭盟誓」の制

「家庭盟誓」制定の意

真の父母様は、一九九四年五月一日に、「世界基督教統一神霊協会」の名称を「世界平 和統一家庭連合」に変更することを予告し、祝福家庭が守るべき指針である「家庭盟誓」を制定して宣布された、「家庭盟誓」は、当初、七節からなっていた が、一九九八年二月三日に八節が追加された。「今や個人時代ではなく家庭時代であるため、『家庭盟誓』は個人的な誓いとは異なる」とされ、家庭の使命と責 任を具体的に明示されたのである

1     「家庭盟誓」が出てきたという事実が、どれほど有り難いことか分かりません。誰の前に誓うのですか。創造主である神様、天の父母のみ前に誓うのです。ま た、嘆息の場で恨を抱いていた地上の父母を解怨成就し、縦的な神様と横的な真の父母様のみ前に誓うのです。その次に、万民のすべての家庭に向かって「手本 にしなさい」と言って唱えるのが「家庭盟誓」です。体と心を一つにして唱えなければなりません。夫婦が一つになって「家庭盟誓」を唱えなければなりませ ん。息子、娘が一つになって、唱えなければなりません。一つになっていなければ、悔い改めて祈らなければならないのです

2     統一教会は、今まで国を取り戻すために活動してきたのではなく、家庭を取り戻すために活動してきました。家庭が万世界、万国の組織編成の単位です。その単 位がなければ公式をつくることができません。ですから、家庭を中心としてきたのであって、「国家を取り戻しなさい」とは言いませんでした

「統一原理」の中には闘うという概念がありません。八項目の「家庭盟誓」がありますが、闘うという概念がないのです。以前の「私の誓い」には闘う概念がありましたが、今の「家庭盟誓」には、闘いの概念がありません

3     「家庭盟誓」は、個人的な誓いとは違います。私たちがする誓いは、「個人盟誓」ではなく「家庭盟誓」です。家庭が公式であり、根本です。ですから、家庭を 代表して誓いをするのです。父も家庭全体を代表し、母も家庭全体を代表し、息子、娘も家庭全体を代表して誓うのです

第一に、心と体が一つにならなければならず、第二に、夫婦が一つにならなければなりません。第三に、子女が一つにならなければなりません。エデンに おいて神様を失ってしまいました。アダムとエバを中心として、個人を失い、家庭を失い、子女を失ってしまいました。これを復帰しなければなりません。です から、「家庭盟誓」は、心と体が一つになってこそ、唱えることができます。夫婦が一つになり、子女が一つになってこそ、唱えることができるのです

4     「家庭盟誓」を唱えることができる人は、完成した家庭の位置に立たなければならないので、心と体が一つにならなければなりません。心と体が一つになってい ない人は、「家庭盟誓」を唱えることができません。堕落のゆえに、心と体が分かれました。偽りの父母、偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統なので、これをす べて清算しなければなりません

真の愛、真の生命、真の血統を復帰しなければならないのです。その三つが心と体を完成することができます。誰もその三つを否定できません。何よりも まず、真の愛を中心として、心と体を一つにしなければなりません。これが、神様の願う個人に対する目標であり、復帰の目的、摂理の目的です

5     今から家庭を中心として誓うのです。他のものは必要ありません。幸福も、自由も、平和も、天地のすべてが家庭から出発するのです。今、家庭を中心とした誓 いが必要です。ですから、家庭を失ってはいけません。家庭さえ一つにすれば、世界が統一され、天国ができるのです

6     「家庭盟誓」を愛し、それを中心として団結することが、私たちの家庭の光となり、永遠の歴史の保証を受けることができるのです

「家庭盟誓」はなくなりません。堕落したことを回復するために、避けられないものです。家庭で堕落して血統が変わったので、根源に戻るのです。深刻 なことです。父母様が「家庭盟誓」を作るとき、真の父母、神様の実体対象という立場で作りました。「家庭盟誓」は、真の父母が責任をもって作ったもので す。それをなくすことはできません

「家庭盟誓」は天国の絶対的規

真の父母様は、生涯をかけて残された数多くのみ言の中から核心を抜き出し、「家庭盟 誓」に収め、全人類に指針として残された。そして、「『家庭盟誓』は、天一国主人として、人間が創造本然の世界である地上天国と天上天国の創建、心情文化 世界の完成、神様との一体理想の実現などを決意する絶対規約であり、家庭の絶対指針である」と語られた

7     「世界基督教統一神霊協会」の創立四十年を越えるとともに、「世界平和統一家庭連合」に変更し、それを完成するための絶対的規約、憲法のような「家庭盟 誓」を制定しました。「家庭盟誓」という言葉は、歴史にありません。天国に向かい、天国を完成する「家庭盟誓」です。これを見れば、蕩減復帰の内容を中心 として、完全に解放される内容になっています。ですから、これを唱える人は、堕落世界の家庭圏内ではなく、完成した家庭圏内に入ります。真の愛を中心とし た家庭圏が形成されるので、偽りの愛で分立された心身の統一が起きるのです

8     創造原理を見ると、原理結果主管圏と直接主管圏があります。これが連結されて、絶対創造原理時代に入っていくようになるのです。神様は、原理に背いて堕落 したアダムとエバを地獄に投げ込んでしまいました。統一教会員にも、そのような時が来るというのです。法的な時代です。「家庭盟誓」は、天地の憲法です

皆さんは「家庭盟誓」の一ヵ所だけ完成しても、天国の民になることができます。そのような価値を知らないので、空念仏のように、ただ唱えているとい うのです。皆さんが「家庭盟誓」を唱えたなら、誓ったとおりに暮らさなければならないのですが、そのようになっていません。うわべだけです。人の姿をして いるのですが、中身のない人になっているので、中身を満たさなければなりません。それゆえ、本然の理想的直接主管圏内に入ったので、「家庭盟誓」は、法を 立てて整理するための表題です

9     「家庭盟誓」は、お父様が成し遂げて作ったものです。お父様が成し遂げていったものです。そのように成し遂げられた清い「家庭盟誓」を、皆さんが生命を懸 けて憲法のように守らなければなりません。そうすれば、間違いなく天国に行くようになります。お父様が行く所に行くのです

10    「家庭盟誓」の内容を分析し、解剖してみれば、途方もない事実、個人的に推し量ることもできない事情が綴られています

家庭の基盤という要素を種として植えるようになるとき、そのまま拡張されるのです。そのようになれば、宗教がなくなります

「家庭盟誓」は皆さんが生命を懸けて守っていくべき秤です。毎日のように皆さんの生活を比較しなければなりません。皆さんの生活の秤竿(の基準)が上がっているか、下がっているか、比較しなさいというのです。み旨のために、より精誠を尽くせば上がるのです

11    皆さんは、「家庭盟誓」がどれほど途方もないものかを知らなければなりません。「家庭盟誓」は、どれ一つとして取り除くものがないのです。八節で、絶対信 仰、絶対愛、絶対服従を強調しています。三大絶対条件の上に、性の完成が成就されなければなりません。真の父母時代になって、性の完成を発表できるので

人間が十六歳で堕落することによって、神様の創造本然の性がなくなりました。『平和神経』は、天の国の家庭と天の国を完成するための、憲法の草案で す。ここに外れる憲法はあり得ません。「家庭盟誓」は『平和神経』の骨子です。天上世界や地上世界において完成した人々の「家庭盟誓」です

12    皆さんが唱える「家庭盟誓」は、皆さんのための誓いの文章です

皆さんは、先祖を代表し、現在の氏族を代表し、未来の子孫を代表するのです。皆さんが先祖の位置に立ったので、伝統を正しく立てなければ、皆さんの 子孫たちの前でも堂々と立てません。「家庭盟誓」が中心です。神様の創造理想は、家庭です。「神様のもとの一つの家庭」です。あらゆることが、これを根と して越えていかなければなりません。引っ掛かっては駄目だというのです。ですから、絶対「性の上で「家庭盟誓」を唱えなければなりません

総意に対する結論が「家庭盟誓」にかかっているので、「家庭盟誓」を唱えるときは、先祖と氏族、子孫と共に唱えるのです。絶対「性」の上で「家庭盟誓」を唱えなければならないというのです。

第二章    八定式と「七・一節」宣布    目次

第一節    八定式と「天父主義」宣

八定式の宣布とその背

真の父母様は、一九八九年八月二十日、アメリカ、アラスカのコディアクにあるノー ス・ガーテンで、ダンベリー出監四周年を記念し、愛援摂理時代を宣布された。この日、真の父母様は「救援摂理の完結と愛援摂理」というテーマのみ言を通し て、「今までは蕩減復帰救援摂理時代であったが、これからは統一教会に反対する勢力がなくなり、愛によって摂理する時代に進入するようになる」と語られ た。また、一九八九年八月三十一日、八定式を宣布することにより、蕩減が必要のない時代を開かれた。八定式の八段階は、縦的には、僕の僕、僕、養子、庶 子、直系の子女、夫婦、父母、神様であり、横的には、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙、神様の八段階である。八定式は、真の父母様がこの縦的八 段階と横的八段階の蕩減復帰路程において、勝利的な基台を立てたことを意味するのである

1    愛援摂理時代を宣布した日が、一九八九年八月二十日です。愛援摂理というのは、血を流して蕩減の役事を行う救援摂理が終わるということです。愛の時代に 入っていくのです。父母が現れ、愛の時代に入っていくというのです。ですから、愛援、愛を中心とした救援摂理を主張するのです。その次に、八月三十一日に 八定式を宣布しました。縦的蕩減、横的蕩減をすべて清算しておかなければなりません。それで、アラスカという一番北の地域に行って、宣布したのです。次 に、九月一日、天父主義時代を発表しました。その次に、一九九〇年二月二十七日、天地父母を宣布しました。天地父母も王権設定も同じです。それは、王権設 定を発表する式です。ですから、天地の王権が着地することにより、真の父母が権勢を振るう時代に入るのです

2     愛援摂理時代とは、神様が主管する世界に入るという意味です。二〇〇三年七月十三日に蕩減時代撤廃を宣言し、愛援摂理時代に入るのです。創造理想主管圏大 転換の時期に、堕落したものを取り除き、神様を中心として新しい世界に越えていくのです。国連の刷新さえ終われば、救援摂理はすべて締めくくられます。宗 教と国がなくなるのです。宗教の争い、国の争いがなくなるのです。愛の家庭時代だというのです。神様の真の愛を中心として、真の生命が結合することによっ て、真の血統をもつようになります。それは、どこまでも父子関係において成し遂げられるので一つの家庭制度です

世界万民が兄弟だというのです。この根源をどこで探し求めるのでしょうか。家庭で探し求めるのです。はるか遠くにいる世界の万民が、何千年も前には 一番近い兄弟だったのに、その兄弟を失ってしまいました。遠くに行ったので、何千年もかかる距離が生じて、一番近い兄弟を失ってしまったのです。ですか ら、東西が一つにならなければならず、南北が一つにならなければなりません。それゆえ、大家族時代だというのです

3     天の摂理時代は、父母の時代、愛の時代に入ってきました。定着です。今ではもう、宗教が前進するに当たって、死を迎えることはありません。涙を流すことが ないのです。今は、教育を受けて従っていけば、博士になるのと同じように、原理の道をそのまま踏んで一生懸命に行けば、天上の人格完成、地上の人格完成が できる時代になったのです。それで、愛援摂理時代に入るようになります

原理で見るとき、原理結果主管圏を越えて直接主管圏内の神様の愛と一体になった基準に入っていき、子女と父母が共に連結されて父母権復帰時代になるので、氏族メシヤを発表せざるを得ません

神様が六千年にわたる摂理のために犠牲になり、お父様までも犠牲になって、ついに堕落したアダム家庭を復帰するようになりました。そうして、自分勝 手に結婚した人が復帰された蘇生アダムになり、皆さんの氏族は長成アダムになり、お父様は国を中心として完成アダムになるのです。ですから、自動的に世界 的なものになります

それで、父母様の相続権を譲り受ける偉大な時代に入ったのです。父子が一つになっているというのです。サタン世界は、それに手を出すことができません

4     今、父母様が皆さんに「天が特権を下さった」と言えば、それは皆さんを生んだ父母より、もっと高いメシヤの位置に上げてくださった、ということです。皆さ んは氏族メシヤになって、イエス様の代わりに皆さんの父母を、アダムとエバの代わりの位置に立てるのです。堕落したアダムとエバが、復帰された自分の一つ の家庭の正しい父母として立つことによって、家庭、氏族、民族、国家、世界的メシヤの親権を相続するようになります

原理に立脚して言えば、原理結果主管圏と直接主管圏です。原理結果主管圏では、長子権復帰によって責任分担を完成しなければなりません。世界的にサ タンに打ち勝ち、勝利の旗を立てて、「もうあなたは天の子女なので、私は天使長としてあなたに侍らなければなりません」という基台を復帰した上で、原理結 果主管圏を直接主管するようになっています。長子権復帰によってそうなるのです

最初に生まれた子女も、次に生まれた子女も、アダムとエバの子女です。神様の子女です。それで、父母を中心とした子女が、神様を中心として家族、血族を連結する摂理時代に戻ってきたので、愛援摂理時代と言うのです

5     堕落したアダムの子孫たちを復帰するために、イエス様が二番目の父母として来られ、世界を救おうとしましたが、それができませんでした。それで、再臨主が 三番目の父母として来られるようになったのです。キリスト教が使命を完遂できなかったので、真の父母が来て四十年間、再び蕩減復帰をして勝利の基盤を立て ることによって長子権を復帰し、イエス様ができなかったあらゆることを復帰し、アダムが果たせなかったあらゆることを復帰しなければなりません

したがって、父母様によってアダム家庭が復帰され、イエス様の家庭が復帰され、各国が復帰されるのです。韓国が復帰されれば、世界的中心国になりま す。ですから、再臨主、すなわち真の父母を中心として、世界的父母、国家的父母、氏族的父母、家庭的父母が立てられれば、自動的に国家はなくなるようにな ります。国家を見ようとしてもないというのです

家庭的メシヤ、氏族メシヤである祝福家庭が国を救わなければなりません。イエス様が復活したのと同じ家庭的立場で、国を救わなければならないので す。イスラエルの国とローマ、そして、世界を連結するのがイエス様の使命でした。世界は内外、すなわちカイン・アベル問題で分裂したのですが、それを愛で 連結させなければなりません

6     お父様自身が、僕の僕の位置から始めました。お父様は、日本で廃品回収をするなど、どんなことでもすべてやりました。三年以上にわたって誕生日に断食を し、説教をする時にも、継ぎはぎの衣服を着て話をしたりしました。復帰です。僕の僕としても世界的な迫害を受けました

僕の僕の位置から僕の位置、その次には養子の位置に行かなければなりません。養子は血統が違います。そして、アダムが伝統を立てるべきその責任分担を、完成しなければなりません

伝統を立てるときには、失敗したアダムの責任があるので、つらいことにも耐えて越えながら、責任分担を完成しなければならないというのです。そし て、エバの基盤を完全に子女と一致させなければなりません。エバを通して天宙復帰のための長子権を立て、その長子復帰の責任を与えられたエバは、長子や次 子と一つにならなければなりません

7     再臨主は、縦的な基準をすべて備えて、平準化の基準に上がってきたので、蕩減が必要ありません。ですから、個人復帰、家庭復帰、氏族復帰、民族復帰、国家 復帰、世界復帰、天宙復帰、神様復帰までの八段階を連結しさえすればよいのです

神様の圏内で反対がないようにキリスト教文化圏を準備しておいたのですが、そのキリスト教文化圏の目的は、来られる主に侍ることです

ところが、あらゆることを縦横に蕩減復帰して成し遂げておいたのですが、それをすべて失ってしまいました。世界版図で縦横に蕩減した基準をすべてつくっておいたのですが、大韓民国とキリスト教がお父様に従うことができなかったために、これをすべて失ってしまったのです

ですから、天の側のカイン・アベル・エバ国家、サタン側のカイン・アベル・エバ国家と韓国まで、七ヵ国が怨讐になりました。サタンは、この七ヵ国を駆り立ててお父様を葬ってしまおうとしたのです

そのため、国家基準を越える時まで、祝福の版図を中心として七百七十七家庭までの祝福家庭の婦人に対して三年間の伝道命令を下し、この基準の版図を築いたのちに、お父様がアメリカに行ったのです。こうして、世界的版図を収拾する時まで、再び八段階を蕩減したのです

8     私たちは、僕の僕から僕、養子、庶子、直系子女、夫婦、父母を経て神様まで、八段階を経ていかなければなりません。これが縦的八段階です。そして、横的に 個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙、神様までの八段階を経ていかなければならないのです。これを一つにまとめて定着したと宣布したのが八定式で す。これを一九八九年八月三十一日、アラスカで宣布したのです

ですから、世界の人類に蕩減が必要ない時代に越えていきます。それは、お父様が行く所や統一教会員たちが行く所においては迫害時代が過ぎ去るという ことです。これからは、私たち同士でどんなことをしたとしても、誰も讒訴できません。それで、その基地として定着する式が八定式です

この八定式を基盤として、一九八九年九月一日、「天父主義」を宣布しました。八定式が終わる時までは長子復帰時代ですが、長子権が天の側に完全に復帰されることによって、サタンが反対できない世界的頂上圏に立つのです

9     神様の世界には、女性がいませんでした。お父様が八定式を宣布しましたが、神様の復帰摂理は、僕の僕から僕、養子、庶子、直系子女、夫婦、父母を経て神様 までの八段階を経ていかなければなりません。これが女性を取り戻してくる論理です。新郎である主がこの地上に生まれ、勝利した女性を取り戻してこなければ なりません。アベルがアダムの代わりに取り戻してくるのです。何千年にも及ぶアダム理想が完成し、新郎のみ旨が成し遂げられるためには、地上で新婦圏が世 界統一圏基盤を備えなければならないのです。そのような基盤をもたなければ、勝利した新郎として地上に現れることができません。国家圏で勝利したとして も、世界圏のサタンがしがみついて、たたき潰そうとするというのです。ですから、世界解放圏を越えていくことができる時まで、新郎を準備しながら新婦圏も 備えなければなりません。神様が一人のアダムを造ることは簡単ですが、アダムの再創造は、歴史的に見るとき、堕落以降、今まで続いてきたというのです

10    八定式です!神様の摂理で八数が定着できませんでした。八数(8)は、天でも円であり、地でも円です。「世界統一国開天日」を宣布したのち、最初の年であ る一九八九年の八月が重要です。その年の八月の末に天宙的な定着を発表したというのは、重要な内容です

摂理時代においては、長子権復帰とともに父母権復帰が成し遂げられ、父母権を復帰することによって王権復帰が成し遂げられます。民主主義時代は過ぎ ていき、愛の世界が訪れます。民主主義で神様と真の父母を買うことができますか。選挙で選ぶことができますか。愛の道は、ただ一つしかありません。そのよ うな発表をするとしても、祈らなければなりません。そうしなければ、八定式が地上にも、天上にも定着できません。統一教会の全食口を代表し、人類全体を代 表して、各国家の代表、天上世界のあらゆるものの代表となった立場でお父様が祈って、これを宣布したのです

11    北極星と近い、最も北にあるアラスカのコディアクで八定式を挙行しました。天の国と地上地獄を縦横に塞いでいたあらゆる壁を崩し、人間世界の個人、家庭、 氏族、民族、国家、世界、天宙まで塞いでいる壁をすべて崩して片づけるのです。この壁によって塞がれている限り、サタンが寓居できる地になります

霊界から地上世界にまで寓居するサタンを見て、「お前は私に世界的に反対した。私はお前よりも人類を愛し、お前よりも人類に正しい神様の天道を教え てあげたが、お前は人類に敗亡の道理を教え、滅亡の道へと引っ張っていった」と告げるのです。サタンは愛の主導権の前に頭を下げます。強盗の一味のような 親不孝な子女を、義人の道へと改めさせようとするのが母の愛です。愛だけが罪悪の中にいる悪魔を屈服させることができます。ですから、愛を強調するので

12    アダムとエバが堕落する前には、すべてのものが彼らの所有であり、神様の所有でした。それで、祝福の前に国と世界を捧げるのが原則ですが、復帰路程では、 そのようにすることができません。そのため、今日、統一教会の祝福は、教会内の祝福です。今後、国と世界の祝福をするようになる時は、本然の基準に転換し て、一つの国になるまいとしてもならざるを得ない過程を経ていかなければなりません

そこから「天父主義」が始まるのです。世界が神様のもとで一つの価値をもち、結婚式をすることによって越えていくのです。それが「天父主義」の内容 です。「六・二五動乱」のゆえに世界が両極時代になりました。しかし、ソウルオリンク大会を中心として、一つになったのです。モスクワオリンピック大会と ロサンゼルスオリンピック大会のときも分かれ、両極になっていたのが、ソウルオリンピック大会を中心として一つになったのです。そのとき、祝賀公演に、リ トル・エンジェルスが参加しました。また、「モスクワに二千台の自動車を寄付するので、もっていきなさい。もっていくときは、韓国から北朝鮮を通っていき なさい」と言いました。このように、物質面と精神面で統一できる内容を提案したのです

サタン世界の若い人たち、カインの立場の若い人たちと統一教会の若い宣教師たちが、オリンピック大会で一つになりました。それで、韓国に大使館もな い国々も、統一教会員たちがその国の旗を掲げて応援しました。一つになって応援したのです。そのような条件的な基盤の上で、一九八九年八月三十一日に八定 式を宣布しました。そのような世界的な若者たちの理想的な基盤をつくり、その基盤の上にこのような日を設定したのです

13    八月三十一日は、八定式宣布の記念日です。八定式の宣布日は、八月の最後の日ですが、貴重な日です。個人時代、家庭時代、氏族時代、民族時代、国家時代、 世界時代、天宙時代、神様までの八段階と、血統的復帰の基準では、僕の僕の段階から上がっていきます。真の父母が現れることによって、真の父母を中心とし て一つになり、世界に定着し始めるのです。それで、八定式が重要な行事なのです。これをコディアクで宣布したので、コディアクが出発の基準です

コディアクは、ロシアとアメリカを中心とした境界線です。海にある島です。海から始め、半島を通って陸地に上陸し、初めて世界的な出発をしたので す。僕の僕から、僕、養子、庶子、直系子女、夫婦、父母、神様まで、八段階を中心としてそれが内外に蕩減され、縦横に接触することによって、「天父主義」 が九月一日に宣布されたのです

14    「天父主義」は、神様と真の父母の主義です。ついに、真の愛を中心として天と地が一つになり、この宇宙が家庭から世界に出発する新しい起源の日です。その ような意味になるのです。八定式は、真の父母が縦的なすべての恨の道、横的なすべての恨の道を経ていくことによって宣布されました

天が縦的にも来ることができず、横的にも来ることができなかったのですが、真の父母によって横的、縦的に連結され、新しい家庭を中心とした、神様が 願う世界に発展できるようになりました。この八定式がなければ、「天父主義」が出てきません。家庭を中心として、世界的な拡大は、祝福家庭を中心として行 うのです。三万双から三十六万双、三百六十万双を中心として、家庭的世界版図ができることによって、真の父母の家庭が進むに当たって縦横を経ることなく、 神様がこの地上に住むことのできる時代圏を迎えたので、天地父母天宙安息圏を宣布しました

三万双、三十六万双、三百六十万双、蘇生、長成、完成が成就することにより、世界の統一家庭が動くに当たって、障害物なく歓迎を受けられる時代になったので、神様がどこに行っても休むことのできる時代が来たというのです

15    八定式が終わることによって、「天父主義」、父母権の解怨成就が起きました。この時が来ることによって、父母様が父母の位置で、氏族的なメシヤ、イエス様 の位置を解怨成就し、アダム家庭を解怨成就できるので、皆さんの一族を通して、皆さんの父母の失敗の基盤をすべて解消するのです

あらゆる人の故郷が初めて天の国の故郷の地に転換されるのです。一つの国の形態を中心として、父母様と連結され、父母様に治められる故郷の地とな り、自分の父母が生まれた所が天の国の父母の位置に選定されるのです。ですから、皆さんの故郷が天の国の故郷として認められる時代に入ってくるというので す。これにより、地獄から解放されます

今、地獄にいる人は、みな再臨するのです。そうして、氏族メシヤを中心として三代になってこそ、天のみ前に条件として成立するのです。氏族メシヤを中心として祖父、父、兄です。これが復帰歴史の根源です。神様解放、父母様解放、自己解放をするのです

「天父主義」と長子権、父母権、王権復

真の父母様は、八定式を宣布した基台の上で、一九八九年九月一日、アメリカ、アラス カのコディアクにあるノース・ガーデンにおいて、「天父主義」を宣布された。これをもって、堕落人間が真の父母を迎えるようになり、真の父母もやはり、カ インとアベルをみな愛することができるようになって、天の父母主義、天父主義時代が開かれたのである。「今や長子権、父母権、王権が復帰されることによ り、サタンが反対できない世界的頂上圏に上がってきたため、強く雄々しく押していけば、共産世界までも押されていく時が来た」と語られた

16    「天父主義」は、何を中心として成し遂げるのでしょうか。家庭を中心として成し遂げるのです。家庭を中心として見るとき、家庭は堕落していないアダム家 庭、堕落していない氏族家庭、堕落していない民族家庭、国家家庭、世界家庭などによって、代をつないでこなければなりません。一人の先祖から長孫(韓国で は、長男の長子を指し、祭祀をつかさどる人を意味する)を通して下りてきて、今まで拡大してきたのです

このように拡大した基準を成し遂げて霊界に行くようになれば、世界的な一番の宗孫(宗家の一番上の孫)になる人が王ではなく復帰されたアダムか王で す。ですから、アダム王権という言葉がそこから出てくるのです。今まで堕落せず、数千年および数万年、長孫を通して下ってきて、現代において統一された世 界王権が成立していなければなりませんでした

17    縦的・横的八段階を上がっていかなければなりません。八定式がそれを成し遂げたというのです。その次に、「天父主義」を発表しました。「天父主義」は家庭 主義です。「神主義」は家庭主義なのですが、真の父母を中心として、真の民族、真の国家、真の世界へ拡大していく中で、世界的迫害を受けました。サタン世 界は、上がっていくことに反対します。しかし、天と地、神様と真の父母、男性と女性、子女がすべて上がっていきました

18    サタンの主権下にいるのを、どのように解放するのでしょうか。(皆さんの)父母たちは、アダムとエバが堕落したのと同じ位置にいますが、堕落していない完 成の位置に立ててあげることによって、アダムとエバが堕落せずに完成した価値の位置に立つというのです。そうして、神様が直接主管できるアダムとエバに なったので、そこで生まれたその息子、娘が暮らす故郷の地まで天国になります。それで、氏族メシヤを派遣し、家庭を教育するのです

真の父母がこの地上に来て、四十年間したことは何でしょうか。一つのメシヤ圏を中心とした個人的な版図ではなく、世界的な版図圏を中心として、数万双の祝福家庭をサタン世界に配置しました。神様を中心として祝福し、数万双を家庭的メシヤ圏として配置したのです

ですから、個人伝道時代は過ぎていきます。家庭伝道時代です。ここで失っていた個人の心と体を中心として、「私」を取り戻さなければなりません。主 体と対象を中心として、対応する私を取り戻すのです。男性や女性を取り戻さなければならないというのです。男性と女性は、主体と対象です。女性は、主体で ある男性の前に、絶対対象として一つにならなければなりません。一つになって、夫から真の愛を受け継ぐのです。真の完成の資格をもとうとすれば、真の愛で 男性と女性が一つにならなければなりません

結婚することによって、東西が一つになって水平を形成するようになるので、垂直的な神様がここに臨在するのです。神様が降りてきて、父母、夫婦、兄 弟、子女の四大心情圏の統一圏が成し遂げられるのです。このように見るとき、歴史は長子権、兄弟を取り戻してくる闘いです。それ以後に残される時代は、父 母主義時代です

19    長子権を復帰し、八定式を宣布したので、今や天父主義時代です。父母主義の時代に入ってきました。分水嶺を越えたいうのです。ですから、もはや迫害はあり ません。そうして、この完成圏は、蕩減条件を中心として形成されたので、これからはアダム圏が横的基準に入ってこなければなりません。蘇生アダム、長成ア ダム、完成アダム、このようになるのです。今までの歴史で見れば、蘇生アダムは堕落したアダム、長成アダムはイエス様、完成アダムは再臨主です

旧約時代までは物質を中心とした祭祀時代です。新約時代は、息子が犠牲になる時代です。その次に、天地の父母を復帰するために、再臨主の立場である 父母様がこの地上に来て祭物になるのです。祭物となって神様を地上でお迎えするのです。旧約時代までは万物を犠牲にして息子を迎えるための時代だったので あり、新約時代は息子を犠牲にして父母を迎えるための時代でした。解放直後に父母が来て、統一天下ができたその基盤の上ですべてが一つになっていれば、神 様が臨在されたでしょう。それができなかったので、再び蕩減復帰して父母が苦労し、神様を地上に再びお迎えするための準備をしたのです

20    民主主義では世界を収拾することができません。共産主義と民主主義は何が違うのでしょうか。共産主義はサタン的な共産主義であり、アメリカの民主主義は天 使長的な民主主義ですが、父母がいません。人類歴史は出発するとき、兄弟が血を流すことから始まったので、民主主義世界も血を流すことをしています。最初 にそのような種を植えたので、収穫する時が来れば、両側に分けられるのです

共産世界を見ても、民主世界を見ても、何も収穫するものがありません。本当の民主世界になることができていません。アメリカの若者たちが嘆いていま す。アメリカの政府も、アメリカの指導者層の人士たちも、見ているばかりで手を付けられません。誰も滅びゆくアメリカを解放することができないのです。現 在のアメリカの境遇がそうです

誰がこの悩みを解決することができますか。神様でなければ、誰も解決することはできません。ですから、民主主義ではできないのです。父母主義、「天父主義」がなければなりません

21    「天父主義」によって、「頭翼思想」を中心として民主世界と共産世界を連合的に統一することにより、王権復帰時代が訪れるのです。神様は、縦的な基盤がな ければ活動できません。皆さんの良心がまっすぐになり、本然の基準の前に鏡のようになるとき、そこに縦的な神様が訪れるというのです

神様は、そのような基盤に従って共にいらっしゃるのです。そのようにしなければ、横的基盤を拡張させられる道があません。原理結果主管圏内には神様が入っていくことができません。それは、地上に完成の基盤ができていないからです

22    八段階の縦的な蕩減と横的な蕩減が終わったので、一九八九年八月三十一日に、アラスカで八定式を宣布しました。そして、九月一日には「天父主義」を発表し ました。愛援主義であると同時に父母主義です。父母主義は「愛そう」ということです。愛することにサタンは反対できません

今は定着地がありません。定着はカナン復帰を通してしなければなりません。カナン七族が頭を下げなければならないのです。このため、一九八九年から 私たちは祝宴を行いました。泣きながら故郷の門前から追い出されたその道を、「錦衣還郷」(故郷に錦を飾ること)の立場で、歓喜の勝利の旗印を掲げてい き、父母をはじめとする一族を中心に祝宴を行ったのです。このような基盤をすべて築き、氏族メシヤを宣布して、一族をすべて天の国の眷属に復帰するので

23    真の父母様と心情圏が一つにならなければ、長子権復帰の位置に行くことができません。長子権が復帰された位置だとしても、真の父母様と心情が一致しなければ、氏族メシヤの位置に行くことができないのです

真の父母様と心情圏が一致すれば、堕落していない立場なので、そこには神様が縦的に介在します。神様と真の父母様の心情圏に一致できる真の愛は、直 短距離を通ります。ですから、上に連結される愛は垂直しかありません。垂直の前に一番の直短距離は、横的な面に九〇度で接する角度しかないというのです

天地合徳できる心情的結合点はどこでしょうか。それは、九〇度の中央線、この一ヵ所以外にはありません。これを縦横、前後、兄弟の愛を中心として数 えれば一、二、三、四、五、六、七です。七数というのは、愛の核を総合した位置を意味するのであり、愛の完成を表示するので、完成数だというので

24    お父様が兄弟権を復帰しました。第二次世界大戦のとき、キリスト教を中心として兄弟権を復帰しておいたにもかかわらず、それを失ってしまったので、四千年の歴史を復帰したのです

お父様が長子権を復帰したというのです。私にはそのような力があり、全世界に組織もあります。そして、アメリカを中心として兄弟権を復帰すると同時に、ソ連までも復帰しなければなりません

25    「天父主義」を通して父母主義を復帰したので、「皆さんの父母をすべてアダムとエバの位置に立ててあげよう」と言いました。皆さんはイエス様の位置に立て てあげ、お父様は再臨主の位置に立つのです。平面的に見れば、父母が同じ位置に立つことができます

そうして、皆さんの故郷が天の国の故郷に属するようになります。皆さんが生まれた故郷がそのようになってこそ、天の国が成し遂げられるのです。ですから、三代が一つにならなければなりません。祖父母、父母、子女の三代が、一つにならなければならないのです

26    皆さんの兄弟を復帰し、父母を復帰して、家庭の王権を取り戻さなければなりません。そうしてこそ、永遠なる大宇宙の王権も皆さんと連結され、そのように連 結されることによって、小さな勝利の基盤が大きな勝利へと連結されて、幸福な皆さんになります。それで、氏族メシヤが必要なのです

今やお父様が皆さんを連結させ、皆さんが皆さんの家庭と一つになれば、皆さんもお父様の位置に入っていくことができます。そのようになる時、皆さん の氏族メシヤとしての使命が終わるのです。そのようになれば、皆さんが氏族的な王権をもつようになります。お父様ではなく、皆さんがもつようになるので す。そのようにしておいてこそ皆さんの故郷の地が天国になります

共産世界と民主世界にいまだに残っているサタンを消化するために必要なのが「天父主義」です。全世界の多様な文化的背景を、「神主義」、「天父主 義」と真の愛で消化するのです。その次に、王権を創出するのです。消化する側が、王権をもつことができます。その主義というものは、杖と同じです。王権を 求めていくのです。杖を探し求めていくというのです。整理して王権を求めていかなければなりません。このようにすれば、復帰歴史はきれいに終わります

27    兄弟権復帰が終わり、父母権復帰が終わりました。その次には王権復帰です。父母権を復帰したので、神様が再臨主を送り、イエス様を送ったのと同じように、 氏族メシヤを送ってすべて収拾するのです。ここで縦的にアダム時代、イエス様時代、再臨主時代の三つの基準をすべて築きました。これをすべて私が勝利して 築いたので、このあらゆるものを再臨主時代に、ここから伸ばしていかなければなりません。そうして、皆さんの家庭を立てれば、円形が広がるのです

第三次のアダムが来たのは、第二次のアダムと第一次のアダムを救うためです。ですから、その次には、自分の父母がアダムの位置に上がっていきます。 そのようになることによって、宗教が必要なくなり、全世界が選民圏に入っていきます。それによって、全体が一組の父母を通して連結された位置に立つように なるのです。それゆえ、自分が生まれた故郷の地が天の国、天国になります。そして、自分の故郷の父母が真の先祖になるのです

28    家庭が天の側に立てば、いずれ父母様を中心として世界的版図が連結されます。本来の故郷は、お父様が生まれた所ですが、定州がすべての氏族の故郷になることはできません。それは、皆さんの生まれた所がならなければなりません

皆さんの故郷で天を中心とした父母が生まれるので、そこがエデンの園です。そうして、堕落していない本然の園を中心として生まれた皆さんの善の子孫は、世界に向かって広がっていくのです

お父様の一族を中心として、皆さんがすべて連結され、束ねられていくというのです。ですから、縦的なものを自分の一族よりもっと愛さなければなりません。そうすれば、サタンが占領できません。このようなことが成立することによって、今や王権復帰が可能なのです

29    統一教会は、教会だけではありません。統一教会を中心として、真の人、真の夫婦、真の家庭、真の氏族、真の民族、真の国家、真の世界、真の新しい天宙を創 造するのです。皆さんがその一員になり、個人救援だけを完成したからといって、この天宙が解放されるのではありません。天宙救援を完成することによって、 世界か解放され国家と民族と家庭と個人が解放されるのです。逆さまです。今までの信仰世界とは、根本的に異なるというのです

個人的な基盤では天国に行くことができません。天国の中には、世界が入っていて、天宙が入っています。今まで信じていた天国は、理想的な天国ではあ りませんでした。本来、理想的な天国は、どこでつくりあげるのですか。皆さんの個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙を経て行く所が天国です。これを 再びこの地上に再現し、世界的な摂理の中心を決定しなければ、皆さんが解放されないことを知らなければなりません

30    あらゆる人たちは、いつも「私は、すべてのものの中で最高になりたい!」と言いますが、その最高というものは、あらゆるものを代表することができなければ なりません。もし、皆さんがあらゆるものの代表として立つことができれば、神様の対象の位置に立つのです

神様はプラスとして主体であり、私たちはマイナスとして対象の立場です。皆さんの心が願う基準は、そのような創造本然の姿です。神様は、このような偉大な贈り物を人間に与えてくださいました

しかし、個人が中心ではありません。皆さんが祝福を受け、夫婦がきちんと教会に出てきても駄目なのです。皆さんは氏族の代表にならなければならず、民族の代表にならなければなりません。それで、氏族メシヤだというのです

その次に、長子権復帰、父母権復帰、天父権復帰、王権復帰という言葉を必要とするのです。それは、個人の観ではありません。摂理全体が世界的であ り、歴史的です。父母主義から「天父主義」まで行かなければなりません。ここから、天国の王権まで成し遂げなければなりません。それは皆さんの責任です

お父様は代表として、サタンが讒訴できない摂理的条件を立ててあげたにすぎないのです。皆さんが行くべき道は、皆さんが行かなければなりません。

第二章    八定式と「七・一節」宣布    目次

第二節    「七・一節」宣布と還故郷摂

「七・一節」宣布の背景とその意

真の父母様は、一九九一年七月一日、「神様祝福永遠宣布式」を挙行され、この日を 「七・一節」と命名された。そして、「この日が歴史的転換期である」と語られ、アダムの堕落によって失ってしまった長子権を復帰することにより、アダムが 成熟するときまで、天使世界が教育しなければならなかったその本然の世界に入ることを強調された。また、「霊界と肉界は、完全に正統の道に還元し、新しい 世界に入るようになるため、神様の勝利と真の父母様の栄光の時代が到来する」と語られ、「それゆえ、民主世界と共産世界だけでなく、宗教界に向かって、永 遠の愛を中心として永遠の祝福を宣布したのである」と説明された

1     一九九一年七月一日は、いつもの年と同じ七月一日ではありません。摂理史から見るとき、一九九一年は歴史的な転換期です。今、世界の情勢もそうであり、歴 史の流れもこれからは変わらなければなりません。民主世界も共産世界も方向を失い、宗教界も方向を失いました。人間が優れていると思っていたあらゆる基盤 が崩れました。それは、そのようにならざるを得ません

秋になれば、すべての実は、真の実か偽りの実か分かるようになります。そして、真の実だけが収められるのです。復帰摂理や救援摂理の観点から見ると き、収めることができる実は複数ではありません。宗教が求めていく結実、すなわちその実りというものは、複数ではなく一つなのです。このような観点から、 神様は何を願うのでしょうか。何かの教団の実りを願うのでしょうか

天の血族の実りを求めるのです。血族です。天の血統を立てようとするのです。他のものではありません。天の血統を立てるためには、神様を中心として、愛の関係を経ていくことができる伝統を連結しなければなりません

2     きょうは、一九九一年七月一日です。一九九一年は、摂理史的転換期において、最後の峠に位置する年です。正月から六月までの多事多端な環境を越えて、一九 九一年の半分を過ごし、新たに迎える後半期は、摂理史における頂上を越え、新しい希望の平原に向かい、自由と平和の世界に進入できる分水嶺となる期間で

東西の紛糾によって歴史的な恨を残したあらゆる闘いの苦痛も、真の父母を中心として解消され、真の父母を通して勝利的収穫を備え、共産世界と自由世界、北朝鮮と韓国が一つになることができる時代が訪れてきました

この日を期して宣布式をすることによって、摂理史を代表していたあらゆるもの、天が立ててきた諸条件を清算し、勝利と解放と栄光の日を自ら祝える日 が近づいてくることを知り、家庭を収拾し、氏族を収拾して、天の父母をその氏族圏内に迎えることができるように準備してきました

氏族メシヤの使命を果たさなければ、その家庭とその国を連結することはできません。このような摂理史のみ旨全体を推し量ってみるとき、既に氏族メシ ヤを宣布して、一九九一年七月一日、全世界的に、自分自ら「氏族メシヤになる」と宣言できるようになりました。ですから、真の父母を中心とした真の愛の絆 に従って、汚された血統を分別し、天の眷属として立てたすべての祝福家庭と祝福家庭の後世を代表して、真の父母の一族を宣布できるようになったのです

3     一九九一年七月一日を中心として、恨多き歴史的蕩減路程を取り除き、新たに創造主である神様と、本然の父母となる横的真の父母をお迎えして左右が一つにな り、南北が一つになり、宗教圏と政治圏が一つになって、長子権を受け継ぎ、父母権を受け継ぎ、王権を受け継ぐことにより、本性世界の解放圏を取り戻そうと いう宣言が必要なことを知っています。本性の真の愛を中心として、個人的中心であり、家庭、氏族、民族、国家全体の中心である真の愛の道理に従って、絶対 的な一つの方向、絶対的な目的の帰結である本然の天国は、地上で生活した家庭が基盤にならなければならないことを知ったので、統一教会は今、氏族メシヤを 宣布し、統班撃破という厳粛な使命的課題を前にして、前進することを天から命じられました

4     イエス様は、メシヤ宣布式をすることができませんでした。ユダヤ教とイスラエルを中心として宣布できなかったのです。メシヤ宣布は、自分の家庭を中心とし て一族を率い、民族と共に行わなければなりません。一族がいてこそ、宣布をするのです。お父様は、その道をすべて経てきました。ですから、民主世界ではお 父様のことを「世界的な英雄だ」と言っています。そのような伝統を皆さんが、皆さんの親類一族で輝かせることができなければなりません。お父様から東西南 北に芽が出てきて、美しく育ったとき、茎の芽の代わりにその枝の芽を持ってきて植えれば、同じ茎になるのです

そのようなことが分かるとすれば、きょう一九九一年七月一日、神様祝福永遠宣布式をするこの式典が、どれほど重要かというのです。神様も、このよう な式典を願いあらゆる宗教と国々も、このような式典を願っていたのですが、この式を挙行することによって宣布をしたので、あらゆる問題がこの基準を中心と して収拾されていくのです

5     一九九一年七月一日、父母様が完全解放を語りました。愛を中心として全権を発表したのです。民主世界と共産世界だけでなく、信仰界(宗教界)に向かって、永遠の愛を中心として永遠の祝福を宣布したのです

神様はアダムとエバを祝福しましたが、責任分担を果たせず、愛の理想を果たすことができずに崩れていきました。ですから、父母様が愛を中心としてこ の三大祝福の愛を再起させ、永遠祝福を宣布したのです。それは、今や人類世界において、蕩減圏を人間がすべて抜け出すことを意味します

6     後世の人たちがとても知りたいと思うことは、父母様はどんな手と足をしていたのかということです。体は大体分かりますが、手足については知らないので、 きょう「七・一節」に、このように写真を近くで撮るのです。ですから、この神様祝福永遠宣布式の行事は、父母様の手足など、あらゆる部分を天に捧げるもの と考えればよいのです。適当に手の写真を撮ってしまうと、ありとあらゆる詐欺師がみな出てきます。ですから、公式的に服を着て写真を撮っておかなければな ません。足も片方ずつ撮り、両足を合わせても撮らなければなりません。お母様の手を撮り、足を撮り、服もすべて撮らなければなりません

父母様の顔や体は、たくさん写真を撮ったので知っていますが、手足については知りません。ですから、これが絶対に必要です。歴史的に一度流れていけ ば、それを知りたいと思い、気掛かりになるというのです。それで、手足についてのあらゆるものを残さなければならないと考えたのです

きょうの「七・一節」は意義のある日であり、「真の父母と成約時代」を宣布したこの時は、峠を越えたのです。峠を越えたので、全体を天のみ前に奉献 してさしあげる意味があります。手は天を象徴し、足は地を象徴します。そして、このすべての実体は万物全体を総合した実体相なので、それをすべて天のみ前 に奉献する意味で意義のあるこの第三回「七・一節」に、このようにするのです

還故郷摂理と氏族メシヤの派

真の父母様は、一九九一年九月一日、統一教会の祝福家庭に還故郷を指示された。「今 まで真の父母様が世界を復帰するために、血の涙を流したのと同じように、自分の一族を救うために故郷に帰って精誠を尽くさなければならない」と語られたの である。これに先立ち、「七・一節」を期して、すべての祝福家庭が氏族メシヤとして氏族復帰活動に邁進することを指示された

7     「七、一節」を宣布するときに、「氏族メシヤの登録をしなさい」と言いました。家庭的メシヤを越えて氏族メシヤになるのです。氏族とは、父と母、夫と妻の 二つの姓氏を合わせたものです。二つの姓氏を合わせた氏族のメシヤです。メシヤとは、真の父母のことを言います。一人の個人的な姓氏だけでは、メシヤにな ることはできません。家庭的メシヤは氏族メシヤ候補であり、氏族は二つの姓氏が合わさったものなので、一つになれば氏族メシヤに上がっていくのです

その次に、氏族だけではいけません。民族編成をしなければなりません。民族は、十二の氏族が入っていかなければなりません。十二支派が一つになってこそ、国の形態が備わるのです

8     私が、北朝鮮に対する蕩減条件をすべて立てました。ですから、天の側で皆さんを故郷に送るに当たって、どのようにしても復帰摂理に支障はありません。父母 様が統一天下を宣布したので、この統一天下の運勢を後代に残してあげ、先祖たちにその恩徳を施したいと思うのなら、早く行動するのがよいというのです

金氏なら、金氏一族の統一教会員の中で充に行って、氏族メシヤの立て札を打ち込んでおかなければなりません。早く行ってそれをしなければならないの です。死ぬことがあれば「私」が先に死に、むち打たれることがあれば私が先にむち打たれ、非難されることがあれば私が先に非難され、おなかをすかせること があれば私が先にすかせようと思わなければなりません。そのような覚悟のもとで、その村の人たちを呼んでおいて、氏族を中心に氏族メシヤの立て札を打ち込 まなければならないのです

9     イエス様の氏族が一つになれなかったことを蕩減するために、皆さんに氏族メシヤ権を許して、「還故郷しなさい」と言いました。大韓民国にお父様が現れて、 数千、数万の村々に、氏族メシヤ、息子、娘を配置しました。今やイエス様の時代とは違い、メシヤが命を奪われることはありません。お父様に対する迫害時代 がすべて過ぎ去ったというのです

アダムとエバが父母の位置で責任を果たすことができないことによって歴史的な罪状が広がり、万民を塗炭の苦しみの中に陥れて地獄に行かせ、死の中に落としました

彼らを解放するのも、父母の責任です。父母が彼らを解放してあげるのですが、そのすべての恵沢は、無償です。しかし、受け取るときは、無償で受け取 ることができません。ただでは越えていけないのです。サタンが生きているというのです。サタンが讒訴する条件をもっていては、この時代を越えていけませ ん。ですから、皆さんは、サタンの讒訴を受けないように、とん底からあの頂上まで上かつていきなさいというのです。皆さんの一族を中心として、村からその ようにしなさいということです

10    故郷に帰っていくときには、アダムが堕落しなかったという条件を受け継がなければなりません。そのようにして、故郷に帰っていかなければなりません。アダ ムは堕落した愛を中心としてあらゆるものを失い、落ちていきました。しかし、今は、神様のみ旨を中心として、真の父母との縁に従う、祝福された家庭がいま す。ですから、皆さんの位置は、堕落の家庭を出発したアダムとエバの位置とは違います

アダムが堕落した位置は長成期完成級ですが、今、祝福を受けている家庭は、復帰時代に父母様を中心として完成期完成級を越えることのできる段階に 入ってきました。そのような位置に立っているので、サタン圏の家庭から讒訴される何の内容もありません。そのような位置から抜け出したというのです

ですから、皆さんは家庭を率いて父母様に侍り、還故郷しなければなりません。イスラエル民族がモーセに従って還故郷したのと同様に、皆さんも父母様に従い、父母様の名によって故郷に帰りなさいというのです

皆さんが故郷に帰る基準は、堕落したアダムの基準である長成期完成級ではなく、完成期完成級の基準です。そのような条件的な立場で、故郷に帰るので す。実体ではありません。そのような実体を復帰しようとするので、今も私たちには、分かれた南北を一つにしなければならない道が残っています。そのように しようとすれば、皆さんが韓国の故郷を中心として、今まで外部に出ていって迫害されていたことの三倍以上、涙と血と汗を流して精誠を尽くさなければなりま せん。そのようになるとき、サタン世界は自動的に後退するようになるのです

11    還故郷をして、何をしなければならないのでしょうか。統一教会員たちは、イエス様の解怨成就をしなければなりません。歴史時代のすべてのものを解怨成就し なければならないのです。イエス様の解怨成就をしなければならず、お父様の解怨成就をしなければなりません

お父様は、自分の一族を抱いて愛することができませんでした。三十三年間、父母と親族、妻子を捨てて、外国の人を愛そうとしたのであって、自分の父母と自分の一族、妻子を抱えて愛する時代をもつことができなかったのです

皆さんは、お父様に従ってきた位置で祝福を受けました。ですから、お父様の若い時代の氏族的版図を受け継ぐことができる立場に立ったということを知 らなければなりません。私が皆さんより、一歩前で国家的基準に立ったとすれば、皆さんは氏族的基準に立つのです。私が国家的基準で大韓民国を訪ねてきた立 場なので、皆さんは氏族的位置に立ったのと同じです

12    一九九一年九月一日、統一教会の全祝福家庭に還故郷を命令しました。祝福家庭は、父母様が愛する人たちです。かわいそうな人たちであることを私は知ってい ます。彼らを助けてあげることができず、荷物をまとめさせて避難民のように追い立てたのです。「還故郷しなさい」と言いました

還故郷しなければ、母を解放することができず、姉を解放することができず、妹を解放することができません。その人たちのために還故郷しなければなら ないのです。そうすることによって、皆さんが母、姉、妹を中心として進めば、太平王宮の基盤ができるのです。それを中心として、氏族メシヤという勝利の王 権基地が設ーされます。この準備をするためなのです

13    今からは、国を訪ねていくことができる還故郷の時代になります。それで還故郷を発表したのですが、それが父母様の場合は還国です。ですから、今から運勢が どのようになるかというと、南北が回っていくのです。それで、時が忙しくなります

それでは、どこで福を受けるのでしょうか。今、訪ねてくる世界的な運勢を、個人と家庭が受けると同時に、それを自分の氏族に分けてあげなければなりません。それが還故郷です

今まで、韓国に来る世界の運勢を、摂理のみ旨とともに、祝福を受けた家庭を中心として一族に分けてあげるのです。ですから、氏族メシヤは、横的に見れば、I穌生、長成、完成、アダム時代、イエス時代、再臨時代を象徴的に意味する三数を経るのです

この氏族メシヤが故郷に行き、自分の父母を復帰しなければなりません。自分の父母が今まで統一教会に反対することによって、歴史に罪を犯し、神様を知らなかったのですが、これからは一緒に行かなければならないのです

14    地獄を一八〇度後ろにおいてサタンを見据えつつ、神様をお迎えして、子女たちと共に天の国の故郷に帰れる時になったので、還故郷命令が出るのです。統一教 会の食口たちに氏族的還故郷を命令しようとすれば、父母様が還国しなければなりません。北朝鮮に行かなければならないというのです。それで、一九九一年九 月一日から九十日を過ぎて北朝鮮に行くようになりました。神様は、原理の神様です。このようになって還国するのです

15    お父様にとって最も無念なことは、父母、兄弟にこの原理を教えてあげ、涙を流させることができなかったことです。これがお父様の恨です。しかし、皆さん は、父、母、兄、姉を伝道しなければなりません。彼らを伝道できなければ、すべて地獄に行くようになり、永遠に滅びるしかない運命に置かれるようになりま す。私たちが暮らす所に引っ張り出さなければなりません。ロープでも、自分の服でも、自分の手足でも何でも、あちこち縛りつけてでも、彼らを地獄から引っ 張り出してあげるべき責任があります

そのためには、皆さんが今まで国のために涙を流した以上、世界のために涙を流した以上に、涙を流さなければなりません。お父様に会いたいと思う以上に民族と氏族と親族と父母を慕い、彼らのために祈ってあげる心をもたなければならないのです

16    父母様は、皆さんに最高の贈り物、礼物を与えました。氏族メシヤの権限を与えたのです。イエス様が四千年を経てメシヤとして来た勝利的祝福基台を中心とし て、イスラエルの国とローマが反対できる環境的条件をすべて解消してしまった基準の上で、世界に波及する自由な環境で父母が皆さんを迎えてくれるようにな るとき、皆さんの一族が行く所には迫害がありません。そのような世界舞台に走っていける道を、特権的な贈り物として皆さんに与えたのが氏族メシヤです

17    皆さんは、昼夜なく故郷で氏族復帰をしなければなりません。今まで、父母様が世界を復帰するために血涙を流したのと同じように、皆さんは故郷で氏族復帰の ために精誠を尽すのです。自分の一族を救う責任を、全世界の祝福を受けた家庭が果たさなければなりません。今、祝福を受けた家庭が全世界に広がっていま

神様は、イエス様をメシヤとして送るとき、息子一人だけを送りましたが、父母様は、祝福を受けた息子、娘だけでなく、結婚した家庭とその息子、娘た ちまで送り、氏族メシヤ圏を発表したのです。ですから、悪魔は、この地上世界で既に失敗したので、荷物をまとめて自分が行くべき所を訪ねていかなければな らないことを知っています。それで、最後部に立って救われることを願っているのです。それゆえに、地獄も解放しなければならず、悪魔も救済してあげなけれ ばなりません。神様の復帰摂理を知っている人は、そのようにしなければならないのです

18    お父様はイエス様に代わる再臨思想をもっているので、イエス様のイスラエル圏に代わる再臨思想を、皆さんが引き継ぐことができます。皆さんは、イエス様が できなかったことと、お父様が今まで闘って勝つたことを代わりに行う位置に立ちます。宇ー由的な基準を皆さんが相続するのです。イエス様の失敗と、イエス 様が十字架の道に行ったことを蕩減しなければならず、お父様の十字架の道を蕩減しなければなりません

ヤコブが行った道は、イスラエルの家庭が行くべきだった道であり、モーセが行った道は、イスラエル民族が行くベきだった道であり、イエス様が行った 道は、キリスト教徒たちが行くべき道であり、お父様が行った道は、統一教会員たちが行かなければならない道です。同じ立場です

皆さんのその権限とは何でしょうか。氏族メシヤがイエス様の時代に果たすべき責任さえ全うすれば、私が皆さんに引き継がせてあげるのです。皆さんが氏族メシヤになるところには、反対がありません。国家復帰、世界復帰が一度に成し遂げられるというのです

19    祝福を受けた家庭の前には、世俗というものはあり得ません。アダムの前に世俗というものがありましたか。自分が率いる家庭と神様に侍ること以外にはありま せんでした。それと同じ立場です。妖しげな悪の世界を中心とした習慣性をきれいに清算し、解放された姿をもって本然の時代の長子権を純降に受け継ぐことの できる息子、娘としての自負心をもたなければなりません。その息子、娘がもつことのできるのが父母権復帰です。長子権を経て家庭を築き、息子、娘をもって こそ、父母権が復帰されるのです

氏族メシヤを中心として父母権を復帰することによって、皆さんの本郷の地を設定できるようになるのです。皆さんはそのような天の祝福を受けました。 氏族メシヤを軸として王権が連結され、国が連結されるのです。世界と国の基準をすべて立てておきました。垂直に立っています。そこに皆さんが東西南北を連 結するときには、個人が蘇生であり、家庭は長成であり、氏族は完成です。そのように連結して、国家に連結させなければなりません。個人的基盤の上に家庭が あり、家庭的基盤を中心として、東西南北にすべての氏族が連結されるとき、国が形成されるのです

20    父母様は霊界に行くようになります。そうなれば、この人類はどのようになりますか。父母様の使命は、誰が受け継ぐのですか。その位置はどのような位置です か。子女たちが受け継ぐようになっています。天運が永遠に保護する位置です。いくら世の中の人たちが皆さんのことを、父母様の子女ではないと否定しても、 この関係を断ち切ることはできません。皆さんは、そのような概念をもちましたか。父母様の使命を一〇〇パーセント引き継がなければなりません

氏族メシヤとは、真の父母の子女の位置に立ったことを意味します。真の父母の完成した子女の位置です。それを贈り物として相続させてあげるのが氏族 メシヤです。何よりも重要なものは、真の父母様に対する概念です。本然の存在です。心と体が真の父母様の概念を中心として生きなければなりません。それが アダムの位置です

最初の概念は、「私の父である」という概念です。「神様」と言えば、心と体に「あなたは私の父です」という概念が共に浮かんでこなければなりませ ん。失ってしまったこの概念を再び取り戻さなければならないのです。真の父母様が心と体にぎっしりと詰まっていなければなりません。そこから出発するので す。基本概念です。皆さんの概念が、その段階にまで進まなければなりません

氏族メシヤ活動の方

真の父母様は、氏族メシヤとして定着するためには、まず入会願書をもらい、その次 に、各家庭で真の父母様の写真と教会の旗を掲げ、侍るようにしなければならないことを強調された。また、「氏族メシヤは故郷に帰り、制度化と平準化のた め、共同生活ができる組織を整えなければならない」と語られた。特に、四人が基台を築いて、兄弟のように過ごしながら活動することを願われたのである

21    祝福を受けた家庭は、父母を知り、師を知り、王を知って一います。父母と師と王は、愛を中心として一体だというのです。その基点は家庭です。父母の代わり に愛を延長した師、『父母の代わりに愛を延長した王、これは、引き離すことができません。誰もが、このような愛の環境を願うのです。会社一に行ってもその ような主人を求め、学校に行ってもそのような師を求めるのです。そのようなものが、地上天国の組織です。このようになるとき、歴史上初めて、この地上に神 様をh中心とした伝統が立つので、習慣性が確立されます。この習、慣性は、変更することができません。この地上でそのような一心情圏をもち、天の側の習慣 基盤を築いた生涯路程を経ていった人は、霊界に行っても走る汽車のようにそのまま無事通過であり、自由解放世界に入っていくのです

この習慣性は、どこまで訪ねて降りていかなければならないのでしょうか。家庭まで訪ねていかなければなりません。今、父母様は、世界の習憒性を打倒 し、国家の習慣性と闘って勝ち、これを大韓民国の家庭に連結しています。家庭で堕落したので、家庭で真の父母様の写真に侍りなさいというのです。写真は象 徴的なものです。実体の影です。写真を掲げておけば、過去、現在、未来の統一が起きることによって、霊界にいる先祖たちが早朝三時になるとやって来て、敬 礼式をするというのです。地上にいる自分の一族の世話をしながら、地上で一緒に暮らすのです。これからは、真の父母を中心とした心情圏的条件が成立するこ とによって、霊界でその家庭を協助するようになります

22    今までは、アベルがカインのために儀牲にならなければならない蕩減的時代圏内にいました。ですから、天使圏を代表した霊界がアダム圏を代表する地上世界を 利用してきたのです。そのようなことが、父母様が現れて長子権を復帰し、地上世界と天上世界の秩序を整えておくことによって、地上世界のアダム圏に霊界の 天使長が屈服するようになりました。天使長圏がアダム圏に、弟のように順応しなければならない段階に入ってきたというのです

ですから、父母様の写真を掲げれば、天使圏がまず侍らなければならないのです。アダムとエバを育てるための伝統的な歴史を、天使世界がまず教えてあ げなければならなかったのと同じように、早朝三時を過ぎると、父母様の写真の前に先祖たちが行列をつくり、取り囲んで霊的に敬拝をするというのです。この ようなことー起きるようになれはその周辺にいる悪霊は、自動的に退いていくようになります

23    四十年間、四千三百年の歴史を収拾してきたのと同じように、皆さんには、夜も昼も遊ぶ假がなく、御飯を食べる暇もなく走りに走り、さらに走らなければなら ない千里遠程が待っているのです。足が疲れて倒れる場、血を吐く場でも、どんな困難も恐れることなく峠を越えなければなりません。死ぬとしても、故郷に向 かって死になさいというのです

「私」の家庭から長子権の本然のアダム家庭を求めていくのです。失ってしまった長子権の主体家庭を求めていくというのです。勝者のアダムとエバの息 子、娘は、堕落した子孫ではありません。王孫(王位継承者の長子)の子孫として故郷の村に行くというのです。ですから、どれほど深刻か分かりません。国と 世界をすべて失わせた怨讐を前にして、それを取り戻すために、故郷の地に来たというのに、眠ることがよくできますか

すべてを引き継いで相続し、立て札を立て、旗を差し、そうの王権をもった父母様の写真に侍って旗を掲げ、異なる戸籍に入籍させなければなりません。 三つのことをしなければなーりません。入籍させ、その次に王権の主人の写真を迎えさせりなければなりません。その次には、旗を掲げさせなければなりませ ん。このようになれば、サタンは離れます。そのようーになったあとには、皆さんの先祖たちが来て、早朝三時になると、父母様の写真を見て天の「帰礼式」を しますa出動命t令とともに、一族を平定するための天使長のような兵士の立場で、皆さんの行く道を開拓し、保護するのです

24    故郷に帰って原理観的組織をつくらなければなりません。一族を導こうとすれば、ただそのまま大雑把な計算でしてはいけません。制度化し、平準化しなければ ならないので、共同生活ができる組織が必要だというのです。天の国の組織を見れば、三段階に連結された組織になります。三段階は一つです。一つの運命圏に あります

今後、面、里、班の中で、どれか一つでも過ちを犯せば、全体が被害を受けかねない結果になるのです。三段階がきちんとくっついていなければなりませ ん。そのような関係になっているので、原理観を中心とした生活訓練をしなければならないのです。ですから、即刻、班と通じなければならず、統と通じなけれ ばならず、面、洞と通じなければなりません。三段階が同じ効果をもつことができる内容を中心として、班で活動しなさいということです。そうしてこそ、すべ て連結されます。班・里・面、班・統・洞、その次の三段階は面・郡・道の組織です

25    氏族メシヤとして故郷に行くようになれば、一人で基盤を築くのは大変です。生活的な面でも、子女たちを連れて暮らさなければならないのに、家もないので難しいのです。避難生活のようです

それで、四位基台の家があれば、その家で粥を炊いて食べるなら、一緒に炊いて食べながら、合同生活をしなければなりません。そのように出発するので す。一人でするのは難しいので、四人が兄弟のように活動しなさいというのです。四人兄弟が一緒に、東でも西でも南でも北でも、どれか一つの方向を受け持 ち、どの方向が先に撃破できるのかという目標を中心として、重点的に教育するのです

その次に、人か足りないときは、十二人でこのことをするのです。一人が基盤を築くに当たって、三人、四人が、また十二人が一つになり、一つ一つ基盤を築いて進んでいきなさいというのです。そうすれば、一度に席巻することができます

26    再臨主が氏族メシヤを派遣し、家庭的メシヤとして堕落していないアダム家庭と同じ価値を認定することによって、皆さんの故郷は神様が共にいらっしゃること のできる故郷になるのです。そのようになれば、そこは自分が生まれた故郷になり、父母自体が自分の先祖になります

氏族メシヤの重要な三大使命は、第一が先祖を復帰することです。第二が故郷を復帰することであり、第三は、人類始祖であるアダムとエバが堕落することによって神様も追放されたので、その神様と同居することです。それが氏族メシヤの三つの使命です。

第三章    成約時代の開幕と成約摂理の展開  目次

第一節    成約時代の宣布と氏族メシヤ活動の強

「真の父母と成約時代」宣布の背

真の父母様は、一九九三年一月三日、ソウルの青坡洞二街の前本部教会で、「摂理史的 回顧と成約時代」というみ言を通し、新約時代の完成と成約時代の出発を宣布された。そして、一月十日、アメリカのベルベディア修練所でも、第二次世界大戦 直後の七年期間の失敗によって再び出発した、一九五二年から一九九二年までの四十年間の再蕩減路程を勝利した基盤の上に、初めて成約時代が出発したと宣言 された。続いて、一九九三年四月十日を期して、世界百六十ヵ国に「真の父母と成約時代」というテーマのみ言を一斉に宣布することを指示された

1     旧約時代は希望を見つめながら実践してきた時代であり、新約時代は信仰を求めて実践してきた時代です。したがって、これから訪れる成約時代は、愛を求めて 実践していく時代です。希望を探し出すための摂理時代だった旧約時代には、割礼を通して選民の条件を立ててきたのであり、新約時代には、水の洗礼と火( )の洗礼を通して神様のみ前に信仰を立ててきました。その次の成約時代には、神様の愛の印を押してもらうことによって、神様と愛の縁を結んでいくことが できるというのです

2     旧約時代は僕の時代であり、新約時代は養子の時代です。統一教会が主張するのは、成約時代です。新約時代には、養子となって息子の位置に上がっていってこ そ、父母に出会うことができます。しかし、成約時代には、養子ではなく直系の子女になるのです。養子は血統が違います。父母と(血縁的)関係はありませ ん。ただ、一つの目的をもって、すなわち養父母としての父と、養子としての息子になるという目的をもって、父子関係を結ぶのです。したがって、息子がいな いために養子を迎えるようになるとき、養子としての息子が入ってきても、養父の願っている目的と一致しなければ、養子として選ぶことができません

しかし、直系の子女になれば、そのような目的も必要ありません。直系の子女は、生まれながらにして、父はこちらに行き、息子はあちらに行ったとして も、分かれることは全くないというのです。どの道を行っても、その道が悪いと感じれば、二人で一緒に良い所を求めていけばよいのです。そのようになってい ます。それが養子と違うのです。養子はある一時を中心として会うのであり、直系の子女は父子の関係の中で、永遠を中心として会うのです。ですから、養子は 血統的関係においても、血統が違います。血統は、歴史の起源から歴史の果てまでつながっていくのです。数千万代が流れても、数千万代前の血統をすべてもっ ているのです

3     復帰摂理を見るとき、成約時代は新約時代を完成しなければならず、新約時代は旧約時代を完成しなければなりません。旧約時代にみ旨を完成できなかったこと によって、そのみ旨が新約時代に移ってきたのであり、新約時代にみ旨を完成できなかったことによって、そのみ旨が成約時代に移ってきました。このような点 で、成約時代は歴史的なすべての使命を果たさなければならない時代なのです

4     旧約時代までは物質の時代、新約時代は息子の時代、成約時代は父母の時代です。家庭には父母が入り、息子も入り、万物も入ります。このように見るとき、蘇 生は物質、長成は子女、完成は父母です。家庭を中心として、父母と息子、娘と万物があります。神様がアダムとエバのために、エデンの園に天地万物を造って くださいました。これを取り戻すために、六千年間、僕や養子というものを立てて摂理してきたのです

旧約時代までは僕の僕、僕の時代です。僕の僕は万物よりも劣るものとして扱うのです。新約時代は養子の時代です。息子を立てて役事していたのがイエ ス様の時代です。成約時代は、父母が苦労する時代です。ですから、祭物を捧げるに当たって、旧約時代までは物質をもって祭物を捧げ、新約時代は息子を祭物 として捧げ、成約時代には父母を祭物として捧げるのです。成約時代は、父母が蕩減しなければなりません

5     旧約時代までは、万物を復帰するための世界的な条件を立てておく時代であり、新約時代は、世界の万民を復帰するための基盤を世界的に築く時代であり、成約 時代は、世界を一つの主権で統一するための時代です。このように、使命分担があるというのです

主権を復帰しようとすれば、その国土を思いどおりにできるようにしなければならず、民を思いどおりにできるようにしなければなりません。その次に、 民と一つになる位置で、神様に代わって立たなければなりません。それが主権復帰です。国土と民、言い換えれば万物と人が、神様に代わる一組の父母を中心と して、完全に一つになったその場が、天の国を代表する地上の主権だというのです。神様が求めていく主権とは何でしょうか。その主権は、この世の中の主権で はありません

旧約時代までは万物を復帰する時代、新約時代は子女を復帰する時代、成約時代は父母を復帰する時代です。国家と世界を見てみると、旧約時代までは万 物である地、すなわち国土復帰時代に該当します。新約時代は国民復帰時代に該当します。成約時代は主権復帰時代に該当するのです

6     お母様が「真の父母と成約時代」というみ言を発表したのですが、成約時代とはどのような時でしょうか。神様が生活を始めるということです。愛の生活を始め るというのです。神様の創造の役事は、まだ終わっていません。創造理想とは、愛の理想を完成することです。つまり、四位基台の完成、人間の責任分担の完成 を意味するのですが、神様と人間の愛を中心として生活できなかったので、それをこれから歴史時代に新しく始めるというのです

神様を中心として生活を始めるというのは、神様の家庭が出発するということです。それで、人間と神様が愛を中心として一つになり、家庭が出発するの ですが、私たちの家庭だけが出発するのではありません。天の国の家庭出発とともに、並行していかなければなりません。その世界は、神様の全権時代です。で すから、このような真の父母の理念を宣布し、成約時代を宣布することによって、サタン世界はその下に入るようになります

7     神様は、(お母様)の夫を選ばれて、韓国のキリスト教徒に新しい真理のみ言を伝えるようにされました。しかし、キリスト教界の指導者たちは、当時、一介 のみすぼらしい青年にすぎなかった私の夫が、そのような新しい真理を伝えるように選ばれたかもしれない、という可能性を黙殺してしまいました

新約時代は旧約時代の延長なので、当時のユダヤ人たちがイエス様の顕現を不信したように、韓国のキリスト教の指導者たちも、再臨主が人の姿で地上に 生まれたという事実を信じることができなかったのです。もしその当時、キリスト教が夫と一つになっていたならば、地上世界はもちろん、天上世界においてま でも天国ができあがったはずです。一九四五年から五二年までの七年間に、神様の摂理に従って全世界が一つに統一されていたでしょう

しかし、その当時、宗教指導者たちは、夫に盲目的に反対しました。神様は、キリスト教を育てて発展させ、再臨主のための道を整えさせるために、アメ リカのようなキリスト教絶対権の国家を育成しました。彼らがたとえ悟れなかったとしても、その当時、韓国の牧師たちは、全世界のキリスト教を代表する位置 に立っていました

しかし、第二次世界大戦後、アメリカと世界のキリスト教が夫と一つになれなかったので、アメリカとキリスト教はその時から下り坂に差し掛かり始め、道徳的権威も失墜し始めたのです

第二次世界大戦後、アメリカとキリスト教は、カインとアベルが一つになった勝利的な基台の上に立ち、再臨主を迎える機が熟していました。しかし、彼 らは再臨主を迎えることに失敗し、それに同調して、世界が夫の活動に反対しました。それで、夫は荒野へと追い出され、どん底まで追い落とされましたが、再 び上がってきたのです

8     キリスト教文化を根として立てられたアメリカを新約時代に例えれば(それまでの)韓国は旧約時代に例えることができます。ですから、最初の二十年間、夫 は韓国において、イスラエル国家の立場と同じ韓国と、ユダヤ教の立場と同じ統一教会を中心として、旧約時代を蕩減する路程を歩みました。この基台の上で、 私たちは一九六〇年に、国家的な次元で真の父母の聖婚式を成し遂げました

その後、一九七一年に、私(お母様)は夫と共にアメリカに渡りました。そうして、過去二十年間、私たちは、アメリカで新約時代を完成し、成約時代を 出発するための蕩減路程を歩みました。その結果、神様を中心とした真の愛、真の生命、真の血統の根源となる真の父母の家庭を探して立てることができたので

9     今日、復帰摂理歴史の転換点において、真の母の位置にいる女性は、真の父を迎えることのできる基盤を造成しなければなりません。キリスト教が新郎を迎える ことができなかったあと、神様の摂理は四十年延長し、一九九二年まで来ました。この期間、私(お母様)は失った世界的新約時代を探し立てるために、韓国、 イギリス、アメリカ、フランス、日本、ドイツ、イタリアを一つにしようと祈りながら、努力してきました

そうして、一九九二年四月、夫と「世界平和女性連合」を創設し、世界的に女性時代の到来を宣布しました。その基盤の上に、一九九二年の一年間、私は 真の母の心情で、先に列拳した七ヵ国はもちろん、ロシアと中国、オセアニアまで訪ねていき、そこの女性たちを動員して「世界平和女性連合」の支部を創設し ました

このようなことを中心として、第二次世界大戦の時から、カインとアベルの関係で分かれていた国々が真の母を迎え、戦後に失っていた新婦の基台を復帰 し、真の父を迎えることのできる基盤ができました。このように、勝利した世界的な基盤の上で、真の父母になったことを初めて宣布したのです

10    新約時代は、再臨主を迎えることによって終わります。新約時代に再臨主が顕現され、家庭、氏族、民族、国家を七年間で収拾すれば、その時から成約時代で す。再臨主が来て、地において、世界的な版図圏の基盤の上で、失ったアダム家庭型を清算し、定着して出発する時が、約束を成就する成約時代だというので す。荒野に追い出されてこれを失ってしまったのに、その成約時代がどうしてやって来るのでしょうか

ですから、仕方なく旧約時代と新約時代にイスラエルが準備した新婦圏を、アメリカが代表するようになったのです。したがって、アメリカがこれを逃し てしまえば、旧約時代と新約時代を放棄しなければなりません。そのようにすれば成約時代の基盤が崩れてしまいます。旧約時代、新約時代の基盤を中心に、そ れを条件として残さなければ、蕩減できる基盤がなくなるからです。ですから、アメリカをアベルの位置に再び立てたのです

11    成約時代は、霊肉を中心とした時代なので、霊を中心とした新約時代それ自体では、成約時代に越えていくことができません。この時代に来られる方が再臨主で す。この時、キリスト教が世界的にあらゆる蕩減をして再臨主と一つになれば、成約時代にそのまま越えていくのですが、一つになることができなければ、再蕩 減が展開されるのです。言い換えれば、基盤が崩れれば、崩れたこの基盤を代わりに築かなければ、定着して立ち上がることができないというのです

それでは、メシヤがメシヤとして登場しようとすれば、第一に何をしなければならないのでしょうか。新約時代の霊的な事実を完全に引き継がなければな りません。洗礼ヨハネからイエス様が洗礼を受けたのと同様に、霊的世界であるキリスト教が今日の世界的な舞台まで備えているので、それを霊的にイエス様か ら引き継がなければならないというのです。再臨主が霊的な引き継ぎをするとき、そのまま受けるのではありません。その方は、すべてに勝たなければなりませ ん。サタンに勝たなければならず、霊界にいる大勢の霊人たちがすべて自然屈伏する基盤を築かなければならないのです。そのような最高の勝利基盤の上に立っ てこそ、引き継ぐことができます

第二に、霊的に引き継いだものを、地上で実体として完成しなければなりません。旧約時代に完成されなければならない摂理が新約時代まで延長されてき て、いまだに霊肉ともの完成が成し遂げられていないので、成約時代を出発するためには、これをすべて霊的に蕩減復帰しなければなりません。そのようにしな ければ、成約時代に越えていくことはできないのです。言い換えれば、イエス様が霊肉共に成し遂げようとしたすべてのことを、再臨主が再び蕩減してあげなけ れば、成約時代の出発をすることができないという結論が出るのです

12    メシヤは真の父母です。偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統、偽りの良心の基準で出発した歴史を清算するためには、真の父母が出てきて本然の完成したアダ ム、すなわち神様と一致できる理想的な男性を中心として、失った母と息子、娘を連結させなければなりません

第二次世界大戦終結直後、エバ、母の代表国家のイギリスとアベルの代表国家のアメリカ、そして、カインの代表国家のフランスを中心として、キリスト 教文化圏が統一天下を成就したのですが、その時にお父様と一つにならなければなりませんでした。お父様と一つになっていれば、共産圏は出てきません。これ を四十年で蕩減復帰するのです。新婦圏を失ったので、お母様を中心としてアベル国家のアメリカを収拾しなければなりません

お父様の妻は、世界を代表した真の母にならなければなりません。そのためには、失ったイギリスを取り戻さなければならず、失ったアメリカを取り戻さ なければならず、失ったフランスを取り戻さなければならないのです。失った連合国の基盤、統一世界の新婦圏の基盤を取り戻さなければなりません。それで、 世界と闘って平定し、世界的勝利の基盤を築いて、その上にお母様を立て、「真の父母と成約時代」を発表したのです

偽りの父母が、「成約」ではなく約束の失敗、約束を成し遂げられない「破約」時代に導いたので、そこから神様と真の父母を中心として、初めて破約で はなく、成約時代に入っていくのです。「真の父母と成約時代」です。創造理想の約束の上に、世界的版図でこれを宣布したのです

13    真の父母が定着することによって、女性解放とともに、「真の父母と成約時代の到来」を宣布しました。キリスト教文化圏が新婦として立つことができなかった ので、お母様が再び女性を束ねて、一九九二年にお母様の大宣布運動を展開したのです。それが女性解放運動です。お母様が解放を宣布し、「真の父母と成約時 代」を発表したので、もはやサタン世界は終わるのです

家庭を収拾し、国を収拾できる所は、統一教会しかありません。真の父母様の家庭の伝統を新たに編成することによって、真の氏族、真の民族、真の国家、真の世界、真の天地、真の天の国が成し遂げられるというのです。このように、公式的な発展をしていくのです

14    統一教会で言う「真の父母と成約時代」とは、転換期を意味します。それで理想的家庭編成、理想的氏族編成をしようとするので、家庭連合が出てこなければな りません。統一教会の祝福は、長成期完成級で天の側の天使長(の立場の者)が結婚することです。このようにして完成圏を越えてこそ、直接主管圏であるアダ ム家庭に入っていくのです

それで、お父様も一九六〇年を中心として、長成期完成級を通って完成期に越えていく過程で、世界的迫害時代を迎えたのです。その迫害時代を越えて定 着しなければなりません。本来、一九五二年には定着しなければならないのですが、延長して一九九二年に、お母様を中心とした女性時代を発表し、女性解放と ともに、新たに父母様が同じ位置で天のみ前に立てるようになりました

女性解放をしなければ、アダム解放圏を備えることができません。アダムとエバの愛を中心として、失ってしまったアダム家庭の夫婦の基準を立てるまでは、すべてが兄弟です。神様の子女の位置を備えた基盤を通して、新たに理想的家庭を編成して越えていかなければなりません

15    お父様は、すべてを実践してから教えてあげます。今ではもうすべて成し遂げたので、第二次世界大戦直後の統一的な世界と失った新婦圏を再び収拾するために お母様を立て、一九九二年の「世界平和女性連合」の創設とともに、一年間活動してきました。お父様が一生の間に蕩減した内容を、一年間ですべて伝授してあ げ、お母様を同じ位置に立てて、キリスト教文化圏の相続というものを蕩減復帰するのです

このように、解放された本然の位置に立つことによって、神様も解放され、父母様も解放され、万民も解放され、新約時代全体が完成するようになったので、これから成約時代を出発することができるのです

16    再臨の時までは再臨主一人で来ましたが、再臨主がこの地に定着することによって、数万人の氏族メシヤを横的に配置しました。したがって、これを取り除ける 悪魔の勢力はありません。既に完成した立場で、長成期完成級を超越した完成期完成級ですべて配置したので、これから統一天下が現れるようになっています。 これをどこに行って定着させなければならないのでしょうか。家庭に帰って定着させなければなりません。これが重要な内容なので、「統班撃破」という言葉を 中心として、家庭教会活動を教示してきたのです

女性たちを立てて、これを再び整備しています。公式的な基準、最後のプログラムを各家庭に適用させ、家庭で失ったエバとカインとアベルを取り戻し、 種として植えるのです。そうすることによって、本然的な故郷で善なる支派の族長になり、先祖になります。その世界は、サタンと関係のない世界であり、そこ から地上天国が顕現するのです

成約時代における氏族メシヤの責

真の父母様は、成約時代の宣布とともに、全世界的に救援歴史を締めくくるため、氏族 メシヤ活動を本格化することを指示された。氏族メシヤは、家庭を復帰し、さらには氏族と民族、そして、国家を復帰すべき使命を帯びた人々であると明かさ れ、先頭に立って真の父母様を世の中に知らせることを強調されたのである

17    これから世界的に、すべて還故郷しなければなりません。氏族メシヤを配置したというのは、父母が地上に着陸したということです。新約時代に来られる主は一 人です。この一人の主が再び来て、縦的に真の父母となり、この地上に着陸することによって、息子、娘を生んで横的に数万双の氏族を配置したのです。これが 成約時代の出発です

一九九三年からは、世界に向かう南北統一の運勢なので、これからは本格的な成約時代に出発するのです。歴史始まって以来、アダム・エバ、カイン・ア ベルが定着できないことによって成し遂げられなかった世界的な版図を、一九九二年四月十日、「世界平和女性連合」創設大会および世界既成家庭祝福結婚式を 中心として、右翼と左翼とバラバ圏を統一しました

その時、イスラーム圏の八ヵ国の指導者たちを呼んで祝福してあげたのです。今までは蕩減の道が多かったのですが、今や万民解放とともに、サタン世界で反対していた父母、功のない人たちも、無条件に祝福してあげ、完成したアダムの位置、父母の位置に立ててあげたので

18    今までの歴史には、宗教の志のために、世界を捨て、国を捨て、先祖を捨て、郷里を捨て、父母や妻子まで捨てて出家しなさいという言葉がありましたが、今や 蕩減復帰時代がすべて過ぎ去ったので、世界を抱き、国を抱き、民族を抱き、氏族を訪ねていかなければなりません

イエス様を中心として見れば、蘇生、長成、完成ですが、これをひっくり返せば、真の父母が先祖になるのです。蕩減復帰は、このように逆さまになりま す。旧約時代と新約時代を経てきましたが、成約時代が完成すれば、成約時代が先祖になるのです。新約時代である二代目は、イエス様の時代に該当します。そ の次に、三代目が成約時代に該当するので、氏族メシヤを中心として、家庭を収拾しなければなりません

ヨハネの黙示録を見れば、「キリストと共に千年の間、支配する」(黙示録二〇・六)とあります。今、支配しているのです。万王の王として来るキリス トと共に支配するというのは、父母の位置に上がっていくということです。そのような氏族的責任の中心者を、統一教会では「氏族メシヤ」と言うのです。この 時代は、成約時代の門が開かれる時だというのです

19    お父様は闘って基盤を築きましたが、皆さんは闘わずに上がることができます。お父様は故郷に背を向け、世界に背を向けて、追い出されて再び取り戻してきま したが、皆さんはお父様が勝利した世界、国、民族まで(の勝利圏を)相続できるので、ここに氏族さえ連結させれば、その氏族たちが民族と国家と世界の福を 受けるようになります。皆さんが氏族たちに、それ以上に与えることができる福はありません。ですから、氏族メシヤは、王の権威を備えた先祖の位置に立つの です

これは誰もがやらなければなりません。例外はありません。イスラエル民族がカナンの福地に入っていくとき、一人でも残していけば、それを知っている 人が責任をもたなければなりません。もうカナンの福地に入ったので、建国理念を求めなければならないのです。統一教会も同じです。国を求めなければなりま せん。南北を統一しなければならないのです

20    氏族メシヤになろうとすれば、家庭的メシヤを探し出さなければなりません。氏族メシヤの活動をしなければ、霊界にいる先祖たちが降りてきて打つというので す。霊界の先祖たちは、天使長の位置です。完成したアダムの位置ですべて生かしてあげなければならないのに、これを妨げているので、霊界の先祖たちが打つ というのです。旧約時代までのように万物にすべて蕩減させ、その次に、新約時代のように息子に蕩減させます。成約時代には、父母が蕩減するのです

自分の実体が激しく打たれます。そのような恐怖の世界が霊界から不意に襲撃してきます。これが起きる前に、早くやって入籍しなければなりません。そ のため、イエス様の時代に、イエス様が氏族メシヤと家庭的メシヤを率いて国に入籍しようとしたのですが、できなかったので、再臨時代に世界的版図圏内で入 籍して国をつくらなければなりません

氏族メシヤになれず、家庭的メシヤになれなければ入籍できません。氏族メシヤになろうとすれば、家庭的メシヤを完成しなければならないのです。家庭的メシヤも、なぜメシヤというのかといえば、サタンと関係がないからです

21    今まで宗教は、出家を命令し(聖職者に対して)結婚を否定しました。しかし、統一教会は、「還故郷をしなさい」と言います。「世界統一国開天日」を宣布 し、「真の父母と成約時代」を発表したので、家庭を求めていかなければなりません。そして還国です。国を求めていかなければならないのです

アダム家庭では世界を統一できません。アダム家庭の基準と同じ英米仏が、世界的国家を代表し、カインとアベルが新婦国家と一つになって、来られる新 郎の再臨主、真の父に侍り、神様と一つにならなければなりません。そうすることによって、平面的に、再臨主の完成圏が氏族メシヤの完成圏に延長されるので

第一次先祖のアダムが堕落によって失敗したことを、第二次先祖のイエス様が復帰しようとしたのですが、再び失敗したので、第三次先祖が来てイエス様 の失敗を復帰してこそ、成し遂げられます。祝福家庭は、家庭的メシヤであるアダム家庭を復帰しなければなりません。このようにして、平面途上で同等な価値 を認めるので

22    今日の統一教会は、荒野四十年路程を終え、カナンに上陸しました。これから真の父母を宣布し、国を復帰しなければなりません。還国とサタン圏整備です。国 に帰らなければなりません。ですから、建国思想をどのように立てるかが問題です。今は、イスラエル民族がカナン復帰したその時と同じなのですが、世界版 図、それ自体がサタン側と天の側に分別されます。国家ではなく世界です。国家の限界線を越えた世界的版図で、同じ位置に立っているのです

23    成約時代の開幕とともに、全世界的に救援歴史を完成するメシヤの分身となる氏族メシヤの時が来ました。皆さんの家庭を復帰し、さらには皆さんの氏族と民 族、そして、国家を復帰しなければなりません。このような使命を帯びた人々を「氏族メシヤ」と呼ぶのです

既に私たちは、数万組の氏族メシヤ宣教師を全世界に派遣しました。遠からず、世界的な次元で理想的な家庭が立てられるでしょう。成約時代には、母の 役割が大変重要です。堕落した時とは正反対に、母が子女たちと一つになり、(皆さんの)夫を復帰し、真の父母様の祝福を受け、神様のみ前に戻っていかなけ ればなりません

24    皆さんの家庭を中心として誇るべきものは、真の父母しかありません。皆さんが神様の息子、娘になり、真の父母の息子、娘になったという事実は、歴史時代に おいて勝利者の中の勝利者であり、救援摂理の中でサタンを退治した大将の中の大将だということです。世界的に真の父母を宣布したのと同じように、父母様の 伝統を誇り、宣布しなければなりません。村に入って「真の父母の息子、娘になった」と言い、皆さん自身を村の人々に誇らなければならず、皆さんの家庭を彼 らに誇らなければならず、氏族に誇らなければならず、国家に誇らなければならず、世界に誇らなければなりません

そのようにすることによって、村のどこでも真の父母を誇らなければ、皆さんの行く道が塞がるのです。真の父母を誇り宣布する人たちは、行く道が万事 亨通(すべてが思いどおりにいくこと)に開かれるというのです。ですから、「私」が家庭から氏族、民族、国家、世界を巡りながら真の父母を宣伝することに よって、解放された勝利者になれるということを知らなければなりません

第三章    成約時代の開幕と成約摂理の展開  目次

第二節    主要な宣布式と成約摂理の展

真の父母様は、一九九三年一月三日、成約時代の開幕を宣布されたのち、「八・一節」 の宣布、「世界平和統一家庭連合」定着と蕩減解消宣布、天地父母天宙安息圏(七・八節)宣布、成約時代と天上・地上天国完成宣布、天地父母天宙勝利祝賀宣 布、天地父母天宙統一解放圏(九・九節)宣布、天地父母天宙統一解放式(三・十節)宣布、自分の家庭の名前で報告祈祷する時代宣布、「双十節」宣布、総天 宙祝福解放日宣布、真の父母様の摂理観的責任完遂宣布を通し、成約摂理を完成、完結、完了された。真の父母様は、このような一連の宣布を通し、新千年紀を 迎えて展開される天宙平和統一国の摂理を準備されたのである

「八・一節」宣布(一九九三・八・一、アメリカ、ベルベディア修練所)

1     家庭が第一です。家庭には三代がいなければなりません。祖父母と父母は、王と女王の位置です。次の世代は、将来、王になる王子と王女です。真の父母の理想 を中心として家庭を立てるのです。何ものも、それを動かすことはできません。永遠に定着するのです。なぜでしょうか。太陽が昇れば、あらゆる被造物は、そ の昇る太陽に向かうようになっています。同じことです

アメリカの万物が真の父母を仰ぎ、一つになろうとするのです。言葉だけではなく、実際にそうです。それで、アメリカの五十の州に勝利の基盤を築き、 神様が祝福したあらゆるその根、個人基盤、家庭基盤、氏族、民族、国家、世界、天宙の基盤を、けさ神様と真の父母が一つになってイースト・ガーデンに向け させるのです。そのように一つになる式が、八月一日のこの式です。八月の八数は再出発数です。記念日です。今から統一教会の時代だということを宣布するの です

2     イスラエル民族がカナンの福地に入るとき、責任を果たせなかった一世たちは、すべて荒野で倒れました。お父様が今まで四十年間したこととは何でしょうか。 統一教会や世界全体が未完成圏内にとどまっているのですが、「完成の立場に立った」と言えるようにしようとすれば、すべて掃いてしまわなければなりませ ん。第一次イスラエル民族を掃いてしまったのと同じように、そのような立場で、お父様が先頭で責任をもって、失ったキリスト教文化圏を復帰したのです。天 使長がエバを引っ張って地獄に行き、天使長とエバが一つになってアダムを引っ張っていったことを世界的版図で蕩減復帰しました

キリスト教文化圏がお父様と一つになれなかったのは、洗礼ヨハネがイエス様と一つになれなかったことと同じです。ですからお父様は、荒野に追われ、 四千年の歴史、創世記以降のあらゆる歴史を蕩減したのです。ヤコブ家庭から民族を中心としたモーセ、イエス様を中心とした百二十門徒その次にお父様を中心 とした百六十の宣教国、このすべてのものを蕩減復帰しなければならないというのです

お父様が全体に責任をもったので、このような立場で、天がキリスト教を失い、自由世界を失ってしまったことを、責任をもって取り戻さなければならな いのです。それで、これを「還国時代」とし、八月一日を「還故国の日」と宣布しました。このような時になるので、戻っていくためには、必ず失ったキリスト 教文化圏、新婦圏を取り戻さなければならないのです

「世界平和統一家庭連合」の定着と蕩減解消宣布(一九九六・一一・一、ウルグアイ、モンテビデオ)

3     一九五二年から四十年間ですべてのことを蕩減し、一九九二年に女性解放の基盤の上で、お母様をお父様の横に、対等な位置に立てました。その時からお父様の 権限を、お母様に譲り渡すのです。三年から四年以内にお母様に譲り渡すというのです。その道を歩んでいます

一九九七年までに、すべて清算しなければなりません。それで急ぐのです。やり残せば問題が起きます。このようにして「世界平和統一家庭連合」が定着できる基盤を築き、蕩減解消宣布式までしなければならないのです

4     お母様が世界的メシヤ基準で、氏族メシヤ基準と家庭的メシヤ基準を連結できる地がありません。ですから、イエス様が洗礼ヨハネによって失った三十三年の生 涯を代表する三十三人を立て、その国の主体と対象を結びつけるのです。このようにして、お母様が、行くことのできる橋を架けるというのです。それで、お母 様が南米からアメリカ、日本、韓国まで行くに当たって、三十三人を中心として、広々とした大平原のようになっていたものを連結させました

お母様をお迎えするのに、あらゆる精誠を尽くしたので、南米ですべてのことが成し遂げられるようになりました。南米が問題だったのですが、そのよう に成し遂げられました。北米には今、私たちが築いた基盤があるので、いつ行っても、集会(をすること)は問題ありません。カイン・アベルの十六ヵ国を中心 として、これが三十二数なのですが、お母様まで含めれば三十三数と同じになります。家庭的メシヤ圏、氏族メシヤ圏、国家()メシヤ圏をすべて成し遂げ て、世界的メシヤ圏が地で循環できる基準ができているので、世界の家庭が初めてこの地上に着地できる時が来たというのです

ですから、一九九六年七月三十日、アメリカのワシントンDCで、「世界平和統一家庭連合」の創設大会をするようになりました。八月一日以降、三ヵ月 と一日目である十一月一日に「世界平和統一家庭連合」の定着と蕩減解消宣布式を行いました。このようにすることによって、全世界の家庭は、放っておいても 統一教会を訪ねてきて、「祝福を受ける」と言う運勢に入るのです

5     今まで私たちは、エデンを復帰してきました。言い換えれば、エデンにおいて、家庭を中心として、失った長子権、父母権、王権を世界的に拡大させて、均衡な 平準化と水平線を形成した中で、神様を中心として家庭を再度編成し、個人時代から家庭時代、氏族、民族、国家、世界、天宙時代まで、直線上に立ててきたの です。体と心が一つになるのと同じように統一されなければなりません。そうすれば、神様が個人時代から家庭時代、氏族時代、民族時代、国家時代、どこでも 自由に往来できるのです

ところが、サタンが反対できる条件が成立しているので、父母様が「世界平和統一家庭連合」の定着、数多くの家庭の定着と蕩減解消式を宣布したのです

6     (皆さんの)父母以上に真の父母に侍り、真の父母から祝福を受けることによって、初めて真の父母が勝利したものを相続することができます。真の父母が勝利 したものをその息子、娘が相続できる権限は、サタンも、神様も否定できないというのです。それが蕩減解消です。「世界平和統一家庭連合」が定着して、真の 父母を父母として侍り、絶対家庭で孝子、忠臣、聖人、聖子になり得る愛をもって一体になった息子、娘になるとき、初めて、真の父母が完全に勝利したもの、 すなわち、神様の全権を相続できるというのです

「天地父母天宙安息圏(七・八節)」宣布(一九九七・八・九、九里中央修練院)

7     東洋と西洋の文化全体を失い、南北の統一世界を中心として、万国の中心国家であるべき祖国の地を失い、祝福を完成して、あなたの一族が天の一族とならなけ ればならない、その血族の子女たちが、二分されなければならない立場に立ちました。それゆえに、再び共産主義と民主主義を中心として二分された闘いを経 て、四十年間、再び復帰の道を歩むしかなかった歴史的な事実を、統一の群れは知っております

この四十年の期間は、摂理史の四千年に代わる期間であるがゆえに、キリスト教とキリスト教国家、あるいは宗教と宗教信仰を中心としたあらゆる人々に 主権を行使し続けてきたサタン世界と全世界が一つになって、主権国家とあなたのみ旨に反対し、来られる真の父母を攻撃した、四十年歴史に対する(天の) 父様の悲しみを誰も知りませんでした。ただ一人、ただ一人、ただ一人この道を開拓してこられたお父様の指導のもと、あなたの個人的な安息所を備えるための 闘い、夫婦の安息所を備えるための闘い、家庭的な安息所を備えるための闘い、氏族的な安息所を備えるための闘い、国家的、世界的、天宙的な安息所を備える ための闘いに勝利し、あなたが自由自在にお過ごしになることのできる、創造理想的な自由環境を開拓するための受難の四十年歴史を経てきて、今や峠をすべて 越えました。そのことによってきょう、真の父母を中心として、天宙安息圏を宣布できる驚くべき時代を迎えました

8     きょうこの日は、この息子が七十七歳を迎えた日であり、一九九七年七月七日七時七分七秒を中心として、七数を八回連結させることのできる焦点を合わせて、 七数と八数を越えることができ、安息年と再出発の数を連結させることができる日です。ですから、統一家のすべての群れは、今から天の権威と愛の伝統を受け 継いだ家庭を中心として天に侍り、国家を中心として天を安息させ、世界を中心として天を安息させ、天宙を中心として天を安息させることによって、神様と真 の父母様が自由に顕現できる安息的基盤が、家庭から天宙まで立てられました。そうして、神様と一体となることのできる一つの地上天国と天上天国の王権が、 一時に樹立される限界線を越える時を迎えさせることによって、これを成就するようになりました

9     今や真の父母の家庭から、悲しみの涙を流したその涙の跡が消える時代がやって来ました。あなたの解放を願い、父母様の家庭から万国に顕現なさるときに、滞 りなく行き来できる、愛する子女たちと、愛する国と、愛する世界と、愛する天宙を、創造理想の特権的な最高の頂上で自由に備えられる顕現を、真の父母のみ 名によって宣布するとともに、あなたの解怨成就の全幅の解放を宣布いたしますので、受け入れてくださることを切にお願い申し上げます。そうして、天地父母 天宙解放圏を宣布するこの時間を喜んでお受け取りください。天からこれを宣布してください。天上世界と地上の統一圏に勝利の旗を高くお掲げください

10    神様は安息の家を失ってしまいました。ですから、堕落した人類の理想家庭を探し求めるのは、神様の安息の家を取り戻すことです。この安息の家は、何を中心 として形成されるのでしょうか。真の愛を中心とした、真の父母と真の子女、すなわち真の家庭を中心として形成されます。それで、家庭が中心だというので

家庭を中心として一族ができなければなりません。統一教会員たちは、家庭を中心とした一族のメシヤ、氏族メシヤにならなければならないのです。家庭 では、家庭的メシヤにならなければなりません。家庭的メシヤ、氏族メシヤになり、国家を形成すれば国家メシヤになり、世界的メシヤに連結するのです。そこ から地上天国が形成されます

安息は個人から全世界、天の国の果てまで、神様が行ってどこでも休むことができなければなりません。休むためにとどまる所が家庭であれば、そこで個人と夫婦と息子、娘全体が神様をお迎えして喜ぶのです

11    天が安息圏を宣布したので、世界的な三万双、三十六万双、三百六十万双を中心として三千六百万双、三億六千万双の祝福をするのです。三億六千万双が分水嶺 でした。ですから、この峠を越えることによって、世界の全人類は一つの家庭になるのです

アダム家庭でそれを成就できずに失ったので、国家でこれを成し遂げようとし、世界でこれを成し遂げようとしたのですが、父母様を中心として家庭で勝利し、国で勝利し、世界の版図で勝利したすべてのものを中心として、初めて全人類が解放圏に入るのです

ここで重要なのは、これから世界的家庭時代を迎えて、世界的家庭が天地を代表できる家庭の時代に入っていくということです。これは、真の父母が個人 的に勝利し、家庭、氏族、民族、国家、世界的にサタン世界と闘って勝ったので、天が自由版図の上に立ち、どの村に行っても、どの国に行っても、祝福が自由 化される時代が目の前に来たということです

成約時代と天上・地上天国完成宣布(一九九九・四・一一、アメリカ、イースト・ガーデン)

12    アメリカは、父母の前に長子ではありませんでした。一番反対する放蕩者の立場にいたアメリカですが、父母様が第二次世界大戦で勝利したイギリスとアメリカ の位置を取り戻してあげることによって、長子権を回復しました。ですから、父母と長子が一つになりました。この基盤の上で行われるのが、真の家庭世界化前 進大会の巡回講演です

それで、聖人たちも地上に任地を決めて配置しました。真の父母の名で、彼らを任地に配置したというのです。その霊人全体を動員して、韓国もみ旨の前 から遠ざかり、日本もみ旨の前から遠ざかり、アメリカもみ旨の前に未完成段階にいるのを、一九九九年二月七日に韓国で三億六千万双の国際祝福式をすること によって、初めてここですべて父母様が責任をもつのです

霊界で失敗したあらゆることと、地上の選民国家が果たせなかった責任のすべてを、父母様が直接責任をもち、韓国と日本とアメリカを結束して着陸させ たのが、一九九九年二月七日の国際祝福式でした。そうして、再び定着できる基盤を世界的に拡大するために、お父様が韓国の八ヵ所で巡回講演をして、その次 に、日本とアメリカはお母様が責任をもって巡回講演をしたのです。ですから、日本で十六ヵ都市、アメリカで二十四ヵ都市など、世界で合わせて八十ヵ都市で の大会をすべて終えました

13    父母と子女が失敗したすべてのことを、初めて父母様が再び責任をもって成し遂げました。神様もできず、キリスト教もできなかったことを、初めて父母様が責任をもち、再び着地できる基盤を築くために歩んだのです

ですから、韓国の勝利、日本の勝利、アメリカの勝利をもって、長子権を中心として、キリスト教文化圏が一九四五年に責任を果たせず、今までの荒野四 十年家庭カナン復帰路程においても失敗したので、そのすべてのことに父母様が責任をもち、全権を握って処理して、カイン文明世界三十四ヵ国を中心とした地 上に定着させるのです。このような決定をするためのものが、一九九九年の「真のお母様真の家庭世界化前進大会」の巡回路程です

これを、世界に植えなければならないというのです。韓国まで合わせれば三十四ヵ国です。イエス様は三十四歳で国を探し出して世界に越えていくべきでしたが、失敗したので、これをすべて清算し、世界に基盤を拡張する時だというのです

天地父母天宙勝利祝賀宣布(一九九九・六・一四、ソウル、オリンピック公園体操競技場)

14    自分自身を中心として、心と体が一つにならなければなません。体は横的で、心は縦的です。それが正分合です。心と体が分かれているので、この分裂した心と 体を一つにしようというのが統一教会です。これが、私たちがまず何よりも完成しなければならない目的です。心と体を一つにすることが蘇生の正分合です

その次に、夫婦が一つになることが長成の正分合であり、父母と子女が一つになることが完成の正分合です。そのようにならなければ、天の国に行くことができません

祝福を受けた家庭でも、それが一つでも欠如すれば、霊界に行ってから、天国ではなく楽園に行って訓練を受けなければならない過程が残るのです。これ をしなければ、霊界に行って何千年、何万年かかるとしても解決しなければなりません。家庭の楽園が生じるのです。父母様がこのようなことに責任をもち、障 害になり得るものを縦的、横的に清算しました。ですから、真の父母を中心として絶対信仰、絶対愛、絶対服従しなければなりません

そのようにするために、一九九九年六月十四日に「天地父母天宙勝利祝賀宣布式」を行いました。そのような祝賀をしたので、あらゆることが終わったのです

15    「天地父母天宙勝利祝賀宣布式」をすることによって、初めて天国の起源になることができる基地をつくりました。それで、一九九九年七月二十七日に、南米に 行って聖地をつくったのです。それが、第一に源焦聖地、第二に根源聖地、第三に勝利聖地です

神様や父母様や祝福を受けた家庭が、源焦点である源焦聖地を失い、根源聖地を失い、勝利聖地を失いました。しかし、完成家庭を成し遂げてこれを回復 したのです。ここは、歴史の出発から終わりまで整理できる聖地です。また、ジャルジンに世界平和理想家庭教育本部をつくりました。そこから天国が出発する のです。そこで教育を受けて、この場を経て天国に行かなければなりません

16    一九九九年六月十四日午後一時十五分を期して、真の父母の名をもって、五月十四日、ブラジルのパンタナールで「天宙解放宣布式」を行い、五月三十日には、 ベルベディアで「真の父母様東西洋(地球星)勝利祝賀宣布」をしたその基盤の上に、天地を代表した真の父母の勝利圏を中心として、勝利歓迎宣布ができる驚 くべき歴史的な時点を迎えました

天のみ前に、人類の先祖が罪を犯し、悲しい歴史を残したすべてのことを胸に抱えたまま、誰も解けない恨の心情を抱いてこられた(天の)お父様である ことを知っています。そのようなお父様のみ前で、讒訴し、呪いながら嘲弄していたサタンを見つめるお父様の心が、どれほど曲折の多いものだったかを知って います。堕落していない本然の完成したアダム家庭を中心として、神様の血統が連結された愛の氏族圏を編成し、民族と国家を経て世界の上に、地上・天上天国 の出発を御覧になろうとされたあなたの理想は、完全に水泡に帰してしまいました

神様がエデンにおいて成し遂げなければならない、堕落していない本然のアダムとエバの完成的家庭倫理がなくなり、家庭基盤がなくなってしまったこの 世の「終わりの日」に、ついに真の父母がやって来ました。真の父母の理念を引き継ぐために、青少年から壮年時代の受難の環境を経てきながら、神様の家庭的 青少年倫理基盤を中心として、神様の愛による血統を連結させる世界化祝福結婚をするようになったのです。そうして、血縁的関係が五色人種(すべての人種) を越えて、兄弟の心情関係を結ぶことができる版図が、四億双を超える段階にまで来ました

天地父母天宙統一解放圏(九・九節)宣布(一九九九・九・九、九里中央修練院)

17    (天の)お父様(私の)七十九歳の九数に、一九九九年九月九日九時九分九秒を中心として、天地の恨で塞がっていたサタンの完成数である九数圏を越えるようになります

天上世界から地上世界に至るまで、堕落の因縁によって拘束された全体は、サタンを中心として連結されていることが、原理によって解き明かされまし た。その内容は、腹中時代から幼児時代、兄弟時代、約婚時代、結婚時代、父母時代、祖父母時代と王時代までのあらゆるものが塞がっているということです。 それで、男性世界と女性世界が共に血統を中心として連結されなければならない一体的な理想圏が、サタンのゆえに成し遂げられなかったので、腹中圏から幼児 圏、兄弟圏、約婚圏、夫婦圏、父母圏、祖父母圏、王圏まで塞がり、善と悪が闘ってきたのです

そうして、天の側のアベル的な兄弟圏が多くの血を流してきました。そのアベルを中心として、カインを逆に屈服させ、天の国の長子権を取り戻してサタン世界を自然屈伏させなければ、汚された神様の善なる血統関係を立て直すことができません。これが恨の救援歴史です

このように、人類の根本的な主流の道がどのようになっているかを明らかにできたというのは、この地上に真の父母が現れることによって可能になったのです

18    偽りの父母によって成された全体は、九数に該当します。その九数を神様が支配しなければなりません。ですから、神様は、旧約聖書で十分の一条圏を中心として、サタン数である九数を清算するための摂理歴史をしてきたのです

サタン数の頂上数であるこの九数を、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界的に屈服させるだけでなく、地上世界と天上世界が真の父母を中心として整備 され、地上地獄と天上地獄を塞いでいたあらゆる垣根が縦横に崩されて、地上の愛を中心として天国にまで直行できる道が連結されるようにならなければなりま せん

19    「七・八節」を中心として、天地父母天宙安息圏を宣布してから満二年が過ぎました。サタン世界に塞がっているあらゆるものを完全に清算しなければ、二〇〇 〇年代に越えていくことができません。一九九九年九月十日に十数を加えることによって、一九九九年が二〇〇〇年代を迎えられる数になることで、堕落のない 本然の創造理想が完成し、個人から家庭、氏族、民族、国家、世界のあらゆる次元で、地上世界と天上世界が連結されるのです。それによって、球形的な統一世 界を求めようとする、その本然のみ旨が成就する天地の解放圏を成し遂げなければなりません。一九九九年六月十四日を中心として、「天地父母天宙勝利祝賀宣 布式」をもった基盤の上で、きょうの「天地父母天宙統一解放圏」を宣布できるようになったのです

20    一九九九年九月九日から神様が宣布するこの宣言の前に、絶対服従、絶対屈服することによって、今まで天に反対していたものが、善の方向に一八〇度転換し、 絶対信仰、絶対愛、絶対服従の関係を備えなければなりません。それによって、エデンの園で天使長が絶対信仰、絶対愛、絶対服従で天倫の大主体の父母、相対 の父母、天地の父母に従えなかったことを蕩減復帰し、全人類と万物を絶対信奉すると同時に、絶対愛と絶対解放圏に従って絶対的に服従することによって、堕 落した天使長だけでなく、地獄まで解放されることを、この「九・九節」に真の父母の名によって宣布します

天地父母天宙統一解放式(三・十節)宣布(一九九九・九・一〇、九里中央修練院)

21    一九九九年九月十日十時十分を期して、天地父母天宙統一解放式を宣布しました。「九・九節」を宣布したのは、「七・八節」に天地父母天宙安息圏を宣布した その日以降、天地父母天宙勝利祝賀宣布式が終わることによって、父母様を中心として地上のあらゆる家庭の兄弟の縁を経て、子女の縁を経て、夫婦の縁と父母 の縁と王権の縁を代表できる父母が、この地上に出発したからです

そうして、天地父母宣布をすると同時に、勝利を賛美できるようになりました。このような天地の大変革時代を宣布したその基盤の上に、今、「九・九節」を設定するようになりました

「七・八節」は、神様を中心とした善の境界線でした。これを限界として、サタン世界で活動していたすべてのものと、反対の方向になっていたすべての ものを正し、天のみ前に帰依させることのできる一日である「九・九節」を立てました。それによって、一九九九年九月十日十時十分を選び、天地父母天宙統一 解放式、「三・十節」を迎えることができるようになったのです

22    真の父母のみ名によって、天地父母天宙統一解放式を迎えさせる「九・九節」の上に、今、「三・十節」を立て、神様を中心として、天地父母があらゆる頂上の位置で、万宇宙を抱くことのできる祝福の恩賜を受けるようになりました

反対の道を進んでいた「九・九節」が「三・十節」圏内に立てられることによって方向を定め、神様の主管圏内で、天の境界線とサタンの境界線の緩衝地 帯のようなものが、統一的基準で一つになった圏内で、七、八、九節として設定できる日をもつようになりました。それによって、一、二、三、四、五、六、 七、八、九まで、サタン圏内にあるものを再び収拾し、神側で一、二、三、四、五、六、七、八、九、十の基準を一つにして奉献してさしあげるようになったの です

23    個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙全体に、統一的なすべてを中心として、「九・九節」を宣布したので、「七・八節」と「九・九節」と「三・十節」を中心としてすべての時を越えるようになりました

それによって、十数、百数、千数、億万数を自由自在に往来できる勝利的覇権をもつようになり、数理の何千代もの権限を備えた万宇宙の存在を、主人の位置で統治するようになりました

この「三・十節」を中心として、(天の)お父様が通告するすべてのことを父母様が受け、宣布の日として定め、永遠の宣布といたしますので、全万象が そこに順応することのできる伝統が始まることを、真の父母と共に、縦的な神様のみ名とともに、この時間、全天宙の前に宣布いたします

24    今、一九九九年九月十日十時十分ですが、この時間、「三・十節」を宣布しました。その十が三数になります。九月十日十時十分から九数を抜いて三十(十、十、十)数になりました

復帰摂理においてあらゆるものが、三数を基盤としてOKです。旧約時代OK、新約時代OK、成約時代OKです。十数は帰一数なので復帰の完結数にな るのですが、十を三数で連結させて、サタンの頂上数である九数を越えた三段階の十数です。この天の十数をもったというのは、歴史的なことです。これは、旧 約時代の完成、新約時代の完成、成約時代の完成です。それゆえ、南北統一の運勢、東洋と西洋の統一の運勢を迎えて、南北の文化格差と貧富格差が平準化され た本然の創造理想により、愛の主権下で統治される時代に越えていくのです

25    一九九九年九月十日を期して、アダム家庭が完成します。天の国のアダム家庭完成を、氏族、民族、国家、世界版図に連結できる時代に入っていくのです。です から、サタンはもう「無用之物」(役に立たない物や人のこと)です。反対に向かっていたものが転換されたのです。転換されたので、頭は頭同士で向き合うこ とのできる基準になりました

ですから、「七・八節」を中心として、九数と十数が一つになるので、境界線と緩衝地帯がなくなるのです。境界線と緩衝地帯がなくなり、すべて神様の主権内に入っていくのです

26    「三・十節」はどのような意味があるのでしょうか。主なる神様が全体摂理を代行できるアベル的立場で、個人から氏族、民族、国家的時代にメシヤを送りまし た。このメシヤはアベル的であり、国家中心の長子権です。再臨時代までは、世界舞台を中心として、真の父母完成のための出発でした

そうして、真の父母の祝福を通して、世界舞台で「真の祝福天宙化とサタン血統根絶」を完全に成し遂げてしまったのです。ですから、全体解放圏を宣布せざるを得ません。それゆえ、もうサタンの境界線はなくなり、天の国の境界線だけが設定されたというのです

天の国の境界線が設定されたので、これが平準化され、平面世界と立体的世界の子女たちと一つの帰着点を中心として、父子関係、夫婦関係、兄弟関係に おいて妨げるものがなく、障害もなくなりました。このようになって本然的血統の家庭形態が世界的に拡大され、勝利の一つの標的として決定されるようになり ます。その日が、一九九九年九月十日だというのです

自分の家庭の名前で報告祈祷する時代宣布(一九九九・九・一四、アメリカ、イースト・ガーデン)

27    今まで皆さんは、祈るときに「何々をしてください。成し遂げてください」と言いました。すべて成し遂げてあげました。そのように成し遂げてあげたものを皆 さんが受け継ぎ、父母様が今まで肉的サタン世界に対して、身をもって闘って勝ったのと同じように、そのようにしなければなりません。すべて知っているの に、何を祈るのですか。そのような祈りをする時代は過ぎ去ったというのです

「私はこのようなことを知りましたので、私がいたします」という自己責任時代に合わせて、祈らなければなりません。そして、「真の父母の名によっ て」ではなく、「真の父母の名によって祝福を受けた誰々の名によってお祈りいたします」と言わなければならないのです。「真の父母の功労によって真の息 子、娘となった誰々の名でお祈りいたします」と祈らなければなりません。祈るのではなく、「報告いたします」という祈りをしなければなりません

何かのために祈り、何かを下さいと祈る時代は過ぎていきます。すべて与えました

これからは、「真の父母の勝利的基盤を知り、私もそのような実績をもって、息子となった責任を果たそう」と言わなければなりません。「個人、家庭、氏族、民族、国において、息子の責任を果たそう」と言わなければなりません

そうして、孝子と忠臣の家庭にならなければならないというのです

28    真の愛は、誰でも相続することができます。ですから、祈祷が変わらなければなりません。自分の息子、娘を中心としてする祈祷は、統一教会ではしてはいけな いのです。地上天国と天上天国のために祈らなければなりません。個人的な地上天国、家庭的な地上天国、国家的な地上天国です。そのために祈ることによっ て、民族の境界線、国家の境界線がなくなります。それが神様の願うことです

まず祈るよりも、実践してから報告しなければなりません。報告することがなければ、ひざまずいて悔い改めなければならないのです。不正な行いについて、悔い改めなければなりません

「ここまでいたしました」と報告し、約束しなければなりません。アメリカに来てから、私は祈りませんでした。祈るよりは行動したのです。実践したというのです

29    真の父母を通して自分の名で祈る時代です。祈った内容には責任をもつということです。その実体にならなければなりません。いい加減には祈れません。イエス 様は誰の名で祈ったでしょうか。息子の名で祈ったでしょう。ひとり子である息子です。しかし、家庭をつくらなければなりません。家庭の名を外すことはでき ないのです。家庭には、夫と共に一家族が入るのです

「双十節」宣布(一九九九・一〇・一〇、ウルグアイ、プンタ・デル・エステ)

30    きょうは一九九九年十月十日ですが、「双十節」です。天の十数と地の十数が一つになる日です。ですから、これからは祈るとき、自分の名で祈るのです。自分の名で祈るということを、一九九九年九月十四日に宣布しました

それは、堕落圏を抜け出したということです。それゆえ、これからは、皆さんが皆さんの息子、娘を祝福しなければなりません。息子、娘たちを祝福して あげなければならないのです。すべての祝福家庭が自分の名で祈るようになることによって、自分の息子、娘を祝福できるようになりました

信仰基準ができておらず、いまだ条件が満ちていないだけであって、祝福を受けた人たちが自分の息子、娘を祝福してあげることによって、第四次アダム圏に越えていくのです

31    「双十節」は、天と地が完全に一致する日です。今まで絶対信仰、絶対愛、絶対服従の実体を中心として、堕落した家庭が完全に解放されることによって、第一 次、第二次、第三次アダム圏を越えて第四次アダム圏になるのです。第四次アダム圏に越えていこうとすれば、自分が自立的な立場であらゆる罪を蕩減し、自主 的に神様に報告できなければなりません。ですから、今から自分の名で祈るのです。今から自分の名で祈る家庭は、自分の息子、娘たちを祝福しなければなりま せん

32    第四次アダム圏にならなければならないと、一九九八年に宣布しました。「双十節」に、第四次アダム圏の峠を越えたのです。ですから、十月は栄光の月になる のです。十月は、四日が、お父様が西大門刑務所から解放された日であり、十四日は興南監獄から解放された日です

私は、天宙的「四・四節」を宣布しました。コディアクで家庭的「四・四節」を宣布したので、ウルグアイで天宙的「四・四節」を宣布したのです。です から、神様の四位基台理想が連結されれば、サタンの峠を越えていきます。それで、サタンを屈服させることができるあらゆることを整備して、これから第四次 アダム圏時代、蕩減が必要ない時代に越えていくのです。蕩減復帰ではなく、自然復帰時代に越えていくのです

総天宙祝福解放日宣布(一九九九・一〇・二三、アメリカ、イースト・ガーデン)

33      一九九九年十月二十三日は、去る十月十日、ウルグアイのプンタ・デル・エステで「双十節」を宣布して十日が過ぎ、三日目になる日です。それで、「総天宙祝福解放日」を宣布しました

きょうは、十、十、十を足した三十に三数を加えた三十三数に該当する日です。このような日なので、全体の摂理観的な立場で、今まで父母様が発表した あらゆる内容を終結しなければならない時が来ました。父母様が発表したものが、旧約時代、新約時代、成約時代を経て、第一次、第二次、第三次アダムを通し て、霊的、肉的に分かれたものを再び取り戻し、四十年ぶりに実体圏全体を蕩減して越えていくのです。越えていくだけではいけません。越えていき、堕落して いない本然の実体、堕落がない永遠の勝利圏に立つことができるアダム勝利の版図をこの地上に立てなければならない時代が、既に発表した第四次アダム圏時代 だというのです

第四次アダム圏時代には、世界の祝福を受けたすべての統一教会員たちを、アダムとエバが堕落せずに祝福を受けた位置に立ててあげるのです。その祝福 を受けた位置に立ち、第一次、第二次、第三次アダム圏のあらゆる勝利圏の上でそれを相続することによって、初めて自分が絶対信仰、絶対愛、絶対服従の心情 圏を中心として、天地父母と一つになったその基盤を通して、あらゆることを清算しなければなりません

アダムとエバが堕落することによって、創造主をはじめ、実体圏全体が嘆息するようになりました。したがって、あらゆる宗教圏の蕩減条件を越えて、万 物解放の主人、子女解放の主人、その次には、アダムとエバの家庭解放の主人、神様解放の主人の位置を決定することによって、すべてのことが終わります。で すから、ある一日を設定してこれを清算しなければならないのですが、その日が正にきょうです。それで、父母様が、蕩減条件として家庭を中心に総生畜献納祭 を行ってきたのであり、「双十節」を中心としては、祝福を伝授してあげる日として定めたのです

34    万物が今に至るまで嘆息しています。万物は、真の父母を中心として、神様の愛の世界に入っていって主管を受けることができなかったのです。ですから、万物嘆息圏を解放しなければなりません

皆さんの子女たちも同じです。皆さんの子女たちが解放的恩賜圏内にいることができないので、皆さんの子女たちの解放圏が広がらなければならないのです

その次に、皆さんの家庭が、いまだに条件を越えることができませんでした。蕩減の条件を越えていくことのできる祝福、父母様が勝利したものを与えてあげることによって、越えることができます

その次には、皆さんの家庭を中心として、氏族、民族、国家が越えることができませんでした。今までサタンが国家基準で全権を行使したので、これを踏 み越えて、天の全権行使として連結させることのできる蕩減条件をすべて立てました。コディアクで全体、全般、全権、全能の時代に転換されるという日を発表 しました。あらゆるものを、この宣言を中心として越えてきたというのです

それで、一九九九年十月二十三日を期して、四大心情圏の一致、万物解放、子女解放、夫婦解放、天地父母解放圏を宣布するのです。これによって、この ような勝利の基準を中心として信じているその位置は、神様が思いどおりに活動できる神様の絶対所有圏内に入っていきます。それで、絶対万物の解放、絶対子 女の解放、絶対夫婦の解放、絶対家庭、一族、一国の解放圏が展開することによって、サタン世界が終わりを迎える日は遠くないというのです

35    一九九九年十月二十三日は、万物解放と子女解放、夫婦解放、真の父母の地上圏解放、天上世界の創造解放圏を宣布し、新しい時代への転換を宣布できる日で す。「九・九節」と「三・十節」を宣布した基盤の上に、真の父母の代わりに天の祝福を求めることができ、天のあらゆる開拓的な路程を建議できる基準まで立 てて、すべてを相続いたしました。それによって、真の父母の勝利圏を天上世界と地上世界に委譲する式として、サタン圏全体をなくしてしまい、新しい天の世 界で、万物・子女・夫婦。父母圏全体が栄光の出発を宣言できる新時代を迎えるようになりました

この時間から、このすべての式を経て、万物解放、子女解放、夫婦解放、真の父母解放、天上の創造主天宙父母解放とともに、天上と地上の統一的な、あ なたの理想的愛の主権世界として前進を誓うことができるよう、真の父母、主なる真の天地父母の名を通して宣布いたしますので、一体勝利の一方通行で、あな たの愛の主権世界へ前進あるのみです

真の父母様の摂理観的責任完遂宣布(一九九九・一二・二六、アメリカ、ベルベディア修練所)

36    「摂理観的責任完遂」と言えば、すべて終わります。それでは、誰が責任を完遂するようになるのでしょうか。神様です。今まで神様が、救援摂理という、願わ ないことをしてきたのです。本来、救援摂理はなく、摂理観的完成のために創造理想を立てていたのですが、私たちの人類始祖がサタンの侵入によって別の世界 をつくることによって、摂理史的責任分野はなくなり、救援摂理観的責任召命を今までしてきたというのです

37    今までの歴史は、摂理観的な歴史ではなく、救援摂理観的な歴史です。神様が主人になっていたならば、偽りの主人は現れなかったでしょう。被造世界のあらゆ る存在は息子のためにつくったので、父と息子の関係において神様の摂理観的なすべての歴史は解読することができ、完全に現れるはずでした。ところが、他の 主人が入ってくることによって、それが現れることができず、未知の摂理史と思ってきました。それで、人間は何も知らないのです。堕落圏内に入っていったの で、あらゆる根本に関する問題、神様と摂理観に関する問題が全く分からないというのです

38    「真の父母様の摂理観的な責任完遂」と言うとき、その責任完遂の内容とは何でしょうか。摂理観のすべてのことを解明し、未知の事実を明らかにし、その未知 の内容がもたらしたすべてのことを清算して、創造を始めた本然の基準を連結させることができる役事をするようになりました。神様を中心として、真の父母様 がそのようなことを完遂したのです

今まで人類歴史がどのようになり、なぜこのようになったのか、誰も知りませんでした。しかし、父母様は、神様と創造理想によって立ててきた息子、娘 の関係がどのようになり、地上世界にどのように連結されるのかを知りました。個人から家庭、氏族、民族、国家を中心とした天上世界と地上世界の天国をどの ようにすれば完成できるのかという、理論的な内容を知ったというのです

39    神様の摂理観的なすべての理想が完成したならば、神様が父として動くとき、息子である人間も共に動くようになり、息子のための象徴的な形象体である万物も すべて一つになっていたでしょう。そのようになっていたならば、神様と一体となり、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙、永遠の世界までも完全な実 体として動くはずでした

神様と一体になるならば、すべてのものは完全、完成したものとして、完全、完成した価値をもち、一つの実体圏、一つの理想的な局面が展開したでしょ う。人間と神様が一つになっていれば、その下のすべての万物は、人間を養育し、人間を保全し、人間が便利に暮らせる環境的条件になります。それが実体万物 創造の世界です

40    真の父母様の摂理観的責任完遂とは何でしょうか。宇宙の自然の結婚が、私たち人間の結婚と天の国の結婚と通じることがてきるという、その観と責任について 教えてあげた人が父母様であり、その責任を完成するために努力する人が父母様だというのです

そのような観の主流は、絶対、唯一、永遠、不変の愛です。そのような愛は一つしかありません。そのような愛が連結される存在も、自動的に絶対、唯一、永遠、不変の存在になります。愛によってのみ、そのような存在になることができるのです。

第四章    「世界平和女性連合」の創設と真のお母様の世界巡回    目次

第一節    「世界平和女性連合」の創設と女性時代の宣

「アジア平和女性連合」の創設と真のお母様の最初の講

「アジア平和女性連合」の創設大会が、一九九一年九月十七日、七千人以上の日本の女性代表が参加する中、東京ベイNKホールにおいて開催された。真のお母様はこの日、「アジアと世界を救う真の愛運動」というテーマで、初めて講演をされた

また、「アジア平和女性連合」の韓国支部創設大会が一九九一年十月三十一日、女性指 導者二千人以上が参加する中、ソウルのリトル・エンジェルス芸術会館において開催された。この日の大会を通して、韓国の女性たちと日本の女性たちが一つに なり、アジアと世界の平和を実現する先頭に立つことを決意した。特に、真のお父様は、アダム国家である韓国とエバ国家である日本の女性たちが、真のお母様 を中心に、世界復帰のために尽力することを願われた

1     一九九一年九月十七日に日本で「アジア平和女性連合」の創設大会をしました。そして、十月三十一日に、ソウルで「アジア平和女性連合」韓国創設大会をした のです。その時から、六ヵ月以内に「世界平和女性連合」の大会まで終えました。そのような大会ができるとは、誰も信じませんでした。日本も同様でした

日本は、「アジア平和女性連合」を中心として、五年も準備して大会を行いました。そうして、十一月二十日にオリンピック公園フェンシング競技場で全 国大会を開催したのですが、「その短い期間に、一万人を大会に参加させることができるのか」と言いました。ところが、二十日間でたやすく一万五千人を満た したのです。そして、その時から四ヵ月を経て挙行された「世界平和女性連合」創設大会に、十六万人が参加しました。お母様がこのように講演することによっ て、お父様の横に立つようになったのです

天の国に入っていくときには、二人で一緒に入っていかなければなりません。そして、子女たちがその後ろに付いて入っていかなければなりません。それ を手引きしてあげなければなりません。解放してあげなければならないのです。今までの蕩減復帰過程に、女性の恨がたくさんあります

2     韓国の女性たちと日本の女性たちを連結させて戻ってくることのできる時になったので、「アジア平和女性連合」を通して、日本の女性たちと韓国の女性たちが 一つになりました。国家を越え、お母様を中心としてアベル・カインの基準を三回で立てたのです

一九九二年四月十日、ソウルで開かれた「世界平和女性連合」創設大会にも、日本から五千人以上が来て参加しました。こうして、韓国が姉の立場になり ました。復帰された姉を中心として一つになることによって、国家的にカイン・アベルの立場で一つになるのです。日本がカインの位置で一つになることによっ て、二つの国の女性が、統一圏をもったお母様を中心として、母になれる代表的基準に立ったので、「アジア平和女性連合」を中心として、「世界平和女性連 合」の創設が可能だったのです。これを宣布することによって、天に帰るに当たって、今まで後ろから付いてきたエバがお父様の横に立つようになり、父母圏が 立てられたのです

3     一九九一年九月、アラスカにいる時のことです。日本がエバ国家なので、日本の女性たちを糾合し、韓国の女性たちと一つになることができる準備をしなければ ならないのですが、道がありませんでした。私しかやる人がいません。ですから、お母様が日本に行って、七千人大会をしなければならなかったのです

その話を最初に聞いたときは、青天の霹靂のように思ったでしょう。日本の国家指導者の夫人まで出てきて座っているのに、その前に行って演説しなけれ ばならないというのは、普通のことではありません。しかし、それを断行したのです。それを連結させて韓国に戻ってきて、「アジア平和女性連合」から始め て、「世界平和女性連合」の大会まで行ったのです。韓国が主体国なので、アジア平和女性国家ではなく、世界平和女性国家にならなければなりません

4     世界的な時が来れば、お母様は大衆の前でお父様の代わりに講演しなければならないので、日本語を勉強しなさいと言いました。日本に行ってエバ国家を和合さ せようとすれば、韓国語ではできません。日本で生まれたわけでもなく、日本語の勉強を始めてからいくらもたっていないお母様が流暢な日本語を語れば、日本 がぺちゃんこになるのです。それで「日本語を勉強しなさい」と言いました。何の条件もありません。そのように従順にしながら、お父様の後ろを影のように付 いてきたのです。そのような面で、お母様は偉大なのです

5     お母様が初めて大衆の前に立ったのは、日本の東京ベイNKホールで開かれた「アジア平和女性連合」の七千人大会の時でした。初めてにもかかわらず、堂々と した姿勢でやり遂げました。なぜそのようにできたのでしょうか。お父様に付いていって国際会議に何度も参加し、大勢の有名人士たちから注目される立場にい たのです。そして、お父様が語ることを聞きながら分析をしました。そこで、大衆が感化されるよう抑揚をつけながら演説をすると、大衆は真摯に聞くのです。 すらすらと率直に解かれていく内容を聞いて、感化されるので

6     お母様が初めて壇上に立ったのは、日本で開かれた「アジア平和女性連合」創設大会の時でした。その時、七千人の聴衆が集まりました。その人たちは、すべて 上流層の人たちです。日本の女性たちの中で、それなりに有名な人たちが幾列にも並んで集まったのです。初めて壇上に立ち、一度見渡して聴衆をすべて把握 し、みな感動させました。その次は、東京ドームで五万人を対象に演説をしなければなりませんでした

ところが、お母様は日本語がよく分かりませんでした。それでも、「日本語で演説しなさい」と言いました。ですから、夜寝る時間もありません。十五日しか残っていなかったのです。日本の聴衆の前に出ていって、母としての権威を立てなければならないというのです

それほど大勢の人たちの前で演説しようと思えば、男性でも足が震えるのです。それなのに、女性が五万人の聴衆の前で演説するというのは、簡単なことではありません。それだけお母様も深刻だったでしょう。しかし、東京ドームの五万人大会は大成功でした

7     お母様が日本で大会を成功裏に行ったので、その次からは、四十ヵ国を巡回しました。今は、英語で、長子圏のアメリカで勝敗を決したいという思いをもってい るでしょう。英語だけでなく、どんな言葉でも、すべて話すことができます

ですから、今からは、「スペイン語で語りなさい」と言ったり、「何々の言葉で語りなさい」と言ったりしても、四十日以内に可能なのです。そのような自信をもっています。何であっても、努力する人にはかないません

8     日本の女性たちを韓国の女性たちと一つに結び、お母様と一つになるようにしなければなりません。それが復帰です。お父様は男性として長男と次男を復帰し、 それと同時に、お母様は女性を中心に長女と次女を復帰しなければならないのです。そのように復帰して神様のみ前に戻っていくのは、アベルを通してカインで ある長子を復帰するのと同じ歴史過程における闘いでした

お父様としては、もうすべて終わりました。長子権が復帰されたというのです。アメリカとソ連を中心として長子権復帰が成し遂げられたので、次はお母 様が復帰すべき立場です。それで、代表的な国家である日本と韓国の女性を結んであげるのです。結局、お父様はメシヤとして大勝利をした基盤の上で、エバの 勝利基盤をつくってあげるのです

9     これから女性時代が来ます。女性時代が来るので、婦人たちを動員しなさいと言ったのです。アダム国家の前にエバ国家として選ばれた国が日本なので、日本か ら始めるのです。お母様が日本のすべての女性たちを一つにまとめなければなりません。外的女性と内的女性を完全にまとめなければならないのです

それで、私が日本の女性たちを済州島の修練所に呼んで、これまで不完全だったものをすべて指示して、日本の一つの県に百人ずつ女性を配置しました。日本は島国であるがゆえに、島から上がってこなければならないので、韓国の島を通して陸地に上がってくるようにするのです

そのようにしようとすれば、お母様が橋を架けなければなりません。お母様が橋を架け、統一教会の女性たちが日本の女性たちを受け入れるようにしなけ ればなりません。そのようにしなければ、大変な騷動になります。受け入れようとすれば、収容態勢を整えなければなりません。収容態勢を整えれば整えるほ ど、日本の女性と韓国の女性が早く一つになるのです

10    女性連合運動を韓国と日本から始めたことは、爆発的で歴史的な記録を破った事件でした。天の火を投じるものだったので、その余韻が永遠に生きているという のです。そのみ言を聞いた人は、写真を見ただけでも恩恵があふれます。そのような境地です。過ぎていくものではありません。母の愛が心から消えますか。ま た、父母の愛が心から消えますか。愛する人との愛が心から消えないのと同じように、天の愛によって縁を結んだみ言を聞き、感動した心をもった人は、その写 真を見ただけで恩恵を受けるのです

ですから、聖賢の教えが貴いのです。そのような深い心情的な関係を中心として語った言葉なので、その言葉は歴史を超越し、常にその価値が連結される位置にあります。そこに新しい蘇生の力が共にあるのです

11    日本がエバ国家だとすれば、韓国の女性たちはどのようになりますか。韓国がアベルの位置に立ちます。日本はカインの位置です。そのため、アベルの伝統的な 精神を日本に連結しなければなりません。エバは十六歳の時に堕落しました。ですから、韓国で愛国心をもった純潔な女性、国を愛することにすべてを捧げるこ とができる伝統的精神をもった女性が必要だというのです。そのような女性の精神を、日本の女性たちは相続しなければなりません。そうでなければ、日本が連 結される道がありません

それで、日本に人を送って、誰にも分からないように柳寛順宣揚運動をさせました。お父様が、「日本の女性たちに柳寛順烈士の伝統的な精神を植えつけなさい!」と言ったのです。そのようにできる人は、お父様しかいません。誰もそのようなことはできないのです

その思想をもっていって日本の女性たちに植えつければ、日本が韓国と一つになるというのです。そうしながら、一九九一年九月にお母様を日本に送り、「アジア平和女性連合」をつくったのです

「世界平和女性連合」の創設と女性解放宣

真の父母様は、一九九二年四月十日、ソウルの蚕室オリンピック主競技場において、 「世界平和女性連合」創設大会と「アジア平和女性連合」ソウル大会を開催し、「世界女性時代の到来」を宣布された。世界七十二ヵ国の女性代表および韓国全 土の女性十六万人以上が参加する中で開かれた創設大会において、「世界平和女性連合」の総裁に真のお母様が推戴された。真のお父様は、「韓鶴子総裁は、私 と共にこの苦難の道に同参した、全世界の女性の代表者であると言わざるを得ません」と語られ、「今まで男性が主導してきた戦争と暴力、抑圧と搾取、そし て、犯罪の世界を終結させ、平和と愛、そして、自由があふれる理想世界を実現する真の働き手が、正にこの時代の女性たちです」と語られた。真のお母様は、 世界女性時代の到来宣布とともに、世界を巡回しながら指導者たちを激励され、世界的に女性運動を展開された

12    歴史的な四千年のすべての内容を整備して、世界的な個人の怨讐、世界的な家庭の怨讐、世界的な民族の怨讐、世界的な国家の怨讐、世界全体の怨讐をすべて屈 服させて帰ってきて、南北統一と神様の解放を主張する時を迎えたというのです。第二次世界大戦以降に統一天下を成し遂げなければならなかったことを四十年 間蕩減して、勝利の覇権を再びつかむ日を迎えました。キリスト教は、エバの宗教、新婦の宗教ですが、新婦の使命を果たせなかったので、お母様が韓国を復帰 しなければなりません。キリスト教ができなかったことを蕩減してあげなければならないのです。韓国と日本、アメリカ、ヨーロッパの「世界平和女性連合」 が、それをしなければなりません。韓国、日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリアの七ヵ国です

第二次世界大戦の時、怨讐の国々まで統一圏が形成されたのですが、これを失って失敗したので継ぎ当てをしなければなりません。蕩減しなければならな いのです。光復以降にイギリス、アメリカ、フランスがお父様に侍ることができず、新郎を失ってしまったのち、再び取り戻してきました。韓国、日本、アメリ カ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリアの七ヵ国のために、お父様は四十年間祈ってきました。これは、誰も知らないことです。これに責任をもつために、 七ヵ月間、お母様を立て、第二次世界大戦直後、統一王国に進展していた基盤を統一教会で身代わりするようにし、この世の中を指導するあらゆる代表者に代 わって勝利した位置に立つようになりました

そうして、世界統一圏に向かって勝利の闘いに出発する時代になりました。それこそ女性の時代になったのです。それで、「世界平和女性連合」を一九九二年に創立したのです

13    韓国が長子権を復帰したので、韓国の女性は長女の立場です。その次に、日本の女性は次女の立場です。彼らが一つにならなければならないのですが、真のお母 様が世界的な母の立場に立つので、「世界平和女性連合」創設大会をソウルオリンピック主競技場で、韓国と日本が一緒に行いました。日本と韓国の祝福家庭の 女性たちが合同作戦を行い、一体となった基盤において、お母様がアダム国家、世界国家の女性代表として、カイン・アベル、主体・対象圏を成し遂げ、再創造 歴史の過程におけるプラス・マイナス環境を備えたため、お母様が立つことができるのです

14    お母様が先頭に立っていかなければならないのと同じように、今からは、女性の皆さんが先頭に立って進まなければなりません。ですから、女性たちを中心として「世界平和女性連合」をつくったのです

それゆえ、女性たちは、母として息子、娘を教育しなければなりません。「世界平和統一堂」というのは、教育できる家を意味します。これを村ごとにつくらなければなりません。母は息子、娘を教育して、何をしなければならないのでしょうか

母と息子、娘が一つになって、家庭の主人である男性たち、すなわち天使長の立場である男性たちをアダムの位置に立て、彼らがサタン世界の天使長の立場である世の中の人たちを教育するようにしなければならないのです

15    「世界平和女性連合」という組織をつくったので、神様の側ではあらゆる女性が一つになるのです。本然の家庭基盤が縦的、横的に拡大したものが世界の人類で す。いくら大きなものでも、中心は家庭です。それを復帰するために、氏族メシヤを派遣するのです。家庭的メシヤの基盤は蘇生、氏族メシヤは長成、国家メシ ヤは完成、このように横的に三つの位置です。このすべてを連結しなければなりません

横的に形成された、このあらゆるものを縦的に受け継ぎ、世界的基盤を築いていくのです。お母様がそれを七ヵ国に連結させなければなりません。韓国が中心となって、再び横的にエバの基盤をつくりました。このように築き上げた基盤の上で、真の父母を宣布したのです

16    真の父母の基準を中心として、これから天の国の世界的王権版図をつくってこそ、世界のあらゆる氏族圏、国家基準の新しい一族たちが、世界版図を中心とし て、北朝鮮の金日成主席を屈服させることができます。それによって、韓国と北朝鮮の国民を中心として、真の父母と偽りの父母の立場が初めて入れ替わるので す。それは、男性だけではできません。ですから、母の時代にこれを早く入れ替えてあげなければなりません

一九九一年からそのような摂理をして、一九九二年四月十日、「世界平和女性連合」創設大会をすることによって、お母様を中心にアダム国家とエバ国家 が完全に一つになったので、金日成主席は自動的に退いていくようになるということです。堕落した世界で勝利したエバが出てきていなかったのですが、勝利し たエバが出てくるようになったので、サタン世界、堕落した世界はなくならなければなりません

17    一九九二年四月十日に、私たちが願っていた「世界平和女性連合」創設大会を開催しました。私たちの歴史始まって以来の春が訪れました。一九九二年の春は、私たちの春です

それまで、お母様はお父様が行く所に付いてくる立場でした。アダムがエバにそのまま付いていって滅びたので、アダムがそれを蕩減復帰するのです。そうして、エバが今や世界から自分の場所に帰ってきて、還故郷し、登場する準備を整えて定着できる時になったというのです

今までは、お父様が一人で闘いましたが、これからは、故郷に入ってきて自分の相対を迎え、登場する準備をして隊列を整えなければならないので、お母様を中心として、世界の女性解放を宣布するのです

18    一九四五年から七年の期間を経て、一九五二年に統一世界が完成するはずでしたが、これを失ってしまいました。そのため、一九九四年から二〇〇〇年までの七 年間に、再びそれを果たさなければなりません。言い換えれば、世界を一つにしなければならないということです

第二次世界大戦以降、新婦文化圏であるキリスト教文化圏が新郎と一つになれなかったので、七年間で世界的に女性たちが完全に一つになり、家庭から社会、世界にまで影響を及ぼすことができる完成したアダムを迎えなければなりません

言い換えれば、家庭、氏族、民族、国家、世界に勝利したアダムを立て、エバが家庭、氏族、民族、国家、世界的版図で失っていたすべてを清算することによって、第二次世界大戦以降の統一的天国理念を復帰できるのです。ですから、女性解放時代を宣布するのです

19    一九九二年はお母様の年でした。全世界の女性を解放したのです。一九九二年四月十日、七十二ヵ国の女性代表者たちが参席する中、ソウルで開催された「世界 平和女性連合」創設大会を成功裏に終えました。そこで「世界の女性たちを解放しよう!」と宣布しました。その方向は、お母様の後ろに従う道、ただこの道し かありません。心の色をお母様と同じ色に変えるのです

お母様は、中心の根、中心の幹、中心の芽です。世界の女性を連結しなければなりません。一年という短い時間に、「世界平和女性連合」という歴史上、 最も強力な女性組織をつくったのです。このような女性組織をつくったというのは、神様の最後の摂理観が、女性の側を連結するものであることを教えてくれる のです

20    世の中の家庭の女性たちを中心として、背後の様々な波風を私がかき分けてこなければなりません。そこに引っ掛かって倒れてはいけません。解放されなければ ならないというのです。そのようにしながら、彼女たちを妹のように正しく指導しなければなりません。兄の立場で妹のように指導し、夫の立場で妻のように指 導し、父の立場で娘のように指導しなければならないのです。このようなことを教えてあげて対等な位置に立ち、女性解放を宣布した時が一九九二年四月十日で

その時、全世界に女性解放を宣布したというのは、統一教会で四十年間の迫害がすべて過ぎていったことを意味します。個人的世界の迫害、家庭的世界の 迫害、氏族的世界の迫害、民族的世界の迫害、国家的世界の迫害、世界的な迫害まで、迫害する環境をすべて越えたというのです。国家的次元を超え、世界的次 元でキリスト教文化圏ができなかったことを、統一教会を中心として、キリスト教文化圏を代表する洗礼ヨハネ的版図を再編成したのです

21    第二次世界大戦以降、七年で果たすべきことをさらに四十年延長し、一九九二年、真の父母様が解放圏を成し遂げて、あらゆることを終えました。ですから、全 世界が父母様と向き合える時が来たというのです。今までは反対があったので、お母様はお父様の後ろに付いてきました。しかし、これからは、あらゆる反対が なくなり、解放の場で自由に父母が出会える時が来たというのです

第二次世界大戦以降に、自由世界を代表するアメリカが、新婦の教会を準備して新郎を迎えることができる時と同じ、自由な環境が再び形成されたので す。その峠をすべて越えたので、お母様がお父様と対等な位置に立つようになりました。そうして、お母様が、世界的に女性解放運動を展開していくのです

世界の垣根がなくなり、サタンがいなくなって神様に直接出会うことができ、神様のみ前に横的に立てる時が来たので、お母様が女性解放を宣布することができたというのです

22    旧約時代にイスラエルの国が真の母を立てられず、新約時代にも真の母を立てられなかったので、一九九二年に、左翼と右翼を抱くことのできる勝利的覇権を握 り、真の母が登場する宣布式をしました。女性解放を宣布することによって、一九九二年四月十日、「世界平和女性連合」創設大会を通して真の母が登場し、 七ヵ国が韓国の女性と一つになることができたのです

「女性たちだけで十六万人を集める」と言うので、すべての人が夢のような話だと思ったのです。旋風を巻き起こして、女性という女性はすべて動員しま した。我知らず動員されました。夜眠ることができないのです。このようにして超満員にしました。そうして、「世界平和女性連合」が誕生したのです。世界的 に女性解放を宣布しました。失った六千年の恨の峠を一年間で越えて、六千年を経て初めて、女性の統一的平均時代を迎えることができる解放圏を宣布したので

23    女性解放時代が宣布されるまで、お母様はお父様を中心として、後ろに従ってきました。お母様がそのようにすることによって、お父様と一つになるので、お父様の勝利がお母様の勝利を導くのです

しかし、まだサタン世界の最後の絶頂を越えることができていません。ですから、いつも危険な位置にいたというのです。それゆえ、そのサタン世界を越 えることができる時を迎えて、初めて解放圏を形成しなければなりません。真の母が、真の父と対等な位置に立たなければならないのです

お母様は今まで、横的にお父様の後ろを付いてきましたが、堕落せずに完成して初めて、神様を訪ねていく位置、平面的に同じ位置に立たなければならないというのです。ですから、初めて女性解放を宣布できるようになりました

24    お母様を前に立てることによって、エバが復帰され、天使長がその後ろに付いてくるようになります。途方もない運勢がお母様に訪れるのです。天使長は、真の 父母の血肉と関係がありません。再び生んであげなければならないのです。生んであげるには、お母様が一人ですべてをすることはできません。ですから、お母 様の分身として、全世界の女性を動員するのです。そのようにすることによって、この時代が女性時代に入ってくるのです

25    お母様は、天使長である男性たちと闘うことはできません。自動的に屈服せざるを得ないように女性たちが一致団結し、この三千里半島に女性の旋風、台風を起 こして、男性たちに有無を言わせないようにしておかなければなりません。そうしてこそ、大韓民国が統一されるのです。それを外的に支援するために、「世界 平和女性連合」を中心として、世界の国々を一つにまとめていくのです

お母様のみ言、聞いて祝福を受ければ、一つになります。今や女性を前面に立てる時が来ました。今からはお母様、天の側のエバの言葉を聞くことによって復帰されるというのです

26    世界的女性時代を宣布すると同時に、お母様を前に立て、初めて歴史的な個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天地、地獄にまでぶら下がっていたこぶをすべ て切ってしまい、すべて蕩減してあげるのです。偽りの父母が来て世界的なこぶを地獄にまで付けておいたので、これを真の父母がきれいに清算し、万民の家庭 を堕落していないアダムとエバの家庭と同じ立場に立てて、真の父母様が接ぎ木(の役事を)してあげます。そのようにすることによって、勝利したすべての条 件を伝授してあげるのです

27    一九五二年からみ旨を成し遂げなければなりませんでしたが、それが成就できずに四十年延長され、一九九二年にすべてのことを清算するのです。これを成し遂 げるためには、アジアから連結させなければならないので、「アジア平和女性連合」を中心として、エバ圏を引き継がなければなりません。女性で言えば、韓国 は日本に対して姉の立場にいます。長女権を復帰しようとすれば、エバ国から引き継がなければならないというのです。そうして、「世界平和女性連合」を中心 として一つにすれば、世界が反対する環境圏をお母様がすべて引き継ぐのです。そのようになれば、アメリカが父母様に反対できず、ソ連が反対できず、金日成 主席が反対できません。反対する版図をすべて収拾したので、これを中心としてお母様が出てきたのです、イエス様が死ぬことによって、キリスト教が二千年 間、成し遂げられなかったすべてのことを蕩減復帰して、右翼と左翼、イスラーム圏を収拾しました。これを一九九二年四月十日、お母様を中心として連結させ てきたのです。キリスト教文化圏が統一される環境をつくったのです。キリスト教文化圏は新婦文化圏なので、お母様の登場とともに、四大文化圏が一ヵ所に連 結される条件的な基盤を越えなければなりません。これが一九九二年四月十日、イスラームの八ヵ国の代表と日本、アメリカ、韓国、ヨーロパ代表の世界既成家 庭祝福結婚式です。この既成祝福を通して連結し、その峠を越えたのです。共産圏、中国まで参加しました。第二次世界大戦直後にイギリス、アメリカ、フラン ス、エバ国家とカイン・アベル国家を中心として、一つになった基盤を受け継ぐことができ、新婦圏を再び取り戻せる基準が成立しました。ですから、お母様が 立ち上がるのです。お母様を中心として、女性解放を叫ぶのです。お母様がキリスト教文化圏を代表した新婦圏をすべて解放し、「世界平和女性連合」に糾合す るので、お母様の分身のように、世界が連結されたのです。それゆえ、韓国の女性たちにも台風が吹きます。その次に、日本、アメリカ、ヨーロッパ、オセアニ ア、ロシアにまで、女性の風が吹くというのです

28    一九九二年に女性解放時代を宣言しました。その日、お母様が演説文を読むとき、どしゃぶりの雨が降りました。お母様の祝宴に私が招待され、揮毫し、夫の立 場に立って後援する講演をしました。「世界女性時代到来」と揮毫してあげました。その時、お母様が初めて世界舞台に立ったのです。そうして、百二十ヵ国の 巡回から今まで、重要な大会のたびにお母様が苦労しました。それをしてからは、韓国に戻り、大学を中心にみ言を宣布したのです

第四章    「世界平和女性連合」の創設と真のお母様の世界巡回    目次

第二節    真のお母様の世界巡

韓国・日本大

「世界平和女性連合」の韓国二十一市・道大会が、一九九二年五月十一日、仁川を皮切 りに、六月二日まで、二十一ヵ都市で開かれ、続いて、全国的な基盤造成のための韓国全土の市・郡・区大会も、六月十日から三十日まで、四十ヵ地域で開催さ れた。真のお母様は、大会で「理想世界の主役となる女性」という題名の基調演説をされた。続いて、一九九二年九月二十四日から十月六日まで、日本の主要 十ヵ都市で「世界平和女性連合」の大会を開催された

1     私は、七十年の生涯をかけて基盤を築いてきました。私が築いたそのすべてのものを、七ヵ月間でお母様に相続させてあげるのです。お父様が築いた基盤を、女 性解放とともに、お母様に伝授してあげるのです。七十年の間に築いた実績を、七ヵ月の間に伝授してあげるというのです。一九九二年四月十日から始めて、五 月、六月、七月、八月、九月、十月、十月になれば、「世界平和女性連合」の大会が終わりま

すべての女性を解放してあげようとしているのです。女性が解放されなければなりません

2     「世界平和女性連合」創設大会を行った一ヵ月後の五月十一日から、「世界平和女性連合」韓国二十一ヵ市・道大会を行っているのですが、「二十一ヵ都市の体 育館という体育館は、すべて満員にしなければならない」と言いました。その時は、誰も信じることができませんでした。「これから農繁期なのに、田舎に行っ て誰に恥をかかせようと、あのようにするのか」と言ったのです

しかし、祝福家庭の十家庭が一万七千人を集めた地域もありました。それは自分たちがしたのではありません。霊界でしてくれたのです。畑を耕して種を 蒔かなければならない春の季節です。この時をよく利用しなければなりません。もう種をすべて蒔いておきました。今は、門前の肥えた土地に種を蒔いておいた のと同じです

これからは、山の頂上や谷間にある田畑にも種を蒔こうというのです。それは、皆さんにもすべてできることです。一区画でも土地があれば、そこにも種を植えなければなりません

3     「世界平和女性連合」の大会を、今まで二十一の地域で開催しました。市、郡、区の二百五十ヵ所の中で、お母様が四十ヵ所で大会をします。お母様を中心とし て四十日間、大会をするのです。お母様が四十ヵ都市を成功裏に終えたならば、残りの都は、皆さんが死力を尽くして成功させなければなりません。国を救うた めには、そのようにしなければならないのです。そのままで国が救われるわけではありません。救うことができるように犠牲的代価を払わなければなりません

4     お母様は、天使長である男性たちの目には美の対象です。エデンの園で、天使長がエバに付いていったのと同じように、男性たちが反対できない位置に入ってい くのです。ですから、お母様が二十一ヵ都市を含め、六十数ヵ都市を巡回するとき男性たちの中でお母様に反対する人はいませんでした。そのお母様を歓迎する 立場に立てば、天の側の天使長、反対しない天使長圏の環境に接することができるようになるのです。さらに、お母様に対する素晴らしい評判が立ったというの です

そして、壇上に立てば、互いにたたえるのです。お母様が「世界平和女性連合