第十三篇 復帰摂理の完結と天一国の定.... 1

第一章    神様王権即位式と解放圏戴冠式 目次     2

第一節    神様王権即位... 2

第二節    天地父母天一国開門祝福聖婚式と祝福家庭王即位... 10

第三節    「双合十勝日」と後天時代の開... 16

第四節    天宙平和の王即位式と万王の王神様解放圏戴冠... 22

第五節    天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大... 30

第二章    天一国の基元節と真の父母様の伝統相続   目次     34

第一節    天一国時代の開幕と基元... 34

第二節    真のお父様の聖和と伝統相... 41

第三節        天一国三大経典の編... 48

第四節        天一国憲法(教会法)の制... 51

第三章      真の父母様の生活哲学と公的生活       目次     64

第一節    真の父母様の生活哲... 64

第二節    真の父母様の公的生活と精... 73

第三節    真の父母様の健康生... 80

第四章    天一国の定着と私たちの行く道  目次     84

第一節    草創期の信仰回復と環境創... 84

第二節    祝福家庭の責任と未来の指導者養... 93

第三節    天一国国民の生... 104

第四節    天一国定着の... 112

 

第十三篇 復帰摂理の完結と天一国の定

天宙平和統一国、すなわち天一国は、神様を中心に、人類一家族の理想が実現された地 上と天上の天国を意味する。神様は、人間始祖の堕落によって天一国を成し遂げることができないまま、恨に満ちた復帰摂理を導いてこられた。罪悪の歴史を清 算するための復帰摂理は、中心人物たちが責任を果たせないことによって、延長に延長を重ねた。ひとり子であるイエス様も、ユダヤ民族の不信によって、再臨 を約束して十字架で亡くなられるとともに、神様のみ旨の成就はまたもや延長された

このような中で、真の父母様は一九六〇年の「小羊の婚宴」、すなわち聖婚式を通して この地に顕現され、救援摂理を締めくくるために渾身の力を注がれた。特に、新しい真理を全世界に宣布され、救援摂理の最終目標である真の愛、真の生命、真 の血統の相続のために、祝福結婚を大々的に展開された

真の父母様は、言い表せないほどの蕩減と精誠によって、ついに二〇〇一年、神様王権 即位式を通して、神様と人類の解放の土台を築かれた。そして、基元節までの十三年間、真の父母様は、一日を千年のごとく、千年を一日のごとく、寸陰を惜し んで全力投球され、後天時代と天暦を宣布し、地上の天正宮博物館を奉献して、神様がこの地上に安着できる基盤を万世の磐石の上に立てられた。これによっ て、メシヤ、真の父母、平和の王の復帰路程を勝利された真の父母様は、金婚式(数え)を迎える二〇〇九年、全世界に向かって、神様を解放してさしあげる 「万王の王神様解放圏戴冠式」を、全天宙が見守る中で成功裏に挙げられたのである

さらに真の父母様は、二〇一〇年、天暦五月八日と十五日に、神様の実体対象として御 夫妻の最終一体を宣言なさった。そして、真のお父様は、すべての摂理的使命を完成、完結、完了し、「すべて成し遂げた」と宣布されたのち、二〇一二年天暦 七月十七日、基元節を約六ヵ月後に控える中、聖和された。真のお母様は、二〇一三年、天暦一月十三日、天一国基元節を満天下に宣布され、天一国定着のた め、真のお父様と一心、一体、一念、一和、一核の立場で、天一国の三大経典の編纂と天一国憲法(教会法)の制定、グローバルな人材の養成など、数多くの業 績を残されている。このように、真の父母様を中心として、地上と天上で天一国を定着させる大役事が広がっているのである

*寸陰(すんいん):わずかの時間。

第一章    神様王権即位式と解放圏戴冠式 目次

第一節    神様王権即位

神様の王権回復のための摂理歴

二〇〇一年一月十三日、天宙清平修錬苑で神様王権即位式が挙行された。真の父母様 は、神様が失ってしまった真の家庭を探し出された基盤の上で、長子権、父母権を復帰して、神様に王権を奉献してさしあげたのである。これをもって、神様が 人間の先祖の堕落によって失ってしまった王権を回復することにより、地上と天上に天一国を宣布できる基盤が整った。真の父母様が、神様を地上に迎えて神様 王権即位式を開催することによって、初めて神様は地上と天上の二つの世界で王権を手にしていかれたのである

1     旧約時代は兄弟が一つになる時代であり、新約時代は父母と一つになる時代であり、その次に、成約時代は王権と一つになる時代です。長子権復帰、父母権復 帰、王権復帰です。イスラエル民族がイエス様を父母として侍っていれば、王権復帰まで一度に成就されたはずですが、それを成就できなかったので延長され、 成約時代に入って王権復帰時代に越えていくのです

2     旧約時代までは万物を犠牲にしました。万物を犠牲にして、息子、娘が行ける道を築いたのです。その息子がメシヤです。そのメシヤをこの地上に降臨させるた めの準備として、祭物、万物を選んだのです。反対に上がってきました。その次には、息子がこの地上に来て血を流しました。息子が十字架で亡くなったので す。当時、イスラエル民族が一つになっていれば、その息子が亡くなることはなかったでしょう。彼らが不信したので、息子が血を流すようになったのです。で すから、その息子がすべきことは、この地上に真の父母が来ることのできる道を築くことです。のちには母が来なければなりません。新婦の立場で世界を収拾 し、来られる新郎を迎えなければなりません

そのためには、失われたカインとアベルを収拾しなければならないのです。エデンの園のカインとアベルから、国家的イエス様の時代のイスラエル民族と ユダヤ教のカインとアベル、「終わりの日」における共産主義と民主主義のカインとアベルを、世界的な王権を中心としてすべて収拾しなければなりません

3     旧約時代は兄弟主義の時代でした。ユダヤ教はアベルの立場であり、イスラエル民族はカインの立場でした。この二人の兄弟が一つになった基盤の上で、父母主 義と連結されるようになっていたのです。その兄弟が母を中心として一つになり、その次に父と連結されれば、イエス様を中心として家庭を形成することができ ました。ところが、それができずに長子権を失ってしまったのです。旧約時代は長子権、新約時代は父母権、成約時代は王権を復帰する時代ですが、それをすべ て失ってしまいました。この旧約時代と新約時代、そして、成約時代を完成しなければなりません

旧約時代までは祭物として物質を犠牲にし、新約時代であるイエス様の時になって息子と国を定着させようとしましたが、できなかったので、息子が祭物 にならなければなりませんでした。そうして、父母の祭物時代まで来たのですが、天に侍るためには、父母にも祭物の過程が残っているので、神様をこの地上に お迎えするための四十年の受難の道を経て、越えていかなければならないというのです。そのようにして、神様を地上にお迎えするのです。地上と天上の二つの 世界が連結され、神様が自由に役事(働き)なさることができるようになります。そのあとに、地上と天上の解放が始まるのです

4     イスラエルの民がメシヤを中心として一つになっていたならば、その当時に長子権復帰が成就されたでしょう。兄弟間の統一は、同じレベル、同じ価値、同じ基 準で成就されます。メシヤなしには統一が成し遂げられません。メシヤが長子の代表です。ところが、イスラエルがメシヤと一つになりませんでした。イエス様 と一つになっていれば、メシヤの家庭が出発することによって、選民の国を中心として祝福が展開したでしょう

このように見るとき、イエス様は「小羊の婚宴」、結婚をしなければなりません。結婚を通して父母にならなければならないのです。そうして、メシヤの 家庭が長子家庭になり、世界人類は次子家庭にならなければなりません。そのようになってこそ、父母権復帰が成就されます。全世界が祝福を受けた家庭にな り、メシヤを中心として国家基準を越えて、キリスト教文化圏が第二イスラエル圏として「神様のもとの一つの国」を求めれば、世界の代表国家を探し出すこと ができます。それが可能だった時期が、第二次世界大戦終結直後でした。その時までは「神様のもとの一つの国」でしたが、今や祝福家庭の世界化基盤の上で、 全人類が一つの焦点に合わせ、神様を王として侍ることのできる立場に立たなければなりません。そのために再臨主が来るのです

5     再臨主が来るのは、長子権を完成できなかったからです。イエス様がそれを成し遂げることなく亡くなったため、再臨主が来て長子の権限、家庭的真の父母の権 限、世界的な王の権限を立てて、すべて神様にお返ししなければなりません。真の父母からすべての所有を受け取るのです。それは本来、神様のものだったの で、蕩減時代を越えて奉献しなければなりません。堕落した人間は、所有権をもつことができません。自分のものがないというのです。再臨主と一つになり、再 臨主のものとして結着させて、神様にお返ししなければなりません。アダムが完成できなかったので、神様が主管されるようになっていなかったのです。ですか ら、再びお返ししなければなりません。堕落しないですべてのものを解怨成就したので、返してもらわなければなりません

そのように返してもらったその日からは、天地の王権を誰もが相続し、天地父母の権限、天地の長子権の権限が平面的に成就されるのです。それゆえ、長 子権の上に父母権、その上に王権です。そのようなものが世界化され、皆さんの家庭でも長子権、父母権、王権を完成するのです。そのような基盤の上に皆さん が立ってこそ、地上・天上世界の完全な解放になります。神様も解放されるので、解放された主人に侍り、永遠に地上・天上天国で暮らすのです。永遠の世界に なるというのです。そうして、長子権と父母権を勝利した家庭が、イエス様を世界の王として侍らなければなりません。全体が、王として侍らなければならない というのです

6     お父様は、サタン世界の王権を中心として代を継いできたすべてのものを除去してしまわなければなりません。天に背き、天のみ旨に背いたことを蕩減し、勝利 的覇権を取り戻さなければならないのです。個人時代から氏族時代、そして、今までサタンの王権によって侵食されていたすべてのものを払いのけなければなら ないというのです。そのためには、長子権を復帰しなければなりません。長子権復帰、その次に、父母権復帰をしなければなりません。本来は父母が主人なので すが、サタンが主人になり、王になっています。ですから、次子として天の側で長子権を復帰し、父母権を復帰して、それから王権を復帰していくのです

神様王権即位式のための基台造

真の父母様は、神様王権即位式のための基台を造成するため、海洋還元と陸地還元、天宙還元を宣布され、二〇〇〇年九月二十六日、天宙清平修錬苑で、三時代大転換四位基台入籍統一祝福式を挙行された

これに先立ち、一九九八年六月十三日、三億六千万双の祝福結婚式の時、霊界の聖人と殺人鬼を同じ立場で祝福してあげることにより、霊界と肉界が一つになり、地獄が撤廃される基台を造成された

さらに二〇〇〇年八月十八日、国連本部で国境撤廃を宣布することにより、天一国入籍の基台を準備されたのである

7     一九六三年から出発した(統一運動の)海洋事業が、今や世界的な版図を中心として、頂上の位置を望むことができるようになりました。そのようなすべての準 備をしておき、過去の日々を回想するとき、海を抱いて主人の位置で愛して守ってくれる息子、娘がいませんでした。今や、ようやく真の父母が現れてそのよう なことを知り、それをするために五大洋を中心としてさまよい、海洋圏であるコディアクで統一教会が忘れることのできない「八定式」を発表し、「天父主義」 を宣布いたしました

その日から、世界に大変革をもたらした歴史的な起源を形成し、再び世界的な大混乱を収拾して、海洋世界と陸地世界を連結し、今や天の主人が海洋の主人を越え、陸地の主人まで連結できるようになりました

8     二〇〇〇年六月二十四日、韓国で南米と北米を連結させる海洋還元を決定するようになりました。そうして、今や大陸の南端にある韓半島で、アジア大陸を中心 として全世界の六大州を連結する、大陸還元ができるようになりました。創造理想の中で造られたあなたの本然の園にあった海洋と大陸が、海と陸地の還元を中 心として天地父母様に連結されたことを、きょうこの時間を期して、真の父母の名をもって全天地に宣布いたします

9     真の父母は、済州道(チェヂュド)の地帰島(チクィド)から船に乗り、漢拏山(ハルラサン)を望みながら白頭山(ペクトゥサン)を越え、ヒマラヤ山脈のエ ベレスト山を越えて、平原の世界に連結し、海洋世界と陸地世界の還元とともに、海洋と陸地を連結させることができる最終的還元の宣布をいたしました。これ をするために今回、韓国を訪問いたしました

今まで縁をもったすべてを、済州島に代わる地帰島のこの場において、お父様のみ前に宣布し、万宇宙の前に宣布いたしますので、この日を記憶してくだ さい。二〇〇〇年六月までに私が計画していたことのすべては完結できませんでしたが、条件的な八〇パーセント以上の基準を立てることによって、サタンとは 何の関係もなく、あなたが所願成就の一念をもって、万事を勝利の決定的な覇権の位置に移しておける権限をもつようになりました。これを真の父母様の相対的 基準で奉り、成就、成就、成就、解放圏の世界に転換されることを、この時間、全天宙全体還元式に代えて宣布いたします

10    二〇〇〇年九月二十六日、修練会全体の表題は「三時代大転換四位基台入籍統一祝福式」です。三時代大転換四位基台入籍祝福圏、四位基台転換入籍一体圏時代 だというのです。転換する時代です。入籍が実現されてこそ、一体圏が生じます。霊界と肉界の一体圏、入籍一体圏時代です。四位基台が先です。神様のみ旨を 完成する創造理想の完成は、四位基台の完成です。四位基台の完成は、「ために生きる」愛を中心として神様に侍る場で実現されるのです。その場で定着するの です。それが公式になっています

11    聖人と殺人鬼を同じ立場で祝福してあげることによって、霊界と肉界が一つになり、地獄が撤廃されるのです。楽園と分かれていたものが、すべて水平になって いくのです。本格的な世界化段階として、国境撤廃を既に国連で宣布したので、二〇〇〇年が過ぎる前、十二月三日に楽園・地獄撤廃と天国入籍宣布をするよう になりました。楽園と地獄を撤廃したのです。それらは偽りの父母によって生じたのです。真の父母が蕩減圏を越えて勝利したので、撤廃されなければなりませ ん。これを撤廃する前には、神様を即位させてさしあげることができないのです

12    二〇〇〇年十二月一日、この日から歴史的な二〇〇〇年を中心として、新千年紀を迎えることのできる新しい年を準備しようと思います。この日は、天上世界と 地上世界の恨の峠を越え、あなたが願われていた創造理想世界を、愛を中心として個人完成と家庭・氏族・民族・国家完成、天宙完成のための土台を整えるため に、歴史的な全体を整備するための期間が始まる日です。今から二〇〇一年一月十三日まで、四十三日の期間を中心として、新しい出発の限界を定めておきまし た。ですので、整備すべき摂理史の一切を、あなたの心の中で恨になったすべてを整備し、解放の日が来たと宣布できる家庭の王、国家の王、世界の王、万王の 王、主人の位置に即位できる記念の期間として定めました

(天の)お父様、その日を予告する宣布の日であるきょうから、四十三日を通過し、すべての死亡の権限を踏み越えて、再び解放の世界に飛躍できるよう にしてください。そのような天運を抱き、お父様のみ前に、真の父母が一体理想を成し遂げるための家庭的祝福を中心とした覇権が成立する時代を迎えさせてく ださった恩賜に感謝いたします。きょうから源焦・根源・勝利聖地圏を中心として、四十三日を踏み越えて整備できるすべての準備の一切を備えるよう、許諾し てください

13    人間の先祖が偽りの先祖になることによって、王権からすべてをひっくり返して地獄をつくりました。これを父母様と統一教会の祝福家庭が共に収拾し、神様を 真の王位にお迎えしなければなりません。神様がその権限をもって、家庭理想、国家理想、天宙理想に代わり得るものを真の父母に相続させなければなりませ ん。これをするためのものが総生畜献納です

自分の国や、自分に属したものはあり得ないというのです。ですから、所有権転換をしない人はすべて引っ掛かるのです。絶対的な神様が、すべてのもの の主人の位置にいてこそ王権を維持できるのですが、愛まで失い、血統まで失ってしまいました。そのような神様が、どのようにして王権即位をすることができ るでしょうか。それをすべて収拾し、世界万国が協助する場で、神様を真の王位にお迎えしなければならないのです。そのようになれば、神様が全体、全般、全 権、全能の行使をするので、サタン世界の地獄を、サタンをはじめとする手下たちを、一瞬ですべて整理してしまうことができます

誰が神様の王権即位式をしてさしあげると言いましたか。真の父母が一人でできますか。入籍した祝福家庭たちを中心として、してさしあげるのです

14    父母様は、一生の間迫害を受けながら、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙、神様の八段階を通過して、勝利の基盤を築きました。それによって、神様 が解放されるようになりました。このような立場で、最後にすべきことは、怨讐を救ってあげることです。それが創造理想を実現することなのです

父母様によって北朝鮮が救われ、イスラエルとパレスチナの問題が解決するでしょう。アメリカはイスラエルとパレスチナの問題に関与したいと思いませ ん。父母様はイスラーム世界も抱いてあげました。怨讐であるアメリカも助けてあげたのです。すべてのものをかき抱きました。ですから今は怨讐がいません。 キリスト教圏、イスラーム圏、黒人世界と白人世界だけでなく、霊界の地獄にまでも怨讐がいないのです。堕落していない本然の家庭基盤の上ですべて兄弟で す。そのように神様を解放したので、神様が主管権をもつことができるようになりました

今や王座まで解放してさしあげるのです。ですから、二〇〇一年一月十三日には、神様を王の位置に即位させてさしあげる行事をするのです。偽りの父母が神様の位置を占めたので、これを真の父母が復帰して地上天国を成し遂げるのです。それが平和の世界です

人間が神様を天地の王座に座れるようにしてさしあげる特権をもったので、天国に行って思いどおりにすることができます。ですから、国連を包摂しなけ ればならず、世界平和の基準である国境撤廃をしなければならず、怨讐国家の人同士、祝福をしなければならないという結論まで、すべて下しているのです

15    二〇〇一年一月十三日に、父母様が神様に王権即位式をしてさしあげます。神様を王の位置に即位させてさしあげるというのです。その式をします

王権復帰の礼式を大きく二度行いました。蘇生と長成をしたので、完成をしなければなりません。神様を王位に立ててさしあげなければならないのです

人間として、神様にできないことをしたことが誇りです。神様ができなかった地獄と楽園の撤廃を行い、神様が手を付けられなかったことに手を付けるの です。サタンが神様の王権を破綻させました。ですから、真の父母が神様を本然の位置に立てて、全体、全般、全権、全能の世界に越えさせてさしあげるので

16    楽園と地獄の撤廃をきれいに行ったので、真の父母様が築いたすべての道には、今までのような蕩減路程がありません。地上・天上天国の解放圏が広がることに よって、偽りの父母と天使長がひっくり返して打ち込んだものを、真の父母様を中心として天使長を追放し、本然の神様を王の位置に即位させてさしあげるので すが、神様一人ではできません。偽りの父母が滅ぼしたので、蕩減原則に従って真の父母が侍り、その位置に立ててさしあげなければ、永久に神様は王位に上が ることができないというのです。人間が神様を王の位置に即位させてさしあげなければなりません

救世主、真の父母として、あらゆる天の国の伝統を立てることができる新しい愛と生命と血統によって、地上と天上に祝福を受けた権限を立てたがゆえ に、これが可能なのです。神様の祝福圏に立った人々は、神様と直系の血統的な関係を結んだので、サタンと関係がありません。偽りの父母と天使長が一つに なってひっくり返したので、真の父母がサタンを除去して地獄と楽園を撤廃し、天国だけが残ったその上で、天の国の中心である神様を王位に立ててさしあげる のが、神様王権即位式です

17    きょう、二〇〇一年一月一日を期して、過ぎ去った歴史時代は一つの夜の期間でしたが、三〇〇〇年に向かうこの期間は昼の期間となり、愛の心をもって遮るも ののない縦横の自由圏を備え、天地大主宰の愛の主権、祖国光復を成就することを、真の父母の名によって切に願います

そして、家庭の王として天地父母に侍り、国の王として天地父母に侍り、天宙の王として天地父母に私たちの家庭から侍って、天の高速道路が直通したと いう事実を知り、心と体ではばかることなく自主的な権限をもって登場し、前進できるように、万世に太平聖代を成就してくださることを、真の父母の名をもっ て宣布いたします

18    神様王権即位式を挙行したため、全体、全般、全権、全能を行使され、あなたが願うすべての宗教圏の霊界を動員して、地上で完成できる「自主張(自分の主張 どおりにすること)」時代を迎えました。その自主張の権限をもって真の父母が来て、地上と天上の世界の歩調を合わせ、勝利の大解放時代を見つめています

今や新たに、二〇〇一年一月から地上と天上世界の祝福を受けた家庭が一心一体となり、地上定着のためのアダム圏の地上基盤を中心とした長子の位置と 父母の位置と王権の位置を、天上世界が代をつなぐ基準で長子権復帰と次子権復帰が成就されることによって、次子の権限が長子の権限に代わる天地開闢時代を 迎えるようになりました

神様王権即位式と神様の解

神様王権即位式は、人間始祖の堕落によって失ってしまったすべてのものを還元してさ しあげるための儀式である。すなわち、サタンに占領されていた天宙を復帰し、神様が王権を回復したことを意味する儀式である。人間の堕落によってサタンの 手中にあった地上と天上世界を取り戻すことにより、神様の恨が解け、解放される瞬間である。神様の解放と人類の解放のために、一生涯、全力投球された真の 父母様の勝利の結果である。神様王権即位式によって、神様の創造理想が実現される天一国基元節に向けた路程が始まったのである。この日、純潔な血統の保存 と人権蹂躙の禁止、公金略取の禁止、真の家庭の模範を打ち立てることなど、天法の四項目が宣布された。これは、創造本然の理想世界である天一国を完成する 新しい時代の民が備えるべき基本徳目である

19    今や、何より祝福家庭として、天の王権を守ることができる皆さんにならなければなりません。祝福中心家庭には、神様の王権を守るべき重大な責任があるとい うのです。ですから、いつでも祝福家庭が誇るべきものは神様王権即位式です。それが第一の標的であり絶対標的です

皆さんは、神様の主権をたたえて誇り、主権のためにすべてのものを投入しようという決意をしなければなりません。どのように神様の王権を保護し、拡 張するのかを、絶対、唯一、不変、永遠に記憶しなければなりません。祝福家庭は一生の間、それを保護しなければならないのです

20    皆さんがもつべき概念は、絶対的な神様の主権です。第一の概念は、神様の主権だというのです。そして、その主権が個人、家庭、氏族、民族、国家と世界に連 結されなければなりません。すべての被造万物も、完成したアダム家庭に連結されたいと思うのです。そのような概念を皆さんがもたなければなりません。皆さ んにとって最も誇らしいものが神様の主権です

ところが、今摂理していらっしゃる神様は、喜びの神様ではなく、悲しみの神様です。どのようにして、そのような神様を本然の神様として復帰してさし あげるかということが、「終わりの日」にすべての宗教と国家、そして、メシヤ、真の父母が果たすべき責任です。すべてのものの唯一の定着地が、神様の主権 なのです。ところが、神様がそのような主権をもつことができなかったので、絶対的な神様、全能の神様になることができていません

今から、神様がそのような主権を取り戻すようになります。神様が王権即位式をすることによって、すべての被造世界の中心になるのです。いくら取るに 足らない微々たるものでも、それを創造できる存在は神様しかいません。人間の堕落以降、神様がそのような位置を失ってしまったのですが、今からはその本然 の位置に帰るのです。それが、すべての祝福家庭によって可能になります。ですから、皆さんがもつべき概念は、神様の絶対、唯一、不変、永遠の主権だという のです

21   神様御自身も解放されなければなりません。神様は解放されていないのです。ですから、神様も解放を願われるのです。誰のゆえにそのようになったのでしょう か。アダムとエバです。偽りの父母によって、そのようになったのです。(それゆえ真の父母が)正しく歩んで解放し、最後に上がっていくときには、神様を王 として即位させなければなりません

偽りの父母が偽りの血統によって天宙をひっくり返したので、真の父母が再びひっくり返して、地獄まですべて埋めました。聖人と殺人鬼まで祝福してあ げたのです。統一教会と私たちに反対していた宗教圏の人々も、祝福してあげました。父母様の息子、娘と、祝福を受けた聖人をすべて束ねて、解放圏、統一圏 を許諾したのです

22    父母様は、神様を解放しなければなりません。神様が父母になることができなかったので、父母の位置を確定してさしあげなければなりません。そして、師にな ることができなかったので、師の位置を確定してさしあげ、主人になることができなかったので、主人の位置を確定してさしあげ、神様がこの地上に故郷と祖国 をもって定着できるようにしなければなりません。そのために、神様王権即位式を行ったのです

23    神様王権即位式を父母様の思いのままにできるでしょうか。天の国を知らなければならず、プログラムに合わなければなりません。そのようにしなければ、王権 即位式ができないのです。天の国の王権即位式の内容に一致するので、天上世界で囹圄(牢獄・獄舍)の身となり、心と体の仕切りとなっていたものが初めて解 放され、思いどおりに地上に行き来できるのです

24    神様も真の父母が解放してさしあげてこそ、解放されるようになっています。偽りの父母が台無しにしたものを、真の父母が直しておかなければなりません。父 母様は、今やすべきことをすべてしました。神様王権即位式をしてさしあげたので、これ以上、何をするのでしょうか。人間としてこの世の中でできる最高のこ とをしたのです。神様の血族をつくり、神様の血統を連結させるために、四億双を祝福しました

25    悲惨な歴史に、誰が責任をもつのでしょうか。知らない人は、責任をもつことができません。知っている人が責任をもたなければなりません。病気を治す医者に は、手術室に入り、メスをはじめとするすべての器具を用いて、自らの生命を懸けて手術し、患者を救う責任があります。そのような医者が真の父母です

個人も、家庭も、国も、天地も、堕落した世界圏内の監獄に閉じ込められています。それを誰が解放してあげるのでしょうか。再臨主が真の父母として来て、真の王の家庭から氏族・民族・国家の王を編成し、神様王権即位式を行ったのです。

第一章    神様王権即位式と解放圏戴冠式 目次

第二節    天地父母天一国開門祝福聖婚式と祝福家庭王即位

天地父母天一国開門祝福聖婚

天地父母天一国開門祝福聖婚式が、二〇〇三年二月六日、真のお父様の八十四歳(満八 十三歳)の御聖誕日、真のお母様の六十一歳(満六十歳)の還暦を迎え、天宙清平修錬苑で挙行された。神様の人類救援に対する念願は、真の父母様の聖婚とと もに出発した祝福結婚式を通して成し遂げられてきた。特に、天地父母天一国開門祝福聖婚式をすることにより、天一国の民として入籍できる道が開かれたので ある。この日、真の父母様は、全人類が天宙を相続するのに不足のない天一国の民となることを願われた

1     今、国家がありません。国家基準以上の世界に通ずる道で、サタンがいない環境まで祝福をして、取り戻してこなければなりません。偽りの愛を交わしたので、 真の愛を通して偽りで愛したものを取り戻し、個人祝福、家庭祝福、氏族祝福、民族祝福、国家祝福をすることによって、国家を形成しなければなりません

また、国家形成だけで終わるのではありません。堕落した父母が世界にまで、霊界にまで地獄をつくりました。偽りの父母がそのようにしたので、真の父 母は個人を取り戻し、家庭を取り戻し、氏族、民族、国家、世界、霊界まで、天上世界の天使長の血統まですべて接ぎ木して野生のオリーブをなくし、真のオ リーブの実として一元化しなければなりません。皆さんは国家基準を越えることができていませんが、父母様は霊的世界まで統合運動をするのです。霊界まで祝 福しました

先祖たちはカインの天使世界の立場ですが、この相対理想がない天使(の立場の先祖)まで祝福してあげるのです。祝福をしてあげることによって、祝福した一族が入る所が天一国です

2     神様は、国がなくて聖婚式ができませんでした。そのため、子女たちが入籍できませんでした。アダムが堕落することによって、神の国が失われ、神様が結婚式 の手続きができる国がないので、結婚式ができなかったのです。結婚式ができなかったので、息子、娘を子女として入籍させることができませんでした。ですか ら、この地が、サタンが全権を利用できる家になったことは間違いありません

これを闘わずに消化して、自然屈伏させることができる位置に行ってこそ、神様の愛を中心として天地を創造した理念的基盤に再び帰り、拡張に拡張を重 ねることによって、世界の果てまで勝利の覇権を取り戻してつかむのです。アダムから落ちていったので、完成したアダムが神様の王権即位式をしてさしあげな ければなりません。そうすることによって、天一国を中心として開門祝福聖婚式をしたあとに、霊界と地上の祝福が一度に出発するのです

3     天宙を抱き、天地父母天一国開門祝福聖婚式をすることによって、夫婦の絆を備えて天上世界と地上世界に真の父母様の伝統を、本然の創造理想であった心情的 欲求の希望を完成することができ、天地の解放以降、初めて祝福家庭が入る国の土台を出発できるようになりました

真の愛、真の生命、真の血統の絆を伝授された地上にいるアベル的祝福家庭を、天上にいるカイン的祝福家庭と私たちの先祖が協助し、天上世界の神様と 聖人、聖子のすべてが協助して弟の位置で兄に侍る、一体的地上完全勝利の覇権の前に、一体となるようにしてください。そうして、万世の解放と勝利の覇権、 愛の主権をもって至極小さなものから大宇宙全体を抱いて愛し得る父母様の血肉的関係を、被造万物全体が相続し、本然の生命の喜びと本然の幸福が満たされる ようにされました

神様から生命が出発した真の父母の体まで吸収統一、完成し、真の父母の愛を中心とした祝福家庭と万宇宙の存在を一体化させ、祝福解放圏の天一国に結束できる被造物として、再び父のみ前に奉献できる出発の時を迎えさせてくださったことを感謝いたします

この日の祝福は、天上世界の喜びであり、地上世界の喜びであり、天地父母の解放的喜びであると同時に、天宙父母の勝利解放的喜びです。天一国祝福、 地上・天上の家庭が一体となり、一心、一体、一念、一和のみ意を抱いてあなたが願う故郷を出発し、理想的な祖国に向かって神様の創造理想の本性的基準で祝 福を受けた、天宙を相続するのに不足のない完成解放、勝利完結ができる天一国の民となることを、この時間、特権をもって天地父母と天宙父母の名で宣布いた します

4     きょうは二〇〇三年二月六日、この時間を期して、天上世界の祝福を受けた家庭と地上世界の祝福を受けた家庭が、天一国に入国するようにしてください。その ために、家庭が入国できる天理の道理に従って、天上世界と地上世界が兄弟の絆を立て、カイン的兄の位置にいる先祖たちも祝福を受け、アベル的弟の位置にい る地上の家庭も祝福を受けて、父母様の血統を通して対置させる功によって、兄の位置の先祖たちが弟になり、弟の位置の地上の家庭たちが兄になって、天地開 闢の歴史が展開し得る、希望の出発である天一国開天日をもたせてくださったことを感謝いたします

5     天一国の門を大きく開き、どんな家庭であっても、真の父母様の伝統に従って、そのみ名と、そのみ言と、その実績と、その成し遂げた勝利のすべてのものを相 続するために、孝の道理を果たし、忠臣の道理を果たし、聖人、聖子の道理を果たす人たちに、自由地上圏内で相続させることを願いますので、天宙父母と天地 父母様が願うとおりに成就してくださることを切にお願い申し上げます

このすべてのことが、あなたの創造理想の一念を解放させる地上・天上天国の統一国入国全体解放圏として、本然の王権祝福圏を相続できる後継者たち、子孫たちとなるように祝福してくださることを切にお願い申し上げながら、真の父母の名によって心から御報告申し上げます

6     皆さんは今や、結ばれた実と同じように、天の国で婚姻届を出し、真の父母に従って出生届の看板をもったので、真の父母の息子、娘として、どこに行っても完 全な種となり、天の国の実を結ばせることのできる直系の息子、娘の位置に進むことができます。そのようになったので、天一国主人だというのです。アダムが 堕落することによって、個人的堕落から家庭、氏族、民族、国家、世界まですべて堕落しましたが、真の父母が、イエス様のできなかったことまで連結させるこ とができる条件を立てて入籍し、婚姻届を出すことによって、父母と同様にまた相続できるように許しを受けるのです。そのような時期に入ったため、同じ位置 に立った皆さんが国連までも動かすことができれば、どこに行っても皆さんは、天国に入るのです。再び蘇生天国、長成天国ではなく、それを越えていける時代 になりました。ですから、神様と父母様がいなくても、皆さんが接ぎ木して、完全な種を結ばせることができ、真のオリーブの木の実として入っていくことので きる資格を与えられたというのです。それで、天一国主人という言葉が成立するのです

何千年間も空いていた天の国を、第一代先祖、第二代先祖、数千代が、天の国の民として満たすのです。これから第一代先祖、第二代先祖、第三代先祖というように代数が出てきます。先祖が生じるというのです

7     今や救援摂理から解放されたので、皆さんは天一国主人、祝福中心家庭として、父母様に代わり、神様の助けを受けることなく進めます。祈りが必要ありませ ん。対等な位置に立っているので、「天一国主人、私たちの家庭」だというのです。ですから、今後、皆さんを助けずに放っておいたとしても、皆さん自身が天 国をつくらなければなりません。父母様が天国をつくっていったのと同じように、皆さんもそのようにしなければなりません。国を探し出し、世界まで祝福して あげて、復活圏、永生圏まで連結すべきその峠を、皆さんは越えなければなりません。父母様は既にすべて越えました。真の父母と、真の父母の息子、娘も、間 違いなく今や同じ一つの実、天一国主人となった実なので、皆さんの家庭にその種を蒔いておくことによって、自動的に王族を生み、王国を建設することができ るので、天一国主人に違いないというのです

8     天一国入籍祝福です。入籍という言葉を入れてこそ、天一国の民になるのです。天の国から落ちてしまったので、再び帰るのが入籍結婚祝福式です。それでこそ、すべてのことが解決されるというのです

9     今、この時代が入籍をする時です。東洋と西洋、天と地、上下、左右はもちろん、父子、男女、夫婦、兄弟など、世界がすべて自分勝手に分かれたので、これを 一度に連結するのです。真の父母様の祝福を通して血統を連結することによって生まれるのです。数千年前の家庭も、継母、継父ではなく、実の母、実の父を中 心として逆さまに生まれて入籍をすることにより、空いていた天上世界を一度に埋めることができるのです。ですから、神様が愛したいと思い、真の父母が愛し たいと思う兄弟のように、怨讐を愛したという基準を越えて愛することができる立場に立たなければ、天国に入れません

天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位

二〇〇三年二月六日、天地父母天一国開門祝福聖婚式の直後、天宙・天地父母平和統一 祝福家庭王即位式が挙行された。真の父母様は、家庭王に即位されることにより、氏族、民族、国家、世界、天宙平和の王、万王の王に進む基盤を築かれたので ある。実に、六千年の復帰摂理史の結実であり、新しい時代、天一国の実質的基盤を造成したと言うことができる。それ以降、真の父母様は、蕩減復帰救援摂理 時代を完了し、実体的な神様の祖国、天一国創建のために全力投球された

10    今まで祝福したのが四億双であり、霊界においても祝福してあげました

三時代大転換四位基台入籍統一祝福式の手続きをしなければ、天国に入ることができません。それが準備です。その時に宣布したのは、正午定着時代に入 らなければならないということでした。太陽の光が朝も正午(定着)、昼も正午(定着)になって影がないというのです。夕方にも影がなく、夜にも影がありま せん。二十四時間、春夏秋冬、一年中影のない正午定着時代に入ってこそ、天の国の王子、王女になるのです。神様は一年中、正午定着の位置にいるので、 「私」もそのようになってこそ、その一族になることができるというのです

11    二〇〇三年、真の父母様の誕生日を中心として、天地父母天一国開門祝福聖婚式、天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式を行いました。父母様はどこに行か なければならないのでしょうか。頂上に上がって、越えていかなければなりません。中間から越えたとしても、越えたことにはなりません。頂上から越えていか なければなりません。二〇〇〇年を越えて、どこに行かなければならないのでしょうか。頂上が神様王権即位式です

そのように王権即位式をしたのですが、神の国がありません。天一国のために、二〇〇〇年九月二十六日、三時代大転換四位基台入籍統一祝福式を挙行し たのです。入籍しなければなりません。国において入籍しなければならないのです。それで、「天一国の証明書を作りなさい」と言いました。それを父母様のよ うに考え、神様のように貴く思えば、どこに行っても万事が通じるのです。それはダイヤモンドのように、夜光石のように光るというのです

12    天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式をすることによって、初めて歴史時代において神様と真の父母が天地人父母の位置で家庭を従え、氏族、民族、国家、世界が一つになることができる神様の王権の国が始まりました

今まで霊界に、神様の形状がありませんでした。霊界の実相を報告した内容を見れば、無形の神様は見えないのですが、神様が現れる時、その右側に真の父母が現れ、火の柱のようになっているというのです

13    神様がお父様に賞を与えなければならず、そのもらった賞をお母様にあげなければなりません。お母様が勝利したことに対して、天地にいる祝福を受けた家庭、 統一教会の食口も、お母様を褒めたたえなければならないというのです。これから天宙・天地父母様真の愛平和統一祝福家庭王即位式を行うことによって、無形 の神様が有形の実体、真の父母の形状をもつようになり、地上世界にいる真の父母が天上世界の無形の父母の位置に登極するようになります。本来は、アダム家 庭が完成してそのようになるべきでした

全世界の祝福家庭全体が、父母様の登極とともにその国の王子、王女の位置に立つことによって、霊界と肉界に神様が定着されざるを得ないのです

14    神様王権即位式をして天一国をつくり、天地父母天一国開門祝福聖婚式を行い、引き続き、天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式を挙行しました。神様が言 うとおりに救世主、メシヤ、再臨主、真の父母だとすれば、そのような内容が合わなければならないというのです。アダムとエバは、神様を中心として、家庭の 王になることができませんでした。神様家庭の王になったという宣布ができませんでした。それをしなければならないのです

15    天地父母天一国開門祝福聖婚式を行い、その次に天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式を挙行しました。天一国を開門したので、家庭が初めて出発するので す。十二の真珠門をすべて開いたので、堕落のない開門を中心として、再臨主が初めて家庭王として出発するのです。それが二〇〇三年二月六日でした

家庭王になったので、氏族王にならなければなりません。サタンが三段階の蘇生、長成、完成圏の愛を中心として頂上を占領したので、それを抜け出すためには、必ず主人であるアダムが来て、開門しなければなりません

開門は一人ではできません。国の門を立てるためには、祝福家庭が世界の中で反対を受け、十二の峠を乗り越えていけるようにならなければなりません。 そうして、開門をして、その次に家庭王即位式をすることによって、初めて家庭王が現れるようになりました。そこで父母様が家庭生活を皆さんと共にするの で、父母様が世の中をすべて取り戻して、息子、娘だけでなく、孫まで見ることのできる家庭になってこそ、天宙父母、天地父母、天地人父母になるのです

16    天一国を開門したので、その国に入籍するためには、登録をしなければなりません。霊界も、興進君が「それを許可してほしい」と言うので、すぐに父母様が、入籍できるように許可しました

皆さんはそのように入籍したすべての人々に、堕落性が残るようにしてはいけません。霊界はだますことができません。天国生活をするに当たって、その ような痕跡を見せてはいけないというのです。それは、すべて切ってしまわなければなりません。自分のすべての所有権を撤回しなければならないのです

それゆえ、聖火式を通して皆さんの服を一度に積んで燃やし、時を越えていかなければなりません。「世の中よ、さらばだ。未練をもつものは何もない」と言わなければなりません

ロトの妻は、未練ゆえに後ろを振り返り、塩の柱になって歴史の恨の象徴になりました

自分の兄弟たちも、姉妹たちも、すべて忘れてしまい、新たに出発して、「他体自覚(他のために生きようとする自覚)」の一念で全体を越えた位置に立たなければ、その場に入れないというのです。ですから、父母様は深刻でした

17    第四次イスラエル国を創建することによって、天一国が現れるのです。天一国が現れることにより、父母様が聖婚式をすることができました。国が生まれたとい うのです。アダム時代から、イエス様時代、再臨主までは、霊肉一体圏を中心とした天一国ではありません。ですから、霊肉一体圏の天一国をつくるために、不 可避的に第四次イスラエル国を発表せざるを得なかったのです

その時が二〇〇二年十月二十日です。そうして、聖火式を終わらせたのです。霊界と肉界、すべての一体式をしてみな燃やしてしまい、初めて定着できる のです。そのような時代を迎えたので、聖火式が終わった翌日に第四次イスラエル国を発表し、その基盤の上に、父母様が聖婚式を行うことができました

神様王権即位式を通して、二〇〇三年二月六日、天地父母天一国開門聖婚祝福式を行い、その次に、天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式を行いました。家庭王になるのです

18    家庭王だけでは神様の祖国を宣布できません。父母様は、神様の祖国を宣布するために、地獄の底から天上まで、死の淵をさまよう受難を経ながら歩んできまし た。そうして、二〇〇三年五月四日を中心として、すべてのサタン主管圏を大転換するという創造理想主管圏大転換宣布をしたのです。その時からすべて動員 し、祖国を設定しなければならないので、死力を尽くして蕩減復帰摂理時代を撤回するという蕩減時代撤廃宣言をしました。それが二〇〇三年七月十三日です。 八月になる前でした。七数を越える前に、蕩減復帰救援摂理の撤回を宣布したのです

国も、世界も、宗教圏も、すべてなくなるのです。堕落のゆえにサタンの国が生じ、堕落のゆえに宗教が生じたので、蕩減救援摂理を撤回する以上、宗教 時代がなくなり、政治時代がなくなるので、神様の祖国光復の時代が来るというのは、原理観を中心として正々堂々とした理論的結論です。

第一章    神様王権即位式と解放圏戴冠式 目次

第三節    「双合十勝日」と後天時代の開

「双合十勝日」宣

真の父母様は、二〇〇四年五月五日、全南・麗水の清海ガーデンで、「双合十勝日」を 宣布するとともに、以前の時代を先天時代、以後の時代を後天時代であると宣言された。「双合十勝日」は、天と地が入れ替わり、上下、前後、左右が入れ替わ る時であり、暗闇の悪の世界が消え、光明な善の世界を取り戻すことのできる日である。また、これに先立ち、真の父母様は四月十九日に、「安着侍義の日( 侍日)」を制定された

1     二〇〇四年五月五日、きょうを期して、「双合十勝日」を宣布しました。五月五日は、五と五を合わせれば十数です。左手の五本の指で先天時代をつかみ、また 右手の五本の指で後天時代をつかんでひっくり返し、一つにして十になるようにするのです。時計の針は右向きに回らなければなりませんが、サタンが左向きに 回るようにしました。時計の針が左向きに回っていましたが、「双合十勝日」に合わせて右向きに回っていくというのです。ですから、先天時代を越えて、統一 的理想の後天世界になりました

神様の祖国と平和王国時代が発表されたので、すべての存在、すべての植物と動物から人間まで、そして霊界の霊人たちまで、神様の祖国と平和王国が設 定されることによって、すべてが主人である神様のものとして帰っていくというのです。サタン世界はなくなるということです。ですから、神の日でないものが ありません。今や自分の先祖や霊界に行っている宗教の教主たちは、ここに反対する人々や、教派分裂と家庭分裂をする人たちをすべて整理します。ここに反対 するものも、祝福を通して完全に根まで引き抜くのです

2     「双合十勝日」を定めることにより、天と地が入れ替わり、上下が転換し、左右が入れ替わり、前後が入れ替わって、悪の暗闇が先に始まったのを、善の光明と して取り戻せるようになりました。そうして、光明の勝利が永遠に消えない正午定着の時として、天地人父母に侍ることができる勝利的本然の時代を迎えるよう になりました

そのようになって、人間の堕落によって平和王国ではなく闘争の悪なるサタン王権時代となっていたものを清算し、真の愛を中心とした平和の王国時代に 正すことのできる最後の決戦をする日です。先天時代と後天時代がきょうを中心として入れ替わり、十三数を中心として天と地が一つになることによって、神様 の玉座の権限が地上と天上で中心となり、あなたの真の愛、真の生命、真の血統の絆で一族が拡大された世界の場に立つようになりました

また、その場であなたの統一的な天下の愛の王国を宣布することができ、祖国を宣布できる大勝利の日が、入れ替わるようになりました

3     「双合十勝日」を中心として、旧時代と新時代が転換されるのです。左手の指五本と右手の指五本で十数、双合十数です。この双合十勝数が一つになることで、 飛んでいくことができるのです。解放と釈放が起きる動機になります。旧約時代と新約時代の四千年を蕩減するのです

イエス様の時代に、四十年にわたる蕩減復帰を通して王権を樹立しなければなりませんでしたが、それを失ってしまったので、これを探し出すために、第 二次世界大戦以後に再臨主が再び現れるのです。そのように再臨主が来られて、失ってしまった国と世界、天の国と天宙まで再び探し出し、四十年を中心として 天上・地上世界の祝福を完了しました

そうして、十勝日を探し出すことによって、初めて神の国を中心として、後天時代の春夏秋冬を再び取り戻したのです。四千年、四百年、四十年、四年、 四十ヵ月、四十日を中心として、すべてのものが蕩減され、越えていくのです。ですから、日数の解放のために「双合十勝日」が必要です。神様が初めて赦すこ とができる釈放の権限をもつので、地獄を撤廃し、天国化できる本然の地に戻してあげるのです

4     二〇〇四年五月五日、「双合十勝圏の日」の出発を宣布し、天と地、人間と万物、先天と後天、陰と陽、そして、東洋と西洋の和合と統一を完成すべき時代が後 天時代であることを、満天下に公表しました。堕落の後裔である人間の目では見ることはできませんが、天の摂理のみ旨は一寸の誤差もなく、今日、私たちが体 に属して生きているこの時代を後天時代と命名し、宣布するようになりました

このように、歴史上空前絶後の貴い天運の時代を開き、天は今、私たちに新たな時代に合う新しい絶対価値的生活を送りなさいという天命を下されるのです

5     帰一数である十数を中心として、すべてのことを清算するのです。一、三、四、五、六、七、八、九数が、神様のものではありませんでした。今や一つの時代を 越え、次元の高い一段階上がった帰一数である十数から出発するので、サタン世界を凌駕し、新しい天の世界に入門できる交差点をつくり、ここで「双合十勝 日」を中心とした後天時代の出発を宣布したのです。そのようにすることによって、カイン圏が完全に屈服し、サタンの影があったすべての数の日々を踏み越え て、十勝の上に立つようになります

今やカイン世界は過ぎ去り、先天時代の血統が変わった、後天時代のアベル的勝利の覇権を、兄の位置に代わって実行できる時代になったというのです

6     二〇〇四年五月五日から暦が切り替わります。七日間隔の安息日の暦が、八日間隔の安侍日の暦に切り替わるのです。神様が日にちを占領できなかったので、春 の季節を手にすることができませんでした。春夏秋冬の主人になれなかったのです

今や、初めて後天時代を迎え、五月五日の十勝日を迎えました。これにより、神様がサタン世界の先天時代を左につかみ、後天時代を右につかんで、ぐるりと回るというのです。それで「双合十勝日」です。双合十勝圏だというのです

7     二〇〇四年五月を迎え、「安侍日」を定めました。そうして、五月五日、十三日、二十一日を中心として、安侍日を三回終えることによって、新しい後天世界を 迎えております。新しい勝利の世界を中心として、そして、神様の愛を中心として、真の愛と、真の価値観の一体理想圏を、万宇宙の中で成就すべき責任的召命 の前に立っております。真の父母の名をもって全体を代表し、「双合十勝日」、双合十勝圏を形成したすべての日々が、一から十以下の日々と、四季と四年、八 年、九数、十数を中心として、あなたが主人となられ春夏教冬を迎えることのできる新しい歴史時代を迎えました。新しい日と、新しい季節と、新しい年と、新 しい十数を中心として、百、千、万の全体をあなたが主管できるようになりましたので、「安侍日」を制定したすべてのことが、あなたのみ意の中で日進月歩、 発展することを切にお願い申し上げます

後天時代の開

真の父母様は、「双合十勝日」から「すべてのものが解放時代、完成時代に越えてい き、神様の所有権内に入るようになる」と話され、後天時代の開幕を宣布された。そうして、新しい天と新しい地が始まるこの日は、人間の堕落によって春を 失ってしまった神様が、蕩減復帰を通して最初に春を迎えられた日であると語られた。そして、裨様が千年、万年、主人となることのできる日であると明かされ た。言い換えれば、後天時代は、蕩減の時代が過ぎ去ることによって創造本然の世界が到来するようになるということである

8     二〇〇〇年が過ぎ、新しい三〇〇〇年に向かう二〇〇一年一月十三日、神様王権即位式を挙行し、先天時代と後天時代が分立された二〇〇四年五月五日から、新 しい世界が始まるのです。新しい天と新しい地は、終末であると同時に新たな出発です

9     イエス様は、家庭において孝子、忠臣、聖人、聖子として立つべきだった世界統一の王の位置、本来のその位置で、全体解放・釈放の世界を発表しなければなり ませんでした。今まで一家庭もそのような家庭になっていません。私たちが「家庭盟誓」を完全に消化、解放した立場に立つようになれば、どのようになるで しょうか。父母様がそのようにして、後天時代、神様の世界を解放し、地上・天上天国が始まるのです。堕落世界と復帰世界は違います。麗水・順天地域で後天 時代を発表しました

新しい天上・地上天国を中心として、過去の時代の撤廃、そして、僕の僕から八段階を越えて復帰しなければならない直系の子女の法的な基準において、 解放の相対、実体愛の基盤をもたなければならないのです。そうでなければ、神の国に直行することができません。天理、天の原理、天法によってそのような公 式路程がはっきりと定まっているのに、それを無視して、祝福を受けたからといって、すべて同じだと考えてはいけないのです

10    二〇〇四年五月五日に、先天時代と後天時代が入れ替わることを宣布しました。その次に、絶対価値観というものを発表しました。父母を愛の主人にするのは、 祝福を受けた息子、娘でなければ永遠に不可能なので、父母を祝福してあげ、兄弟の位置に立てなければならないというのです。ですから、皆さんが兄の位置で 父母と一族を従え、天国に入らなければならないというのが、原理による解決の結論的な基準です。そのため、霊界が地上に再臨しなければならないというので

先祖たちがサタン以上に「病を与え、薬を与える」(損害を与えたあとになだめたり、慰めたりすることの例え)ことをして連れていくのです。なぜ連れ ていくのでしょうか。そのままにすれば、一人ではなく一族とその姓氏が滅びるので、天上世界の祝福を受けた彼らが連れていくというのです。そのように連れ ていって訓練させ、サタンまで呼んで立ち去ることができないように監督させるのです。そのようにできる時代が来ました

11    先天時代はカイン時代であり、後天時代はアベル時代ですが、後天時代が今、現れています。後天時代は、神様の理想家庭が実現し、平和のモデルになるとき、完成します。そのような家庭から平和が始まります

アダム家庭を失ったという事実は、何を意味するのでしょうか。神様の理想家庭を失ってしまい、神様の理想的平和の世界観、地上・天上天国の理想的な 構造がすべて破壊されたということです。それを、堕落した人間、堕落した人類の子孫では直すことができません。神様が直接、これに責任をもつのです。理想 家庭の主体となる神様と真の父母が中心になるのです。神様を縦的な父母とすれば、真の父母は横的な父母ですが、縦横の父母が一つになって家庭を築き、四大 心情圏の基盤を取り戻してこそ、平和が始まるのです

12    最初から完成した先天時代を実現して出発したとすれば、すべての個人の主人は神様になるのであり、夫婦の主人も神様になるのであり、家庭の主人も神様にな るのであり、民族、国家、世界、天宙だけでなく、天の国の主人まで神様になったでしょう。そうして、神様の祖国、神様の平和王国の上ですべてのことが始ま るはずでしたが、堕落によってひっくり返ったので、正さなければなりません。今ようやく、神様が宇宙創造の父母であると同時に、師と主人の位置を完全に立 てておき、天の国の忠臣と烈女の家庭を中心として、地上と天上の基盤を完結できる時を迎えたので、先天時代を通過し、後天時代を迎えるようになるのです

13    先天時代が過ぎ去れば後天時代が訪れるのですが、後天時代は神様が占有できる時代を意味します。悪魔が占有する時代ではありません。そのような時代は過ぎ 去ります。天が占有する時代である後天時代が来るというのです。そのような後天時代を立てるべき責任が、救世主、再臨主、真の父母にあります

世の中を救う救世主は、どのように世の中を救うべきかといえば、祝福によって救わなければなりません。神様の血族として束ねてあげるためのものが祝 福です。ですから、自分の一族を祝福してあげなければ、責任追及を受けるのです。「祝福を受けたのなら、お前の兄弟姉妹たちも祝福してあげたのか」と言う というのです。ですから、無理やりにでも祝福してあげなければならないというのです

14    先天時代と後天時代は違います。ですから、後天時代の生活は、先天時代の生活とは異ならなければなりません。それゆえ、皆さんに、先天時代から後天時代に 越えなければならないという課題が残っているのです。それは父母様のみ言が自分のものにならなければならないということです。父母様がいなくても、み言が 生きて働く皆さんにならなければ、父母様が開いておいた後天世界を相続できないというのです

15    野生のオリーブからは、真のオリーブの実を取ることはできません。ですから、野生のオリーブを切って、真のオリーブにしなければなりません。そのようにで きる時になってこそ、神様がサタンの権限の上で主管できる時代が訪れるのです。そのような時代が後天時代です

先天時代には、人間が堕落したために蕩減復帰をしなければならず、罪を犯したことから抜け出さなければなりません。体が汚れたときには、きれいにす るのと同じです。そのため、後天時代が訪れるようになります。蕩減のすべての内容が過ぎ去り、罪がなく、サタンがおらず、悪の権限の影もない世界になるこ とによって、神様が、堕落していない本然の世界の心の父になり、夫婦の父になり、国の父になり、世界と天地の主人になることができる位置に、初めて出発す るのです

天宙平和神文明開闢宣

真の父母様は、二〇〇七年三月十七日、アメリカのハワ・コナにあるキング・ガーデン で、「環太平洋摂理の新しい出発大会」を開催されたのに続き、十九日、ハワイのワイコロア海洋リゾート・マリオット・ホテルにおいて、「環天宙平和文明圏 王国時代および環天一国平和文明圏超国家私の国時代」を宣布された。そして、真の父母様と真の子女様が参加する中、この年の四月三日から、韓国と日本、ア メリカの主要都市をはじめとする世界二百ヵ国以上で、天宙平和神文明開闢宣布大会が開催された。真の父母様は、講演で「神文明時代は、神様と人間、そし て、自然が一体を成し遂げ、どこにも争いと断絶がない疎通と平和の時代」だと宣言され、「この地のすべての生命は水を基にしているので、二十一世紀は環太 平洋海洋時代であり、神文明平和の時代である」と語られた

16    神様の所有権を完全に占領している血統と、カイン・アベルのアダム家庭における禍根を取り除き、真の父母と一つになって、堕落がなかった本然の世界に越え ていける時代になりました。地上でこのような基盤を宣布したので、それを信じ、霊界の聖人と皆さんの先祖たちを動員して、皆さんが行く道の前にサタンが行 き来するのを遮ることができるように城壁を造り、防ぐことのできる条件を立ててあげるのです。そのような条件を備えて祈祷するようになれば、霊界にいる信 仰の先祖である四大聖人、そして、宗教圏内で活動し、奉仕をして犠牲になった歴史時代のすべての功臣たちと、皆さんの善なる先祖たちが来て協助できる時代 を迎えたので、天宙平和神文明開闢宣布をするのです。二〇〇七年四月四日からこの宣布内容が始まります。ですから、皆さんは「先祖を解放できる私になろ う」と決心して、力いっぱい努力してサタン世界を滅ぼし、平和の王国を築くことのできる王子、王女にならなければなりません

17    きょうは、四十八周年となる「真の父母の日」です。これから七年間が問題です。七年、八年、九年、十年、十一年、十二年、十三年の一月十三日までです

七年という期間を中心として皆さんが個人から天宙まで、堕落の結実によってもつれた歴史的な内容を整理しなければなりません。そうして、神様が天地 万物を造って初めて迎える春、そのような時代を迎える環境と同等の立場を、どのようにつくってさしあげるかが問題です。今や摂理の時においても、春が訪れ ました。ですから、環太平洋摂理時代を迎え、天宙平和神文明開闢宣布をしたのです

18    神文明というのは、神様を中心とした文明です。神的な文明です。神文明開闢です。歴史のすべての内容が、未知の事実として完全に覆われてきました。公開されていません。これを公開させなければならない時になったのです

皆さんが知らなければならないことは、父子関係です。「父子一体」は、一つの体であることを意味します。「夫婦一身」も一つの体を意味します。その 夫婦から生まれた息子、娘は、兄弟が一身にならなければなりません。一つです。自分を中心として、上には祖父母、父母、その次に、自分自身です。三代を中 心として、これが一つの家庭にならなければなりません。この三代が一つの家庭を築いて暮らしたならば、その実は神様の家庭をつくりあげることができるので す。その三位、三段階のすべての夫婦たちは、いかなる立体的な世界や平面世界に連れていっても、同じ価値として残ることができるのです。家庭を築こうとす れば、祖父母、父母、自分の夫婦がいなければなりません。それだけが必要なのではなく、四代圏を越えなければなりません。祖父の種、父の種、自分たち夫婦 の種をそのまま内在させて、実を結ばせることのできる道を開いておくのが血統です

19    二〇〇七年が特別なのは、環太平洋神文明開闢時代を発表したことです。父母様が勝利したすべてのものを、ハワイに行って再び世界に植えつけ、峠を越えるの です。天地父母はもちろんのこと、天地人父母、また、天地人父母の家庭だけでなく、全体の解放を宣布できる自由解放の時代、法的時代に入るのです。今や、 赦しがありません。救いの歴史が終わるのです。エデンの園に帰ることによって、宗教圏は必要なく、政治圏は必要ありません。その上に上がっていくので、今 や法的時代に入るのです。

第一章    神様王権即位式と解放圏戴冠式 目次

第四節    天宙平和の王即位式と万王の王神様解放圏戴冠

イエス様と真の父母様の平和の王戴冠

イエス様の平和の王戴冠式が、二〇〇三年十二月二十二日、二万人以上の世界の各宗教 代表者たちが参加する中、イスラエルのエルサレム独立公園で開催された。真の父母様がソウルの漢南国際研修院でインターネット生中継を通して見守られる 中、二千年以上、維持されてきたユダヤ教、キリスト教、イスラーム間の反目を清算し、三つの教団の指導者たちが一つになって、イエス様を第一イスラエルの 平和の王としてお迎えした

第一イスラエルの勝利圏は、第二イスラエルのアメリカ、第三イスラエルの韓国に連結 された。二〇〇四年三月二十三日、アメリカのワシントンDCにあるダークセン上院議員会館で、アメリカの上下両院議員と国連大使など、全世界の各界指導者 四百五十人以上が参加する中、平和の王戴冠式が挙行された。真の父母様は、その年の八月二十日、韓国のソウルにある国会図書館で開かれた「真の心情革命と 真の解放・釈放天一国入籍祝福式」および「真の父母様第四イスラエル平和の王戴冠式」において、平和の王に推戴された。その後、韓国では、全土で各氏族天 一国入籍祝福式および平和の王戴冠式が続けて行われ、各氏族は平和の王冠を真の父母様に奉献した

1     イエス様が王権を立てることができなかったので、兄の位置にいるイエス様をイスラエルに連れていき、王権即位式をするようにしました。それが二〇〇三年十 二月二十二日です。一人ではできません。興進君が連れていって、したのです。真の父母の息子、娘が行ったのは初めてです。イスラエルの王権即位式をしてお き、その次にアメリカに行って、挙行したのです。これまで霊界と肉界が分かれていました。興進君がイエス様を中心としてイスラエルの王権即位式を行うこと によって、霊界と肉界を一つにしたのです

2     霊界が一体圏を中心として協助しなければ、神様のみ旨は成就されません。ですから、霊肉界の超宗教的な基盤の上で国の王権を立てなければ、宗教を一つにす る道がありません。それで、イエス様の万王の王戴冠式を行いました。イエス様だけではなく、ユダヤ教圏とイスラーム圏の後援のもとで戴冠式を行ったので す。一つでも反対すればできません。ユダヤ教とイスラームとキリスト教を中心として、イエス様の戴冠式をしてあげるのは、霊界で統一圏ができたからです

今や、教派やサタン世界の堕落した国家の権威を、天が無視してしまうというのです。解体してしまうのです。宗教は必要ありません。国は必要ないとい うのです。それをすべて解体してしまい、血統を転換させて全世界が一つの家庭形態となり、単一国家を形成してこそ、心情世界ができるのです

3     父母様がアメリカの上院議員会館で平和の王戴冠即位式を行い、韓国の国会(図書館)で平和の王戴冠即位式を行いました。父母様は血族の王にならなければなりません。蒙古斑家庭の王です

次に、アダム家庭においてカイン一族、すなわち世界の救世主の王です

その次に、アベル一族はキリスト教のことを言います。キリスト教の王です。宗教圏内にイスラエルがあるので、再臨主を中心としてイスラエルの国の王 です。最後に、天の国と地上世界が統一されなかったので、心情的に統一した結実の解放的世界が、後天新天新地安息太平聖代時代になるのです

4     第一次、第二次、第三次、第四次イスラエルは、血縁的関係において跳躍がありません。それゆえ、連関関係としてつながるように、イスラエルの国でイエス様 の万王の王戴冠式を行い、その次に、興進君とイエス様が二〇〇四年二月四日、アメリカの議員会館で平和の王冠奉献式を行いました。そのような状況の中、カ インとアベルの王権を父母様のみ前でつないでおき、議会の上院を中心として、実体父母が王権を樹立したというのです。なぜ興進君とイエス様が、アメリカで そのような式をしなければならないのでしょうか。イスラエル民族と国が分かれて二つになったので、これを一つにしなければならないのです

霊界の総司令官である興進君が、イエス様をイスラエルの国の万王の王として迎える戴冠式を行い、次に、霊肉実体相続権がないので、アメリカに来て、 第二イスラエル圏を中心として父母様を迎える戴冠式を挙行したのです。その次に、ワシントンDCの国会(ダークセン上院議員会館)で、実体平和の王戴冠式 を三月二十三日に挙行しました。そして、実体平和の王戴冠式を、八月二十日、ようやく四度目に本国の韓国で行ったのです

5     二〇〇三年八月二十日は、お父様がダンベリーから出てきて十八年になる記念の日です。お父様が天地を代表して十字架を背負って監獄に行き、解放されて出て きたこの日、第四次イスラエル国出発宣布式を行いました。第四次イスラエル国です。旧約時代に、神様が相対できる国があったでしょうか。天地にそのような 国がありませんでした。その次に、アメリカが第二イスラエル圏ですが、そのような国があるでしょうか。ありません。第三イスラエル圏は韓国ですが、そのよ うな国があるでしょうか。国もなく一人さまよっているというのです。追いやれば追いやられ、追いかければ追いかけられる立場です。国がないというのです

しかし、第四次イスラエルが出発しました。ですから、今や否が応でも、私たちがその国を守るために精誠の限りを尽くし、生命を懸けて立ち上がらなければなりません。生命よりも国を大事に思わなければならないというのです

6     第四次イスラエル国は外的であり、天一国は内的です。イエス様は、祝福を国とともに挙行できませんでした。兄弟を越え、氏族を越え、民族を越えて、祝福一 元化を成し遂げることができませんでした。イエス様がそれをしていたならば、イスラエルの王の中の王となっていたので、イスラエルも滅びることはないとい うのです。イエス様が国家と世界で勝利できなかったので、再臨主は天地、天宙で成功しなければなりません。ですから、超民族という問題が起きます。地上・ 天上解放と地獄撤廃、楽園撤廃をすることによって、天国だけが残るようにしなければなりません

天の国の王権を樹立することによって、サタンが血統を中心として、父母の位置、師の位置、王の位置を占領していたものを再び蕩減し、高速道路を築か なければなりません。それが統一教会の使命です。皆さんは、家庭から天の国の宮殿まで、高速道路を走っていかなければなりません

7     きょうは、春を迎える二〇〇四年二月二十二日です。二〇〇四年の四数を中心として、二、二、二の六数が共に一つとなる日です。春を迎えたこの地では、天宙 父母、天地父母、天地人父母が定着できる時代がきょうから始まります。ですから、無形の神様は霊界に現れたのですが、今や父母様の実体相を中心として、霊 界だけでなく、地上でも自由に活動できる基盤が連結されるのです

四数蕩減、六数解放数を備えた日なので、天宙・天地・天地人父母定着解放が成し遂げられたと祈りました。神様の実体相を中心としてこの地上に父母様 を送り、蕩減復帰を解消して、エデンの園で個人時代、家庭時代、氏族時代、民族時代、国家時代、世界時代、天宙時代を塞いでいたすべての塀を平準化し、四 位基台の基本的家庭の型の上に六数を蕩減する日を迎えたので、この日を期して、天宙・天地・天地人父母定着の日として祈ったのです

ですから、今や、天宙・天地・天地人父母定着の家庭になりました。それゆえ、父母様が地上にもいらっしゃり、霊界にも実体相をもって、共に侍ることができる解放的地上・天上、天界が開門するというのです

8     お父様のことを、大韓民国を愛する愛国者だと感じて、愛する人が多くいます。そのような立場なので、国も料理することができ、南北統一もすることができ、 アジアをはじめとする全世界の伝統を意のままにできる基盤ができたというのです。そこにおいて、宇宙を中心として国土をつくり、宇宙と霊界にいる人々を民 にして、国を中心として主権を立てなければなりません

今や主権的基盤を中心として天地が生じ、天地の民が生じたので、王権が必要なのです。それで、二〇〇四年八月二十日に平和の王戴冠即位式を挙行したというのです

戴冠式とは、敬って侍るということです。戴冠式だけをしたのではなく、戴冠即位式を挙行しました。今や王の名をもったので、天下、宇宙がその王権の 所有であり、天地の民がその王権の国民です。その王の礎と国土と国民が一つになり、永遠の神様を中心として、無形の父母、有形の父母、実体父母の息子、娘 の王国を建てるので、そこで生んだ息子、娘は即刻、天国に入ることができるため、解放・釈放世界から安着太平聖代に越えていくのです

9     アダム家庭でカインがアベルの命を奪ったので、兄の立場がカイン側です。カイン側の個人時代、家庭時代、氏族時代、民族時代、国家時代まで出てきたので す。天の側でも三番目の息子であるセツを選び、神様の真の愛、真の生命、真の血統の国家基準を探し求めてきました。セツを選んで、失われた全体を復帰する ためには、セツ自体がサタンに勝てる位置に上がっていかなければなりません

国家基準以上に越えたというその位置に行くためには、天が愛と生命で直接主管して、絶対信仰、絶対愛、絶対服従することができ、その上に上がってい ける息子として育てていかなければなりません。個人から家庭・氏族・民族・国家基準まで進むのです。そのようにして、四千年を経て、イスラエル選民圏の国 にイエス様が来て、真の父母の血族の国を築き、この国を中心としてカインの国を吸収しなければなりません。そのため、ユダヤ教とイスラエルの国をカインと アベルに分けておいたのです。この二つが一つにならなければなりません。両者が闘ってはいけません。四千年の時を経て、来られたイエス様は、国を身代わり したセツの王子として来ました。セツの王権を身代わりしているのです

再臨主は、三時代において天地を中心として、カインとアベルを一つにしなければなりません。再び来て主人の役割を果たすためには、超宗教圏と超国家 圏のアベルとカインを一つにしなければなりません。すべてのカインとアベルの基準を中心として、超宗教圏のアベルとして勝利し、超国家圏をひっくり返して 屈服させなければなりません。それによって、弟が兄の位置に立ち、兄が弟の位置に立つようになって、天に上がっていくのです

それが二〇〇四年八月二十日、「特赦Espan lang=JA style='font-family:"MS Mincho";mso-bidi-font-family:"MS Mincho"'>真の心情革命と真の解放・釈放天一国入籍祝福式、真の父母様平和の王戴冠式」です。先天時代が過ぎ去り、後天時代が訪れます。新しい天と新しい地が到来するのです。天一国です

10    皆さんは国家基準を越えなければなりません。イエス様は祝福を受け、国家基準を越えなければなりませんでしたが、結婚もできず、国家基準も越えることがで きませんでした。天の国は、祝福を受けた家庭が入るようになっています。天国は、神様の真の愛、真の生命、真の血統、神様の直系の血統を受け継いだ子女 が、家庭を築いて入る所です。それゆえ、神様の真の愛、真の生命、真の血統の絆を受け、家庭を中心として家庭的メシヤ、氏族()メシヤ、国家()メシ ヤの基準まで越えなければならない責任があります

父母様がそれをすべて越えて霊界まで連結し、天地を一つにしました。霊界と肉界に境界線がないように、一つにしたというのです。これは国家的基準ではありません。アダムとエバが堕落する時の家庭的基準ではありません

霊界と肉界、天上と地上の最高基準で反対がなく、歓迎する場に行くことができる道を開いておいたのが、「真の心情革命と真の解放・釈放天一国入籍祝福」の行事と「真の父母様平和の王戴冠式」です

11    第三イスラエルの主人である真の父母が平和の王即位式をすることによって、初めて地上世界に天宙父母と、天地父母と、天地人父母の王国が設定されるので す。皆さんも、第三イスラエル圏まで、旧約時代、新約時代、成約時代に失敗したことを、血統を転換させて、天地人父母を中心として、第四イスラエルを中心 とした国家圏内に入ります。第四イスラエル国は、イスラエルの国とアメリカと韓国が一つの国になったものです。霊界と肉界が分かれていましたが、戴冠式を することによって地上に来て、イスラエルの旧約時代は過ぎ去るのです。イスラエルの国が、今後、戴冠式をしたイエス様を信じることによって新約時代を経 て、戴冠式をしてあげた真の父母を通して成約時代を越えて一つの国の民となり、天一国に加入することによって、初めて全世界が一つの大家族の血族になるの です。彼らが一つになり、大家族が連結された新しい第四次イスラエル圏になります。この外的世界を中心として、政治世界とイスラエルの血統を清めたものが 一つになり、本然の心情文化革命を起こすことができるのです

神様の愛を中心として、三代圏が初めて天国に入っていける、天地父母の聖婚式と入籍式ができる天一国に加入することにより、すべての摂理が終わり、 サタンは完全に屈服して、本然の創造理想の解放圏と釈放圏が形成されます。そうして、すべてが高速道路を通って天国に入り、真の愛、真の生命、真の血統を 受け継いだ一族を中心とした統一世界になるのです

天宙統一平和の王戴冠式と天正宮博物館入宮天宙平和の王戴冠

真の父母様に対する平和の王推戴式は、韓国とアメリカを皮切りに、全世界百九十数ヵ 国で、一年以上にわたって行われた。その後、真の父母様の御聖誕日である二〇〇五年二月十四日、韓国の天宙清平修錬苑で天宙統一平和の王戴冠式が開催され たのに続き、二〇〇六年六月十三日には、天宙平和の王戴冠式が挙行された。特に、二〇〇六年には、天正宮博物館入宮式と戴冠式を慶祝する祝祭が一週間、天 宙清平修錬苑一帯で行われた。真の父母様は、入宮式の前夜、天正宮博物館において、釜山のボムネッコル聖地でともされた聖火で聖火台に点火されたあと、世 界各国から持ち寄った土を混ぜて水を入れられた。新しい天と新しい地を再び造られたのである。世界の指導者たちは、真の父母様から天一国を象徴する花であ るバラとユリを頂いた。天正宮博物館の広場で開かれた戴冠式では、世界百九十四ヵ国の旗を持った旗手団が列をつくり、世界各国から、平和の王として推戴す るという意味で送られてきた王冠が壇上の両側に陳列され、慶祝ムードを盛り上げた。真の父母様は、天正宮博物館を聖別されたのに続き、天宙平和の王として 登壇され、「天一国は太平聖代の理想天国」というみ言を宣布された

12    私たち夫婦の誕生日と天宙統一平和の王戴冠式の記念行事が、ある一個人のための一度限りの行事であれば、貴くありません。神様の創造理想と人類救援摂理のための代表的な公的行事なので、その意味が深いのです

神様と霊界と世界と全人類を背負って歩まなければならない救世主、メシヤ、真の父母の道は、最も近い肉親である家族、親族から犠牲にしなければなら ない茨の道です。この荷は、兄弟や子女や最も愛する妻に、代わりに負わせることもできず、きょうすべきことをあすに持ち越したり、やり過ごしたりすること もできません。メシヤは、霊界が公認し、神様の御印を押してもらわなければ、なることができないのです

13    神様は、アダムとエバの家庭を通して真の愛の理想を完成し、子孫を繁栄させることによって、天上天下に平和統一の王国を実現しようとしました。神様の純 潔、純血、純愛の真の愛、真の生命、真の血統は、アダムとエバを起点として横的に拡大し、子孫たちを通して家庭、国家、世界、天宙に展開されるようになっ ていました。そうすれば、アダムとエバは自然に真の父母、真の師、真の主人、真の王の位相をもつようになっており、真の血統を中心とした天宙平和統一の王 国になるのです

私は、二〇〇一年に神様王権即位式を奉献し、二〇〇四年には神様の祖国と平和王国時代、そして、後天時代を宣布しました。先天時代は対立、闘争、相 克、不和の時代でしたが、後天時代は調和、協力、相応、和解、平和統一の時代です。先天時代には葛藤を助長し、分裂を起こして支配しましたが、後天時代に は、これ以上そのようなことが許されないようになるのです

14    天宙平和の王真の父母様天正宮博物館入宮戴冠式を期して、父母様が今や平和の王として、アベルの勝利の覇権の上に立つことのできる戴冠式が決定されるので す。ですから、皆さんは、父母様に付いてくるより、これからは敬って侍り、前進しなければなりません。父母様に付いて回っていた時とは違います

王の代わりに全体の表象になっているので、皆さんも王の表象に対して、全体の前に表象的な代表にならなければなりません。そのようになってこそ、王 と共に一つになれる時代に入るので、いい加減に向き合うことができず、いい加減に生きることができない時代が、現在この瞬間に展開しているというので

15    第三アダムが来て、旧約時代、新約時代、成約時代を完結し、第四次アダム心情の解放世界に越えていくとき、地上・天上天国が一つになります。そうして、神 様が再臨主を中心として、アダム時代に付いていくだけでなく、初めて再臨主が勝利の位置で神様に侍ることによって、偽りの父母が塞いでいたものを開き、定 着できるようになったので、完全解放・釈放時代になるのです

神様が愛と生命と血統の根本なので、皆さんはその根本を中心として、愛と生命が一つになった血統の結実体にならなければなりません。そのように、 「私は父母と一つになった」という一体の心情が、すべてのものを克服して余りあるものでなければなりません。そうすれば、神様が訪ねてきて、愛をもって自 ら対されることができるのです

万王の王神様解放圏戴冠

神様王権即位式以降、八年余りの間、真の父母様は、生死を懸けて、神様の心情圏まで も解放するための摂理を展開してこられた。血と汗と涙によって開拓した天宙的勝利圏の上に、罪悪の先天時代を終結させ、後天時代を開幕されたのである。そ して、国連の刷新を通した一つの世界のために「天宙平和連合」を創設され、世界百八十数ヵ国を巡回して後天開闢時代を開門するみ言と祝福を下さった。寸陰 を争う摂理の大長程の中、二〇〇八年七月十九日、真の父母様が搭乗されたヘリコプターが、天候が悪化する中で着陸しようとしたとき、京畿道加平郡の長楽山 (天聖山)に墜落し、爆発する事故が起きた。しかし、真の父母様は、爆発の直前に脱出して、サタン勢力の最後の攻勢からも無事に生還されたのち、全人類に 重生、復活、永生の祝福を下さった。その後、真の父母様は、二〇〇九年一月十五日と一月三十一日、韓国とアメリカで万王の王神様解放圏戴冠式を三度にわ たって主宰された。これは、真の父母様の五十回目の聖婚記念日と真のお父様の卒寿の年を迎え、神様の心情圏までも解放し、東洋と西洋において、神様が万王 の王として登極される天宙史的な行事であった

16    ヘリコプター事故が起きた二〇〇八年七月十九日の午後四時四十三分を中心として、万有の存在を、堕落していない圏として解放、釈放させておきました。神様 の懐に入ってきた万物が、どれほど真の父母様に侍り、真の父母の栄光の世界で一つの分子として吸収されることを願ってきたか、というのです

真の人類の先祖が犠牲になり、奉仕してきたのと同じように、自分たちが千万回、犠牲になったとしても、真の父母の実体完成に同参したいと思うという のです。細胞までも、真の父母に似ることを願っていた万有の存在が、真の父母の完成に同参しなければなりません。その栄光と尊貴を共にたたえることのでき る場に入るのです

17    サタン世界が統一教会をなきものにしようとしましたが、今回のヘリコプター事故によって、再び重生、復活、永生できる出来事が起きたのです。地獄を英語で 「ヘル(hell)」と言います。ヘリ(ヘル)の事故は、地獄の事件です。天の理想圏を一度に一つの器に詰め込み、ひっくり返そうとしたのです。しかし、 サタンが最後に天地のすべての権勢を支配できる最高の終着点に向かうその場で、天とすべてのアベル的な理想世界が、なくなったのではなく、重生、復活、永 生できるようになったのです

18    空中の権勢を悪魔の勢力が支配しているので、天と地が完全に分立しています。これを連結させる責任は、神様にあるのではありません。神様もそれを成し遂げ ることはできません。このことをするに当たって、神様の創造理想を失わずに、真の愛の道理を立てなければならないのです。根源が、悪であってはいけないと いうのです。真の愛から出発したので、真の愛の上で慕い、思慕し、実践して、この穴を埋めるためにどれほど苦労したか分かりません。その事実の中で、私が いまだ、体験しても語ることのできなかったことが多くあるのですが、人間の世の中に展開させられずに胸に抱いていた願いまでも破壊させるため、最後の天宙 的な決定を下そうとしたのが、今回のへリコプター事件です

サタンが最終攻撃をしたのですが、天が防いだのです。その炎の穴から大きな傷もなく、全員が出てきて生還することにより、この地上にいる人と霊界に いる人々が真の父母の顕現を叫ぶその歓声とともに、今日、このような場を迎えるようになったことを、真実に、真実に、真実に感謝いたします。万有の存在 は、大きくても小さくても、真の父母様の完成の分身体として現れなければなりません。神様の出発とともに、息子、娘の出発が成され、家庭、国家、世界、天 宙が神様を水平の主体にし、その相対的な圏として、美しい愛の花の園が生じ、そこに新しい芽が出ることによって、新しい幹、新しい枝、新しい葉が生じて、 新しい花が咲き、結実を手にすることができるようになります

ところが、そのようになっている最後の障壁を崩し、神様だけが億万歳を叫ぶことのできる場を、最後に攻撃したのです。天上世界の全体を動員し、地上 世界の全体を動員したのです。悪魔世界が全体を動員して、「勝利は我々のものだ」と自信満々に振る舞いました。しかし、神様は真の父母を保護したのです

19    二〇〇八年七月二十二日のけさを中心として、一つの峠を越えます。天宙全体を餌にしようとしたサタンが蕩減の峠を立てたとおりに、イエス様が家庭を築くこ とができなかった環境に代わり、父母様が生き、全体が生き残ることによって、地上再臨の完結時代になりましたので、神様が主管できる勝利の覇権国家に向 かって前進することをお誓いいたします。天地のすべての霊人たちも、今や父母様の恵沢圏内ですべて祝福を受け、天の一族として帰っていけるようになりまし た。天上天下の何よりも、祝福を最高に貴い標的として残し、神様の懐に帰っていけるように祝福し、宣布いたします

20    イエス様は死後(三日目に復活され)四十日以降に昇天しました。私もへリコプター事故が起きて、四十日を中心に、重生完成と復活完成、そして、永生完成 を果たすのです。四十日の期間に、重生完成、復活完成、永生完成をすることができる記録を立てました

21    皆さんは、自分の一族と氏族を従えて、どこに行くとしても、国を代表し、世界を代表して、神様に侍ることができる準備をしなければなりません。そうすれ ば、神様が万王の王として行使できる超創造世界の基準に合わせることができるので、初めて愛の創造理想が完結した地上天国、神様の統一された国になるので す。それは、神様の祖国と平和王国時代の宣布ではなく完了です。それゆえ、神様の祖国と地上にある人間の祖国が、愛によって一つになるのです。母と父が一 つになった統一世界は、地上・天上天国になります。解放ではなく、家庭の釈放までできるのです

22    二〇〇九年一月十五日、万王の王神様解放圏戴冠式を行いました。神様が万王の王です。父母様の教えのとおりにすれば、すべて終わると考えてはいけません。 血統は、父母様から始まるのではありません。神様から始まります。神様を解放していない立場では、血統をつなぐことができません。神様の愛を中心として家 庭を築くことができなかったので、神様の祖国の出発と神様の故郷の出発はあり得ないのです。それが原理であり天理です。順理(当然の道理)であると同時に 天理です。人類最高の希望であると同時に、新しい目的世界の実として収穫し、倉庫に入れなければならないのです。

第一章    神様王権即位式と解放圏戴冠式 目次

第五節    天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大

天暦宣布と真の父母様の金婚

二〇一〇年、これまで陽暦の元旦に遵守されてきた「真の神の日」の行事(第四十三 )が、初めて陰暦元旦(陽暦二月十四日)に挙行された。この日、真の父母様は、天暦を宣布され、「天一国基元節の準備の一環として、既存の陽暦と陰暦は 今やカインとアベルの立場に立ち、新しい摂理を記憶して明示する『天暦』を補助する役割を果たすようになる」と語られた。一九六〇年の真の父母様の聖婚 は、神様の立場からは創造理想実現のための再出発であり、人類の立場からは救いの起点となる。真の父母様の金婚式は、聖婚五十回と五十周年を迎えた二〇〇 九年と二〇一〇年の二年にわたって挙行された。それほど天宙史的な意味が込められているため、二年にわたって慶祝することになったのであり、金婚式を期し て、主要な摂理的変化も続けて起きるようになった。特に、二〇〇九年、陰暦三月十六(陽暦四月十九日)、金婚式とともに天地父母天宙カイン・アベル( )平和安着大会が開催されたのに続き、二〇一〇年、天暦三月十六日(陽暦四月二十九日)には、アベル国連定着戴冠式および五十周年の金婚式が挙行され

1     一秒の間に世の中が変わることを、私たちはみな知らずに生きています。絶対信仰の個人的存在、絶対愛の個人的存在、絶対服従の個人的存在が、すべて一秒間 で分かれたことを知らないのです。陰暦を使うか、陽暦を使うかによって、二つの世界が分かれました。西洋と東洋が分かれたのです。先祖は同じなのですが、 どのようにして西洋と東洋に分かれ、国と国々が分かれ、兄弟まですべて分かれたのかを知りません

2     陽暦と陰暦は分かれることができません。陰暦は、陽暦より一年に十一日、短いのです。ですから、陰暦には、陽暦に比べて足りない日数を埋めるため、約三年に一度ずつ、十二ヵ月が、十三ヵ月で一年になるときがあります

十三数の起源を受け継ぐことができるのは、陰暦しかありません。陽暦には、十三数という一ヵ月を中心として、十二ヵ月が引っ張られていく時がありま せん。陰暦は、小さいものに全体が順応することができます。そのように、一つの小さな数が全体を消化できなければなりません。言い換えれば、悪魔の世界を 一度にのみ込んでしまうことができなければならないというのです

3     真の父母様の金婚式、真の師、真の主人の金婚式というものは、歴史の中で永遠に一度しかありません。真の父母の金婚式は、二度とないのです。また、真の師 の金婚式も二度とありません。真の王の金婚式も二度とありません。二〇〇九年を中心として、金婚式が二〇一〇年まで入るのです。重要な期間です。この期間 にすべてを終えて越えていかなければなりません。一度しかないのです

4     金婚式をする今年、二〇〇九年に、すべてのものを完結、完成、完了、結実と完成と終了をするのです。完結、完成、完了するのです。蘇生、長成、完成、完了し、永生福楽の世界に向かって前進しなければなりません

天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大

天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会が、二〇一〇年七月八日に天正宮博物館、七 月二十四日にアメリカ、ニューヨークのマンハッタンセンターなど韓国とアメリカにおいて数回にわたり開催されたのに続き、二〇一一年四月二十四日には、仁 川の松島(ソンド)コンベンシアにおいて、韓国の公職者と食口、平和大使など、一万二千人以上が参加する中で挙行された。真の父母様は、この大会を通し て、神様の祖国と故郷が韓国であることを闡明(せんめい)された。真の父母様は、この日の早朝にアメリカを出発し、長旅の末、韓国の仁川空港に到着して、 休む間もなく数時間後に大会を主管されたのである。そして、その翌日には、ヨーロッパ巡回大会のために長時間、飛行機に乗ってヨーロッパに向かわれた。真 の父母様は、肉身の限界を越えて、すべての摂理を終結させ、人類を生み変える心情で、ヨーロッパ八ヵ国アメリカのラスベガス大会に至るまで、悲壮な覚悟と 決断の中、十ヵ国の世界巡回を断行された

真の父母様は、天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会を通し、最終一体を成し遂げ て復帰摂理を完成、完結、完了し、この地に来たすべての責任と使命の完成を宣布された。そして、すべてのことを成し遂げたその基盤の上で、万王の王天地人 真の父母様の立場と権威をもって、定着完了されたのである。この大会を通して、本然のエデンを復帰した時代、堕落がなかった時代、サタンがいなかった時代 が到来したことを宣布されたのである

5     み言が先でしょうか、実体が先でしょうか。今日の宗教では、実体に関することには確信をもつことができず、教えを重要視するので、実体と教えが一体になる というのは、本当に難しいことです。統一教会では、み言が先ではありません。実体があって、その実体が行った事実をみ言で証するので、内外が一致し得る内 容を知ることができるというのです。今まで、宗教界や学問世界において真理を探究するに当たって、問題となっていた焦点を解決するために、実体み言宣布大 会が始まったのです

6     「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」は、み言を宣布する大会ですが、み言の前に実体をもってきました。個人から天地を連結させ、最終的な内容が完 結するものとして、天地人真の父母定着と実体み言宣布と天宙大会があってこそ終わるのです。天地を連結させるというのは、和合統一を意味します。和合が先 でしょうか、統一が先でしょうか。和合が先です。和合しなければ統一されず、自分勝手に進みます。和合統一しなければなりません。体と心を統一できない人 が、統一の主体になる道理はありません。二人が一つになってこそ、息子、娘を一つにすることができます。二つが一つにならなければ、三と四の存在もありま せん

7     天地人真の父母が定着しました。そのため、実体み言を宣布しなければなりません。真理の実体、定着した実体が語る言葉が、宇宙を解放できるのです。それが 実体み言宣布です。天地人真の父母が定着したというのは、実体が定着したということです。ですから、実体み言宣布なのです

8     真の父母様が祈り、願うことは、地に落ちません。天の父母が解放された立場で守っており、それを再び、くじく者がいないので、いずれにせよ成し遂げられる のです。そのように考え、皆さんはみ旨の路程で躊躇する哀れな群れにならないようにしなければなりません

氏族的な世界メシヤの責任を代表する立場で語ったこのみ言は、解放の勝利覇権的自由天地の、自主張(自分の主張どおりにすること)と堕落がなかった それ以前の世界の勝利の栄光を宣布するものです。最初と最後まで一つにしてその結末をつけるための内容を、真の父母様の生涯全体の結実として宣布するみ言 です。それが、「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」のみ言です

9     天宙父母は無形の神様であられ、天地父母は実体の父母のことを言うのですが、二つの父母が一つになってこそ、人格的な父母になり、天宙・天地・天地人父母 になります。人格的な神様にならなければ、真の父母になれないというのです。神様も、体をまとい、息子、娘を生むことができる人格的な神様にならなければ なりません

10    天宙父母、天地父母、天地人父母という言葉は、言い換えれば、天宙天地人父母です。人にならなければならず、人の父母にならなければなりません。すなわち、人間が神様の代わりに体をまとい、見える神様、見える実体になるのです

神様も体をまとわなければなりません。そのため、無形の天宙父母と天地父母をそのまま受け継ぐのです。霊的な闘いで勝利し、神様と一致するための復帰的な過程を経て、天宙天地人父母になるのです

11    天地人父母は、天宙父母と天地父母が愛を中心として喜びながら、一緒に生活できる無形実体と有形実体が合徳(和合)したものです。霊的神様と実体の神様に 侍る夫婦が先祖になります。先祖は二つではありません。父母は二つにはなり得ないのです。絶対に一つです。父も一つであり、母も一つであり、先祖も一つ、 孫たちも一つです。神様に似て、神様の体と心を展開させて、実体の形状をまとったのです。体をもってこそ、繁殖できます。体をもった天地人父母の家庭は、 天の国の民を相続し、この地から直接天国に入れるように定着して、堕落や復帰という傷跡のない息子、娘、天国に直行できる息子、娘を生んで育てるべき召命 的責任を担っています

12    祝福家庭は、蕩減革命、良心革命、心情一体圏を中心として、八段階を経なければなりません。個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙的王の位置で、神様 を中心として相対になり、縦横に与え合う実体にならなければなりません。地上世界で種を蒔き、天上世界で実を収めるのです。この地上では種であり、霊界で は実です。その愛の実を倉庫に納入させる所が天上天国です。その倉庫に入るために準備する所が地上世界なので、地上世界が完成してこそ、天の国が完成する のです。ですから、天一国主人だというのです

天宙父母と天地父母が完成したものを、皆さんが相続できるので、孝子の王にならなければならず、忠臣の王にならなければなりません。そのようになることができる位置に天は立たせるので、これを固着させて、万世の太平聖代、祖国光復を成し遂げてこそ、解放時代になるのです

13    すべての存在は神様に似ました。神様の愛の実体圏である真の父母の完成のためのものです。ですから、霊的神様と実体の神様が一つにならなければなりませ ん。この実体圏を求めるために父母様は苦労したのです。個人、家庭、氏族、民族、国家など、八段階のすべてが反駁しましたが、砕けませんでした。自分たち が砕けていったのです。彼らは自分を中心とした自我自覚圏を中心として現れましたが、父母様は他我自覚面を中心として、ために生きて投入し、自分のことを 考えなかったので、堕落世界のすべての因縁を抜け出してしまい、神様の体を定着させることができたというのです

そうして、個人的な体定着、家庭的な体定着、氏族、民族、国家、世界、天宙的な体定着、八段階の体定着を通して、聖子の家庭を中心として神様に似な ければなりません。また、真の父母の家庭的形態を受け継ぎ、腹中時代から結婚時代まで再び体験して、神様の心情圏を受け継いで体を完成させて天の国に入る のです

14    実体時代には、体を知っているだけではいけません。実体の体と神様まで知らなければならないのです。実体時代は、本然のエデンを復帰した時代、堕落がなかった時代、サタンがいなかった時代だというのです

天使たちの世界もアダムの命令どおりに動く時代です。神様のみ意のままに動く時代です。その意向に反対することはできません。そこに相対になろうという息子、娘たちになってこそ、永遠の父子関係が結ばれるのです

15    二〇一二年までに家庭的エデン復帰時代を蕩減し、天国に入籍しなければなりません。第四次イスラエル国を中心として、国家圏と宗教圏の一致圏を連合し、真 の父母を中心として天地人父母の安着をもって、無形の世界と有形の実体世界が一つになり、人間を中心としたすべてを完成、結実する天地人定着、天宙天地解 放世界を中心として、地から天に直行できる天国理想の実現を終結することのできる時を迎えました

この時を迎え、宣布したすべてのものが父のみ旨と一致し、私たちが宣言したものが天のみ旨と天宙・天地・天地人父母様の一体理念と一致して、安着できる一和統一の世界に前進するようになりました

16    神様を中心とした家庭には、誰もが安着します。すべてが平安、幸福で、理想のユートピアだという言葉が必要ないので、気掛かりや心配なことはないというのです。生きさえすればよく、すべて成就するのです

ですから、今からは祈るとき、「解放・釈放時代を完了しました。私は安着太平時代を生きなければなりません」と、自信をもって報告しなさいというのです

17    安着という言葉は、すべてのものがぶつからず、永遠に平和で幸福だということです。太平聖代です。その世界がユートピアです。私自身の体と心が争っている とすれば、太平時代があるでしょうか。ありません。根本に入って、無条件に父母様の言葉が正しいと信じ、その場に立って、「私はそうである。天地が変わっ ても、太陽が落ちても、私は変わらない」と言わなければなりません。「天変地異が起きても、私は変わらない」と言わなければならないのです

星が落ち、太陽が落ちても、つかの間です。その上に立っていなさいというのです。安着してこそ、そこに太平時代が訪れます。その時代は、個人生活圏 ではなく、歴史を超越したものです。すべての人が神様の代わりに安着太平圏時代を迎えてこそ、幸福な理想世界になります。ユートピア世界になるのです。そ れ以上はありません。

第二章    天一国の基元節と真の父母様の伝統相続   目次

第一節    天一国時代の開幕と基元

天一国宣布の背

天一国は、天宙平和統一国の略称である。真の父母様は二〇〇一年、蕩減復帰歴史の勝 利圏の上に、神様王権即位式を举行され、その年の十月三日、第十四回「世界統一国開天日」を期して、天一国の意味について語られた。天一国は、神様のもと の人類一家族の実現のために生涯を捧げた真の父母様のビジョンが結実した神の国である。真の父母様は、「天一国は二人が一つになる国である」と説明され た。全人類が神様を縦的真の父母として、天地人真の父母様を横的真の父母として、侍り、同じ兄弟姉妹として暮らす共生、共栄、共義の理想世界なのである

1     天宙平和統一国、そのような名前があるという話を聞いたことがありますか。神の国があるという話を聞いたことがありますか。神様が願われる地上天国、理想 世界、ユートピア世界があるという話を聞いたことがあるかというのです。そのような話は聞いたことがありませんが、誰でもそのようになり得る世界が現れる ことを願うのです。それは妄想ではなく、実相です。老若男女を問わず、環境を越えて、時空を超越した霊界と肉界があるとしても、そのようになり得る平和の 国、神様が願われる国が天宙平和統一国、天一国だということは間違いありません

それでは、天一国は誰から成就されるのでしょうか。神様が人間を創造されたとすれば、その人間は神様の息子、娘ですが、その息子、娘から成就されな ければなりません。そうすれば、その国は神の国であると同時に、神様の息子、娘の国です。その国は、神様を中心として、息子、娘が永遠に誇ることのできる 国です。そして、神様が夢にまで描いた理想の国です。その国では、個人や家庭、氏族、民族、国家、世界も、幸福にならざるを得ないのです

2     私たちは、死ぬ前に体と心を一つにして、妻は夫以上に神様を愛し、夫は妻以上に神様を愛さなければなりません。そして、神様の息子、娘たちを神様のように 愛することのできる家庭にならなければなりません。そのような家庭が合わさって氏族になり、氏族が合わさって国になり、国々が合わさって世界になり、世界 が合わさって天地、天宙平和統一国になるのです。その国は、神様が主権者となり、人類が国民となり、地球星が国土になるのです

3     皆さんが行く国は、天宙平和統一国です。そこはサタンと関係がありません。皆さんはサタンとの関係を切ってしまい、メシヤの位置に進まなければなりませ ん。個人的メシヤ、家庭的メシヤ、氏族的メシヤ、国家的メシヤの位置に進まなければならないのです。そして、解放された天の国で「私」自身の心と体が一つ にならなければなりません。そのように心情的に一体となることによって、地上で新しい天宙国家、天一国が私の国になるのです

私個人の国、次には、自分たち夫婦の国です。夫婦の国も、二人が一つにならなければなりません。体と心も一つにならなければなりません。個人的に一 つ、夫婦も一つです。このようになることによって、完成的祝福基準を代表する分別的基準になるというのです。そのため、この分別的基準が天の祝福圏と地上 の祝福圏のような立場で、父子祝福圏が広がるのです

4     国境を越え、永遠の世界に越えていける国が天宙平和統一国です。蕩減法を解消し、天上まで案内できる国が天一国だというのです。地上と天上の統一国です。 地上世界と天上世界の二つです。その二つが一つになった国が天一国です

何によって一つになるのでしょうか。真の愛によって一つになります。その次に、平和は何の平和でしょうか。天の平和と地の平和です

5     神様の本然的な愛を中心として、サタンまでも愛して天国に入っていける堂々とした基盤を築いたので、サタンは「あなたが行く世界は解放であり、あなたの願 いで成就されないものはない!」と祝福しなければなりません。「どこに行っても、あなたが願うことは成就されないものはなく、あなたの願うことで、あなた のものにならないものはない」と祝福しなければならないというのです。「神様の名で、真の父母様の名で、真の家庭の名で、世界は解放されるべし!」と言え ば、「아주」と言うようになっています

春が来ました。雪がいくらたくさん積もっていて、氷がいくら厚く凍っていても、春になったので、すべて溶けるようになっています。春の季節には種を 蒔かなければなりません。サタンが悪の種を蒔いた世界の果てまで、良い種を蒔かなければならないというのです。良い種とは家庭です。サタンはたった一つだ け植えました。それが堕落したアダムとエバでした。今や私たちは、新しい家庭の種を蒔かなければなりません

6     天宙平和統一国の民は、大韓民国の国民だけではありません。世界の人類全体を越えて、霊界の数千億になる先祖たちと天使世界までも解放することが神様の願 いなので、そこまで行くべき道がこの上なくつらくても、行かなければなりません。愛の相対を失ってしまった父母の心情、夫の心情、妻の心情、兄弟の心情を 忘れてでも、すべて投入して進まなければならないのです。そのような人は、「天国に行くな」と言っても自動的に行くようになっています

7     今まで迫害を受けたのは、国がなかったからです。神様が迫害を受けるのも国がないからです。それゆえ、神様がもつことのできなかった国、祖国をどのように探してさしあげるかという考えしかありません

ですから、五色人種(すべての人種)を束ねて、世の中が批判する中でも祝福結婚式をするのです。そのようにして、一つの氏族と民族を編成していくの です。これはどれほど大変でしょうか。だとすれば、無形の神様がこのように人間世界を造るには、どれほど骨が折れるでしょうか。私がすることのほうが、そ れでも神様がされることより易しいと思うので、国を探し出そうというのです。それで、この道を歩んできました

8      今や、父母様が新しい家庭、新しい氏族、新しい国を編成できる運動さえすればよいのです。そのようにすれば、韓国だけでなく、国連と世界がどこに行くべき かを知って、付いてくるようになります。そうして、父母様から新しい家庭編成が始まります。サタンが汚した家庭を築くのではありません。堕落していない聖 別された国家を拡張させる使命が残っています。再創造するのです。サタンが汚した愛の痕跡が残っている場では、神様は愛されないというのです。その使命を 果たしてこそ、皆さんが天の国に行って、アダムの完成した子孫として面目を立てることができます

イスラエル民族は、四十年の荒野路程を通過して祖国創建をすることができませんでしたが、父母様は世界的な荒野路程である四十年路程を中心として、イスラエル民族を再び編成して、世界の王国を創建できるようになりました

9     モーセが八十歳で故郷と国を求め、イエス時代を準備しようとしたのですが、失敗したので、今や祝福家庭を中心としてそれを復帰するのです。ですから、祝福 家庭を中心としたカナン復帰四十年路程があるのです。これは、天上と地上が一つになることができる期間のことを意味するのですが、祝福家庭のカナン復帰路 程においてひっくり返しました。そうして、一つの民族にするために、ブラジルのジャルジンで祝福家庭を一体化させる業をしたのです

一心一体で定着できるようにして一つになったので、祝福家庭は天や地をひっくり返しても、ぶつかることなく回っていけます。そのようにできる準備が 完了し、新しい次元の上陸をしたので、境界線を越えるのです。モーセが民族的な基準で故郷と国を探し出そうとして探し出せなかったものを、今日、お父様が 地上・天上天国と家庭理想の完結を目標としたすべてが、八十歳になるこの時に境界線を越えるのです

10    キリスト教が、第二次世界大戦以降に、アメリカを中心として一つになることができず、真の父母まで追い出しました。ですから、四十年間、荒野に追い出さ れ、イスラエル民族と同じになりました。韓国歴史の四千三百年を中心として、カナン復帰、地上・天上天国を完了すべきものが、延長されたのです。それを再 び総整理するために、第一、第二、第三イスラエル、旧約時代、新約時代、成約時代の完結をしなければなりません。これが完結し、定着基盤の上に立ってこ そ、天一国が始まるのです

11    「天一国」という言葉は、真の父母によってできた言葉です。神様の王権を樹立し、天地父母安着生活圏を経て、地上・天上和合統一大会を経て地上・天上平和 統一解放聖火式が終わったので、新しい国が必要だというのです。真の父母様が天一国を宣布しましたが、「家庭盟誓」も天一国を完成させるところにその目的 があります。「私」をはじめとする父母兄弟、国、世界、聖人、聖子、天上世界のすべてが、「家庭盟誓」を中心として同じ立場で成し遂げられなければなりま せん。ですから、結論は簡単です

何のために神様王権即位式をしたのでしょうか。天一国のためにしました。何のために天地父母統一安着生活圏大会をしたのでしょうか。天一国の国民た ちが安着して暮らせるようにするためにしたのです。現在、天の国と地上で決意文を採択しています。全く同じように歩調を合わせて、一体的環境条件をつくっ ていくのです。個人的決意から八段階の決意をするのです。世界的平準化基準で共同の目的を中心として、越えていかなければならないと決意をするのです

基元節とその意

基元節は、実体天一国の出発であり、基元の日として、神様王権即位式以降、十三年目 に公式的に宣布された。摂理史的に見れば、六千年を経て迎える天宙史的な慶事の日であった。真の父母様は、天一国を建てるため、父母の心情で、僕の体を用 い、汗は地のために、涙は人類のために、血は天のために流されながら、「天路歴程」(天国に向かって歩む道)を歩まれた。一九六〇年の聖婚以降、真の父 母、真の師、真の主人の路程を勝利し、祝福を通して霊肉界に数億双の天の民を探し立てられた。そして、世界平和を実現するため、全世界のすべての分野にわ たり、多くの団体を創設するなど、内外のあらゆる基盤を築かれたあと、天一国の基元節を宣布されたのである

12    父母様は、二〇〇一年十月三日の「世界統一国開天日」から、十三年の期間に生涯を総評し、その標本どおりに歩んでいます。二〇〇一年というのは、三〇〇〇 年に向かう出発の年です。そして、人類歴史は男性と女性をそれぞれ三千年で計算すると、六千年になります。この男性と女性の六千年で果たすべき責任を、父 母様の生涯を総評した十三年間で終わらせなければなりません。アダムが責任を果たせなかったことを、父母様がその十三年間で解決しなければならないという のです。神様がサタンに血統を奪われてしまったので、その血統を取り戻してきたのです。二〇一三年一月十三日が、私たちのDデーです。父母様が十三年間 に、すべてきれいに片づけてしまうのです

13    堕落した世界は、マル()の世界ではなく、バツ(X)の世界です。マルには、数億のバツが入ることができますが、バツの世界にはマルが入る場所がありま せん。二〇一三年一月十三日は、天が宣布したDデーです。このDデーまでに、どのようにしなければならないのでしょうか

本来、サタンが神様に属したものを盜んで暮らしたので、すべて天のものとしてお捧げしなければなりません。すべて収拾して捧げるためには、どのよう にしなければなりませんか。それは、神様御自身もできないのです。ですから、真の父母がするのです。偽りの父母、偽りの主人、偽りの王になって、偽りの血 を残したというのは途方もないことです。それゆえ、神様が分からないのです。霊界が分かりません。根本の出発がどこなのか、分からずに生きているのです。 どこに行くのか分からずにいます。結果というものは、必ず原因を中心として、一つの道を行くのです。その道は二つではありません。一つの道なので

14    一年、十二ヵ月が回るためには、中心がなければならないのですが、その十二数の中心が十三数になります。イエス様が十二弟子たちの中央に入って、十三数と して核にならなければならないのですが、なることができませんでした。それで、イエス様は亡くなったのです。それを取り戻さなければなりません。お父様は 幼い頃から分かっていました。十三数の位置に行くことができる核を探し求めるのです。それゆえ、「基元節」は二〇一三年一月十三日です。十三数に合わせな ければなりません

15    天はこれから、基元節まで新しい摂理をしなければなりません。天国理想と解放理想のすべての問題を、天が願うとおりに終わらせなければならないというので す。その時まで、内外の摂理的なみ旨と世の中の意向を解決すべきすべての教育が終わらなければなりません。一つの世界に進むべき時代に入るので、その期間 に教育をすべて終わらせなければならないのです

二〇一〇年一月十九日、きょうから基元節までにすべてのプログラムを終えて、神様を中心として、カイン・アベルの問題とサタンの血統問題を含めた、 すべての内容を解決しなければなりません。また、解放の世界に越えていくために、天が願う教育を完全に済ませなければなりません。摂理のDデーを中心とし て、皆さんがその内容に合うようにしていかなければならないのです。国連問題と国家問題を含めたすべてを終わらせなければなりません。神様のプログラムを 完了するためには、きょう参加したすべての人々が決意して、そこに合わせるように努力しなければならないというのです。そのように努力すれば、世界が滅び ずに残ることができます。今や父母様のプログラムは、すべての摂理を締めくくるのです

16    「基元節」は、新しい歴史が始まる日であり、起源となる日です。人類歴史以来、必ずなければならず、来なければならない日です。しかし、簡単にこのような 日が成就されるわけではありません。神様の天地創造は、真の愛のゆえでした。聖書には、六日間創造し、七日目に安息されたと記録されています

しかし、「基元節」を十三日に設定したというのは、神様が十二日という期間を経て天地を創造し、十三日目に神様の夢が成就される日として立てられた と考えることができます。(神様は、)微生物のアメーバから高等動物まで創造し、最後にアダムとエバを造られました。そのようにしてから「良()い。美 しい」と言われました。そして、新しい世界が出発する十三日目となる日を待たれました。その日が正に、神様の夢が成就する日だったのです

17    神様も、無形の実体では完成できません。無形の神様の実体である天地父母が、天地人父母にならなければならないのですが、人として完成した人間が現れませ んでした。アダムも責任分担を完成できませんでした。天地人父母がいなかったので、父母という基準はあり得ないのです。宙に浮いたのです。天地父母が一つ になるとき、安らかに休むことができる家、堕落がなかった家に来て、絶対「性」が出てきます

天地人父母になって、絶対「性」という言葉を語るようになるのですが、その性は個人的な性ではありません。全人類の半分が女性ですが、一つの性と同 じです。二つの目が相対性を形成できなければ、体全体が完成しないのです。鼻もそうであり、全身がそのようにぴったり合わなければなりません。完全な一人 の女性と完全な一人の男性を中心として、合わなければなりません。結婚するというのは、完全な男性と女性が一つの体になることです。そのように一体になら なければならないのです

天地父母天宙安息圏の「安息圏」というのは、第一次アダム時代、第二次イエス様時代、第三次再臨主時代、第四次アダム心情圏の時代になってこそ、安 着するのです。争うことなく和合できるので、そこで祝福を受けるのです。そのDデーとなる二〇一三年一月十三日までに、祝福を中心として、大きな門に入ら なければなりません

18    今や、新しい時代が開かれました。皆さんは福の多い人々です。全人類の中で、私たちだけがこの歴史的空前絶後の「基元節」を迎えたというのは、夢のようで す。福を多く受けた人たちは、福を分け与える生活をしなければなりません。そこには責任が伴うからです。これまで、祝福家庭は、天の父母様や天地人真の父 母様に、あまりにも多くの負債を負いました。皆さんは、代価なくこの祝福を受けたのです。堕落した人間がどうして天の父母様に侍ることができるでしょう

今まで来ては去った天上の私たちのあらゆる先祖たちは、この日を待ち望みながら逝ったのです。そこには、私たちよりもさらに、摂理のみ旨のために本当に血のにじむ努力と精誠を捧げた方々がたくさんいます。それに比べれば、私たちはあまりにも足りないのです

天地人真の父母天一国即位式および基元節入籍祝福

六千年を経て、ついに新しい天と新しい地が開かれ、新たな日が明けた。二〇一三年天 暦一月十三日、天一国基元節が宣布されたのである。この日、京畿道加平郡雪岳面の清心平和ワールドセンターには、天に栄光、地に祝福を賛美する歓喜のファ ンファーレが響き渡った。全世界にインターネットで生中継される中、天地人真の父母天一国即位式が挙行された。復帰摂理のすべてのことを完成、完結、完了 して神様と一体となった、天上にいらっしゃる真のお父様の聖袍と聖冠が備えられた。続いて、紫色の王衣をまとい、王冠をかぶられた真のお母様が、天上天下 の祝賀の中、美しいバラとユリを持ったお孫様四人を率いて、入場された。神様と天地人真の父母様の権能と権威を象徴する天皇寶(ほう)、み言で統治するこ とを表す天一国経典『天聖経』・『平和経』、そして、天皇棒が真のお母様に奉呈された。真のお母様が、天一国の象徴と天一国元年を宣布されるとともに、儀 式は頂点に達した。実体的天一国が始まるこの基元節をもって、「天一国元年」が出発したのである

天地人真の父母天一国即位式に続き、真のお母様は、霊肉界の善男善女たちが、天一国 の民として入籍する祝福の恩賜を施された。真のお母様の切実な祈りと聖婚問答は、天一国完成に向けた決意であると同時に、神様の恩賜を切に求める祈りで あった。入籍祝福式は、天上と地上が一体化した新時代が開かれるという実感とともに、大きな歓呼の中で幕を閉じた。基元節慶祝午餐は、天地人真の父母様の 勝利をお祝いする場であると同時に、天運天福を相続する貴い時間であった。真のお母様は、特別な賞を祝福家庭の代表千二百人に授与された。真のお父様と真 のお母様の霊璽(れいじ)の模様が四方に刺繍された袱紗(ふくさ)が入っているこの賞の箱には、天運天福をすべての人に分け与えることを願われる真の父母 様のみ意が込められている。天一国元年、基元節を前後して、圓母平愛財団が設立されたのをはじめ、世界平和頂上会議など、多様な行事が、国内外のトップク ラスの指導者たちと統一家の指導者、そして、世界の食口の代表たちが参加する中、清平を中心に挙行された。真のお母様は、真のお父様の聖和式以降、四十日 礼拝の際、各大陸会長たちに聖酒を下賜され、全食口たちが過ぎし日の罪をきれいに清算し、基元節を迎えることができるように特別恩赦を施された

19    〈天一国宣布〉敬愛する天の父母様、万王の王であられる天宙真の父母様、平和の王よ、聖恩の限りでございます。天の父母様に申し上げます。国号を「天一 国」、国花は薔薇と百合、国鳥は鶴と定め、天一国の旗と天一国の歌を制定し、天のみ前に奉呈いたしました。きょう、二〇一三年、天暦一月十三日を期して、 天一国元年を宣布いたします

20〈入籍祝福問答〉敬愛する天の父母様、天地人真の父母様に感謝と栄光をお捧げいたします。天上天下のすべての祝福家庭と全世界の人類を代表して ここに集まった祝福家庭は、今や新しい歴史の天一国を迎え、天地人真の父母様が立てられた伝統を受け継ぎ、絶対信仰、絶対愛、絶対服従で統一家の伝統を立 てることはもちろん、天が全世界の人類を抱く時まで、総力を挙げて前進することを約束しますか

21    〈入籍祝福宣布〉天の父母様、天には栄光、地上には賛美と讃揚が隅々にまで満ちあふれることを願います。天地人真の父母様、本当に感謝でございます。本当 にお疲れ様でした。きょう、私たちがこのように大きな祝福と恩賜の日に立ち得ない不足な身であることを知っておりますが、天は広く、大きく、再び抱いてく ださいました。お父様、この恩恵を、この感激を、どうして私たちだけが受けられるでしょうか

天の父母様に申し上げます。私たちの生命が尽きる日まで、天一国の完成に向かって総進軍することをもう一度誓い、約束いたします。天の父母様、私た ちをお助けください。私たちは、あなたのみ前に、愛され、誇りとなる子女として立ちたいと切実に思っております。天よ、この場をお借りして天の父母様に切 にお願い申し上げますので、私たちを最後までお守りくださり、あなたのみ旨を全世界に大きく広げてください。アーヂュ!

第二章    天一国の基元節と真の父母様の伝統相続   目次

第二節    真のお父様の聖和と伝統相

真のお父様の聖

真のお父様は、聖和に備えられるかのように、天暦時代を発表された二〇一〇年から、 過酷とも言えるほど、聖体に途方もない無理を強いる路程を歩まれた。世界巡回をしながら講演を十数回も行われ、毎日、訓読会を通して急迫する摂理につい て、食口たちに一つ一つ教育された。そうしながら、世界復帰と、国連摂理を締めくくるかのように、二〇一二年、天暦五月二十七日(陽暦七月十六日)、アベ ル女性国連を創設された。これが生涯において最後に創設された団体となった。聖和の約一ヵ月前である天暦六月十五日(陽暦八月二日)、真のお父様は、故郷 の定州からソウルに移転した五山学校を訪ねて昔を回顧され、天暦六月二十五日(陽暦八月十二日)、天正宮博物館で「天よ、祝福してください。終わりを結べ るようにお許しくださることをお願い申し上げます」と祈祷されたあと、翌日、「復帰摂理の使命をすべて成し遂げた!」という最後の祈りを、真のお母様と共 に捧げられた。真のお父様は、二〇一二年、天暦七月十七日(陽暦九日三日)午前一時五十四分、九十三星霜の摂理を勝利で締めくくり、聖和された

聖和以後、十三日間、世界各国に焼香所が備えられ、数多くの弔問客が訪れるととも に、各国の首班たちが弔花を送って哀悼の意を表した。特に、北朝鮮からは「文鮮明先生は逝去されましたが、民族の和解と団結、国の統一と世界平和のために 傾けた努力と功績は、永遠に伝えられるでしょう」という弔電が送られたのち、真のお父様に「祖国統一賞」が授与された。APとロイター、CNNをはじめと する国内外の主要メディアが真のお父様の生涯と業績を大きく扱うなど、世界の人々が真のお父様の聖和を哀悼し、世界平和のために一生涯を捧げられた真の愛 の人生を、特集記事として掲載したり、番組として放送したりした。この期問、全世界から訪ねてきた食口たちは、清心平和ワールドセンターで毎朝、訓読会を しながら精誠を捧げた。天正宮博物館には、元職・現職国家首班と食口たちの参拝の行列が途絶えることはなかった

真のお母様は、聖和式の前日に挙行された入殿式で、「命が尽きる日までに、天一国を この地上に定着させます」決意され、天暦七月二十九日(陽暦九月十五日)、清心平和ワールドセンターで挙行された聖和式を主宰された。聖和式は、国内外の 三十一の教団指導者たちと世界各国のトップクラスの指導者、祝福家庭の代表など、三万人以上が式場の内外をはじめ、天宙清平修錬苑の野外式場を埋め尽くす 中、厳かに執り行われた。聖和式に先立ち、真のお父様の聖体をお乗せした車両が、午前十時に天正宮博物館を出発し、四十数分後、式場に到着した。真のお父 様の聖体は、尊影を前に立てた真の子女様と十二人の奉送委員たちに続き、真のお母様と真の子女様、お孫様たちがあとに続くなか、式場の中央に準備された通 路を通り、バラとユリで飾られた式壇に迎えられた。哀悼の思いが(会場全体に)波打った。国内外の貴賓たちは、送辞で「文総裁は一生涯、人類が継承し、発 展させるべき多くの業績をこの地に残されました。文総裁は、超宗教運動の勝利者であられ、私たち皆に、神様のみ旨に従って生きるよう教えられました。崇高 な業績は永遠に記憶されるでしょう」と述べながら、その業績をたたえた。インターネットを通じて二時間にわたって、全世界に生中継された聖和式は、真のお 父様のみ言と愛と業績を振り返り、その生きざまと教えに従って天一国を定着させることを決意する新しい出発の時間であった。「愛しています。お疲れ様でし た。永遠に従ってまいります」と、式場が割れんばかりに叫ぶ食口たちの喊声をあとにして、真のお父様の聖体をお乗せした車両は聖和式場を離れ、再び天正宮 博物館に向かった

「お父様、み旨を必ず成し遂げます」、「お母様に侍り、中断することなく前進いたし ます」。天聖山に向かう通りには、統一旗とバラとユリを持ちながら涙ぐむ食口たちの叫びと決意が響き渡った。真の父母様の聖体は本郷苑に到着し、原殿式が 挙行された。原殿式は、「実存する霊界」についてのみ言の訓読に続き、真の家庭と各界の代表たちがバラを一輪ずつ献花し、献土をしたのち、億万歳をすると いう順序で行われた。「天一国眞聖徳皇帝億兆蒼生萬勝君皇、天地人真の父母天宙原殿式億万歳!」と叫ぶ参加者たちの億万歳で、聖和式と原殿式は「十三日 葬」として締めくくられた

1     天の事情を、皆さんは知りません。私はある程度分かったので、このように座っているのです。九十三歳で、何か手に入ることを願うでしょうか。願いません。 私にあるものを、もっとはたいて与えなければなりません。話していると喉が詰まります。後ろに目があれば、顔を覆い、逃げ出す道しかありません。一緒に 行って、その道を守り、その道を開拓しなければならない息子、娘の召命的責任は、恐ろしいものです。大韓民国がなくなります。アジアがなくなります。世界 がなくなります。死んでみなさいというのです

私が今、行きたい所はどこでしょうか。私が少年時代にみ旨を知って痛哭した場所も慕わしいのです。木をつかみ、「私の事情を分かってくれる者がいな い」と言って痛哭したその場所に行ってみれば、その木もなくなり、すべてなくなりました。再びその姿のとおりに、私が改築しなければなりません。皆さんが 私の歩みに従って、感謝の涙を流しながら共に動くことができてこそ、お父様が解怨される祖国が蘇生し始めるのです

私はその希望を見つめて逝きますが、皆さんはその世界で暮らすことができます。私は過ぎ去っていきますが、その世界を皆さんに任せるのです。青春の 歳月を失い、苦労したその生活に代わって、私が息子、娘と子孫たちに福として残してあげられなかったものを、皆さんの後代の子孫に残してあげられる先祖に なってくれることを願う気持ちしかありません。それが願いです。(2011/09/02

2     神様の怨恨に私が責任をもつために、早く霊界に行かなければならないと考えています。私が行って孝子の姿になり、王の服を着て出発するのです

神様が、私に対して、「赤ん坊の時から、王子、王女以上に愛した」と言ってキスをするのです。「あなたを、千年、万年、永遠に苦労させない」とつか んで涙を流しながら、何千回も誓いたいと思う父母の心情を、私は知っています。その前に立って、「私がこのようなことをすべてしました」とは言えません

霊界に行って、私が「父なる神様、私が参りました」と言うとき、数千段もある階段の上の玉座にいた神様が降りてきて、私を抱きかかえて涙を流すようになる、その父の愛を私は知っています。(463-216; 2004/08/02)

3     今や、私が皆さんを追い出してしまう時が来ました。皆さんの基盤をもちなさいというのです。お父様が霊界に行くとき、皆さんの基盤を築いてあげるでしょう か。お父様は霊界に行かなければなりませんか、行ってはいけませんか。霊界に早く行かなければなりませんか、遅く行かなければなりませんか。神様が抱いて いた理想の完成時代の出発が、いまだに実現されていません。霊界もまだ、教育ができていません。私が教育しなければなりません。今からは、たたいて追い立 てるのです

語れば、即座に憲法のようになります。膨大な霊界が、どれほど汚されたか分かりません。それを整理できる人は、お父様以外にはいないというのです。 ですから、霊界ではお父様が来る時を待っています。この地上は、通り過ぎる停留場です。本郷の地に行って、定着させてあげなければなりません。 (564-289; 2007/06/04)

4     お父様は、聖和されてから四十日の期間に、霊界をあまねく渉猟(しょうりょう)されました。特に、摂理史に現れた人物たちにも会われ、また、神様が天地を 創造されるときの状況も、御自分で体恤されました。私(お母様)は四十日間、天正宮博物館を往来されるお父様と同じ心情で、対話をしながら過ごしました。 お父様の思いであると同時に私の思いであり、私の思いであると同時にお父様の思いでした。(564-289; 2007/06/04)

真のお父様と私は、一心、一体、一念、一和で、神様の最後の摂理歴史を締めくくるでしょう。特に、私が「韓国教会を神霊と真理によって新たにしま す」と言ったことに対して、お父様は一二〇パーセント、賛同されました。きょうは、新しい摂理の出発点となります。お父様が霊界で新しい出発をされるこの 時なので、私たちも地上でお父様と歩調を合わせ、天のみ前に栄光をお捧げし、天一国定着のために全力投球、死生決断をしなければなりません。(真のお母 様; 2012/10/25)

5     お父様の聖和以後の四十日の間は、お父様と私(お母様)が一心一体となって新たな摂理的出発をするための準備期間です

家を一軒買ったと考えましょう。まずその家に入れば、何からしますか。まず明かりからつけるでしょう。そして、要所要所にあるべき物を配置するでしょう

すべて整理されれば、その時から生活が始まるのです。私も、お父様も、聖和以後の四十日間は本当に重要な期間です

私が「神霊と真理によって草創期の教会に戻ります。生きた教会運動をします」と申し上げると、お父様は「オンマ、本当に、本当にありがとう!」とおっしゃいました。(真のお母様; 2012/10/05)

6     真のお父様の聖和を経てみると、やるべきことがあまりにもたくさんあります。一から十まで皆さんは理解できずに成し遂げることができませんでしたが、今 や、私たちのすべきことが分かったので、変わらない愛と精誠でそれを完成できるよう、各分野で助け合い、皆さんが受け持った責任を全うしなければなりませ

私たちは、この時代にお父様に侍り、祝福を受けた子女として、お父様のみ言を直接聞いて成長しました

み言どおりにすべて成し遂げてさしあげることはできませんでしたが、今からでも十年を一年のごとく考えながら、死生決断、全力投球、毎日毎日そのような生活をしていかなければなりません。(真のお母様; 2012/09/17)

真のお父様の伝統相

真のお母様は、聖和式後、三日目となる二〇一二年天暦八月二日(陽暦九月十七日) 清心平和ワールドセンターで挙行された三日礼拝兼、世界指導者特別集会において、参加者たちに「中断なき前進」を指示された。特に、真のお母様は、真の父 母様の伝統伝承、祝福家庭の理想完成、氏族メシヤの使命と責任完遂、心情文化共同体の実現など、今後、統一家の行く道を提示された。真のお母様は、聖和式 後、四十日礼拝まで、真のお父様の霊前に一日三回、食事を準備してお供えし、天上の真のお父様と一つになって、天一国実現のために精誠を尽くされた。そし て、四十日礼拝の直後、一九七〇年代に真のお父様が歩まれた、アメリカのラスペガスからニューヨークまでの五千六百キロを横断する聖地巡礼を行われたの ち、基元節の準備と天一国経典の編纂、天一国憲法の制定、グローバルな人材の育成など、伝承事業を展開された

7     皆さんは、天国に行くのが大変でしょう。私が皆さんに責任をもつことはできません。(ですから、)教えてあげてから逝くのです。そして、服でも何でも、 もっていた物をすべて広げて、分け与えてから逝こうと思います。私が残すものは、遺物とみ言です。実体は霊界に行きます。皆さんはどのようにして付いてい くのですか。遺物とみ言が梯子です。私が愛していた以上にその物を愛し、そのみ言を愛し、実体を愛さなければなりません。そして、家庭を愛し、国を愛し、 天地を愛さなければなりません。(399-672; 2002/12/19)

8     私は既に、この生涯を苦労で出発したので、苦労によって終えようと決心しました。私が享受できる福を、統一教会と息子、娘に残してあげてから逝くのです。 この残してあげる福の上に、千年、万年、未来の歴史とともに、愛の根を下ろすように祈りました

この伝統が続く限り、この恩賜の福が続く限り、統一教会は滅びないと見るのです。お父様は千年の歴史に責任をもち、身もだえする男です。ですから、 私が動ける限り、安らかに横になって死ぬという考えはもちません。どこに行っても、途中で客死するとか、壇上で倒れるつもりです。その場が天上世界に帰る 一つの基地になるでしょう。そのように決めたのです。(264-185; 1994/10/09)

9     (お母様)は、お父様と約束しました。「どんなにみ旨が大変でも、自分の代で終わらせます」と言いました。そして、お父様に「神様の創造目的を、創造理 想世界を成し遂げてさしあげます」と言いました。「私が必ず成し遂げてさしあげます」と言ったのです。そのために、私は変わらないでしょう

お父様が逝かれる前、お父様は私に「本当にありがとう」とおっしゃいました。「本当にすまない、本当にありがとう」とおっしゃいました。私は、皆さ んと一緒に、お父様が残されたみ旨を成し遂げてさしあげたいのです。落伍者となる息子、娘がいないことを願います。それが私の願いでもあります。お父様も 願われることです

お父様を送ってさしあげながら、私の心が痛んだのは、このように苦労して逝かれるべき方ではないからです。救世主、再臨主、真の父母として来られた 方が、監獄から出発されてはいけません。天はすべて準備したのに、人間の目が見えず、耳が遠く、その準備した環境を失ってしまったために、地獄の底から始 められたというのです。今まで、お父様以上に大きな業績を残した人はいません。一つの心情文化世界、統一された一つの世界、それが私たちの夢です。それを 必ず成し遂げなければなりません。(真のお母様; 2012/09/03)

10    皆さんには、誇るべきものがありますか。お金を誇りますか、学識を誇りますか。何を誇りますか。お父様は、聖和後、本郷苑にいらっしゃいますが、私(お母様)は毎日参拝しています

韓国の名家では伝統的に、父母が亡くなれば、その墓の傍らに小屋を建てて三年間暮らします。家に行ったり来たりするのではなく、山の中でまともに食 べることもできず、きちんと着ることもできずに暮らすのです。寒い冬にも火を焚かずに暮らすのです。韓国では冬に雪がたくさん降ります。そのような所で、 土に埋められた父母と共に三年間暮らすのです。そうしてこそ、孝子だと言われるようになります。皆さんはどうですか。皆さんは、真の父母様に侍るように、 み言を毎日訓読しながら、真の父母様が残してくださった伝統を受け継いでいかなければなりません。(真のお母様; 2012/10/27)

11    私たちが死を覚悟せずに、いつこのみ旨を成し遂げてさしあげるのでしょうか。これまで、多くの人たちは、待遇を受けることばかり願いました。お父様にお返 ししたものがあまりにもありません。皆さんも麻の服を着て、贖罪の祈りを捧げなければならないでしょう

きょう、お父様にもう一度誓ってください。お父様も、霊界で新しい出発をされるこのとき、私たちも地上で相対にならなければなりません。「地で解け ば、天でも解かれ、天で解けば、地でも解かれる」とあります。今は、お父様から受けた愛に対して報いることのできる期間です。(真のお母様; 2012/10/25)

12    皆さんは、生涯を終える前に、父母様と同じ時代に生きていた弟子、または祝福家庭として責任を果たす立場にならなければなりません。人類が待ち望み、天が 待ち望んでいた真の父母様が来られて、摂理歴史を完成、完結、完了され、また新たな時代を切り開いてくださったということを、一目で見ることができる生涯 博物館である「天地鮮鶴苑」を造らなければなりません。私(お母様)はそのようにすると決心しました

皆さんは幸いにも、新しい時代、新しい歴史の天一国時代において、先祖の位置に立つことのできる特別な恩恵を受けました。ですから、今後、父母様と 縦的基準を立て、絶対信仰、絶対愛、絶対服従の位置で、皆さんがどのように人生を生きたのかという記録が地上にも残るようになり、霊界にも残るようになる でしょう

父母様がいらっしゃる間には、父母様が新しい歴史を出発されたので、すべてのものを開拓してくださいました。私が地上で生きている間に、お父様の遺 業を磨き上げて、後代まで光を放てるように伝統を立てるつもりです。特に、お父様が残されたみ言を完璧に整理、整頓しようと思います。そのようにすること が、お父様の意志であり、私の意志です。(真のお母様; 2013/05/13)

13    (お母様)はお父様が聖和されたあと、生涯博物館を造ろうという計画を明かしたことがありますが、その名称を「天地鮮鶴苑」に決めました。この「天地鮮 鶴苑」博物館は、超現代的で多目的な文化空間として造り、誰でも入場して、全体を一度見て回り、出るときには入会願書を書くことができるように造らなけれ ばなりません。それだけ、ここには感動的なコンテンツを備えなければなりません。一日が二十四時間では足りないと言えるほど、真の父母様の生涯を振り返る ことのできる空間にしなければならないのです

天の父母様の願いは、一つの世界、すなわち、天の父母様を中心とした平和な地上・天上天国を実現することです。真の父母様は蕩減復帰を勝利した基盤 の上で、地上・天上天国を実現できる新しい時代を開いてくださいました。今や祝福家庭の皆さんは、一つの生命を誕生させるために母親が十ヵ月、苦労しなけ ればならないように、人類が神様の懐に帰ってくることができるよう、多大な努力を傾けなければなりません。皆さんは新たに誕生した生命が、この「天地鮮鶴 苑」を経ていけば、自ら成長することができるように、力を合わせなければなりません。(真のお母様; 2014/11/12)

14    天の伝統を立てなければなりません。常に真の父母様のみ言を訓読しながら生活する皆さんにならなければなりません。皆さんが生活し、皆さんが働く場所で、 父母様にどれくらい絶対的に侍って生活するかによって、その結果が違ってくるという事実を知るでしょう。絶対信仰、絶対愛、絶対服従で、ために生きる生活 をするようになれば、天の大きな祝福があるでしょう。(真のお母様; 2013/03/22)

15    皆さんは今後、お父様が霊的に共にいらっしゃることを体恤するようになるでしょう。お父様が約束されました。お父様にお目にかかりたければ、多くの実績を もってきて、お父様にお会いしてください。お父様は普段、手足を人にお見せになることはありませんでした。「監獄でも自分の体を保護した」と語られまし た。どこでも、どんな人の所にでも行って、霊的な役事をされると思いますか。一糸乱れず、心を一つにし、志を一つにして、原理を中心として進みましょう。 基元節を前にして、すべての統一家の食口たちは、自らを再整備しなければなりません。(真のお母様; 2012/10/25)

第二章    天一国の基元節と真の父母様の伝統相続   目次

第三節        天一国三大経典の編

天一国経典の編纂と伝統確

天一国の三大経典は、真の父母様が一生涯、語ってくださったみ言を主題別にまとめた 天一国経典『天聖経』、真の父母様の生涯路程と業績を収めた同『真の父母経』、そして、世界平和を実現するために、地球村の至る所で宣布された講演文をま とめた同『平和経』のことを言う。真のお母様は、真のお父様の聖和直後、真のお父様の伝統と遺業を伝承するための最も重要な課題として、経典の編纂を指示 された。後代に永遠に指針となる教材教本にしようとされたのである。このように、天上の真のお父様と一心、一体、一念、一和、一核の立場において摂理を経 綸される真のお母様は、天一国経典の編纂を通し、神様と真の父母様の伝統を確立するためにこの上ない精誠を尽くされた

1        お父様のみ言を早急に整理、整頓しなければなりません。多くのみ言がありますが、それが整理できていないままになっています。あらゆる書籍がそうです。二 千年のキリスト教の歴史を見ても、聖書一冊でこのように全世界にイエス様のみ旨を広げてきたわけですが、お父様のみ言が整理、整頓されなければ、未来に混 沌が訪れるでしょう

後代の人が見ても批判できない原理原則によって、根も一つであり、幹も一つであり、実も一つである永遠のみ言として残さなければなりません。すべて の人々がその日その日を生きていくうえで、み言が生活基準になり、標柱になり、生活指針にならなければならないのに、いまだに整理、整頓されていません。 ですから、とてももどかしかったのです

例えば、原石があるとしましょう。いくら貴い原石でも、磨いて光が出るようにしなければなりません。お父様のみ言は、一言で言って、原石は原石です が、精製されていない原石と同じなのです。私(お母様)までそのままにしておけば、誰がこれを磨きますか。皆さんはもちろん、誰にもこのことはできませ ん。私がしようとしていることは、天を栄えさせようとして行っていることであり、み言が永久に保存されることを願って行うのです。後代にいくら有能な人が 現れたとしても、このみ言には手を付けられないようにするためです。それは、私にしかできません。(真のお母様; 2013/01/07)

2        皆さんは、(お母様)くらい摂理歴史を知り、原理を知っていますか。既に成し遂げられた状態しか分からないでしょう。ですから、私がするとおりに従って きなさいというのです。すべて皆さんの後代のためにしているのです

皆さんが天命を全うして霊界に行く時に、この(天一国経典)『天聖経』を抱いて行くようにするために、新たに出版しました。そうして、お父様に、 「私が生きている間、お母様の教育を受け、お父様のみ言を愛して抱いてきました」と申し上げなさいというのです。私は地上できれいに完成、完結、完了しよ うというのです。(真のお母様; 2013/01/07)

3        私たちは、真の父母様に感謝しなければなりません。私たちは、み言を通じて蕩減の原則を知ったのであり、その蕩減を通じた復帰の原則を通過しなければ前に 進めないことを知りました。ですから、皆さんも父母様と同じ心情圏に立たなければならず、さらには同じ心情圏で生きなければなりません

真の父母様の立場から見れば、真の家庭の子女たちも、この点では皆さんと全く同じです。今後、私(お母様)が生きている限り、私は、皆さんと真の家 庭が真の父母様と同じ心情圏に正しく近づけるように天の伝統を立てていくでしょう。その伝統を立てるために天一国経典を編纂するのです。(真のお母様; 2013/04/20)

4        み言は真理です。原理です。そして、皆さんは、真の父母様に愛をもって心情文化世界を築いてさしあげることができなければなりません。そのために、皆さん が最善を尽くしてくれればと思います。皆さんは、どのような生活が、天上にいらっしゃるお父様の教えどおりに生きることなのか、よく知っているでしょう。 皆さんは、お父様のみ前に成熟した息子、娘として立とうと誓わなければなりません。(真のお母様; 2012/09/03)

経典の編纂過程と摂理的意

天一国経典の編纂は、第一に、蕩減復帰摂理路程を歩まれた真の父母様のみ言と生涯路 程および行跡を、永遠の歴史的遺産として伝承し、第二に、天一国のビジョンとその民たちの生活指針を立てるというところに大きな意味がある。最後に、訓読 を通して人格化が成され、その地平が世界と天宙まで拡大されることを意味する。三大経典のうち、二〇一三年の基元節に天一国経典『天聖経』・『平和経』が 奉献された。日本語版は、その年の真のお父様の聖和一周年に奉献され、英語版は二〇一四年の聖和二周年に発刊された。スペイン語、フランス語をはじめとす る他の言語での発刊の準備も、続けて進められた。『真の父母経』韓国語版は、二〇一五年の基元節に奉呈された

5        お父様の業績は、堕落した人類の前に宝石のような真理の「真のみ言」を下さったことです。このみ言が散り散りにならないで美しい宝石になり、(天一国経 )『天聖経』という本の中にひとつなぎになっていることを思うとき、あまりにもうれしく、感謝です。今、私たちは、天一国時代に拍車を加えるべき立場で すが、このみ言こそ、天一国の実質的な中心になります。結実です。柱です。このみ言と一つになり、皆さんが与えられた立場で責任と使命を果たしていくなら ば、天はどれほど喜ばれるでしょうか

私たちには、今なお天が願われるみ旨の前に果たすべき責任が残っています。全世界の人類を一日も早く天一国の民として導いてあげるべき責任が、私た ちにあります。先に来た者としての責任があるというのです。天一国の孝子、忠臣の位置、主人の位置にみな立つことができます。しかし、皆さんが現実におい て怠けていれば、天は待ってくださいません

皆さんがどのように実践躬行すべきかを再度決意し、(天一国経典)『天聖経』・『平和経』の出版記念式を期して、天が私たちに下さった宝石のようなこのみ言を中心として、全人類の救援に総力を尽くしてくれることを願います。(真のお母様; 2013/06/10)

6        み言は私たちの根本です。私たちの人体で言えば、脊椎です。脊椎に問題があれば、すべての臓器がゆがんでいきます。そして、病気になります。とても重要だ という話です。天一国経典が出てくることによって、私たちはお父様と共に生活するようになるのです。正に神霊と真理で一つになって生かされるようになると いうのです。ですから、これが、どれほど皆さんにとって生命のみ言となるでしょうか

渇いた人がいてはいけません。皆さんの子孫のために、このみ言が皆さんの中で息づいていなければなりません。そして、皆さんだけがそのようになるの ではいけないのです。「私たちは環境創造をしなければならない」と言いました。私たちによって善の版図が大きくなれば、暗い影は自然に消えるでしょう。な くなるようになります。(真のお母様; 2013/08/24)

7        皆さんか生きている時に一人でも(多くの人に)真の父母様を教えてあげなければなりません。私たちが生きている理由は、天地人真の父母様を教えてあげるた めです。それを忘れてはいけません。それがなければ皆さんの生命もないのです。それを思うと、私(お母様)は一日が千年のようです。お父様の歴史的な全生 涯を中心として、後代のために残すべきことが重要です

私は、お父様のみ言を天一国経典として整理して、皆さんが毎日持ち歩くようにしたいと思っています。キリスト教徒たちが聖書を毎日持ち歩くように、 私は、お父様のみ言である(天一国経典)『天聖経』・『真の父母経』・『平和経』を、皆さんの懐から離すことのできない本にしたいと思いました。この本を 通して多くの生命を救うことができるので、これは道具です。どれほど貴い道具か分かりません。人類を生かすみ言が出てきたので、これを、生命を生かす道具 として活用しなければなりません。(真のお母様; 2013/04/15)

8        皆さんの先祖たちを解放してあげなければなりません。先祖を解怨し、すべての蕩減から抜け出すことができる環境をつくって熱心に伝道しなければなりませ ん。伝道するときには、死生決断、全力投球をしなければなりません。そのようにするために、み言のエキスのような(天一国経典)『天聖経』・『平和経』を 私がつくりました。今、「一人でも多くの人に、真の父母様を知らせなければならない」と言って、夜寝なかったとしても努力する皆さんにならなければなりま せん。そして、実践躬行しなければなりません。(真のお母様; 2013/06/23)

第二章    天一国の基元節と真の父母様の伝統相続   目次

第四節        天一国憲法(教会法)の制

天一国憲法の理

真の父母様は、二〇〇一年、天一国宣布に関するみ言を語られて以降、天一国を治める 憲法の必要性について強調された。そして、憲法がどのように制定されなければならないかについて詳細に説明された。天一国憲法は、神様と真の父母様を中心 とした内容でなければならず、数多くのみ言のうち、核心を収めた「家庭盟誓」が、その基本精神となる。真の父母様は、「家庭盟誓」が成約時代を越え、天宙 平和統一王国を成し遂げる絶対基準であり、憲法のようなものであることを強調された。したがって、天一国憲法は、神様の真の愛と、真の父母様のみ言の核心 が要約された「家庭盟誓」を最優先にして制定された

1        国家法を見れば、すべて「何々をしてはならない」というものです。何かの過ちを犯せば、「刑法何条何項によって何年の懲役」だとしながら罰を下すように なっています。善は自由と解放が宿っていて、宇宙が保護、育成するものであり、世界と共に権限と権勢が共にあるものですが、悪は制裁を受けるのです。宇宙 の公義の前に制裁を受けなければならず、国家の制裁を受けなければならず、社会全体の制度の前に制裁を受けなければなりません。悪を歓迎する存在は一つも ありません。ですから、万宇宙に悪が存在することはできないのです

今日の世の中の法は、制裁の法度です。堕落した世の中には、善に対する報賞法がありません。最後に、公義によって裁きを受ける日が来れば、神様は悪 の法を片づけてしまい、善の法を立てるようになります。その時は、善なる人に賞金を与える時代になるのです。皆さんは悪なる世の中で排斥され、悲しみを味 わっても、善なる法と価値を中心として活動しなければなりません

いつかは天法、すなわち天的な憲法を中心として、善に対する報賞を定めた法ができるでしょう。天理の公義に従って、そのような法が出てこなければな りません。その世界が、正に地上天国です。地上天国が成し遂げられる時、皆さんは報賞を受けるでしょう。(016-134; 1966/01/02)

2        統一教会は今後、善なる法を作る運動をしなければなりません。善なる人々が一ヵ所に集まり、国際的な法を作って、善なる行いをした人を選定し、賞金を与え る時代が来なければならないのです。そして、悪は制裁を受けなければなりません。善は保護、育成されなければなりません。そこに自由と解放が宿っており、 真理が永遠に共にあるのです。人類に希望を宿らせ、天国を築くようにさせるのです。(そのようにすることによって)神様と対応でき、神様と同席できる権限 が生じるのです。(016-135; 1966/01/02)

3        善は、原則によって回っていきます。善は原則に立脚したものです。憲法が定めた基準に従って善悪を区別するのと同じように、人間と神様の関係にも、一つの 原則があるというのです。アダムが行かなければならない第一の道は、神様と一つになることです。その次には、エバと一つにならなければなりません。そのよ うに一つになったアダムとエバが神様と一つになったあとに、その家庭が一つにならなければなりません。それが、正に法だというのです

法は、人間が守るべき道理を意味します。神様とアダムが一つになり、アダムとエバが一つになり、その次に息子、娘と一つになるのが法です。私たちの 原理に出てくる三対象目的が、神様の法度です。それが原則です。この原則に合わないものは悪です。(073-085; 1974/08/04)

4        神様のみ旨には摂理の法があり、その法の統治を受けるようになっているのであって、ただ大ざっぱな計算でするようにはなっていません。その法が天法です

これは、万民、誰に対しても共通に適用されます。世界を一つと考え、そのような法を適用するので、その法に統治されるのです。ですから、いくら反対 を受けても、その法の基盤を広げるために、このようなことをするのです。皆さんがこれをやめて、「私は神様を愛する」と言っても、絶対に通じません。天法 を知らなければならないのです。父母様と約束しておいて、「それはしてもしなくてもよい。適当にやろう」と言えば、通じません。途方もないみ旨であればあ るほど、途方もない法があるというのです。天法をいつも考えなければなりません。天命です。社会の何かの名誉や体面、威信では通じません。天命によって生 きなければならないのです

神様のもとに帰ることに対して、不平を言う人は誰もいません。神様のもとに帰るに当たっては、「そうです。正しいです」という賛美があるだけです。それが原則であり、理想です

皆さんは神様のもとに帰っているでしょうか。神様に願いがあるとすれば、人間たちに何を願うでしょうか。「昔のような原則に立ち返りなさい」と言う でしょう。ですから、皆さん自身がその原則に立脚して生きなければならないのです。(103-240; 1979/03/01)

5        堕落した人間の世の中には、天の父母から受け継いだ家法がありません。すべて、堕落した家法です。数多くの民族であれば民族が、すべてまだら模様の文化圏 を中心として引き継いできた、習慣的で伝統的なものです。ですから、神様が喜ぶことができる、単一文化圏を中心とした歴史的伝統が立てられなければなりま せん

それゆえ、皆さんが家庭をもてば、家法による統治を受けながら生きていかなければなりません。その時は、言語も一つではありません。言葉も、これか らはすべて革命をしなければなりません。アダムとエバが神様の息子、娘であるとすれば、神様を中心として学んだその言葉をアダムとエバは話し、アダムとエ バの息子、娘は、アダムとエバが話す言葉を学ぶので、言葉が自動的に統一され、文化も自動的に統一されるのです。歴史も二つはあり得ず、一つです。 (065-196; 1972/11/19)

6        み言が今後、憲法になります。み言はお父様が勝手に語ったのではなく、神様の指示に従って語ったのです。私の思いのままに語ったものは、一つもありません

神様は、お父様に対して無慈悲なお方です。天法を永遠の法として立てるために、霊界にいるすべての人々が注目する中、お父様が代表的な道を行くと き、一点一画でも手加減できる過程があるとすれば、そのようなことは指示しないというのです。十回実践するとしても、百回試験します。そのように、この道 を歩いてきました。(360-174; 2001/11/15)

7        神様が願う天法とは何でしょうか。神様の創造理想の法です。そして、神様の理想を完成するためには、四位基台を完成しなければなりません。そのようにして こそ、愛が生じるのです。神様の創造理想を中心として、その理想を実現できるみ言があります。そのみ言が真理です。統一教会の原理のみ言は、堕落した世界 において絶対的な天法です

法というのはみ言です。何章何条という、その何条の言葉が法だというのです。その次に、法は、人としてできているかを判断するのです。法は判断する ものです。み言のとおりになったのか、実体になったのか、人としてできているのかを判断するのです。皆さんがそのようになれば、法がある国はどこでもはば かりなく通ることができるのです。(103-234; 1979/03/01)

8        統一教会にも法があります。第一の法が、統一教会のみ言です。原理のみ言が法だというのです。皆さんは法をすべて、守っていますか。断食をし、約婚をして 三年間は離れて暮らし、結婚して四十日間聖別するなど、複雑な法があるのです。国の法を破れば、捕まって刑務所に送られるのと同じように、統一教会の法を 破れば、報いを受けることを知らなければなりません

家庭教会は、人間が家庭を求めて越えていくに当たって、一つの法度になるのです。その法に、このようにしなさいとあるのに、したければして、したくなければしないというのであれば、それは通じないというのです。(103-235; 1979/03/01)

9        神様はお父様に、愛は直短距離を通るということと、宇宙の根本は父子関係であるということ、この二つしか教えてくれませんでした。それをもって、すべて解 かなければなりません。この父子関係の父子は、世の中の血統をもった父子ではありません。新しい根源から解いていかなければならないのです。堕落を知らな ければ分かりません

私は根本をすべて明かしました。それが宇宙の法です。天法です。お父様が祝福家庭をつくったのではありません。宇宙本来の公式的な法度です。法度に 合うので、天国の神様のみ前に行くことができるのです。お父様のみ言を絶対に実践し、絶対に遵守して、基盤を築かなければなりません。(376-315; 2002/04/29)

天一国憲法の制定とその必要

二〇〇〇年の序盤から、真の父母様のみ言に従い、憲法制定のための基礎作業が進めら れた。二〇一三年の天一国基元節宣布とともに、天一国が創建されたので、天一国の憲法が出てこなければならないという真のお母様のみ言により、制定作業が 本格化した。真の父母様のみ言は、天宙的勝利の報告であり、生涯路程は、すべての人間が従うベき人生の典型である。これに伴い、天一国憲法(教会法)制定 の原則は、天一国理想の地上実現、真の父母様のみ言を中心とした制定、天一国国民の信仰確立とビジョンの提示、超国家・超人種・超文化・超宗教的普遍性、 満場一致制の指向、ボトムアップ式無給奉仕制の採択など、九つに定めた。このような原則に従い、み言選集と「家庭盟誓」などのみ言研究を通し、天一国憲法 の概念と体系を整理して、天一国国民の生活指針と規範を導き出したのである。真の父母様は、憲法の必要性について、様々な観点からみ言を語られた

第一には、神様王権即位式を挙行して天が王権を手にしたため、法を中心として治めな ければならないというものである。第二に、天一国を宣布したため、国権を立てる法を制定する時が来たと考えられた。第三に、天一国の統治と定着のためのも のとして、新しい国を中心とした理想の実現は、法を通して成し遂げられるため、法が必要であるというものである

10      二十世紀の文明の発展は、知識の上で、公式の上で、法度の上で実現されました。最後に残るのは法度です。信仰だけで救いを得るのではありません。国の憲法 を中心として部門法ができていて、国がその法の上に立っています。このような法がなければ、裁判ができないのです。ところが、神様の憲法がなく、天の国の 憲法がありません。天の国の部門法がありません。ですから、サタン世界を審判することができないのです

今、この地に生きている神様の息子、娘は、天の国の憲法を知らず、部門法を知りません。自分勝手です。あちこちに戦場がつくられていますが、これを どのように収拾するのですか。ですから、天の国の憲法によって、国の形態はどのようになっており、家庭から氏族、民族がどのように拡大されてきたかとい う、理論的にはっきりとした法が立てられなければなりません。(456-166; 2004/06/28)

11      再臨主は何をもってくるのでしょうか。法をもってきます。審判の公法をもってくるのです。審判権をもってくるというのです。そうして、それによって審判す るのです。サタンが誇っていた国家基準以上の国が、神様を中心として建てられなければ、そのような天の国の憲法を立てることはできません。世の中の国に憲 法があるように、天の国にも憲法がなければならないというのです。(065-195; 1972/11/19)

12      天の国を治めることのできる憲法を地上で作らなければなりません。地上で完成できる解放的条件を設定しなければならないのです。ですから、実体的体制を備 えなければなりません。家庭的体制、氏族的体制、国家的体制を、実体的な圏内で保護できる法が出てこなければならないのです。神様のみ言を通して実体が出 てくるのと同じです。み言が中心です。法が中心です

法を中心として、絶対に順応できる世界に越えていかなければなりません。地上と天上世界にサタンが残した歴史的なすべての法と実体を否定し、天国に一元化しなければならないのです。(325-160; 2000/07/01)

13      大統領も、憲法が制定されたあとは、大統領の思いのままにできません。その憲法をけさ制定したのに、翌日の夕方に「放り出してしまえ」と言う人は、大統領 になれません。千年にわたって王でいようとすれば、千年法を立てて、それを実践できなければなりません。これを一瞬にして覆い隠して行動しようとする人物 は、愚かな王です。その日暮らしの王にしかなれません。天宙を統一して大法度を立てたそのお方が、ある日、気分が悪いからといってすぐに変更することがで きますか。大道、大義によって立てられた天法に従って行わなければならないというのです。(0745-234; 1974/12/31)

14      天の国の憲法、天の国の各部門の法を中心として、体制を完全に再構成することができます。法の絶対権限を立てなければなりません。法の上に家庭が立ち、法 の上に国が立つので、法を絶対に守護し、絶対に実践する世界に越えていかなければなりません。裁判長は、法廷で法をもって裁くのです。部門に誤った部分が あれば、該当する法に従って裁かれるのです

六法全書があれば、六法全書によって各部門に対するすべての法が存在するようになります。法を中心として、その部門の善悪を選び分けていきます。何 かが誤れば、法廷で解決できる方法を取っていくのです。ですから、法を絶対に守護しなければなりません。原理のみ言も絶対に守護しなければなりません。法 の中の法が原理のみ言です。(324-140; 2000/06/18)

15      家庭が平和になるためには、絶対真の愛の憲法を中心として、あらゆることが公式化されているので、そこに順応しなければなりません。ある人が主張して、変 えるようにはなっていません。ですから今後、政治体制は管理体制に移行していきます。いかにして、世の中のすべての人々が平均的に、格差なく豊かに暮らせ るかという問題を中心に、管理体制によって回っていくのです

ですから、個人的管理、家庭的管理、氏族的管理、民族的管理、国家的管理、世界的管理まで、すべて愛を中心として成し遂げられるのです。これは、家 庭が拡大されたものです。家庭を中心として、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙、神様の八段階と同じように、公式的に発展していくので、既に行く 道はすべて整っています。ですから、政治の方向を通して、闘争や排斥がない中で安着できる、公式化された管理体制に転換するというのです。 (303-194; 1999/08/25)

16      天の国があれば、天の国の王宮法があります。縦的基準として、天の国の王宮法があるというのです。天の国の王宮法を中心として、縦的な理想的基準に従っ て、国の憲法が制定されなければなりません。聖子は、天の国の王宮法を守れる人です。その国に王宮があれば、王宮法を守らなければなりません。天の国の王 宮があり、神様を中心とした直属の隊列に通ずる皇族圏の法があるとすれば、この法を守ることができなければならないというのです。(168-184; 1987/09/20)

17      憲法であれば憲法を中心として、各部門に対する法があります。憲法を中心として、部門法がすべて連結されているのです。今後、み言の骨子を中心として、天 の国の憲法が制定されます。建物の建築であれば、建築に関する法があるのです。電気であれば電気、機械であれば機械に関する法があります。そのような法が なければ、その部門が生じません。法があってこそ、それに従って正誤を判断することができ、国家の水準も、世界の水準も、最高の法的基準によって、相対的 に照らし合わせ、合っていてこそ認定するのです

今までは法を立てずに生きましたが、今や天のみ旨を中心とした法的時代に入ります。神様が創造理想的な法を立てたのですが、人間が法のとおりにせず に堕落したので、これから本然の時代に帰れば、法絶対体制になるのです。それは、個人の利益のためのものではありません。平和の利益のための法です。世界 平和、天地を一つにできる平和の理想を中心とした法であって、個々人の利益のための法は、今後存在しないのです。(515-032; 2006/01/21)

18      国家時代を通過して世界時代に進み、祝福を受けるようになれば、報告書を書かなければなりません。そうして、そこに合格してこそ、初めて天国入籍となるの です。父母様の家庭でも、全員が集まり、誰が原則に一致した生活をしたかを、公的な議論によって決定するのです。家庭全体のためにより犠牲になり、よりた めに生きる人でなければならないというのです。自分を中心としてはいけません

それは統一教会全体が知り、父母様の一族がすべて知っているというのです。それが決定されたあとは、世界がすべて法的時代に入ります。天の国の憲法 時代に入るので、いくら天に近い人でも、法に引っ掛かれば法的処罰を受けるようになります。その法に相反しない後継者を探して立てるために、歴史は永遠に 続くのです。(128-112; 1983/06/05)

19      神様の王権時代は過ぎていったので、皆さんは国家王権を求めなければなりません。皆さんの王権、皆さんの国です。神の国は、世界を越えて天宙です。その位 置にまで連結させなければなりません。それで、皆さんは、何があっても国を探し出さなければならないというのです。今や入籍時代になりました。入籍をする ときは、内容と外容が一つにならなければなりません。その国が天に入籍しなければならず、大統領や長官、局長まで入籍できる位置に立ってこそ、国家基準を 越えていくようになります

これから皆さんの心と体は、どのようにしてでも一つにならなければなりません。強制的にでも一つにしなければならないのです。今や、強制的に行うこ とができる時が来ました。憲法ができたのです。法があります。以前は法がなかったので、神様が治めることができませんでした。創造の法だけがあり、堕落し て破壊されたものを処理できる法がなかったので、治めることができなかったというのです。今や、そのようにできる法が出てきたので、恐ろしい時代が来ま す。皆さんに対して責任を追及するのです。(356-056; 2001/10/08)

20      摂理のみ旨は、韓国を中心として祖国光復をすることです。神様の祖国と神様がこの地上に出発させた故郷の地の光復が実現されるのです。神様の祖国と神様の新しい摂理の出発が展開します

エデンの園の堕落していない新しい出発と連結されてこそ、すべての歴史が清算されます。整備されるのです。ですから、救援摂理時代は過ぎ去ります。 その時代が過ぎれば、法的時代に入ります。天の国の法的時代に入るので、何千年、何万年たっても、一分一秒違わない役事を行うのです。救援摂理時代は過ぎ 去り、本然の創造理想世界が新しい出発をします。天の国の憲法を中心とした法的時代に入るのです。(611-024; 2009/05/04)

21      これからは法的管理に入るので、昔のような、赦すことができる時代とは違います。過ちを犯したアダムとエバを直接処断したのと同じように、即決処分される 時代になるというのです。今、新たに入ってきた人々も、世の中の法をすべて知っているのですから、今設定された、世の中の法より何百倍も恐ろしい天の国の 憲法を守るべきことを知らなければなりません。今まで別の国に対して忠誠を尽くした自分の先祖たちを代表し、その何百倍、何千倍、さらに忠誠を尽くさなけ ればならないというのです

ですから、自分のすべての所有物や国、息子、娘まで、自分が勝手に管理することはできないというのです。アダムとエバが神様に管理されたのと同じよ うに、神様の息子、娘に戻り、神様が直接管理する時代に入るので、自分勝手に計画したものをそのまま進めていっては、その子女たちの行く道が塞がります。 そのような恐ろしい時代が来るというのです。(511-286; 2005/10/14)

22      霊界で今まで問題になったことをすべて引っ張り出して、父母様が解放したので、霊人たちが地上に降りてくることに対して矛盾はありません。すべて祝福を受 けました。地上に残った人々には天使圏の家庭が降りてきて、一対一で責任をもつのです。ですから、地上の家庭を収拾するのは問題ではありません。皆さんが 話を聞かなければ、霊界が連れていくのです。そのような大変革時代が訪れるというのです。それゆえ、今までは皆さんを保護しましたが、これからは(天法を 守らなければ)保護しません

天法が成立したので、その天法を中心として、憲法と法によって天と地、地獄と天国を分けるようになっているのであって、蕩減法を適用して分けるよう にはなっていません。新しい法によって治める新しい国の形態を備えるべき時になったというのです。王権時代が訪れたので、今や天の国を編成しなければなり ません。超民族、超国家、超世界の一つの国を築かなければならないのです。(346-204; 2001/07/01)

天一国憲法の制定目

天一国創建の摂理史を明らかにした憲法の前文は、憲法の制定目的とは何かを明らかに している。天一国憲法(教会法)、天一国の国民がみな、真の父母様が生涯を通して示してくださったみ言を実体化していけるように導く法度、規範、指針で あり、天一国を定着させ、完成できる普遍的で実質的な生活体制、家庭体制、国家体制、世界体制を備えるために制定された。そして、天一国憲法は、神様と真 の父母様に侍り、国境、人種、性別、文化、宗教などにおける、すべての障壁を超越する真の愛の心情文化を燦爛と花咲かせる中で、理想家庭を通した心情文化 世界を定着させることを目的にしている

23      神様のみ旨が成就された世界になれば、その時の法は、世の中の法であると同時に、天の国の法になります。ここで用いる憲法は天の国の憲法になり、天の国の 憲法はここで用いる憲法になります。そのような法を神様はもっていらっしゃいますが、私たちに適用できない立場にいらっしゃるので、悲しい神様になってい るのです

それでは、いつその憲法の宣布式をするのでしょうか。これが今、私たちのモットーです。そのためには、世界を舞台にして天の国を探し出さなければな りません。今、皆さんの国はありません。この場は、この上なく制限された場ですが、皆さんだけを中心とした場ではなく、数千億になるすべての霊界の霊人が 注目する場です。数多くの民族と数多くの歴史時代の功臣たちが望むその天の法度をもって、皆さんを評価していることをいつも考えなければなりません。その ような観点から見れば、皆さんが動いたり座ったりする、すべてのことが法制化されなければならないというのです。(066-298; 1973/05/16)

24      アダムとエバが永遠不変の天道に背いたために、法を適用して処罰されたのと同じように、法に背いた人は、必ずその法の統治を受けるようになります。刑法の 統治を受けざるを得ないのです。恐ろしい時代が来ます。そこには父子の関係もありません。それをきれいに選別することができなければなりません

サタンのものになり得るもの()はすべて燃やし、なくしてしまわなければなりません。粛清と同じように、(罪を)きれいに整理しなければなりませ ん。整備ではなく、整理してしまわなければならないのです。灰までなくなり、影まで見えないように、きれいに整理しなければなりません。そうして、その安 息圏の上に絶対「性」を中心とした真の愛の血統を連結させるのです。お母様の体を通して再び生まれてこそ、天の国の息子、娘になることができます。そのよ うにするとき、歴史的結実体が収穫されるのです

その息子、娘をもって国を建て、天地に堕落の影もなくなった世界にならなければなりません。そのようにしてこそ、父母様も定着し、神様と苦楽を共に しながらみ旨を完成して、真の父母の位置を完結し、万事亨通(すべてが思いどおりにいくこと)の解放、釈放の王権を相続することができるのです。そうすれ ば、万事が思いどおりに運びます。そのようになれば、天国について説明する必要もありません。(606-224; 2009/01/13)

25      愛の力、愛の生命力を保護するために、すべての法が活用されざるを得ません。宇宙は、存在圏のためであれば、すべてのものが和合し、一つになろうとするの です。法はそれを保護し、一つになるためのものです。和合するためのものなのです。善なる世界は、変わらない世界なので、神様がとどまることのできる世界 です。また、その世界は、愛を中心とした生命力をもった世界なので、その世界こそ、神様がとどまることのできる世界なのです

愛という言葉は、自分のためのものではなく、相対のためのものであることを知らなければなりません。神様が宇宙を創造したのは、神様御自身のためで はありません。相対を造るためです。ですから、神様が相対のために宇宙を造ったとすれば、その神様の相対になることができるのが人間なので、人間のために 宇宙を造ったという話になるのです。(111-171; 1981/02/15)

26      天運の終着点はみ旨の完成世界にあるので、完成した人々が暮らす所は、神様が法を中心として絶対的に保障する世界にならなければならないのです。そのため には、善主権が私自身を通じ、家庭を通じ、民族を通じ、国家を通じ、世界を通じて、天宙まで連結されなければなりません

そのような世界で、「私は道理に順ずる法の統治を受けることができる人である」と言える人にならなければなりません。そして、家庭、氏族、民族、国 家、世界的にそのようにならなければなりません。神様の摂理は、そこに向かっていくでしょう。天運の方向も同じです。天運は、一つの善の主権世界に向かっ ていくでしょう

行くときには、ただジャンプして行くのではなく、個人を通して越えていくのです。家庭を通して越え、氏族を通して越え、民族を通して越え、国家を通 して越え、その次に世界を通して越えて、霊界と肉界が一つになるようにし、善の主権を中心とした善の憲法を宣布するでしょう。そのあとは、後代の人々が個 人を越え、家庭を越えるとき、争うことなく道理に従って進むことができます。その時が、地上天国時代です。(078-139; 1975/05/08)

27      神様は、天上世界と地上世界を主管する主人であり、王なので、その国と世界は神様に主管される国と世界に違いありません。それゆえ、そこは地上では地上天 国であり、天上では天上天国に違いないのです。これは当然の結論です。このようになったとすれば、この地上に、人類歴史に悲惨な歴史はなく、今日、アメリ カ人や韓国人、あるいは黒人、白人、黄色人などという、民族や人種の分裂は起きず、この世界はアダムの子孫として、単一民族、単一文化、単一世界になった でしょう。その世界は、今日、私たちが暮らしている民主世界でもなく、共産世界でもありません。神様が、永遠の主権者として、天の憲法によって永遠無窮に 統治する世界です。(074-173; 1974/12/09)

28      今まで神様の救援摂理において、旧約の法など、統治してきた多くの法がありましたが、救援摂理を越えた完成摂理時代に、神様のみ旨、神様の目的が果たされ た善なる世界で統治できる法はありませんでした。ですから、今後、法が顕現する時代が来るのですが、これは一個人が順応すべき法であり、一家庭が順応すべ き法であり、国家が順応すべき法であり、全世界が順応すべき法です

この法は、地上でのみ順応すべきものではなく、永遠なる天の世界でもそのまま順応しなければならない法です。この法の統治を受け、この法によって訓練された人は、霊界に行っても自動的に生活環境の保護を受けることができます。そのような法の時代が来るというのです

その法が設定される時が、善主権時代です。その世界は、次元の高い世界です。それは、私たちが平面的な世界観で見る法ではなく、立体的な面において見る法です。その世界まで私たちは行かなければなりません。(078-136; 1975/05/08)

29      自分自身の利益だけのために生きる態度を取れば法に引っ掛かりますが、自分の利益のためではなく、全体の利益のために行った結果に対しては、どこからも手 を付けることができません。神様も天国と地上も認めざるを得ないのです。そのような公認を受けるので、数千年が過ぎてもその法は変わりません

絶対的な法の正義を立てていく生活をするようになれば、蕩減復帰や地獄というものはあり得ません。完全に解放圏と、釈放圏になるので、その基台の上 で動く人は、永遠に神様と共に天宙が保護し、育ててくれます。相続権を伝授するのです。同居権、同楽権のすべてのもの、共同の価値として認定するすべての ものを伝授して、相続を受けるようになるのです。(545-050; 2006/11/18)

30      主権者と国民によって国家の善悪の基準が決定されるとすれば、この宇宙の善悪の基準は何によって決定されるのでしょうか

神様は宇宙の主権者であり、主人公です。その次が、世界の人になります。国民を代表しているのと同じように、世界の人になるのです。ですから、その 主権者と世界の人が合わさって、一つの憲法が出てこなければならないという話が成立します。それゆえ、この宇宙の善悪を分ける憲法が出てこなければならな いという話も、妥当なのです

各国の法は、その国の主権者と国民の意思によって設定されていますが、この大宇宙の世界の人々と大宇宙を主管する主権者が一つになった共同意思に よって、宇宙の不変の憲法は設定されていません。人類の良心が変わらず、人間の理想と希望が変わらない限り、人類の生活を保障することができ、神様と人類 が喜ぶことのできる憲法が出てこなければならないのです。(079-175; 1975/07/27)

31      皆さんの先祖と一族の前に、恥ずかしくない堂々とした皆さんにならなければなりません。判事である神様から称賛され、愛される自らの姿にならなければなり ません。耐え難いことを耐え、困難な立場を克服し、環境を収拾するために自分を犠牲にしたという事実を、神様のみ前に証してもらうことができなければなり ません。神様のみ前に誇ることができるその何かを、何としてでも勝ち取らなければなりません

皆さんは宇宙において、どこにも行くことができません。自分勝手にどこかに逃げていくことはできません。宇宙の法と秩序圏内から抜け出せない人間だ というのです。道に従っていかなければならないのです。中心思想と愛の秩序、人倫、家庭、社会、国家、世界、天宙、神様全体に通じる、公式的な憲法基準を 中心とした、宇宙法の統治下に生きている自分であることを知らなければなりません。自然をはじめとするすべての法が支持し、擁護し、解放圏を手にできる道 は、愛し、ために生きる道しかないのです。(117-313; 1982/04/11)

32      永遠なる故郷の地、永遠の国に行って、一日だけ暮らすのではありません。永遠なる世界の生活法度を学ばなければならないというのです。一ヵ月の生活も同じ です。男性と女性が暮らし、父母が暮らし、子女が暮らし、孫と孫娘が暮らし、氏族が暮らし、民族が暮らす伝統的なすべての事実を知らなければなりません

皆さんの一身と一族が暮らすその国の民として生きなければならないのですが、そうでなければ、どこに行っても制裁を受けます。国境があって、この国 境を越えることができないのです。国でも何でも、どこに行っても引っ掛かってしまいます。犯罪的条件に引っ掛かって、四方に絡み合い、生きる道を求めてい くことができないのです。ですから、本郷の地を中心として、生活の訓練を徹底的に受けていかなければならないというのです。(310-112; 1999/06/15)

33    「家庭盟誓」で「天一国主人」と言うことができるのは、中心の根となる父母が、超民族的であり、超国家的な霊界と肉界、過去、現在、未来のすべてを一代で 清算して、開拓したからです。アダムとエバが一代で滅ぼしたものを、真の父母が一代で清算し、天の国の憲法を中心として家庭と国を構成する内容になり得る 三六〇度圏の方向を新たに制定しました。それゆえ、その新しく制定したものは、どこかの国の憲法や国権、伝統では評価できません。ですから、その内容は新 しい文化と、新しい伝統と、新しい歴史の上に立てておかなければならないというのです。(493-021; 2005/04/18)

天一国憲法の制定方

天一国憲法(教会法)は、天一国国民の権利と義務を規定しており、実体的天一国を定 着させ、完成するための天一国生活規範と、天一国の運営に関する内容を収めている。真の父母様は、二〇〇一年、神様王権即位式で血統を守ること、人権を蹂 躙しないこと、公金を横領しないこと、そして真の家庭を築くことの重要性を強調され、「これが天一国憲法の基礎になる」と語られた。また、天一国の憲法に は、運営組織として、行政を担当する天政苑、立法を担当する天議苑、司法を担当する天法苑、財政を担当する天財苑、民意の取りまとめと報道および広報を担 当する天公苑の五院を置いている

34      今や、天が王権を手にしたので、法を中心として治めなければなりません。神様王権即位式の時、天の国の憲法三ヵ条に関する概要が発表されました。そして、 家庭に関する憲法が発動したのです。そのとおりに生きれば、宗教は必要ありません。家庭が一つになり、神様に侍って暮らすのです

エデンの園で堕落したというのは、何でしょうか。アダム家庭を中心として、神様と共に暮らせなかったということです。父母として侍ることができませ んでした。ですから、父母に孝行しなければならず、その父母が願う国の忠臣、世界における聖人、天地における聖子の道理までも果たさなければなりません。 そうすれば自動的に成就されるものなのですが、それを成就できなかったというのです。(349-100; 2001/07/14)

35      これから皆さんが守るべき鉄則があります。第一に、死ぬようなことがあっても、血統を汚してはいけないということです

第二に、人事措置を誤って人権を蹂躙してはいけないということです。男性も女性も、黒人も白人も平等です。人権を差別し、人権を蹂躙してはいけない というのです。自分と気が合わないといって、自分勝手に人事措置をしてはいけません。そのようにいい加減に人事措置をすることはできません。自分よりも善 なる先祖をもつ人たちはいくらでもいます。何代もせずに大統領になる人が出てくる人の首を切ってしまえば、自分の先祖がすべて音を立てて崩れるのです。人 権を正しく指導するには、真の愛、ために生きる愛をもってしなければなりません。そのように生きる人が主流です。神様の天地創造はそこから始まりました。 その主流思想をばらばらにしてしまうことは、赦すことができません。これが罪の中の二番目の罪です

第三に、公金を盗んではいけないということです。公金を思いのままに使ってはいけないというのです。この三つです。(342-298; 2001/01/13)

36      心に恥ずかしくない自分自身にならなければならないというのが、第一条件です

天の国の憲法が必要であり、国法が必要であり、家庭的な法が必要ですが、まず自分の心を治めなければなりません。心を治めることができなければ、天下が正しく立つことができないのです。これが一番の問題です

心の基が水平にならなければなりません。それにより、「私」の心がどこを歩き回っても中央に立てば、これが全体の水平の中心になるのです。そのようにして、個人的中心から八段階まで上がっていかなければなりません。(516-236; 2006/02/07)

37      神様と霊界についてはっきりと教えてあげ、天一国時代の法を適用する時が来たので、救援摂理は適用されません。父母様が教えてあげたあとは、皆さんと寄り 添って一緒に暮らすことはできません。はっきりと見せてあげ、すべて教えてあげたので責任を負わないのです

父母様がこの地上に天の道理を立ててあげ、蕩減をすべてしてあげ、教えてあげたのに、それも信じることができずに霊界に行ってどうするのでしょうか

霊界の実相をくまなく記録して送ってきたものも、すべて教えてあげました。霊的な真の父母である神様も、実体の真の父母も、責任を果たしたというの です。そうして、天一国を宣布しました。さらに、憲法についてのことも話しました。(365-196; 2002/01/08)

38      真の父母、真の師、真の王の代身者として、無形の神様のみ前に皆さんの家庭が実体になってこそ、天国に入ることができます。それでこそ、神様の創造理想が 完結するのです。そのため、天の国の新しい憲法を設定したというのです。すべての霊界の実相は、み言と一致した内容です。ですから、皆さんの家庭がこれを 地上で結実させて収め、天の福をいっぱいに積んでおく実体にならなければなりません。このみ言のすべてが、その背後に行かなければなりません

実体を完成した家庭になることによって、地上と天上に神様がとどまれない所がない、また主管できないものがない、全体、全般、全権、全能の時代にな ります。神様が考えるとおりに、一方的にすべてのことを成就できる完成の世界になるというのです。(602-257; 2008/11/16)

39      立法、司法、行政と、言論、金融まで合わせて、五つの機関を中心に、国連の憲章を改正するための準備をしています。立法、司法、行政、次に第四権として言論界が入ります。その次に第五権が金融界です

それに関する憲法を作らなければなりません。最も恐ろしいのが言論界です。私が自分の髪の毛についてすべて知り、産毛一本についてもすべて知ってい るのと同じように、世界に隠すものがありません。そのような透明体のような、六つの角がはっきりとした水晶体のような世界にならなければなりません。その 世界は、うそが通じません。秘密がなく、すべて表れるのです。(426-107; 2003/11/19)

40      五権分立の統合的な一つの平和世界が開門されることを宣布するようになれば、天の国の憲法を制定するのです。私たちは、天の国の基礎的な憲法の草案をすべ て準備しています。それまでも国連に持っていって証しながら、採択できるようにするのです。その憲法の草案はカイン世界の内容を重要視しましたが、私たち だけが適用できる憲法を備えて、天の国の憲法を制定しなければならないというのです

そのあとに、四十日間、総会を開いて整理し、国連総会の決議をもって宣布してこそ、天の国の憲法制定が可能なのです。そのような諸々のことを集約さ せて、この期間に行わなければなりません。また、一つしかない天の国の憲法宣布まで行ってから、五権分立の時代として、平和世界の出発を宣言しなければな りません。(606-091; 2009/01/07)

41      アベル国連をつくって憲法を制定することにより、天下を思いどおりにできるようになります。その憲法がある限り、構造的な実体を形成するに当たって、その 法に合うようにすれば、公認せざるを得ません。このような段階に入りました。

ですから、今、三権分立に関する法的な条件を備え、その次に言論界と金融界まで加えれば、五権時代になるのです。五権時代になれば、完全に世界を抱 くことができます。天の国の行政組織をもって世界を抱き、神様の園の主人の役割を果たしてみようというのです。それは夢ではありません。現在、完成時代を 越えているのです。(588-073; 2008/04/12)

第三章      真の父母様の生活哲学と公的生活       目次

第一節    真の父母様の生活哲

真の愛に基づいた生活哲

真の父母様は、人間が行くべきサタン屈服のための典型路程を歩まれた。蕩減復帰路程 は、誰も行かない道を開拓し、地獄の底まで降りていかなければならない苦難の歩みである。真の父母様は、誰もが避けたいと思う状況でも、神様と人類の解放 のために、真の愛を実践された。また、御自身の生命を狙った怨讐までも赦して抱かれ、人並み外れたその苦労は、神様までも感動させた。真のお父様は、常に 投入し、忘れてしまわれた。死の脅威が常につきまとう興南肥料工場で強制労役をする時も、生命に値する握り飯を他の囚人に分け与えられ、人の重荷まで代わ りに背負われた。真のお母様も、困難な食口たちの事情に接すれば、いつも温かい愛のみ手を差し出された。真の父母様は、いつどこでも、御自身の最も貴いも のを惜しみなく与える生活をされたのである

真の父母様のこのような生きざまは、神様を中心とした真の愛の生活哲学を示すものであり、天一国時代を生きていく私たち人間が守るべき生活原則でもある

1     父母様の生活哲学は、「ために生きること」です。どこに行くにしても、ために生きるために行くのです。ですから、一つにするために精誠の限りを尽くして投 入します。一〇〇パーセント以上投入すれば、一つになるようになっています。自分の父母の愛よりも、兄弟の愛よりもさらに大きい天の愛に触れれば、サタン 世界の愛の圏内から離れて、天の側に移動していくのです。そのような原則的な力が倍加する、天の再創造の摂理観が現実的生活舞台に連結されることによっ て、神様の息子、娘の権勢を備え、全体を相続するようになるのです。一つになるためには投入しなければなりません。また、受けた人は、損害を与えてはいけ ません。必ずそこに感謝の行為を加えることによって、永続的な循環運動が可能になり、大宇宙世界と「私」が関係を結ぶことができるのです

2     皆さんは、二つのものがあるとき、良いものは自分がもち、父母にはあまり良くないものをあげようと思ってはいけません。自分が直接比較して、二つのうち良 いものをもとうとすれば、それは堕落した世界の伝統によるものなので下がっていき、二つのうち良いものをあげようとすれば、前より上がっていくのです。間 違いなく上がります。それゆえ、神様を愛し、息子、娘を愛さなければなりません。そうすれば、地獄はなくなります。二つのもののうち、良いものを父母にあ げることができ、良いものを息子にあげることができる世界は、正午定着の光り輝く世界になります。これが生活哲学の基本になっていなければなりません。父 母様もそうです。貴いものがあれば、天のみ前に、子孫たちに譲ろうとするのであって、(自分が)使ってしまおうとは考えないのです

3     皆さんが父母様を愛していることを知っています。私も皆さんを愛しています。皆さんを愛していますが、神様を中心として、神様の愛を通して愛しているので す。その神様の愛は、世界の人類の中にとどまる愛であって、統一教会の中にとどまる愛ではありません。世界にその愛を残してあげ、その愛を植えてあげるた めには、皆さんを立たせて、そのようなことをせざるを得ないのです。皆さんを犠牲にし、苦労させるのは、世界を代表した愛の結実をもたらすことに貢献する ことによって、神様の愛を受けることができ、人類の愛を受けることができる統一教会の人にするためです

神様の愛を受け、人類の愛を受ける人を育てるのが、統一教会の目的です。皆さんは、統一教会内で愛を受ける人ではありません。統一教会内で愛を受 け、統一教会内で愛の欽慕を受ける人ではなく、神様の愛と人類の愛を受ける人にならなければなりません。ですから、私は皆さんを統一教会の中でだけ愛する より、人類と神様の愛の中で愛そうというのです。そのような師になろうというのです。このような観点を今までの宗教は提示できませんでした。このような志 を立てそのように指導しようとする私自身が模範にならなければならないというのが一生の哲学です

4     私はスーツを着るのが嫌いです。ネクタイを締めないで生活します。なぜでしょうか。ネクタイを締めてスーツを着る費用の十分の一を節約しようというので す。飢えて死んでいく大勢の人を助けるために、夜も昼も身もだえしているのです。このような人がたった一人いるというだけでも、この地上の人類の前に希望 的な痕跡ではないかと考えて生きる人です

水安堡(スアンボ)に行くと、私の泊まる部屋があり、浴室もありますが、きれいに造られています。浴室に入ると、いろいろなタオルがあるのですが、 私がタオルを使うときは、いつも小さい物を使います。大きなバスタオルを使ったことがありません。なぜなら、そのタオルの代金を節約しなければならないか らです

そうして、一銭でも残し、飢え死にする人々を助けてあげなければなりません。私が家に入れば、靴下を履かないのも、それによって精誠を尽くし、その人々を助けてあげ、その人々が行く道を開拓しなければならないからです。真の父母の名は、恐ろしいのです

5     お父様は、人間が本来行くべき道を行く人、すなわち、神様が願う人、神様が同情でき、神様のみ前に今まで流してみることのできなかった新しい涙を流せる人が、自分の生涯においてどのようになるかを考えてきました

「今まで流せなかった新しい涙を流して死のう」というのが、生活哲学です。他の人のためではなく、お父様のために死んだ人がいるとすれば、お父様 は、千年、万年、歳月が流れたとしても、その人を忘れられないでしょう。死ぬとしても、そのような心情と内容をもって、そのような場で死ななければなりま せん

そのようにむち打たれ、血を吐きながら死ぬのが神様のためであるとすれば、神様はその人よりさらに深い悲しみの涙を流し、もどかしく思われるでしょう。そうすれば、そのとき神様は、歴史時代の誰よりも、私を通して悲しみ惜しむ事情を残すのではないでしょうか

お父様は、今までこれを、畢生(ひっせい)の願いとして歩んできました。そのような意味では、このような道を行く人が世界万民の中に多くいるとしても、お父様ほどになっているでしょうか。そのような人はいないというのです

*畢生(ひっせい):一生を終わるまでの期間。一生涯。終生

6     自分のためだけに生きる人、絶対的(に重要な)環境を尊重できない人は、無限なる発展の世界で、限界を露呈します。無限なる限界を自分が越えようとする前 に、その本体である神様を立ててこそ、限界の基準を越えて無限なる発展の世界に越えていくのであって、そうでなければ越えることができないのです。今や最 後まで来ました。何をもって生きるのでしょうか。愛をもって生きるのです。それが環境創造です

環境を備えることができなかった人は、どこに行っても自分がとどまる場所すらありません。自滅する道を行くというのです。力が出ません。周辺の環境 が喜ばず、力が伴わないのです。環境が次第に遠く離れていきます。昔は慕わしく思っていても、嫌うようになるのです。もっと慕わなければならないのです が、もっと慕うことができる道がありません。それは、自分自身を中心として境界線を張ったからです。「私」を中心として動こうと思えば、そこで定着し、そ の峠を越えられないので、宇宙との相関関係、相応関係の位置に入っていくことができないのです。原則に一致していない相対的存在は消えてしまいます。父母 様は、そのような哲学をもって生きるのです

7     完全な主体と完全な対象が一つになったものは、天理が保護しなければなりません。人間の事情と歴史的変遷が、これを動かすことはできません。いくら大韓民 国の国権をもってしても、完全な主体の前に完全な対象となり、垂直を守っていく人は、打って倒すことができません。その人を打っても、天地が根と芽をしっ かりとつかんでいるので、打って倒す存在がいないというのです。いくら大きくても、打った人が砕けるようになっています。それが生活哲学です

神様を上にお迎えし、その下の垂直の位置で軸となって侍っている限り、それを神様がつかんで放さない限り、これを打った人が砕けるようになっている のです。これは家庭を代表し、氏族、民族、国家、世界、天宙を代表する柱になっていて、柱を保護できる天運が支えているため、打つ人は必ず砕けていくとい うのです

8     父母様の生活はそうです。お金ができても自分が使おうという考えはありません。いくらおなかがすいても、私よりもっと空腹な人がいるので、そのような人の ために残したいと思い、一時間、二時間、三時間、耐えて耐えるのです。他の人がおなかをすかせていれば、私よりその人に与え、その人が食べられるように、 福を祈ってあげるのです。その人が食べられるように福を祈ってあげれば、その人が食べて福を受ける際に、同参(一緒に参加する)者になります。カインのた めに生きる人は、カインの福を相続できるのです。カインは変わりますが、私は変わらないので、しきりに上がっていくというのです

み旨のために生きる人は、ヒマラヤ山脈のエベレスト山より高く上がり、太平洋の一万メートル以上の深さの所に根を下ろすというのです

9     お母様は、自分が良いと思うものがあれば、それを食口たちにすべて分け与えようとします。どこかに出掛けなければならないとき、着る物がないことがたくさ んありました。自分だけを中心として喜んではいけないと考えるのです

第一に、霊感が鋭いことについて天に感謝し、第二に、み旨に対して絶対に従順であろうとすることに感謝し、第三に、自分のものを、自分のものではな く世界のものとして、そのままためらわずに分け与えようとすることに感謝します。しきりに与えるので、かえって神様が心配されるほどの天性に恵まれている というのは、母としての性格を備えているということです

それで、今考えてみれば、これまで私たちの家庭に多くの子女を下さったことや、これらすべてのことは、神様が私たちの家庭を祝福してくださったからだと思うのです。ですから、皆さんは自分を中心とした考えをもってはいけないというのです

10    今まで、私は誰にも負債を負いませんでした。精誠を尽くすことにおいても、祈ることにおいても、負債を負いません。負債を負わないというのがお父様の哲学 です。楽な生活をしようとは思いません。このような面に、誰よりも多くの神経を使うのです。統一教会の誰よりも、時間と精誠の量において何倍にもなる内容 をみ旨のために投入しています。そのような面で、皆さんに負債を負わないというのです

11    み旨の道を歩む時に、世話になろうという人は、父母の肉をえぐる人であり、骨を削る人です。私は、天のみ前に負債を負おうと思いません。負債を負わせよう とするのです。神様が私の前に現れて、「そろそろ少し休みなさい」と言うそのような場でも、どんなことをしてでも行こうとします。それでも休まない私を見 て、一人座って泣く神様を父として、侍ろうとするのが、生活哲学であり、志操です。それを誰かが教えてくれたのでするのではありません

神様の心の底からにじみ出る感謝の応えとして、「一度会おう。会いたい」と言える父子関係のために、そのような絆のために、今まで生きてきてみる と、天の保護を受けたのです。ですから、滅びませんでした。だからといって、私が立派だというのではありません。知れば知るほど、ますます下がっていかな ければならないのです

12    中心存在になれば、負債を負ったものはすべて返さなければなりません。また、中心存在は責任を負わなければなりません。私が一つ一つ見て回ることができな くても、道端で皆さんに会えば、私の財布にあるお金をすべて取り出してあげるのです。一銭も残さずにあげるのです。その一人は、一個人ではありません。統 一教会員全員に、そのようにあげることはできないので、条件としてその人に与えるのです。私の精誠に従い、私が行く道を助けようという人は、私以上に福を 受けなさいというのです。そうすれば滅びません

私は三十代まで、み旨のためにそのように生きました。学生の時、父母がお金を送ってくれれば、かわいそうな人にすべてあげ、歩いて通いました。その 時は電車賃が五銭でした。和信(ファシン)百貨店から鷺梁津(ノリャンヂン)に行くときは、必ず積善をしていきました。このように、万民の恨を抱き、「お 父様、道端で乞食の生活をするこの民に、私が今与えるお金はいくらにもなりませんが、あなたの心の中において、民族解放とともにこの地の上に富が訪れ、万 民が仰ぎ見る国になるようにしてください」と祈りながら、涙を流した生活が忘れられません

13    お父様は、天のために同情してくれた、忘れることができない人々には、最高のものをもって報いようとする人です。み旨に従っていく道で皆さんに苦労をさせ ますが、お父様は無責任な人ではありません。苦労をさせれば、責任を負うというのです。地上で責任を負うことができなければ、霊界に行ってでも責任をもつ というのです。ですから、お父様とそのような誓約をして行く人は、幸せな人だと思うのです。私は絶対に裏切ることができない人です。少しでも世話になれ ば、(それを返さない限り)気が済まない人です。根がそうなのです。神様がそうです。神様は、世話になったままでは我慢ができないお方です。自分のために 十のことを尽くしてくれれば、その何百倍、何千倍にして返してあげようとするお方です。皆さんもそのような性分でなければなりません

真の主人の人生と家庭生

真の父母様は、孤独で寂しい御自身の人生を「ホルロアリラン」の歌詞に比喩されたこ ともある。原理を探し求めるときも、困難を窮める復帰摂理の路程を開拓しながら一歩一歩前に進むときも、ただ一人で闘い、勝利されたのである。また、真の 父母様の万物愛は、この上ないものだった。堕落以来、真の主人を迎えることができなかったその恨と悲しみを知り、万物と交流しながら創造本然の愛と美を与 え合う喜びを感じられたからである。そして、神様の創造理想は家庭を基盤として実現されるため、真の父母様にとって家庭は何よりも貴いものであった。真の 父母様は、常に手をつないで歩かれ、公的、私的な場でいつも共に過ごされた。しかし、生涯全体が公的な生活だったため、忙しい日程の中で子女様と一緒に過 ごす時間はほとんどなく、家庭を祭物にして人類一家族の理想を成し遂げることに全力投球されたのである

14    お父様は、鉱山でトンネルを掘るチャンピオンです。坑木(こうぼく)まで設置できる人です。私は石炭を掘る人になっても、追い出されて監獄に入り囹圄 (牢獄・獄舎)の身になったとしても、死ぬ前にこのような世界を通してみ旨の版図を築いておいてから逝こうと考えたのです。ですから、炭を焼くことまです べて知っています。それゆえ、商売でも何でも、すべてに精通しているのです

いくらヘリコプターに乗せられ、パラシュートで動物たちの棲む谷間に投下されても、飢え死にしません。動物たちが棲む所にも、食べる物はすべてあり ます。毒きのこはどのようなもので、草はどのようなものが食べられるか(を知っていて)、魚がいれば、釣り竿を自分で作れるので釣りもすることができま す。魚を三匹だけ捕まえれば、一日は食べて暮らせます。このようにして、いくらでも生きていけるのです。そのため、生活の恐怖がありません。ですから、統 一教会員は、「三十三歳まで苦労しなければならない」というのが生活哲学です

*坑木(こうぼく):坑内で支柱などに使う木材

15    お父様は、空を掛け布団にして、どこに行っても幸せに暮らします。友達がたくさんいるのです。自然すべてが神様の被造物ですが、その自然を友達にして暮ら すことができるので、寂しくありません。ですから、幸福な生活をし、どこに行っても一人で生きていくこともできるというのです。それゆえ、幸福の先祖にな ることができ、血統の先祖になることができます。血統に似なさいと言い、生活方式に従いなさいと言うのです。そのようにしなければ、天国に行けません。そ れは、経験と実験を済ませた結論なので、正しい結論にならざるを得ないのです

16    お父様は、何も持たずに南米に行きました。すべての人が「行ってはいけない」と言いました。アメリカに私を愛する人がたくさんいます。行けば追い出される と思って、行ってはいけないと勧告した人が多くいるのです。そのような学者たちもたくさんいました

「行けば滅びることもある」と思って行った人が、滅びましたか、栄えましたか。滅びるとまで覚悟して行けば、滅びません。このような普遍的な思想をもち、それを自分の生涯の哲学として活用できる人が、知恵深い人です。これが生活哲学になっています

ですから、できないという思いをもったことがありません。他の人ができないということも、私が手を付けさえすれば、三年以内にすべて成し遂げるので す。そのようにしないからできないのです。釣り場に行けば、世界的な記録を打ち立て、運動をしても、すべての面でチャンピオンです

17    私は、家に行って部屋に入れば、靴下を脱いでしまいます。ネクタイも、特別な日でなければ締めません。締めずに節約して、飢え死にする世界の人々を助けて あげようというのです。空気が澄んでいるときは、服を一日着ても襟が汚れません。ですから、服を一日だけ着て洗濯しようとはしないのです

ところが、脱いでおくと、持っていって洗ってしまいます。私は、服を脱ぐとしても、そのようにできないようにしておくのです。また、洗濯かごに入っ ていれば、取り出してまた着ます。そのように生きなさいというのです。節約して残し、世界の飢え死にする人々を助けてあげようと考えているのです

18    きょう、私は公式の席上にワイシャツを着て、ネクタイを締めて出てきましたが、これはナイロンですから、いくらもしません。このように暮らすのです。今着 ているこの上着は十三ドル、ズボンは七ドルを出して、この前買ったのです。合わせて二十ドルです。このベルトも、値段は安くても、わに皮でできたものより もっと丈夫です。まさかこのように安物を着ているとは、夢にも思わなかったでしょう。このようなことまで話すのは、皆さんが「お父様の生活の内面を知りた い」と言うからです。このような素朴な生活をしています。自分に対しては質素なのです

19    私には、自分の所有になっているものは一つもありません。すべて教会を建てるために使いました。私のように節約する人はいません。私のように、自分には無 慈悲なけちん坊はいないでしょう。きょうは皆さんが来るというので、スーツを着て出てきましたが、ネクタイをしないでスーツを簡単に着れば、どれほど節約 になるでしょうか。これは上と下を合わせて五十ドルあれば買って着ることができます。私はそのようにして暮らしています。そのようにして、どこにでも行く のです。なぜでしょうか。真の父母の名をもった人として、負債を負って生きることはしないというのです。夜も昼も時間を超越して生きるのです

雨が降る日には、世界の統一教会の宣教師たちが、軒先を眺めて涙を流しながら、食事もできずに夜を明かし、父母様の「万寿無疆」を祈っているはずな のに、私が大の字になって眠り、御飯を食べることができるでしょうか。その思想は、高貴な思想です。そのような思想をもって、一族のために苦労し、投入し て、忘れてしまいなさいというのです。そうすれば間違いなく中心存在になります。中心存在は、責任をもたなければなりません

20    人は、言葉と行い、このすべてが端正でなければなりません。言行心事、言葉と行い、その次には、考えて働くことが端正でなければなりません。模範にならな ければならないというのです。それでこそ、すべての環境に適応できるからです

私たちはいずれにしても、「私」一人が生きていくのに、このようなすべての過程を経なければならないので、自分自身の生活と教会生活と社会生活を貴重に思うことができなければならないと考え、このような内容を伝達するのです

今は昔とは違うからです。時が変わりました。そのようなすべてのことを備える時が来ました。これからは、実績をどのように表すかに力を注がなければなりません。今からの実績は、蕩減の実績ではなく、皆さんにとって利益となる実績として残るというのです

21    物は、どこにあるか、いつでも分かるように片づけておかなければなりません。皆さんは、美しく手入れをし、整頓することができなければなりません

私は、「日本がなぜ祝福を受けるのだろうか」と考えたのですが、それは日本人たちが環境をきれいにし、整理が上手だからだと思います。悪い霊人は、 (環境が)悪くなるようにさせ、良い霊たちは、「きれいにして神聖に整備しなさい」と言うのですが、良い霊たちがたくさん来て助けてくれるので、日本がそ のように早く発展したと考えるのです。私たちは忙しく活動をするとしても、今後、そのような面を生活化しなければなりません

22    お父様は、人々が夫婦で生活をすることについて、いつも興味深く考えています。二人が一生涯、愛し合い、子女を生み、苦労を乗り越え、共に励まし合いなが ら、生涯にわたってマラソン大会を続けているのを見るとき、「何が、あのようにさせるのだろう!」という思いが湧くのです。それはお金でもなく、女性の力